Flatのガンプラ製作日記

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2023.08.06
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「少年は世界をのみこむ」です。


少年は世界をのみこむ (ハーパーコリンズ・フィクション ハーパーコリンズ・フィクション F13) [ トレント・ダルトン ]

久々に読むのが大変な本でした。
580ページもある大作な上に冒頭の50ページほどが理解
不能です。
主人公であるイーライの妄想と空想と現実がごちゃまぜに
なった説明は読んでも読んでも全然理解できません。

読むのをやめようかと思ったのですが、だんだん形に
なっていって最後まで読めました。
イーライはなかなか大変な環境で暮らしています。
父親はアル中気味で離婚し、今は母親と暮らしています。
そんな母親もクスリに手を出し、破綻寸前です。
父親代わりのライルは麻薬の密売をしているし、
兄のオーガストは天才なんだけど、ほとんど言葉を話さず
空中に文字を描いて意思疎通します。
街にはギャングがいるし、学校もまともとは言い難い。
イーライの最も親しいと言える人物は殺人犯として収監
され、脱獄を繰り返したスリムだけだったのです。

ある時、ライルは麻薬の密売でミスって連れて行かれて
しまいます。

イーライは新聞記者になる事を目指すようになります。
そしてもう一面。ライルの行方を探す、またはライルを
苦しめた奴に罰を与える事を考えるようになります。


時のある出来事がトラウマとなっていたからなのでした。

そのことに関する真実を話さない両親に苦しみながら
イーライはライルの後釜に収まったDV男から母親を救い、
さらに控えの控えの新聞記者として働けるようになります。

そして子どもの頃、兄のオーガストが描いていた文字が
ある意味を持つように感じられる事態が発生するのです。

そして・・・


すこい込み入っているし、冗長だけど、まあ面白かった
かな。
それにしても小説に出てくるエピソードの半分くらいは
筆者が実際に体験したことだと言うから驚きです。





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Last updated  2023.08.06 14:40:55
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