Flatのガンプラ製作日記

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2021.04.10
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「翼の帰る処 下」です。


翼の帰る処(下) [ 妹尾ゆふ子 ]

いきなりですが、ヤエトは帝都行きを命じられます。
北嶺太守である皇女との関係を築き、これからはゆっくりと
半隠居生活に突入か、と思ったところでの下命です。

一応病弱なヤエトを養生させるという名目です。
寒い北嶺ではなく、帝都でゆっくりせよと。

皇女としては配慮したつもりでしょうが、一般臣民であるヤエトは
当然第三皇子のもとでなぞ落ち着けるわけもなく・・・

しかも、最近、王の体調が悪いのかも、という噂がたったことで
皇子たちの暗躍が加速していました。
そんな時に皇女の副官を送り込まれた第三皇子は疑心に捉われます。
しかも、そもそも皇女をある目的に利用しようとしてたのです。

ヤエトの過去視の力が強まり、仲間であった伝達官が殺され、皇女に
危機が迫り、ヤエト自身も危険であることを知ったヤエトは皇女を
救い出すために雪に閉ざされた北嶺に戻ることを決意します。

上巻で撒かれていた伏線が回収されていき、なかなか面白かったです。
例えば、鳥。

現在の鳥は滑空はできるものの飛ぶことはできません。
ヤエトは過去を探り、飛べなくなった理由を探り当て、皇女の力を借りて
ついに鳥たちの翼を取り戻すことが成功するのです。

これにより北嶺のさらに北の部族の侵攻を阻止することができました。

皇女は遠からずどこかに嫁ぐことになるという運命が待っています。

物語はこれで終わるのですが、あとがきを読むと続編があるようですね。

皇女がこのまま自立できるのか、ヤエトとの関係は?、どんどん病弱になる
ヤエトは生き残れるのか・・・続編読んでみたくなりました。





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Last updated  2021.04.10 15:04:37
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