2023/11/27
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テーマ: 社交ダンス(8598)
カテゴリ: アニメのはなし
妖精と人間が共存する世界のおとぎ話です。

アン・ハルフォードは母親のような銀砂糖師になるのが夢でした。

砂糖りんごから精製した質の高い砂糖を使い、芸術作品を制作して年に一度の品評会で王家勲章を授与されたものだけが銀砂糖師の称号を与えられます。

15歳の時に病気で母を亡くしたアンは、品評会が開催される王都へ旅立つことを決意しました。





妖精は人間が見つめることによって、植物や鉱物、水からも生まれ出ます。

大きさや寿命は元になったものによって違うようで、人間は妖精の片羽をもぎとって、それを盾に彼らを奴隷のように使役していました。

王都に向かう道は危険がいっぱいなので、アンには護衛として働く戦士妖精が必要でした。





アンは幼い頃から母親に妖精は友達と聞いて育っていて、妖精を奴隷のように扱う気にはなれません。

妖精市場で売られていたシャル・フェン・シャルという名の美しい妖精を買いますが、彼にカカシと呼ばれてバカにされどっちが主人なのかわからない有様。







女性の銀砂糖師というのは珍しく、アンの母親は有名人だったようです。

その母親から砂糖菓子作りのイロハを幼い頃から叩き込まれていたアンは、英才教育を受けたエリートだったんでしょうね。

真面目で責任感が強く、与えられた仕事はどんな困難でも乗り越えてやり遂げていく彼女の姿勢に、女性だからと差別的な目で見ていた職人仲間も次第に彼女の確かな腕に魅了されていきます。





人間を嫌っていた戦士妖精シャルも、彼女が好きになってしまって、羽を返してもらって自由の身になっても彼女の元を離れず、一生彼女を守ると言い張ります。

シャルは黒曜石から生まれた長生きの妖精です。アンが年老いて死んでいくのを見ることになりますね。

ハイランダー みたいな、ちょっと悲しい恋物語です。





乙女系のゆるい話だと思って見ていたら、次から次へと色んなピンチに見舞われるんですよ。

銀砂糖師たちの作り出す作品はどれも美しくて目の保養になります。

砂糖菓子は妖精たちの好物らしく、妖精には原材料の砂糖の質が分かるようです。





時々ロマンチックなシーンが出てくるんですが、そんなところを見ている時に大将が通ったりすると妙に気恥ずかしい気持ちになるのはなんででしょうね。

ラブシーン見てるところを親に見つかった小学生みたいな気持ちでした。












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Last updated  2023/11/27 07:18:10 PM
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