2007/08/29
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テーマ: 社交ダンス(9756)
カテゴリ: TVのはなし
先週、米子での試合が終わり、温泉から帰って部屋でくつろいでいる時、たまたまテレビでドラマが始まりました。

ドラマは滅多に見ないんです。特に連ドラは練習で見られないし。

しかし、これにはつかまってしまいました。

血を流した男がプールにうつぶせに浮かび、まわりにはたくさんのお札が風に舞っています。

いきなりの衝撃映像で思わず身を乗り出し、それから6日連続、録画してまで見てしまったのがNHKドラマ『ハゲタカ』の再放送でした。




鷲津は入社間もない銀行員でした。

町工場の担当をまかされ、油まみれになりながら工員達と心の通った付き合いをしていたんです。

たった一本のネジも大切にする彼は、みんなに信頼されていました。

ところがバブルが崩壊し、会社の方針として中小企業への貸し渋りを命じられ、そのせいで倒産の危機に追い込まれた工場長は自殺してしまいます。



銀行を退職し、渡米して投資ファンドの急先鋒となった彼は、死にかけた企業を安く買いたたき、大規模なリストラなどで再生させて高く売りさばく、血も涙もない『ハゲタカ』と呼ばれる企業戦士に生まれ変わっていたのです。

彼の次なるターゲットは、不良債権処理であえぐバブル崩壊後の日本の銀行。

以前上司だった芝野と再会し、今度は売る側と買う側という立場で激しくぶつかり合います。

このドラマを通じて、いろんな経済用語を学びました。

最初に出て来たのがバルクセール。

数年前、お米が不足した時に、日本米とタイ米がセットで売られた事がありましたが、あんな風に、見込みがありそうな企業とダメそうな企業をセットにして不良債権を売るんですね。

次がゴールデンパラシュート。

敵対的買収の標的にされた会社の経営陣が、経営の座を譲り渡す代わりに多額の割増退職金を受け取る取り決めのことだそうです。墜落しそうになった旅客機から、パイロットだけが紙幣で出来たパラシュートで脱出するイメージから来ているとのこと。経済界って、怖いですね~。

そしてホワイトナイト。

敵対的TOBは、ここ数年いろいろなニュースで有名になった言葉ですが、その対抗策としてホワイトナイト(白馬の騎士)と呼ばれる友好的な企業が新株引き受けや合併によって買収をさけるシーンが登場します。

もう一つだけ紹介しましょう。エンプロイー・バイアウト(EBO)



たとえばABC電気の液晶テレビ部門だけが部長を中心に独立してイロハテレビ株式会社を設立するようなもんです。

さて、経済話はひとまず置いておいて、ドラマにもどります。

いろんな人に反感を買ってる鷲津、実はいい奴なんですね。

自殺した工場長の娘が今はマスコミで働く経済担当記者になっていて、様々な場面で遭遇する事になるんですが、そのたびに小さな良心が疼き始めます。

企業の死臭を嗅ぎ付け肉をついばみにやって来るハゲタカが救世主になり得たのは、彼女のたった一つの言葉があったからだと思うんです。



多分、人間て本当の暗闇の中では生きて行けないんじゃないでしょうか。

たった一筋でも光があればそれにすがりつくように、信じてくれる人が一人でもいるとその信頼に何とか応えようとするんですね。

「世の中には金額では測ることのできない価値がある」

制作したスタッフもこんな風に感じていたようです。

詳しい情報はこちらのサイトでご覧になれます。→  ハゲタカ


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Last updated  2007/08/29 12:19:17 PM
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