2023/08/21
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テーマ: 社交ダンス(8724)
カテゴリ: アニメのはなし
青森生まれの澤村若菜(わかな)・雪(せつ)兄弟は、名人と言われた祖父・松吾郎が親代わりで、その津軽三味線を幼い頃から聞いて育ちました。

雪は祖父同様コンクールなどの競い合いには興味がなく、祖父に言われた『真似っこではない自分の音』を探求しています。

兄の若菜は全国大会の上位入賞者でしたが、神木流の師範である神木流絃(かみき りゅうげん)の息子や弟子には勝てず、自分より才能があると思われる弟に対しても微妙な劣等感を抱いています。





津軽三味線、父が生前習いたがっていたんですよ。

私も子供の頃は民謡が好きでよく歌っていましたので、物語よりも劇中の唄や三味線の演奏に心奪われ、何度も巻き戻して聴いてしまいました。





祖父が亡くなると同時に家を飛び出し上京した雪。

東京で起業家として成功している母・梅子に見つかり、私立梅園学園に通うことになりました。

母親が雪の三味線で唄う『津軽小原節』があんまり上手でびっくりしましたよ。





雪は梅園学園で津軽三味線愛好会に入ることになり、初心者3人と団体戦を目指すことになるんです。



津軽三味線はネックの部分が通常の三味線より太い太棹なんだそうです。





この競技会は母親の会社がスポンサーで、雪を世に出すための出来レースだったんですが、全国から腕に覚えのある奏者が集結し混戦状態になるんです。

ちはやふる のシチュエーションに似てるかなあと思いながら見ていたんですが、そんなのは別に気にならないほど皆さんの演奏は素敵でした。





競技とは別に、兄の若菜と神社の境内で子供の頃から弾いている『アレ』という曲をやるんですけど、これがすごいんです。

吉田兄弟が弾いてるのかなと思いながら聴いてました。





津軽三味線の全国大会にもA級戦というのがあるらしく、そこで2連覇している神木清流というプロ奏者も雪のことを意識していて、二人でじょんがら節のセッションするシーンもあるんです。

これもなかなか凄くて、速弾きだけなじゃいリード&フォローみたいな掛け合いがかっこいいんですよ。





『ましろのおと』は、羅川真里茂原作の漫画をアニメ化した作品で、2021年に放送されました。

音楽もののアニメは演奏者の実力が作品に大きな影響を与えますが、このアニメはいいですよ。

おすすめです。











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Last updated  2023/08/21 08:30:06 PM
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