Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

flat2775

flat2775

Calendar

2024.03.30
XML
カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「デルフィニア戦記外伝 大鷲の誓い」です。


デルフィニア戦記外伝 大鷲の誓い【電子書籍】[ 茅田砂胡 ]

デルフィニア戦記の本編はリィが自分の世界に帰って
終わりを迎えたわけですが、その外伝となります。
最初の数十ページを読んでいる間、本編の後日談だと
思って読んでいました。
知っている登場人物は出てこないので、誰がどの人の

これは前日譚ですね。
バルロとナシアスの出会いと二人の友情がどう育まれて
いったかという話です。
本編ではバルロとナシアスはそれぞれ大きな騎士団を
預かる団長で、仲も良いのですが、身分に大きな
隔たりがある二人がどうやって言わなくても分かる、
言葉で言っている以外の言外の意図を正確に把握できる
ほとの関係を築けたのか、そんな話です。

本編ではナシアスはウォルと一緒にパラストに捕まった
とき、敵を欺くためにバルロにデルフィニアを見限った
という手紙を送ります。

自由に動けるように散々ナシアスを罵倒した内容の
返信を送るのです。
それを読んでナシアスは「バルロに意図が伝わった」
とむしろ安堵するのでした。
そんな関係は単に仲が良いという言葉では表せません。

過ごしてきたからでしょう。
少年時代に孤独だったバルロには大公爵という身分を
全く忖度することなく良いことは良い、悪いことは悪い
と言ってくれるナシアスは本当に得難い存在だったの
でしょう。

そんな二人のことがよくわかる物語です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.03.30 08:16:41
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: