2020/12/16
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テーマ: 社交ダンス(8432)
『温泉て飲むと効きそうな気がするけど、入っただけでなんで身体にいいの?』

那須ダンス合宿に行った時に、メロンチョコさんに言われて、そういえば家で入る水道水のお風呂と一体何が違うのか、よく分かっていないまま喜んで温泉に通っていたことに気づきました。





そもそも温泉と呼ばれるには温度が25度以上か、1キロの水の中に一定以上の成分が含まれているものでなければならないと温泉法で決まっているそうです。

そんな法律があったんですね。

具体的に何が含まれてる必要があるのか知りたい方は 温泉の定義 をご覧ください。





何が入っているかによって、温泉は10種類に分類されています。

塩辛い温泉とか、硫黄臭い温泉とか、泡の出る温泉とかありますよね。茶色とか白とか色にもバラエティがあります。

泉質の分類に関してもっと知りたい方は 日本温泉協会のサイト





話戻って温泉がなぜ身体に良いのかですが、以下のような考え方があるそうです。


温泉=温水+化学物質+環境要因


温水 は血の巡りが良くなるという効果がありますね。

温かいお湯に浸かるということで、栄養や修復物質の含まれた血液が体の隅々まで行き渡るので、滞っている老廃物が洗い流されます。

きずを早く治したり、免疫力が上がったり、疲労回復したりといった効果も見込めそう。

さらに温めることは神経にも作用して関節痛を和らげたりもします。





ですが、それなら水道水の風呂でも良さそうですね。

温泉にはいろんな成分が溶け込んでいるので、ただの水道水よりは 暖まりやすく冷めにく いそうで、効果が長く見込めるという利点があります。

温泉の素を入れると同じ効果が得られるということなんでしょうか。





化学物質 という意味では、炭酸ガス(泡風呂)や硫化水素(ゆで卵臭い風呂)に血管拡張作用があることが科学的に立証されているそうで、動脈硬化改善に効果が見込めそうです。

メタホウ酸を多く含む温泉は目に効くと言われています。

鹿の湯 もそうですが、酸性泉や、マンガン、ヨウ素を含む温泉は傷を消毒してくれます。

傷以外にアトピーのような皮膚疾患にも効くようです。

アルカリ性の温泉は角質を溶かしてお肌すべすべ効果があります。

こういった化学成分が温泉に含まれているので温まる以上の効果が得られるんですね。





温泉地を訪れるという 環境の変化

地元が温泉地という方は関係ないかもしれませんね。

温泉の何がどう良いのか、なんとなく分かりました。





参考にさせていただいたのは こちらの論文 です。

具体的にどんな温泉にどんな効果があるのかご興味ある方は、 環境省のこちらのサイト に分かりやすく書いてありますので参考になさってみてください。







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Last updated  2020/12/22 08:14:45 PM
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