2024/02/18
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テーマ: 社交ダンス(8598)
先生たちが海外留学から帰られて久しぶりにラテンレッスンを受けました。

チャチャを踊ってみて言われたのは『カジュアルにならない』という言葉です。

ラテンではちょっとふざけたような、というか、手だれた踊りをして目を引こうとすることがありますが、やり方を間違えると、ただ手を抜いているように見えるようです。





大切なのは首のトーンの維持、それに両腕を使った支配空間の大きさの維持。

つまり縦と横の存在感ですね。

上手い選手って、周りにタダものではなさそうな雰囲気をまとってます。

身長差があるカップルは、男性が女性を見ようとするとどうしても首が前に傾く傾向があります。

年齢的に骨格が変化してくるのも相まって、かなり意識しないと首のトーンは維持できないです。





フリーアームは、そのままの意味で自由にしていいわけではなく、バタバタすると目障りで、肝心の踊りに悪影響が出るんです。



頭で分かっていても、ステップや相手のことや他の選手の動きに気を取られて、フリーアームまで気が回らないなんてことはありがちです。

でも観客や審判からすると、末端まで行き届かない商品は価値が下がって見えるんですね。





競技ダンスも含め、社交ダンスは基本フォーマルな踊りです。

ラテンの男性のコスチュームなんて、胸があいてたり透けてたりしてカジュアルっぽく見えますが、結構お値段も高い正装ですよね。

身分を隠して街に遊びに来た王子様といったところでしょうか。





女性だってあばずれ女ではなく、手の届かないほどのエレガントでセクシーな大人の女性なんです。

トップ選手がちょっと崩してイキに見えるのは、堅苦しさを全部取っ払って踊っているからではなく、フォーマルな部分をきちんと押さえた上での変化を見せているからだと思います。

カジュアルにならない。

これがレッスンで一番心に残ったキーワードでした。











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Last updated  2024/02/18 12:15:31 PM
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