2005/07/23
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テーマ: 社交ダンス(8420)
2003年11月9日、JBDF北関東支部の全埼玉競技ダンス大会ラテンB級戦に出場しました。年度末のB級昇級を決めていたので、これは腕試しのような試合でしたが、種目があまり得意でないサンバ、パソドブレということで、勝ち残れるかどうかはやってみなければ分からない微妙な試合でした。

いままで、いい成績を取れたのは、全部チャチャチャとルンバのおかげでしたので、それ以外の種目でも、B級選手の資格アリというところを証明したいと思っていました。

パソドブレは、スペインの闘牛士の踊りです。ただでさえ格闘技系の私たちは、この生きるか死ぬかの真剣勝負の踊りになると、必要以上に力が入ってしまって、お互い邪魔しあいます。

力を入れて踊るのは、力強く踊るのと全く意味が違うのですが、その辺がこのころ、まだ分かっていませんでした。

パソドブレの振り付けをT先生に組んでもらってから、1年以上は経っていましたので、かなり慣れてはきていましたが、味方のはずのパートナーを力づくで潰しあう、普通ありえないような本当に格闘技のような踊りでした。

途中に、闘牛士がマントを大きくひるがえして、そこを牛が通り抜けていくような振り付けが入っているのですが、試合の前、会場の外でその部分を練習していたら、彼の大きく振り上げたコブシが私の顔面を直撃し、唇が切れて、流血騒ぎです。泣くと化粧が崩れるので、目にいっぱい涙を貯めたまま、化粧室に駆け込みました。彼は、心配そうに、入り口でウロウロ。

幸い大事には至りませんでしたが、ニッコリ笑うと、にじんできた血で前歯が赤く染まって、不気味です。美しさと華麗さを競う試合なのにホラーなんです。この時は、絶対歯を出さないで、謎のほほ笑みを浮かべたまま、競技で踊りました。口の中が、鉄のような味がして、本当に気持ち悪い感じ。

みなさんはこんな、「危険なダンス」を経験したこと、ありませんか。ちなみにこの時の結果は、最終予選で敗退でした。





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Last updated  2005/07/23 10:22:46 AM
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