2016/02/17
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テーマ: 社交ダンス(9449)
林檎が木から落ちるのを見てニュートンは引力の存在に気付いたと言う話を聞いたことがあります。

それが本当かどうかは別として、人間の凄いところは『なぜ』ということに興味を持ち、考え、知恵を後世に伝える言葉や文字を持っている事だと思います。

例えば天才的なカニが海の満ち引きの原因が月である事に気付いて周期を計算出来たとしても、それを自分の子孫に伝える手段がないので多分これからもずっと自分たちの力で月に行く事はないでしょう。






人間も普段の生活には関係ないので、宇宙の果てがどうなってるのかとか、自分を作っている物質の最小単位は何なのか特に気にせず生きています。

そうこうしている間にもそれらの問題を解く事をライフワークにしている人もいて、人類全体としての知恵は蓄積されていくんですね。

最近は情報伝達手段がますます発達して、誰かが思いついた事、発見した事を世界同時的にシェアすることができるので人類全体としての知識レベルは加速度的に上がっている気がします。





先週2月11日に世界で初めて重力波を観測したというニュースが流れました。

望遠鏡で星を見たり電磁波やニュートリノなどでの宇宙観測する他に、宇宙の謎を紐解く全く新しい重力波という手段が使えるようになったということです。

アインシュタインが一般相対性理論を提唱してからちょうど100年という事で、日本でも1番乗りを目指していた矢先の発見ですからちょっと惜しかったですね。







初めて火を使った人も、初めてダンスを踊った人も、初めて引力に気付いた人も、みんな人類の発展に貢献しているんですね。

今、当たり前のように使っているテレビがあるのも、スマホがあるのも、電波の存在を発見した人がいたからです。

つまり、重力波がある事がわかったということは、それをいつか遠い未来かもしれませんが人間が使いこなす日が来るかもしれないという事です。





私が常々考えている、というより、あったらいいなと思っている『重力コントローラー』も出来るかもしれません。

そうしたら大掛かりなロケットがなくても宇宙に行けるようになって、未来や過去にも行けるようになるんじゃないでしょうか。





アインシュタインが凄いのはそんなものがあるという事を100年前に数式上ではありますが知っていたという事ですね。

歴史上の天才が凄いなと思うのは、常識的にありそうもないことを言い切ってしまう事です。

普通、コペルニクスが思ったみたいに『地球は回ってる』なんて考えないですよね。

りんごが落ちたからって、ニュートンみたいに地球が引っ張ってるなんて思いつかないでしょう?

アインシュタインが言い切った『光より速いものはない』だって、何で分かるの?と思いますよね。

ブラックホールだって、なんかカッコいいなと思うくらいでブラックプールと似てるホールの名前だと思っちゃう人だっていますよ。( うちの母みたいに






重力波だって、そんなものがあると普通考えませんね。

あってもなくても今のところ生活に全く影響ないですから。

そういう意味じゃ、天国だって『ある』と論理的に証明できないのであったらいいなくらいのレベルに私は感じています。

ただ、それが『重力コントローラーにつながる』とか『亡くなった人にいつでも会える』とかなってくると話は別で、是非ともその実現に向けて誰か何か考えて頂戴と、自分が払ってる税金をその足しにしてもらえると嬉しいなと思うわけです。





重力波を実際に観測したのは2015年の9月と言ってましたから、それから5ヶ月間いろいろ検証を重ねたんでしょうね。

ニュートリノが光より速いかも

どちらも残念ながら間違いでしたが、今回はどうでしょう。

日本のKAGRA も宇宙のいろんな面白いこと、発見できるといいですね。








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Last updated  2019/08/04 10:39:36 AM
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