2023/07/04
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テーマ: 社交ダンス(8731)
カテゴリ: TVのはなし
トンビが鷹を産んだなどと言いますが、トンビの子はトンビ、鷹の子は鷹です。

親を知らずに育ったヤスは、海沿いの人情あふれる街の運送会社でトラックドライバーとして働いていました。

不器用で喧嘩っ早いバカですが、美人の嫁さんとの間に長男アキラが産まれて幸せの絶頂です。

しかしアキラが3歳の時に、不慮の事故で妻を失ってしまいます。





ヤスは姉ちゃんの店で毎晩飲んでは諭されます。





何かと気にかけてくれる同級生の父親の和尚が、これまた本当にいい人で、子育てに困ったり行き詰まったりするとバカな奴だと言いながらいつも励ましてくれるんです。





寂しさは心にしんしんと雪のように積もるけれど、母を失ったアキラが寂しく思わないように、『ヤス、お前は海になれ』って言うんですよ。

海には雪は積もらないから、そんなふうにアキラの成長を見守ってやれと言うんですね。





ヤスはバカはバカでも親バカで、アキラを純粋な愛情で包み込んで真っ直ぐに育てていきました。







やがて奥さんと子供を連れて帰ってきます。

家族が夕日に染まる浜辺で遊ぶ様は、本当に幸せそうでした。

アキラが言うんです。

『オヤジは俺にとって海だったよ。』って。

もう号泣ですよ。





毎年欠かさず寅さん映画を見ていた私には、ヤスが寅さんと重なる感じで懐かしかったです。

『タコ社長』とか『従業員諸君』とか言っちゃうところなんてそっくり。

柴又帝釈天の和尚さんや、マドンナ的なお嫁さんなんかも。





『とんび』は2013年に放送されたTBSドラマで、原作は重松清。

ヤスを内野聖陽、アキラを佐藤健、ヤスの妻を常盤貴子が演じています。

内野聖陽は JIN−仁− 天皇の料理人 も素晴らしいドラマでしたので、その二人が親子を演じるなら間違い無く素晴らしい作品になる気がしていました。

詳しい情報は こちらから ご覧になれます。

良い話でした。












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Last updated  2023/07/04 09:50:22 PM
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