Flatのガンプラ製作日記

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2021.09.12
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「青玉は光り輝く」です。


青玉は光り輝く【電子書籍】[ ケルスティン・ギア ]

「時間旅行者の系譜」の第2弾です。
クロノグラフを使って「円環を閉じる」という行為に若干の
疑問を感じるグウェンドリン。
しかし、それはまだ明確な疑惑ではありません。
ポールやルーシーは明確に反対の姿勢を取っており、円環が閉じない

ことが何なのか分かりません。
何しろ、母親ですら、何かを知っているようなのですが、本当のことを
教えてくれないので、グウェンドリンの頭の中は「???」だらけなのです。

なので、グウェンドリンは自分でその謎を解明しようと動き始めます。
そんな彼女が過去に向かったところ、祖父に出会います。
その出会いも恣意的です。
「未来の自分」が「祖父に手紙を残していた」のです。
教のこの日、この時間に、この場所にいるようにと。
だんだんこんがらがってきます。

例えば今日1948年8月11日にタイムトラベルし、Aさんに会うとします。
そして、明日、1948年8月10日にタイムトラベルしてAさんに会う場合、


例えば、明日でなければ知ることができないことを8月10日にAさんに
教えておくことができるのです。
その利用例の一つが「この日、この時間に、この場所にいる」という
ことなのでしょう。
「未来の自分」からすれば「過去の自分」が どう行動したかは分かりますもんね。


別の行動を取る」つまり未来が変わってしまうということになりかねない気が
しますが、果たしてどうなっていってしまうんですかねぇ。

ところで、普通の女子高生であるグウェンドリンは格好良くて頭も良く、
運動もできる、楽器も弾けるというギデオンにメロメロです。
こころはもう惹かれまくりなのですが、理性ではどこまで信用して良いか迷い
彼の優しい態度、そっけない態度に一喜一憂ばっかりしています。
ギデオンの真意はいまだ分かりませんが、彼も組織に裏切り者がいると思っているようで
それがグウェンドリンでなければ良いと思っている感じがします。

さっきも書きましたが、今裏切っていなくても、「将来」に「過去に戻って」
裏切り行為をする、という可能性はなくはないわけですからね・・・

さて、ギデオンを敵を認定したグウェンドリンですが(自分に優しくしていたのも
恋をするように仕向け扱いやすくするためだと判断)、そんなこんなでショックを
受けてこの巻はおしまい。

次で最終巻(上下巻ありますが)ですが、はてさてどうなるのでしょうかね。
裏切り者が誰かまだ全然わかりません。
楽しみです!





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Last updated  2021.09.12 18:43:20
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