2021/02/14
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テーマ: 社交ダンス(8731)
カテゴリ: 映画のはなし
バットマンといえば、ゴッザムシティの守護者。

バットモービルを乗り回し、子分のロビンと共にペンギンやらジョーカーやらと言った変なキャラの悪者をやっつけるみんなのヒーローです。

以前マイケル・キートンがバットマン役だった映画を見ましたが、クリストファー・ノーラン監督の三部作『ダークナイト トリロジー』はまだ見ていませんでした。

その一作目『バットマン ビギンズ』は2005年のアメリカ・イギリス合作映画で、第78回アカデミー賞撮影賞にノミネートされました。





そもそもなんでコウモリなのかという根本的な謎に迫っています。

ゴッサムシティの大富豪ウェイン家の一人息子だったブルースは、城のような家に住み何不自由ない暮らしを送っていました。

ある日幼なじみのレイチェルと庭で遊んでいる時、誤って古井戸に落ち、コウモリの大群に襲われます。





これがトラウマとなったブルースは、家族でオペラ(多分ヨハン・シュトラウスⅡ世の『こうもり』)を見にいった時、途中で怖くなって帰りたいとダダ捏ね。

ところが外に出たところで暴漢に襲われ、目の前で両親が殺されてしまうんです。







次に彼がどのようにしてトラウマを克服したかという修行時代の話になります。

忍者軍団を率いるラーズ・アル・グールのもとで、師匠デュカードについてヒマラヤで武者修行。

ここの親分は渡辺謙でしたよ。

集団は過激な思想を持っていて、実は人殺しを何とも思わない悪の集団だったんですね。

目的は腐敗したゴッサムシティを破壊することでした。

ブルースは両親が築き上げた街が好きだったのでこれに反発し、袂を分かって家に戻ります。

結構長く世界を放浪していたようで、バットマンとして活躍し始めるのは30歳くらいからのようでした。





幼なじみのレイチェルは地方検事補となっていて、街を牛耳るマフィアや汚職警官たちと戦っていました。

街がピンチのときにレイチェルが助けた子供、なんと ゲーム・オブ・スローンズ の暴君ジョフリー王(ジャック・グリーソン)の子供時代でした。

この作品には、バントマンの悪キャラとして有名なラーズ・アル・グールの他に、もう一人スケアクロウも登場します。







基本的な戦闘能力は長年にわたる修行で身につけてきました。

でもそれだけでは足りません。

バットモービルやバットスーツなどの新兵器を開発してくれる天才科学者、どんな時でも彼をバックアップしてくれる有能な助手、そして全てを可能にする豊富な資金源が最低限必要になるでしょう。





ブルースには親の残してくれたウェイン産業がありました。

ホテルを丸ごとすぐに買えるほどの大富豪です。



父の会社で元役員だったルーシャス・フォックスは、応用科学部に左遷されている天才科学者。

コマは揃っているんですね。





ディズニーやマーベル映画とはニュアンスが違う大人向けな作品。

街を破壊しようとする悪キャラとの対決はダークでリアルです。

バットマンを演じるのはクリスチャン・ベール、ラーズ・アル・グールはリーアム・ニーソン、スケアクロウはキリアン・マーフィーです。

レイチェルとのロマンス的な話は進展しませんが、お互い意識しあっている感じでした。

亡くなった父親が街の発展のために作ったと言っていたモノレールでの戦いが見ものです。










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Last updated  2021/02/15 08:21:47 PM
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