2026/09/09
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カテゴリ: 旅行記
壇上伽藍から500メートルほど東に高野山真言宗の総本山である金剛峯寺(こんごうぶじ)があります。

平安時代のはじめに弘法大師によって、開かれた真言密教の聖地です。





納経帳にある奥之院はさらに東にあって、このエリアの自由行動が終わったらバスで移動することになっていました。





お礼参りにちゃんと歩いて来られる方々もいらっしゃるんですね〜。

この白装束、間違いなく四国八十八ヶ所巡りを終えた方々ですよ。





こちらが本坊です。大きな建物です。

入場料1000円で靴を脱いで中に入らせてもらいました。





こちらは高野杉の切り株だそうです。

奥之院にあった高さ57メートルの巨木でしたが、落雷で痛んだので伐採されたとのこと。







何百人もの僧侶の食事を作っていた大きな台所や、囲炉裏の間を飾る素晴らしい障屏画を抜け、主殿から別殿へは長い渡り廊下を歩いていきます。





ここから見えるお庭も素敵ですね。





主殿も別殿も写真撮影禁止だったのでご紹介できないのが残念ですが、非常に美しい襖絵が見られました。





四季の花鳥や、弘法大師の旅物語などが描かれていて、時代も作者も様々なようです。

空海を聖地である高野山へと導いていく犬の伝説も描かれていました。





蟠龍庭(ばんりゅうてい)という 国内最大級の石庭が有名です。

標高が高いこともあって歴史的に何度も大火に見舞われ、この建物は幕末の1863年に再建されたものです。

大火を逃れた最も古い絵は江戸時代初期に描かれた狩野探幽とその一門による大広間の『群鶴図(ぐんかくず)』と上段の間の『松に鷺図』・『四季花鳥図』 とのこと。





探幽は神童で、13歳の時に即興で描いた絵を2代将軍・徳川秀忠が絶賛し、10代で江戸幕府の初代お抱え絵師に大抜擢された人物です。

落語にもなっているそうですが、襖絵の鳥たちは動き出しそうでした。





一番新しい絵は千住博画伯が2020年に奉納された、囲炉裏の間の『瀧図』と茶の間の『断崖図』だそうです。



四国八十八ヶ所巡りをしていなかったら、きっとここには来なかったと思いますので、いい作品が見られて素晴らしいご利益でした。





(つづく)





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Last updated  2026/09/10 10:34:34 PM
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