2011/07/23
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カテゴリ: 競技会関連
<ゼーフェンベルゲン>

世界各地で開催されているWDSF(旧IDSF)のオープン戦のうちの一つが、2011年7月23日オランダ南部のゼーフェンベルゲン(Zevenbergen)で開催されました。

九州より小さいオランダは見渡す限り真っ平らでおよそ山などなさそうな国なんですが、ゼーフェンベルゲンという地名に由来して大会の英語名称は『The Seventh Mount(第7の山)』となっています。

入場券 これが入場券。

1ヶ月前にネットで会場となるホテルを予約しようとアクセスしたら、もうシングル1部屋しか空いていませんでした。

1時間に1本しかない電車で近郊都市から行くのも大変だしなんとか泊まらせてもらえないかとメールでお願いしたら、はるばる日本から参加の選手が珍しかったのか部屋を融通してもらえました。

行ってみると立派な体育館とレストランと、選手が利用すると思われる宿泊施設がある建物で、ここ以外に周辺にはホテルはなさそうでした。それどころかコンビニもレストランもなさそう。(駅も無人だったし)

普通のビジネスホテルとは違って冷蔵庫もアメニティもバスタブもありませんでしたが、部屋は広く清潔でドア2つで競技会場に入れる絶好の控え室と言った感じです。

午前中は主にスタンダードの試合が行われていましたので、エントリーだけ先に済ませ会場の様子を覗いてみました。



フロア


日本の大会では競技者は出場料を払えば入場料はかからないんですが、ここでは選手も同様に入場料がかかりました。

受付で番号をいうとパソコンで確認して、背番号はプリンターから直接打ち出されるA4の紙。

それをシャーっと定規で半分に切ってるんです。『えー!?』って思いましたよ。びっくり

背中に止めるための安全ピンは支給されません。

持参したビニール袋とテープで汗で剥がれないように部屋で工作しました。

この日はアダルト(年齢制限なし)のインターナショナル・オープンとシニア1(35才以上)、シニア2(45才以上)、シニア3(55才以上)のラテン、スタンダード両方があって、朝からスケジュールびっしり。

自分たちの試合までまだかなり時間があったので、フロントで道を聞いて最寄りのスーパーに行ってみることにしました。

途中、地元の人と思われるショッピング・カートのおばあさんににこやかに話しかけられましたが何のことかさっぱり…。

さすがにここでは英語もあんまり通じないのかな。



夕方5時、まずシニア2ラテンの予選です。

参加者がドイツ、フランス、ベルギー、オランダ、そして日本から10組と少数精鋭で、最初からサンバ、チャチャチャ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブの5種目連続。いきなり5種目というのは日本のA級戦ではよくあることです。



『あなたのこと覚えてるわ。去年スペインに来てましたよね。』

こういったオープン戦に国境を越えて出場する選手は大抵世界ランキングの上の方を狙っている選手で、各国代表として世界選手権でも顔を合わせるメンバーなんです。

私もそのドイツ人のことを覚えていました。

『楽しみましょうね。』

そうは言ったものの、ここで勝ち残らないと何のためにはるばるやって来たのかってとこですからフロアに入ったら全力投球。



こちら表彰式。谷のように低いオレンジが私です。大笑い

表彰式

AからKまで11人の国際審判がいらして、イタリア、スロベニアの審判には全部2位をつけてもらっていたんですが、ルクセンブルグとルーマニアの審判には受けが悪くて5位なんかつけられてました。

2位をつけてくれたイタリアのA審判はマウリッツィオ・ギジャレリっていう方なんですけど、この方ひょっとしてアンドレア・ギジャレリ(アマ・スタンダード・チャンピオン)のお兄さん?(お父さんじゃないと思う)

ドイツ、スペインの審判は3位、他のベルギー、スロバキア、ハンガリー、オーストリア、オランダの審判もあわせた多数決で4位というわけです。

表彰台を狙っていたので4位はあんまりうれしくなかったんですが、後から考えると世界戦初の決勝入り!(結構すごいですよね星)



続いてシニア1(35才以上のカップルの競技)ラテンにも出場。

こちらは参加者が少し多くてヒート分けした予選が行われる予定でした。ヒートはシャッフルで不公平がないようにいろんな組み合わせで行われますが、直前に掲示板に貼り出されるので自分がどの組で踊るのかチェックが必要です。

さらにスケジュール変更がよくあって、アナウンスを注意深く聞いていないと出る順番が変わったりするんです。

実際シニア1は直前になって参加者が13組に減って、予選とリダンス(敗者復活戦)がキャンセルになり、いきなり準決勝からになっただけでなく、タイムテーブルも変更になって予定開始時刻よりさらに1時間ほどあとからスタートとなりました。 

これは平行して行われていたシニア2スタンダードに参加する選手が『早着替えはムリ』ということでシニア1ラテンをキャンセルしたせいじゃないかと思われます。

ラテンとスタンダードがタイムテーブル的に混在するので両方は出場できない場合があるんですね。

シニア1ラテンは決勝には残れず9位の成績でした。



夜10時ごろまで続いていた試合が終わってホテルのレストランで食事をしていると、となりにシニア2スタンダードに参加したというドイツ人カップルがやってきました。刀剣に興味があって、以前日本をいろいろ旅したことがあるとおっしゃっているお医者さんご夫婦。

ダンス始めて4年で国際大会に参加なんて私たちとしては考えられないようなスピード上達ですが、あとからやって来た『私たちの先生』というカップルが、いっしょにシニア2ラテンを戦って2位だったドイツ人たちでした。

ビール片手のダンス談義に花が咲きましたが、夜も更けて来たのでまた朝食でお会いしましょうと言って別れました。

世界に広がる社交ダンスの輪ですね。ハート

ちょっと満足できない競技結果でしたが、応援して下さった皆様ありがとうございました。

メダル、もらえました!

メダル






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Last updated  2011/07/29 06:37:13 PM
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