2018/08/02
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テーマ: 社交ダンス(8731)
カテゴリ: 映画のはなし
Xメンの狼男から、ミュージカルスターまでこなすヒュー・ジャックマン。

レ・ミゼラブル で実力は証明済みですが、歌もダンスも上手なんですね。

1800年代に活躍したアメリカのサーカス興行師のお話です。





主人公のP.T.バーナムは実在の人物ですが、彼の人生を完全になぞっているわけではなくよりドラマチックに脚色されています。

まだ貴族文化のようなものが残っている時代で、成り上がりの金持ちは下に見られるような風潮がありました。

バーナムは金持ちの家に出入りする仕立屋の息子で、貧乏ですが機転のきく子供です。


​ ​


父親の仕事について行って知り合った良家のお嬢さんチャリティと仲良くなって、子供の頃から文通を続けついには結婚に至ります。

しかしどんな仕事についても長続きせず、社員として働いていた船会社も倒産。

社員全員が解雇された時、どさくさにまぎれて洋上に沈んだ船の登録証を持ち出しそれを担保に金を借りて奇抜な博物館を始めました。





これも残念ながら失敗に終わるんですが、可愛い娘たちの言葉をヒントに剥製や蝋人形を展示する博物館ではなくユニークな生きた人を集めて見せることにします。

いわゆる見世物小屋ですね。

これが大当たりします。





子供の頃から上流社会に劣等感を抱いていた彼は、成金の娘と差別されている子供達を見かねてなんとか一流だと認めさせようとするんですね。

そのために良家の出の劇作家フィリップ・カーライルを巻き込み、彼のコネでヴィクトリア女王に謁見したり、オペラ歌手のジェニー・リンドをプロュースして全米ツアーを敢行したり。


​ ​


順風満帆は続きませんでした。

バーナム不在の間に劇場は火災に遭い、さらにリンドとも決別して負債を抱えた上に家族にも実家に帰られてしまってどん底に。

山あり谷ありを絵に描いたような人生ですね。


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そんなこんなが『ラ・ラ・ランド』で歌曲賞を受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビによる歌で綴られていくんですよ。

面白くないわけがないでしょう。

若干気になったのはオペラ歌手ジェニー・リンドが歌う『ネヴァー・イナフ』ですね。

すごい美貌と歌唱力なんですけど歌い方がオペラじゃなくてミュージカル風なんですよ。

一番好きだったのはサーカス団のみんなが歌う『This is me』です。ヒゲ女のノビのある歌声は絶品でしたね。





『グレイテスト・ショーマン』(原題: The Greatest Showman)は、2017年のアメリカ映画、マイケル・グレイシー初監督作品です。

まだ『ラ・ラ・ランド』見てないんですけど、これを見てそっちも見て見たい気持ちになりました。

公式サイトは​ こちら ​です。







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Last updated  2018/08/02 06:26:50 PM
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