2014/11/05
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カテゴリ: 旅行記
<ドレスデン最後の夜>

目を覚ますと、すっかり日も暮れて木枯しが舞っています。

ドイツの夕方はちょうど時差8時間の日本の真夜中頃にあたるせいか眠くなるんです。

夜7時、少し寝坊した私たちがロビーに降りて行くとすでに彼らはソファーに身を埋めて暖かい恰好で待っていてくれました。

日本に比べると街灯が少ないので、薄暗い夜のドレスデンは幻想的でむしろ少し不気味な雰囲気さえ漂っています。

宮殿の壁には歴代の王の絵が描かれているらしいのですが、その長い壁でさえ夜見ると別物のように見えます。


IMG_2645.jpg


最終日の夜はどこか外で夕食をと4人で繰り出してみたものの、特にアテがある訳ではないのでとりあえず大将の推奨する『ここでしか飲めないビールがある店』を目指しました。

ブリュールのテラスというゲーテも好んで散歩したらしい場所にあるはずの店。

行ってみると『2013年から2014年まで改装工事で閉店中』らしきドイツ語が店の壁に大きく書かれてありまして、要するにやってなかったんです。







カフェテリアやファーストフードで最後の晩餐は寂しいので、どこかないかとウロウロしていたその時、突然すぐ先から大きなシュプレヒコールが聞こえて来ました。





ふと見るとすぐそばに警察車両がたくさん停まっていて、屈強な警察官たちが大勢腕組みして通りの先を見つめているではありませんか。





みんなの視線の先に目を移すと、なんと黒尽くめの群衆が小走りでこっちに向かってきています。


『オーーー!なんだあれ。巻き込まれるよぉ。』


私たちは焦ってその道から逸れました。

マズいことに私も一人だけ黒ずくめだったんです。





『ぼんやりしてると仲間と思われて逮捕されちゃうかもよ。』


なんて言われてますます焦りました。

ネオナチとかそういった極右勢力の集会でしょうか。

何だか分かりませんでしたがちょっと冷や汗でした。





結局食事は宮殿の一角にある落ち着いた雰囲気の店に入ることにします。






『やっぱり太っちゃいけないよねー。』的な会話がそれぞれ自分のお腹を触りながら飛び交い、当然の流れでデザートはパス。





私たちは明日夕方の便で帰国の予定でしたが、メロンチョコさんたちは早朝の便でしたのであまりはしゃぎすぎることもなく、2時間ほどで晩餐は終了しました。

まわりも静かに食事を楽しんでいる客ばっかりだったので騒げなかったというのもありますね。

ホテルまで帰る道を半月を少し過ぎた月が明るく照らしていました。









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Last updated  2014/11/07 10:27:05 PM
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