Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

flat2775

flat2775

Calendar

2025.04.02
XML
カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「アヒルと鴨のコインロッカー」です。


アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) [ 伊坂幸太郎 ]

伊坂幸太郎さんの作品です。

少々物悲しいラストのお話です。
でも私は嫌いではないです。

登場人物たちが精一杯生きた結果なのだという事が
感じられます。


現在のパートは4月から大学に進学する椎名と、
その隣に住んでいる河崎という2人が出てきます。
2年前はペットショップで働く琴美と彼女と一緒に
暮らすブータン人のドルチ、そして琴美の元カレと
して河崎が出てきます。
河崎は容姿端麗だがプレイボーイだったために別れた
ので琴美としては会いたくない相手です。
なので、メインは琴美とドルチの話なので、これが
現在の椎名と河崎がやろうとしていることにどう関係
してくるかがポイントとなりそうです。
というのも、河崎は会ったばかりの椎名に対して

しかも目的は広辞苑1冊というのです。
なぜ?どうして?
話が進むにつれて、2年前に起きた事が明らかになり、
ある人物にとってはそれはまだ終わっていないのだと
思い知らされます。


ですかね。
椎名はごく短い間に様々波乱万丈の出来事二遭遇し、
さらに彼自身、そして家族にも変化が起き、断片的
ではあるものの過去と今両方を知るペットショップの
店長の麗子も絡めて、一つの真実へと突き進んで
行きます。

真実は残酷です。
でも途中参加の椎名は眺めることしかできません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.04.02 13:13:09
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: