2019/11/22
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テーマ: 社交ダンス(9449)
有明DTCでレッスンの予定でしたが、先生の都合でキャンセルになったので今日は自宅で自習することにしました。

セカンドオピニオンという言葉を皆さんもご存知かと思います。

何かの病気でかかりつけの先生に診断を受けたあと、それに100%頼らないで他の先生たちからのご意見も伺ってみるという選択肢がありますよね。





それと同じでダンスもいろんな先生方が構築されてきた知恵と技のエッセンスをちょっとずつ参考にさせてもらって蓄積していくというのも自分のスキルアップにつながります。

インターネットを使えば世界中の有名な先生方のレッスン動画が公開されていますので、教室のドアを叩かなくてもいい時代です。

今日はJBDF元チャンピオンとして6連覇を果たされた織田・渡辺組の動画シリーズを見ました。

今はもう廃刊になってしまった 月刊誌ダンスファン におまけとして付いていたDVDの内容です。





勉強になることが盛り沢山。



月刊ダンスファン2015年11月号の付録DVDだそうです。


<質問>
シャドーの練習で気をつけることはありますか?(30代男性)





自分はシャドー練習が多いのでこの質問は気になりました。

それに対するお二人の答えは次のようなものでした。


1 自分で立つというバランスを身につける。

2 マックスのボリュームで体を使う。

3 相手がいるつもりで踊る。






1は相手に頼らないで自分の中のカウンターバランスで踊れるようになれということです。

これは心配しなくても場数さえ踏んでいけばできるようになります。

人間には自己防衛本能というのがありますので、倒れそうになってもなんとか踏みとどまろうと体が反応して、それを繰り返すうちに必要な筋肉が育ってくるんです。







自分で限界決めてしまいがちなので、さらにそこからもう1ミリのストレッチ、そしてさらにもう一捻りみたいのは常に考えていないと楽な方へ〜楽な方へ〜と体は流れていきます。





3の相手がいるつもりで踊るというのはシャドーの最も難しいポイントです。

空気と踊るのって楽なんですよ。何やっても文句言われないですしね。

でも自分勝手に踊っていると二人で組んだ時に相手を押したり引いたりして迷惑なバイキンマンになってしまいます。

シャドーでもコネクションの位置を意識して、手を動かさない。







織田先生は観葉植物の葉っぱをつまんでそれをちぎらないように踊る練習を見せてくれていました。

バーや壁のような動かないものを相手に練習するとどうしてもそれに力をかけてしまいがちなので、動くものを動かさないで踊る練習をするといいとサトコ先生はおっしゃってましたね。

なるほどと思いました。





今日の話はラテンの練習方ですが、スタンダードも共通する部分は多いと思います。

1と2は全く同じですし、3は相手の通り道を確保するとか、自分の右サイドを与える意識を保つとか、フレームをキープするとか内回り外回りを意識するとかでしょうかね。





複数で踊るダンスはコーラスと同じで、一人一人がうまく歌えないと綺麗なハーモニーにならないんです。

社交ダンスは二人ですから上手い方に引っ張ってもらうとある程度サマにはなりますが、個々の能力が高い人同士が組んだ方がより表現の幅が大きくなります。

シャドー練習はただ自己の身体能力を上げるだけでなく、どこをどう動かしてどこを動かさないのかを考えながらやるとより効果が期待されるということが分かっていい勉強になりました。







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Last updated  2019/11/23 11:18:32 AM
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