Flatのガンプラ製作日記

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2021.12.19
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「イッカボッグ」です。


イッカボッグ [ J.K.ローリング ]

ハリーポッターで有名なJ.K.ローリングさんの作品です。

豊かな国の北に住んでいる怪物、イッカボッグのお話
だと思っていたので、怪物を退治にしに行く冒険物かと
思っていたのですが、ちょっと違います。

無能な王様とその取り巻きの奸臣がいて、ある日、

出かけます。
しかしこの国ではイッカボッグなんて空想上の存在で
悪いことをした子どもを恐がらせるためだけの存在でした。
なので、当然王様の遠征でもイッカボッグをはっきりとは
確認できなかったのですが、遠征の中で発生した
不幸な事故を取り巻きの奸臣に利用されてしまいます。
イッカボッグ退治のためにという名目で自分たちに権力を
集中させ、税金を集め、好き勝手振る舞うのです。
そして遠征でイッカボッグを「見たような気がする」王様も
奸臣の専横を許してしまうのでした。
言うことを聞かない者は王様に相談されることもなく、

しかし、嘘は弱いです。嘘から発生した齟齬をただすために
さらに嘘を重ねるしかなくなっていくのです。
そんな中、取り巻きの奸臣に親を殺された幼馴染が
北の大地で見たものは・・・

なかなか面白かったです。

こお話を書籍化する際に挿絵コンテストを開いたそうです。
書籍にはコンテスト入賞者の情緒豊かな絵が彩りを
添えています。
全体的に取り巻きの悪巧みが長く続くので背景が暗い色で
描かれているものが多いのですが、とても雰囲気が
出ていて素敵です。





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Last updated  2021.12.19 22:40:21
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