2023/01/30
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テーマ: 社交ダンス(8598)
カテゴリ: アニメのはなし
ジュブナイル、ジュニア、ユースで実力を認められた選手が、プロになってもトップ選手であり続けると言うのは、いろんなスポーツで当てはまるのだと思います。

競技ダンスでもそうで、世界で活躍するトップ選手のほとんどは子供の頃からキャリアを積んでいます。

でも中には他の人が持っていない才能やセンスがあって、後から始めても急成長を遂げる選手もいますね。





青井葦人(アオイ アシト)は、愛媛県の中学のサッカー部でFW(フォワード)を務めていました。

自分がシュートを決めることにこだわるワンマンプレーヤーでしたが、試合を見学に来ていたJリーグ東京シティ・エスペリオンFCのユース監督・福田達也に選抜試験を受けてみないかと誘われます。

シングルマザーの家庭で金銭的に余裕がない中、兄が受験にかかる費用を出してくれて、アシトは単身上京。





選抜試験は過酷で、ほとんどの選手が強敵相手の試合に心折れて行きますが、アシトはハングリー精神がハンパないんです。

なにがなんでもプロになって、苦労して育ててくれた母親に楽させたいという、今どき涙ぐましいド根性少年だったんですね。

大勢の受験者の中からこの試験で合格したのはたった3人。







ユースに入団して東京で寮暮らしをすることになったアシトですが、まずは周りとの実力差に圧倒されます。

止めて蹴るというサッカーの基本もできないため、一人、深夜までの特訓を始めました。

頑張っているアシトを応援してくれるチームメートも出てきます。

一緒に選抜を勝ち抜いた橘総一朗や大友栄作、それに同室で唯一スカウト生である冨樫慶司が、練習に付き合ってくれたりアドバイスをしてくれて、アシトはようやくスタートラインに立つことができました。





ユースメンバーには、ジュニアからの昇格生が多くいます。

彼らはすでに基礎や連携プレーをマスターしていて、アシトの次なる壁はチームプレーの基本を学ぶことでした。

ゴール前まで3人のトライアングルパスでボールを運んでいくこと、連携のためにはアイコンタクトが必須であることなどです。





アシトには、鳥のような空間把握能力がありました。

まだ自覚には至っていませんが、まるで空から見たような視野の広さです。

広いサッカー場でこれが出来たら戦略的に物凄く有利ですよね。

さらに試合のあらゆる局面において、敵味方全員のポジションを覚えているという驚異的な記憶力も持ち合わせていました。







ユースで最も優れた才能を発揮していた栗林晴久が、鮮烈なプロデビューを果たします。

ずっと格下のユース2軍Bチームにいるアシトは、栗林のプレーから何かを学ぼうと必死です。

そんな折、自得点にこだわり続けてきたアシトがFWからDF(ディフェンス)に転向を命じられるんです。

ショックを受けたアシトは点取り屋としての自分の存在意義をもう一度見つめ直します。

監督には先を見据えた深い考えがあるようでした。







全24話、まだやっとBチームからAチームに上がったところですがとても面白かったです。

上京する際、いつもボロボロのスパイクを履いて練習していたアシトに新しいスパイクを買ってくれた母、予讃線の中で大泣きするアシトにもらい泣きしました。








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Last updated  2023/01/30 07:53:57 PM
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