2018/10/02
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カテゴリ: こんなの欲しい
今年のノーベル賞医学生理学賞を本庶佑(ほんじょ たすく)京大特別教授が受賞され、テレビではそのニュースで持ちきりです。

三年前NHKの番組 でPD-1のことを知って、こんな夢のような治療法が見つかったのになぜもっと普及しないのだろうとずっと疑問に思っていました。


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苦しい放射線治療や外科手術をしないで、自分が持ってる免疫細胞の力でガン細胞をやっつけられるんですよ。

夢のような話ですよね。


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この理論をもとに小野薬品工業が開発したオプジーボという薬は日本でもメラノーマ(悪性黒色腫)に対して2014年に保険適用になり、2015年には肺がんの一部にも適用になりました。




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しかし周りを見回すと、この治療を受けて助かったというガン経験者にまだ会ったことがありません。

なぜなのか。


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理由の一つは副作用だそうです。

免疫細胞のブレーキを外すということはガン細胞をやっつけるだけでなく、健康な細胞まで攻撃してしまう可能性があるのかもしれませんね。

副作用で死亡した症例がいくつもあるそうなので、10人に1人とその確率は低いとはいえ試すなら命懸けになるってことなんでしょう。

逆にこの治療法で末期ガンから完治された症例もあるようですので、手の施しようがない場合の希望の光になっているようです。


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二つ目の理由は、効かないこともあるということ。

免疫細胞が『こいつはワルだ』と見分けられないガンもあるようです。

ガン細胞の増殖が速すぎて免疫細胞の反撃が追いつかないケースもあるらしい。


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とんでもなく高額らしいです。

数年前は年間3000万円以上かかるとか聞いたことがあります。

保険適用範囲を広げると国の医療費も破綻する可能性がありますね。

これまでなんども値下げが繰り返されてきましたが、それでもまだ現段階で1000万円くらいはかかるようです。


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命には変えられないですからそれで助かればお金なんて惜しくないかもしれません。

でも助からない可能性もあるんですよね。

自分のような小市民では一世一代の大博打みたいな決断を迫られるわけです。


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そんなわけで経験値の高い放射線治療や外科手術を勧められる方が未だに多いのでしょう。

圧倒的に成功例が多いですから痛いけど確実で、今のところ助かる可能性も高そうですもんね。


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今回のノーベル賞効果で免疫治療が大きく取り上げられて、試してみようという方が続出し、オプジーボの価格はさらに下がっていくかもしれません。

それにもっと画期的な新薬が開発されるかもしれませんね。


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iPS細胞もそうですけどノーベル賞級の素晴らしい発見が一般の医療にあまねく普及するにはさらにいろんな研究を重ねる必要があるんですね。

副作用を起こさない薬の開発にはまだ幾つのもハードルがありそうです。

自分が生きている間にガンで死ぬ人がいない時代が来るといいなあと思います。


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Last updated  2018/10/02 06:24:27 PM
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