2008/11/03
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テーマ: 社交ダンス(9447)
カテゴリ: 競技会関連
<厚いレンガの壁>

アマチュアの競技団体JDSFは、北海道,東北、東部、中部,西部,九州の6つのブロックからなり、今回私達が参加したのは中部ブロックの後期選手権大会でした。

私達は東部ブロック所属なので関係ないんですが、中部ブロックの選手にとってはランキング対象競技であるほか、来年の三笠宮杯出場をかけた戦いでもあります。

面白いのはジュニアの試合が充実していて、年齢別に細かく分かれていたり、メレンゲやサルサの試合もあったり、スタンダードがワルツ、クイック、ヴェニーズワルツ、ラテンがサンバ、チャチャ、ジャイブといった、海外の競技会の様な種目なんですね。

ジュニアは男の子が一人しかいなくて、他は全部女の子同士のカップルだったんですが、その男の子がケタ違いに上手でした。

『私達より上手いよね。』

やってることはベーシックなんですけど立ち方もムーブメントもきれいで、ほとんど全てのジュニア競技で優勝していましたから、プロの先生のジュニアなのかななんて話していました。




さて、ラテンA級戦はエントリ-6組。

私達以外は全員中部ブロックの選手で、審判の先生方にとっても観客の皆さんにとっても『遠くからわざわざ何しに来たの?』って感じだと思うんですが、目的は一つ、A級戦で優勝することです。そうしないと来年はB級に降格。もう今年もあと2ヶ月ですからね。



完全アウェーの試合でしたが、チャチャやルンバを目の前で見て下さっていた観客の方々は背番号呼んで暖かい声援を送って下さり、とてもありがたかったです。

でも、結果は惨憺たるものでした。最下位です。ほんとに『何しに来たの?』ってかんじ。

表彰式で私達が6位で呼ばれた時、応援して下さっていた方の中から、『え~!あの人たちが6位!?』って言う声が聞こえて少しうれしかったです。

応援ありがとうございました。ご期待に添えなくてごめんなさい。




この夜、フジテレビで『エチカの鏡 ココロにキクTV』という番組を見ました。

カーネギーメロン大学のランディ・パウシュ教授が、47歳で亡くなる直前に録画した『最後の授業』のお話。

この授業はインターネットを通じて全世界に配信され、本も出版されて世界中の人に感動を与えました。

専門のコンピュータに関する授業ではなく、自分のまだ小さな3人のお子さんを含めた全ての人に対しての『夢を諦めないで』というメッセージだったんです。

彼はこんな話をしていました。

『夢に向かって進むと、必ずそこに壁が立ちはだかる時が来ます。』

教壇のスクリーンには本当のレンガの壁が映されていました。



大将も私もホテルの部屋でヤケビール飲んで見ていたんですが、すっかりTVに釘付けになりました。




『その壁の向こうにある何かを自分がどれほど真剣に望んでいるか、それを証明するチャンスを神様が与えてくれてるんです。』




厚いレンガの壁。



いつかきっと越えられる。

『私達も越えられるよね。』















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Last updated  2008/11/05 01:31:38 AM
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