2014/08/21
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テーマ: 社交ダンス(9757)
カテゴリ: 映画のはなし
古厩智之監督の2008年公開映画を見ました。

アニメの世界では 『ワンピース』 のルフィーも 『HUNTER×HUNTER』 のゴンも登場人物のほとんどが子供のころから独立して何とか立派に生きて行ってます。

でも現実社会では厳しいでしょうね。

お笑い芸人さんのことはあまり知りませんが、吉本に所属する田村裕さんの自伝を映画化したものだそうです。





裕(小池徹平 )には高校生の姉と大学生の兄がいます。

母親は裕がまだ幼いころに病気で亡くなり、父親と4人で暮らしていました。

ある日、裕が学校から帰ると玄関に立ち入り禁止の黄色いテープが貼られていて家具一式が外に運び出されていました。



途方に暮れている所へ姉と兄が次々と帰宅。

みんな同じようなリアクションするのが笑えました。





やがて父親が自転車でやってきます。


『はい、みんな集合。』


3人は神妙に父親のミコトバを待ちます。


『まことに残念ではございますが、家のほうには入れなくなりました。厳しいかとは思いますが、これからは各々頑張って生きてください。はい、解散。』


父親は自転車に乗って行ってしまいます。





意味分からないですよね。解散?

3人の中で一番楽観的だったのは裕だったかもしれません。

兄と姉が止めるのを振り切って自分1人で何とか生きると宣言し飛び出して行ってしまうんです。





でも現実は厳しいですよ。



コメディなのでおもしろおかしく表現されていましたが、自販機の下に落ちてるかもしれない小銭をあさったり、雨をシャワー替わりに浴びて落ちてた段ボールや雑草を食べ、ときどきコンビニでバイトする兄を訪ねては弁当をもらっていました。

こんな生活が果てしなく続くのかと思うと絶望的な気持ちになるでしょう。


『水を5分以上飲み続けると空腹感が消える』


確かに茶腹も一時とはいいますが毎食公園の水だけって訳にはいかないですよね。





盗みなどの法に触れることをせずに済んだのは偶然クラスメートの川井くんと会ったからかもしれません。



お風呂も1ヶ月ぶりくらいでしょうか。

裕の苦境を聞いた川井くんの両親がなにかと面倒を見てくれて、神社で野宿だった兄と姉も一緒に3人で生活保護を受けつつ暮らせるようになります。





父親が一度だけ裕と道ばたで遭遇してました。


『元気でやってる?そう。じゃ、かいさーん。』


また自転車でふらふら行ってしまいました。





普通は親がダメなら親戚タライ回しになるところですが、田村家は親戚付き合いがなかったんでしょうね。

裕よりも高校生のお姉さんが無事でよかったと思いましたよ。

夜、外で寝るの怖いから一晩中歩き回ってたなんていってましたが、悪い人たちの餌食にならなくて本当によかったです。


大学生のお兄さんだって辛かったでしょうね。

自分のことで精一杯の遊びたい盛りに、我が道を行く反抗期の弟や年頃の妹の面倒も見なくてはいけないし、責任がずっしり重く肩にのしかかってたに違いありません。


『誰も知らない』 と言う映画でも衝撃を受けましたが、こういった親にとっても子にとってもどうにもならないドン詰まりな状況ってあるんですね。





田村一家の場合は兄弟全員が中学生以上でまだましだったのかもしれません。

一時期不登校になった裕も先生や家族の励ましで何とか吹っ切れたのか、最後に彼の漫才で笑う兄と姉の姿が映し出されていました。

本も売れてテレビでもドラマ化されたり相当流行ってたのでご存知の皆さんは多いかと思いますが、私は未だ田村裕さんの顔も知らないんですよ。麒麟の漫才も聞いたことありません。

大将はお笑い番組が好きでたまに見てるみたいですが、私はあまり興味がなくてね。インパルスとか爆笑問題とかは知ってます。

芸人の世界も浮き沈みが激しいですから、大変でしょうね。

これからも頑張って欲しいです。

予告編は こちら から。







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Last updated  2014/08/21 10:36:41 PM
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