アントワープ遠征記（その３）

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

8281890

HOME | DIARY | PROFILE

2018/02/10

テーマ：社交ダンス(9448)

カテゴリ：競技会関連

＜大会２日目＞

アントワープはベルギーの中でも北のオランダよりで、冬のこの時期は日の出が７時過ぎです。

今日は朝から試合なので５時には起きて支度を始め、７時に朝食会場でメロン夫妻と落ち合いました。

まだ誰も手をつけていないビュフェ料理を食べられるのは一番乗りの特権です。

８時にホテルを出発し、長い駅構内を抜けてトラムに乗り会場へ向かいました。

この日のメイン競技はアダルト・ラテン。

大将の好きなロシアのグッセフも出場します。

このほかにユースとシニアIIのラテン、シニアI、シニアIII、ジュニアIIのスタンダードがあり、私たちはシニアIIラテンに出場します。

上の写真はユースラテン（16-18歳）の予選の様子です。みんなスタイル抜群。

８時半の受付開始にいいタイミングで到着し、IDカードを提示して背番号をもらいます。

背番号はA4の紙半分に印刷したものでそれを入れるビニールケースもくれました。

ただ、安全ピンをもらえなかったんですね。

日本ではもらえるのが当たり前なので２組とも持っていなくて、もう一度受付に並んで安全ピンもらえないか聞きました。

受付の人が『アダルトのラテンにも出ませんか？』とみんなに聞いていました。

グッセフとかが出る試合ですからとんでもなくレベルが高いので私たちは遠慮しときました。

三笠宮杯の数倍ハイレベルで、全くお呼びじゃない感じです。

９時半、シニアIIラテンの１次予選開始。

出場組数17組、５種目シャッフルで戦います。

新規参入の選手も含めなかなかのメンバーでした。

踊り終わった後、出場選手全員がチェアマンに呼び出されて再度アダルト・ラテンへの出場を求められました。

なんでも45組くらい出場予定なのに現段階で会場に来ているのが５組しかいなくて困っているというんです。

アダルトのワールド・オープン・ラテンは14時40分に１次予選開始。

『１次で落ちたらリダンス踊らなくてもいいです。タダでいいです。１回だけでいいですから、出てくれませんか。』

いかにも２次に進む可能性ゼロみたいなこの言い方にちょっとカチンときた選手も多かったんじゃないでしょうか。

単なる頭数合わせなら出たくないですよ。

その場で『出ます』と言った選手は一組もいませんでした。

プログラムがよく変更されるので注意してアナウンスを聞いていないといけないんです。

10時20分から予定されていたシニアIIラテンのリダンスがカットされて、次は12時30分からの準決勝になりました。

準決勝５種目を踊り終えてメロン夫妻は７位、私たちは10位。

決勝へは進めませんでした。

優勝は世界選手権３位のロシアのマカレンコ夫妻。２位はスペインでシニアIIの10ダンスチャンピオン、３位は世界選手権６位のフランスのカップルでした。

13時半の表彰式まで見てホテルに戻ることにしました。

アダルトの試合は結局51組参加していて、私たちが出なくても全くOKでしたね。

シニアIIラテンで３位までに入った選手達は出場されてましたが、最下位で並んでました。

元気があったらもう一度会場に行ってアダルトの試合を観戦しようと言っていたんですが、日が暮れるの早いし、またヒョウが降ってきたりしてて寒いんです。

試合終了までいると23時45分になって、明日起きられるか心配でもありました。

花より団子、ダンスよりご飯。

ホテルのフロントマンおすすめの駅前ベルギー料理店に繰り出して明日の試合に備えて英気を養うことにしました。