ゲーム・オブ・スローンズ（シーズン４）

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2021/01/26

テーマ：社交ダンス(8731)

カテゴリ：ＴＶのはなし

王都では賓客を招いて盛大な結婚式が行われていました。

暴君ジョフリー王はバラシオン家（鹿）の長男ではありますが、実際に政治を動かしていたのは母方ラニスター家（ライオン）の一族です。

裕福なタイレル家（バラ）のマージェリーと結婚することで、苦しい財政事情を立て直そうというのが王の祖父であるタイウィン・ラニスターの目論見でした。

しかしこの華やかな席でジョフリー王が毒殺されるんです。

王の母サーセイは弟のティリオンが犯人だと名指ししました。内輪もめです。

これはゲーム・オブ・スローンズ（シーズン３）に続くお話です。

ハンディキャップを持って生まれたティリオン・ラニスターは、子供の頃から姉と父に忌み嫌われていたんですが、腹黒いラニスター一族の中で一番まともな人物です。

サンサは王都にやって来たときジョフリー王の許婚でしたが、父ネッドが反逆罪で処刑されてからは針のむしろだったんです。

フェルメールの真珠の耳飾りの少女のような美少女でまだ14歳なのに健気に耐えている姿がおしんみたいでした。

ジョフリー王を殺したい動機を一番たくさん持っているのがサンサだったんですが危機一髪で王都を抜け出し、王の会計係を解任されたピーター・ベイリッシュの助けで高巣城にやって来ます。

スターク家は城を焼かれて帰れないので、サンサの母親の姉アリン家を頼ったんですね。

このライサ叔母さんが非常に嫉妬深い女性で、ピーターとの仲を疑うんです。

高巣城はとんでもなく高いところに建つ難攻不落の城で、気にくわない奴は広間の穴から遥か下界へと突き落とされます。

男の子に変装して過酷な旅を続けて来たサンサの妹アリア・スタークも、親戚から身代金を得ようとするサンダー・クレゲインと共にこの城に向かっていました。

スターク家が支配していた北の王国は広大で、その後を狙っていたのはルース・ボルトンです。

元はスターク家に仕えていて、ネッドが処刑された後ロブ・スタークの軍に加わっていたんですが、ラニスターに寝返ってフレイ家での結婚式の際にロブを殺害するという裏切り行為に出ます。

彼の落とし子のラムジーという奴がサイコで、拷問が大好き。

皮剥ぎされた男です。

シオン・グレイジョイは酷い目にあってラムジーに隷属するようになります。

北の壁ではナイトウォッチと野人の激しい戦いが始まっていました。

北の王国を狙っていたのはボルトンだけでなく、前王の弟スタニス・バラシオンも魔女を連れて大軍で乗り込んでくるんです。

ロブ・スタークの弟たちは死んでいなくて、足が不自由になったブランはお告げを受けて北の壁を越え夢で見た三つ目の鴉を探す旅をしていました。

ナルトの山中一族が持ってる心転身の術みたいな感じで、ほかにも何人かできる人がいるんですね。

鳥に乗り移って偵察に行ったり、狼に乗り移って敵をやっつけたり便利な技です。

海を隔てたエッソスでは、デナーリスが王国の統治を始めました。

奴隷たちを解放しましたが、自由を持て余す民は元の主人に使えて良いかと言い出したり、ドラゴンたちはヤンチャ盛りで火を吹いて罪もない人を殺したりするので謁見の行列が後を立ちません。

しかも信頼していた腹心の家来の裏切り行為を知ってしまったり。