Flatのガンプラ製作日記

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2021.01.23
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「紅霞後宮物語第三幕」です。


紅霞後宮物語 第三幕(3) (富士見L文庫) [ 雪村花菜 ]

関小玉。それが主人公である皇后の名前ですが、出自は一般の平民です。
足の悪い兄に代わって、出征し、そこで大活躍して、武芸、そして、将官としての
才を見せる。
その中で、文林に出会い、生涯の友、とでも言うべき深いつながりを感じる。
彼は傍系ながら皇族なのだが、傍系なので絶対に皇帝になれるとは思っていなかった。


そして、彼が皇后に選んだのが・・・小玉だったのでした・・・

ちなみに小玉は結局は軍人で、皇后というポジションに固執していません。
もし「お前、皇后から降りろ」と言われたら、喜んで降りるでしょう。
しかし、彼女は自分からはそう言いません。
自分がなぜ皇后に選ばれたのかを理解し、そして選ばれたからには皇帝であり、
そして永遠の友である文林のために最善を尽くすと覚悟しているからです。
それはもしもの時は命を懸けてでも彼を守るという決意でもあります。
文林は文林で、彼女に気安い言葉をかけるわけでもないのですが、とても
気を使っている様子が窺えます。
このなんというか、ツンデレでもなく、仲が悪いというわけでもなく、
そう、信頼という言葉で繋がっている夫婦、という感じがなかなか面白いですね~


なかなか破天荒な感じで進むのですが、代わりを固めるプレイヤー、時代背景や
官位などを十二分に使った展開に面白くてはとても楽しく読めます。

今回の3巻は小玉に近しい方が亡くなったりと辛い展開が続くのですが、それでも
全体を通してみれば、読みやすくとても素敵なお話です。





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Last updated  2021.04.03 13:50:29
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