高野悦子『二十歳の原点』

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etsuko4912

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19才の思い出@ Re[4]:高野悦子さんの命日(06/22) 団塊世代さんへ 早速のコメントありがと…
団塊世代@ Re[2]:高野悦子さんの命日(06/22) 19才の思い出さんへ メッセージ読みまし…
19才の思い出@ Re[1]:高野悦子さんの命日(06/22) 団塊世代ベンチ組さんへ はじめまして、…
団塊世代ベンチ組@ Re:高野悦子さんの命日(06/22) 「合掌」 53回目の命日も過ぎました。 …
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2005/06/21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私の世界
 おまえは生きている。人に頼ることなしに、己れの世界を築きあげるのだ。たとえ心房中隔欠損ぎみの心臓であっても、それが動き、血液を体内にくまなく流しこんでいる以上、おはえは、己れの世界をどのように築きあげるのかということに立ち向かっていくんだ。独りであることを忘れていた。独りなのだ。おまえ自身の世界をもつのだ。
私は弱い
自分が何をやりたいのかさえわからない
それでも朗らかに人と話し笑う
しかし ふっと気づく
なぜ笑い 話をするのだと不安になる
その時 目に見えね世界が知らぬまに
私の体を動かしているのに気づく

サラリーマンの世界なのか
マルクスの世界なのか
資本の世界なのか 何もわからない
私の世界が私の知らぬまに存在している
なんだかわからぬものによって
私は動かされている
激しい感情に身をまかせもせず
生きる情熱も失せているまま
私は煙草をすう にがい煙草もすう
私はこの部屋の中で ここは私の世界だ
しかし一たびここを出ると 私は弱くなる

煙草を買うのを恥ずかしめる何ものかが存在する
私は弱い

私は私の世界を模索し始めた。人それぞれ、その人の世界をもっている。しかし、その人が本当に己れの世界をもっているとは限らない。
      高野悦子著『二十歳の原点』(新潮社)より引用
前回のブログと関連するものです。悦子さんは自身の世界を求めて、全共闘運動に参加したのかもしれない。





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Last updated  2005/06/21 01:19:37 PM
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