2016/06/12
XML
カテゴリ: 映画のはなし
iMacやiPhoneを世界に送り出し、2011年に56歳の若さでこの世を去ったスティーブ・ジョブズ。

世界中が彼の死を悼み、強烈な牽引力を失ったApple社のこれからを案じました。

この映画は彼の伝記ではありません。

彼の人生の中の三大イベントをピックアップして、神経質でワンマンでカリスマである彼の傍若無人ぶりを描いています。





1984年、Macintosh発表会40分前の舞台裏です。

直前になって不具合発生のマシン、妥協は一切許さない彼は部下に『直せ!』と神のような圧力をかけます。

楽屋にやって来た自分の子供とその母親を疫病神のように追い払い、最初の個人向けコンピュータApple Iの共同開発者ウォズニアックの提言をまるで下僕のようにはねつけます。





このキャラ、 ソーシャル・ネットワーク の彼に似てるなあと思って見ていました。



当初は監督も同じデヴィッド・フィンチャーの予定だったそうですが、最終的には スラムドッグ$ミリオネア のダニー・ボイルになりました。

でもこの映画を見たウォズニアックが、ジョブズの実体とよく合致しているとインタビューに答えているようで、脚本のせいで嫌な奴にされている訳でもなさそうです。





第2幕は1988年、Next cubeの発表会前の舞台裏でした。

ジョブズは自分が作ったApple社から追い出されて新会社を設立し、昔の仲間がお祝いに駆けつけてくれていました。

最初に話したのはウォズニアック。

続いて母娘。

そして彼を退任に追いやったApple社長のスカリー。

全部どなりあいでしたね。

プレゼン前で多少神経が高ぶっているのはありかもしれませんが、ジョブズの傲慢で突っ込み鋭い言葉爆弾の連射に聞いてるこっちも疲れました。





第3幕は1998年、iMacの発表会です。



カラフルなゼリーみたいなiMac がくるくる回りながらローリング・ストーンズの曲で踊るCM、今でもよく覚えてます。

ジョブズはことのきApple社のCEOに復帰していて、その復帰第一弾となる製品発表会でした。

相変わらずウォズニアックとは怒鳴り合ってます。

どっちのいい分も理にかなっているので考え方の違いなんでしょうけど、両者ともそれぞれ全力で仕事に打ち込んでいるんだなという事は伝わって来ました。

娘は大きくなっていてもう大学に行く年頃です。これまで従順にジョブズに付いて来た秘書のジョアンナが娘に対して冷たすぎると初めて彼に怒鳴ってました。







激し言葉の応酬で疲れきってた映画鑑賞者の心をふっと緩めてくれるんです。

終わりよければっていう、新しい形のハッピーエンドに思えました。

なんだ、ジョブズってそれほどヤナ奴じゃないじゃんみたいな。





『スティーブ・ジョブズ』(原題: Steve Jobs)は、2015年のアメリカ映画。ウォルター・アイザックソンによる伝記『スティーブ・ジョブズ』を原案としています。

言葉による他人の喧嘩をずっと見続けているようで疲れるんですけど、Mac愛用者なので一応押さえておこうかなと思いました。

私は別にMacが『Hello』って言ってくれなくても気にしませんけどね。

こだわりの強い人が世界を変えて行くのかもしれません。

公式サイトはこちらです。

星星星 スティーブ・ジョブズ 星星星





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016/06/16 11:58:04 AM
コメントを書く
[映画のはなし] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: