2013/07/30
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カテゴリ: 映画のはなし
埼玉県行田市に昔、関東七名城の一つと言われる忍城(おしじょう)が建っていました。

北条氏の小田原城の支城の一つで、湖に浮かぶ美しい姿から『忍の浮き城』または『亀城』とも呼ばれていたそうです。

このお話はその城をたった500騎の手勢と農民達で、2万の軍勢から守りきったバカ殿の活躍を描いています。





1590年、豊臣秀吉の関東平定の際に命を受けた石田三成が忍城攻めの任に当たります。

城主・成田氏家は本城である小田原城に招集され、忍城を守るのは『でくのぼう』と言われていた長親(ながちか)。

不器用で馬にも上手に乗れないし、戦なんか大嫌い。

いつもプラプラと農民達の所に出かけては一緒に農作業したり遊んだりしている殿様で、みんなから『ノボウ様』と親しまれていました。






氏家が豊臣秀吉に内通して、戦わずして降伏することになっていたので家臣達も士気は上がりません。

だいたい石田の軍勢2万に対し、城を守る成田勢はたった500騎。農民入れても3000名です。




ところが使いとしてやって来た長束正家の態度があまりにデカイので、さすがのノボウ様も頭に来ちゃった様子。

『戦います!』

なんて突然言いだし家臣達は大慌てです。





このノボウ様、 ワンピースのルフィー みたいなところがありますね。

アホみたいですけどちゃんと言うことに筋が通ってて、度量の大きい男なんです。

それに家臣達だけでなく民百姓たちの人気が絶大なので、みんな『ノボウ様が戦うって言うならオラも。』って付いて来てくれるんですよ。命がけで。

地の利を活かしてなかなか落ちない城に対して、石田三成は水攻めを決行します。

篭城に疲れた皆の様子を見て、ノボウ様の奇策が炸裂するんですね。





ノボウ様を演じるのはアラベスクさんが大好きな野村萬斎さんなんですが、さすがダンサーが惚れ込むだけあって不安定な場所での見事な舞を披露されてましたよ。

テロップで知ったんですが、田楽踊りの作詞をされたのも萬斎さんなんですね。



脇を固める家臣達に佐藤浩市や山口智充、成宮寛貴、ノボウ様に惚れている甲斐姫役に榮倉奈々、石田三成を上地雄輔が演じています。

『のぼうの城』は2012年に公開されたTBS開局60周年記念作品。原作と脚本は和田竜、監督は犬童一心と樋口真嗣の二人が務めています。

上映時間145分と少し長めですが面白い映画でした。お勧めです。

予告編はこちらから。

のぼうの城










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Last updated  2013/07/31 12:52:19 AM
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