おいしいって幸せ

おいしいって幸せ

2008.08.17
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カテゴリ: TV・映画
(超、長文注意 ^^;;)


8月14日は、映画館へ一家4人で「崖の上のポニョ」を観に行ってきました。

毎月14日は、家から自転車7分のTOHO映画館が
大人1,000円のサービスデーをやっているのです。
たぶん「14(とーフォー)」にかけてるんでしょうね。(*^^;;

大きい音の映画館が苦手な5歳娘をなだめすかして、
おいらが観たいので無理やり(笑)行ってまいりました。

(以下、ネタばれ注意)

--


まだパンフレットを読んでいないんですが、
まっさらな状態で、感想をば。
--

まず全体的な印象。

この作品では、初心に戻って3Dを一切使わない
手描きオンリーに戻したと聞いてましたが、、、

手描きって、やっぱ、パワーありますねぇ~。
一筆入魂、みたいなものなんでしょうね。
アニメーターが、自分の人生を削って時間を費やした分、
迫ってくる迫力みたいなものを感じました。

--


所ジョージさん、いいですねぇ。
所さんらしい声というよりは、ちょっと抑えた普通の声。
それがまた、素敵な味が出ていて良いですねぇ。(^^)
この作品の悪役なんだけど、悪くなりきれない愛すべき役。

あと、あっこちゃん(矢野顕子)。

あれでも、あっこちゃんが「hun~♪hun~♪」と
セリフならぬ鼻歌を歌ってましたね。(^^)

--
さて、オープニングタイトルですが。

画用紙に描いたような絵の、アニメーション。
最初、風の谷のナウシカのオープニングを思い出して、
その後、ジブリ美術館内の小劇場で上映されている
短編映画の数々を思い出しました。

そうか、あの短編映画を作りながら、宮崎駿さんは
自分の行く先を模索してたのね、って。
そう思ったら、またジブリ美術館での短編映画を観に行きたくなりました。

--
さて、宗介。

彼は、両親を名前で呼んでいるのですね。
最初は、なんでだろう?って不思議だったんですが、
途中から「あぁそうか」って、おいらなりに腑に落ちました。

たぶん、おそらく、
彼は両親共稼ぎで、しかもお父さんが家に居ないことの方が多くて、
お母さんを自分が守らなくちゃ、と
5歳という幼い身でありながら、
自立しなくちゃいけなかったんじゃないかしら。

お母さんは、ちょっとやんちゃで、
放っておくと何を仕出かすかわからない、無茶なところがあって。
だからこそ、お父さんの代わりに、
ぼくがしっかり、お母さんを守ってあげなくちゃ。
そんな気持ちが現れてたんじゃないかしら。

それがいちばん、健気に伝わってきたのが
お母さんを探しに出かけて、車を見つけた場面。
普通の5歳児なら「おかあさーん」とか「ママー」とか泣き叫んでますよ。
でも宗介は、お母さんを「リサー!」と呼んで探し回る。
でも本当は5歳だから、寂しいから、大粒の涙がぼたぼた落ちる。
あの場面に、宗介の、素の5歳の顔が見え隠れして
なんとも胸がきゅーーーーーーーーーーんと苦しくなる。


リサは、かわいい女だけれど、できた母親ではないと思う。
愛する旦那の灯台になるために
崖の上に家を建てて、明かりを灯し続けようとする。
そのために、津波が来て危ないと警告されているのに
無茶をして川を渡り、家に帰ろうとする。

また、宗介とポニョのために作ってあげた夕食は
お湯をかけるだけのインスタントラーメンだったりする。(^o^;;
とっても日常的風景であるかもしれないけれど、
母親としてはかなり手抜きな部類なんじゃないかしら。
(だって鍋使わないんだよ?笑)

そして、いくら「灯台」の灯を絶やしてはいけないとは言え、
「ぼくも行く!」というたった5歳の愛息子を残して
危険な道を一人で行ってしまう。

ほ~らね、無茶な女でしょう?(笑)


でも、宗介くん。
きみ、ポニョを好きになったっていうのは、
ある種、カルマみたいなものかもしれないね。
放っておくと無茶をする女性って、ポニョも同じだもの。
お母さんと同じような人を好きになっちゃうのね。(^^)

そしてねぇ、年をとったら、
頑固なトキさんになるのよ~。(^o^;;
--


さて、ラスト付近で泣いた箇所というのは、
ひまわりの家のおばあちゃんたちが歩いていた場面。
きっと彼女たちは、もうすぐ自分にお迎えが来ることを知っていて、
毎日、常に体中のあちこちが痛くて、
死ぬ前にもう一度、子どもの頃みたいに、
元気に走ってみたいわ、と思っていたのでしょう。

それがグランマンマーレの魔法で
一時的に足腰がしっかりして歩けるようになるんだよねぇ。
切ないねぇ。。。
人生の終わりに、一瞬だけ、きらめくことができたんだよねぇ。
それを思うと、彼女たちが無邪気に振舞えば振舞うほど、
涙が出てきちゃったわけです。



この映画は、説明を極限までそぎ落としているために、
観る人によって解釈や評価が極端に違うと思います。
おいらが今日、ここに書いたことも、間違ってるかもしれません。

でもおいらは、この映画を観て、こう感じたし、
この映画が、とても好きになりました。


あ、エンディングロールが1コーラスで終わっちゃった気がするけど、
フルコーラス流してほしかったなぁ、という不満はありました。(笑)
あ、リサが「私は~元気~♪」と歌ったところは笑えました。

いやいや、観に行ってよかった。
5歳娘も、楽しかったと言っていました。
ポニョが人間になれることは、理解できてなかったみたいだけどね。(^_-)





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最終更新日  2008.08.19 23:36:02
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