2006/06/29
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カテゴリ: 映画のはなし
60年代のケネディ暗殺、70年代のウォーターゲートと合わせてアメリカ3大スキャンダルといわれる事件をロバート・レッドフォード監督が映画化した作品です。


クイズ・ショウ ブエナビスタ・ホームエンターテイメント クイズ・ショウ ジョン・タトゥーロ/クイズ・ショウ

1956年、まだ、白黒テレビだった時代、ソ連の打ち上げたスプートニクがアメリカの上空を飛び、エルビス・プレスリーがデビューを飾った年。

テレビのクイズ番組『21』は全米を熱狂させていました。

勝ち抜きチャンピオンであるハービーは連戦連勝を続け、賞金もうなぎ上り。

ところが番組のスポンサーが、視聴率の横這いを理由にチャンピオンをもっと見栄えのする人間に交代させるように要望してきたのです。

たまたま友人の勧めで別のクイズ番組に応募して来た、とびきりハンサムな若い男性に白羽の矢が当たりました。

彼は名門ヴァン・ドーレン家出身、父も母も叔父も有名な文学者で、本人もコロンビア大学講師のチャールズ博士です。

TV局はチャールズを新チャンピオンに仕立てようと目論み、ハービーには他の番組への出演を条件にわざと間違えるようにもちかけます。

クイズに出題される問題はどれも難しいものばかりですが、ハンサムなエリート、チャールズ博士は勝ち続け、番組視聴率は急上昇、彼はタイムズの表紙を飾るまでになったのです。


クイズ・ショウ ブエナビスタ・ホームエンターテイメント クイズ・ショウ ジョン・タトゥーロ/クイズ・ショウ



番組を降ろされ、新しい出演依頼も来なくなったハービーが、この不正を地方検事局に訴えたことから、全米を賑わす大スキャンダルに発展していきます。

ヤラセ疑惑をめぐり、地方検事、TV局、スポンサー、ディレクター、プロデューサー、そして出演者たちのいかにも人間臭い地位や金に対する欲望と良心の葛藤が実に面白く描かれていて、私の大好きな映画の一つです。

大好きなもう一つの理由は、私が個人的にチャールズ役のレイフ・ファインズの大ファンというせいもあります。彼はシンドラーのリストのドイツ人将校だったり、レッドドラゴンのサイコな犯罪者だったり、最近ではハリーポッターのヴォルデモート卿だったり、冷酷な悪役が多いんですが、この作品では、素晴らしく上品で理知的な青年を演じていて、思わずホレボレ見とれてしまうのです。

レイフ・ファインズ レイフ・ファインズ





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Last updated  2006/06/30 02:11:44 PM
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