Flatのガンプラ製作日記

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2021.07.17
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「図書館島」です。


図書館島 (海外文学セレクション) [ ソフィア・サマター ]

この「図書館島」というタイトル。本に関連したお話の予感。
そして、あらすじに書かれた「書き記された文字を奉じる人々と
語り伝える声を信じる人々の戦いに巻き込まれていく」という
内容でいやがうえにも盛り上がって読んでみたのですが・・・

うーん、文章が固いし、比喩表現が過剰で、正直読みにくいです。

と思ったのですが、そこもだいぶ違っていました。

主人公のジェヴィックはあることを契機に死んだ人の霊ともいうべき
存在とつながりができてしまいます。この小説ではそれを「天使」と
言っていますが、ジェヴィックはこの天使から逃れることだけを
望んでいました。
しかし、この天使の存在を利用しようとするチームと、現体制を維持しようと
して、天使の存在を抹消しようとするチームの戦いに巻き込まれてしまいます。

なので、「戦いに巻き込まれていく」という部分はあっているのですが、
「文字と声の対立」には思えないんですよねぇ。
しかも、天使を市民蜂起、そして、戦争の開始に向けての道具に使っている
だけに思え、読んでいてもあんまり楽しい展開に思えませんでした。



つまらない、ということはないのでしょうけど、ちょっと読みにくい&
イメージと違ったな、と思いました。





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Last updated  2021.07.17 13:31:26
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