Flatのガンプラ製作日記

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2021.01.17
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「カカノムモノ3-呪いを欲しがった者たち-」です。


カカノムモノ3ー呪いを欲しがった者たちー(新潮文庫)【電子書籍】[ 浅葉なつ ]

カカノムモノの最終巻です。この巻で完結です。
カカノムモノ。それははるか昔に魚から人になったもの。
神からの説得を聞かずに、人間との暮らしを望む魚に
神は一つの呪いを与えます。
それは人間の穢れを定期的に呑まないと、魚に戻ってしまう

このような呪いを授けた神の意図はわかりません。
人間の嫌な面を見せ続けることを償いとさせたのか、一緒に暮らす以上
人間を良い方向で構成させることを望んだのか。
いずれにしろ、浪崎の一族にはこのカカノムモノが代々生まれ、その印を
授かったものを当主として、代々隠然とした力を有してきました。

人間は多かれ少なかれ穢れから逃れることはできない。なので
それが溢れて制御できなくなる前に「呑んで」消してくれる浪崎の
一族は政治家などから非常に頼りにされたわけです。

今の当主である碧には、兄と慕う涼がいます。
この涼は碧を愛し、守りつつも、自分に印が現れず、碧に現れたことに
複雑な心境を抱き続けています。

そして、「この呪いを解く方法がある」と碧に告げるのでした。
果たして、碧の決断は・・・?

設定もなかなか面白かったのですが、最後の結末はまあまあかな。





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Last updated  2021.04.03 13:50:16
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