2019/03/17
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テーマ: 社交ダンス(8731)
カテゴリ: 映画のはなし
​くまのプーさんというキャラクターは昔から知っていた気がしますが、名作児童文学を読んだことはなくて『はちみつ大好き』で蜂に追っかけられている漠然としたイメージしかありませんでした。

テディ・ベアと混同していた部分もあるかもしれません。

そんなクリストファー・ロビンの子供時代を知らない人が見ても違和感のない映画でした。


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そもそもお話の舞台がイギリスだということも初めて知りました。

クリストファー(ユアン・マクレガー)は寄宿学校に行くことでプーさんはじめ森の仲間たちに別れを告げます。

父親が早くになくなり、彼が若くして家を継ぐことになりました。





結婚し、戦争に行き、娘が生まれ、鞄会社に就職し、家族三人はロンドンで暮らすようになります。

結構長い前フリでしたが、お話はここからです。





週末をサセックスのクリストファーの実家で過ごそうと計画していましたが、仕事の都合で彼だけが行けなくなってしまいます。

家族は仕事優先のクリストファーに不満がいっぱい。

一人ロンドンに残って仕事をしていた彼の元に突然プーが現れるんです。


​ ​




汽車の中でも時間を惜しんで仕事をする彼をよそに、プーさんは窓から見える景色を一つずつ口にする一人遊びを始めます。

『木、雲、人...。』





『なんにもしないこと』をする。これがキーワードですね。




​​ ​​


プーさんが主役ですからペースはのんびりで、対照的にせかせかしているクリストファーが滑稽にさえ見えてきます。

大切なものは何かを思い出させてくれるとか、仕事に疲れた大人のこころに響くというこの映画を見た方のコメントを耳にしましたが、大切なものって人によって様々ですからね。


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クリストファーが残業で夜帰宅した時、子供は寝る時間になっていて奥さんも深いため息ついてましたけど、時計見たら9時だったんです。


『まだ9時じゃん…。』


大将とつっこみがシンクロしてしまいましたよ。

そんなの日本では早く帰れた方じゃないですか?

働き方改革というより、働く日本人の意識改革がまず必要かもしれませんね。


​ ​ ​ ​


『プーと大人になった僕』は2018年のディズニー映画。原作はA・A・ミルン、この人の息子がクリストファー・ロビンという名前で、自分の子供のために作ったお話だそうです。

監督はマーク・フォースターです。





ところでプーと仲間たちは生きている『縫いぐるみ』なんですか?

どう見ても布製で、食べたり飲んだりしてるのが不自然に見えました。

個人的には同じぬいぐるみ系なら テッド の方が面白かったかな。





公式サイトは こちら です。​





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Last updated  2019/03/18 07:52:28 AM
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