2013/10/30
XML
テーマ: 社交ダンス(8730)
カテゴリ: 旅行記
<静けさの意味>

ここしばらく問題の起っていないボーイング787。ちょっとドキドキでしたがこの新型機は快適なので今回も利用させてもらいました。


IMG_1250.jpg


羽田空港からフランクフルトまで約12時間、ドイツで夜明けを迎えます。

そこで乗り換えてスペインへ向う途中、眼下にアルプス山脈が見えました。

白く鋭利なピークが朝日に輝く様は神々しいほどです。

約2時間でバルセロナ空港に到着。

さらにプラヤデアロまでバスに乗ります。





余裕を持って正午のバスを予約して行ったんですが、空港にずらーっといろんな大型バスが並んでいてどこ行きがどこに停まっているのかの掲示がないんです。

あるのかもしれませんが、見つけられなかったんですね。



空港のインフォメーションで聞いたら、バスのチケットセンターのようなものもなく、料金はバスに乗ってから払う方式だそうです。

大将が意を決して一つのバスの運転手さんに聞きに行ったんですが、運転手さんは英語が分からない様子で『そんなの知らねえ』的なことを言われ何の収穫もないまま戻ってきました。





カフェテリアでお昼食べながら作戦練ってたんですがいい考えが思い浮かばず、もう片っ端から聞くしかないと出発時間間際、一番手前のバスの運転手さんに叫びます。

『プラヤデアロ?!』

下手な英語をごちゃごちゃ文章にして話すより地名だけの方が分かるんじゃないかと思って。

そしたらたまたまそのバスで当たりだったんですね。

『シーシー。プラヤデアロ、○△□×(あとのスペイン語は何言ってるのか不明)。』

2時25分、プレヤデアロに到着。

時差8時間ですから家を出てから25時間半、ようやく目的地にたどり着きました。


IMG_1254.jpg


バス停の売店の女性にホテルの場所を聞くと、めんどくさそうに老眼鏡をかけ地図を確認。

やはり英語は通じません。



ボディランゲージであっち方向だと言うことだけは分かりました。

1キロほど歩いて驚いたのは街が静かなんです。


IMG_1293.jpg


店がほとんど開いてなくて、まるでシーズンオフの軽井沢のようだなと思いました。

ようやくホテルを発見しましたが、フロントに人がいません。

対応してくれたのはどう見てもお掃除のオバサンのようでした。



ホテルというより民宿みたいです。





とりあえずチェックインはできたようなので会場の下見に出かけました。

会場は歩いて5分ほどです。

まだタイムテーブルがネットにアップされてなくて、明日の試合が何時からなのか分からず困っていました。

会場設営中の一人に聞いてみると開場は2時半とのこと。タイムテーブルはそのうちアップされるはずだからネットで見てと言われます。

やっと英語が少し話せる人に出会いました。


IMG_1266.jpg


スーパーマーケットを探してウロウロしているうちに、街の静けさの意味がやっと分かりました。

昼寝中(シエステ)。

日が暮れ始め街灯がともるころ、ようやく街が起き出しました。

夕方5時開店と言う店が多いです。

飲食店だけでなく、洋品店も雑貨店も高級ブランド店もすべて。

そしてそれに合わせるかのように観光客たちが街へ繰り出してきます。

コンビニはありません。

ダンス競技会のポスターが多くの店に飾られていました。


プレヤデアロposter.jpg


明日から4日間、ダンスの祭典がこの街を彩ります。

(つづく)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013/11/05 03:24:32 PM
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: