2024/03/18
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テーマ: 社交ダンス(8609)
カテゴリ: 映画のはなし
アガサ・クリスティの推理小説『オリエント急行の殺人』を原作とした映画のリメイク版です。

1974年に制作された第一作目も見た記憶があり、原作も読んでいましたので犯人も結末も知ってて見るサスペンスってどんなもんかなと思いましたが、キャストが豪華で機関車の映像も綺麗だったので楽しめました。





世界一の私立探偵エルキュール・ポアロはエルサレムで登場します。

犯人の行動の先の先を読んで事件解決、彼の敏腕ぶりをまず軽く紹介です。

エルキュール・ポアロ役はケネス・ブラナーで、この方が監督も務めています。

ヒゲがやけに大きかったですね。

寝るときは形を崩さないためなのか、ヒゲマスクしてました。





ポアロが乗車してたオリエント急行の車内で、殺人事件が発生するんです。

被害者はエドワード・ラチェットという大富豪で、前日にポワロに身辺警護を依頼してきた人でした。



ラチェット役はジョニー・デップでした。滅多刺しで殺されてしまうので出番少ないですが、印象深い役所でした。





オリエント急行はイスタンブールからイギリスまで行くヨーロッパ横断鉄道で、豪華な客車や食堂車も完備されている蒸気機関車です。

乗客はハンガリーの伯爵夫妻やロシアの公爵夫人、アメリカの未亡人、元軍人の医者、大学教授、宣教師や家庭教師などで、ポアロが聞き込み調査を実施したところ、乗客乗員の全員にアリバイがあることが判明します。

大学教授はウィレム・デフォー、宣教師はペネロペ・クルス、未亡人はミシェル・ファイファー、公爵夫人はジュディ・デンチ、みんな主役を張れるような豪華俳優陣でした。





列車は雪に阻まれて山間部に数日足止めされるんですが、その間にポアロの捜査が行われて真相が明らかになるという運びです。

ポアロの最後の謎解きのシーンは、ダビンチの最後の晩餐の絵画を彷彿とさせます。

『ナイルで殺人事件が発生しました。』と言って終わるので、次回作はナイル殺人事件かなと、アガサ・ファンを期待させる終わり方でした。





『オリエント急行殺人事件』(原題: Murder on the Orient Express)は、2017年のアメリカ映画です。

原作が書かれた1930年代の時代背景が美しく描かれていました。

何より列車が雪山を縫って走っていく様が美しいので、電車好きの方は是非ご覧になってください。





フランス国鉄SNCFが、2024年のパリ五輪に合わせてオリエント急行を復活させるそうです。楽しみですね。いつか乗ってみたい...。手書きハート














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Last updated  2024/03/19 08:02:55 PM
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