2013/10/26
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カテゴリ: 映画のはなし
地方行政とスーパーマーケットの実態を暴くと言った重いテーマではないと思いますが、この映画を見ていて内部告発的要素を感じました。

野村聡(織田裕二)は中学・高校・大学と常にトップを走り続けて来た挫折知らずのエリート県庁職員でした。

200億の巨大プロジェクトを立ち上げ、地元の大手建設会社社長令嬢とも婚約。

まさに順風満帆の県庁の星だったんです。





野村ほか係長クラスのキャリア職員数名が選出され、県のプロジェクトである人事交流研修として民間企業に派遣されることになりました。

野村の派遣先はずさんな管理体制のスーパー満天堂。

食品管理も在庫管理もめちゃくちゃで、店長は笑ってごまかすばかり、しかも野村の教育係としてあてがわれたのは自分より年下のパートの女性、二宮あき(柴崎コウ)でした。

あくまで上から目線しか出来ない野村はそこに馴染めず、何事もお役所的にきちんとこなそうとするので店員たちに疎まれます。



接客で問題を起こさないようにと裏方に回された野村。



副店長の提案で野村率いるAチームと従来の弁当作成班Bチームで弁当対決をすることになりました。

Aチームは厳選した素材を用いた高級弁当、Bチームはあくまで低価格にこだわった庶民派の弁当。

結果はBチームの圧勝でした。




そんなとき、別の研修先に派遣されていた同僚が新聞沙汰になる問題を起こすんですね。

人事交流研修メンバーはあっさり200億プロジェクトから外され、上部にコネのある桜井(佐々木蔵之介)だけが生き残ります。

プロジェクトから外された野村には追い討ちをかけるような事件が発生。

建設会社社長令嬢との破談です。

彼にとっては人生最大の挫折だったんでしょうね。



そんな彼を救ったのは二宮でした。

ボロボロの彼をデートと称して市場調査に誘います。デパチカの主婦の行動を追って、いままで数字では分からなかった消費者の心理を知ることになるんです。

次第に満天堂に溶け込んで行く野村。



消防署や保健所からずさんな管理体制に対して何度も注意を受け、営業差し止め寸前だった満天堂を生き返らせるんです。




野村はやっぱり出来る男だったんですね。

二宮も安いパートの給料で置いておくのは勿体ない出来る店員でした。

みんなから『県庁さん』と慕われるまでに人間的に成長した野村は民間から県庁にもどって居場所があるのか心配になってしまいましたが、その後のことはいいとして一つ学んだことがあります。

『前向きに検討する』というのは『やらない』と言うのと同意語なんだそうです。





予告編は こちら 。

わりと面白かったですよ。これ見ちゃうと、スーパーで総菜買うのにちょっとためらったりするようになりますが。






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Last updated  2013/10/26 12:05:22 PM
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