2014/05/05
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カテゴリ: アートのはなし
<ノートルダム大聖堂>

朝から快晴のいい天気でした。

アントワープ中央駅から歩いて15分ほどのノートルダム大聖堂に向います。


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ネーデルランド地方最大のゴシック建築で、最初の着工は1352年だそうです。

現在修復工事が進んでいて、2015年完成予定とのこと。

入場料6ユーロでした。


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フランス革命以前のこの教会には、ギルドや職人が自分の祭壇を各柱に設けていて、ルーベンスやクエェンティン・メツェイス、フランス・フロリスといった17世紀−18世紀のこの地方の巨匠の絵画が祭壇画として掲げられていたそうです。

革命以降フランス統治下となって、教会から姿を消していたこれらの名画が、現在再集結して、入り口を入るとまるで美術館のような様相でした。

ルーベンス作、『ヤン・ミーヒルセンとマリア・マースの墓碑画』(1618年)
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一つ一つの作品が大変見応えのある見事なもので、日本語の解説書もありました。

『リユニオン』と銘打たれたこれらの名画の再集結以外に、この教会自体の祭壇を元々飾っているのがルーベンスの四大傑作です。


祭壇に向って左がこちら。

ルーベンス作『キリスト昇架』(1610年)
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祭壇に向って右がこちら。

同じくルーベンス作、『キリスト降架』(1611-1614年)
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キリストが磔になる前と後を描いたものですが、フランダースの犬の中でネロが見たいと熱望していた絵です。

『キリスト昇架』の中央左下に描かれた犬は、当時ルーベンスが飼っていた犬でパトラッシュという名前だったらしいですよ。

中央の祭壇は足場が組まれていて、四大傑作のうちの一つ『キリストの復活』は見ることができませんでした。

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この足場の裏側に回るともう一つの傑作が見られます。


ルーベンス作『聖母被昇天』(1626年)
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この祭壇の上の高い丸天井には聖母が上って行くシーンが下から見上げた構図で描かれています。

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こちらはコルネリス・スヒュットの『聖母被昇天』だそうです。

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教会には二つの大きなパイプオルガンがあります。聞きたかったですけどタイミングが合いませんでした。

丸天井の右下にあるのが、20世紀のメッツラーオルガン、後方にあるのが19世紀のスヒエイヴェンオルガンです。

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教会を出た広場にイタリア人観光客の団体がいて、『ネロ』とか『パトラッシュ』という名前が聞こえたので行ってみると、こんな記念碑がありました。

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『この物語は哀しみの奥底から見いだす事の出来る本当の希望と友情であり、永遠に語り継がれる私達の宝物なのです。』

by TOYOTAでした。

希望って?死んじゃう事が?

イタリア人ガイドさん、なんて説明されてるのか知りませんが、聞いてる皆さんは特に表情の変化もなくうなずいておられました。

アニメ『フランダースの犬』が名作として盛り上がっているのは、どうも日本だけらしいです。







(つづく)





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Last updated  2014/05/11 01:33:55 PM
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