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八重洲と日本橋を結ぶことからと名付けられた“八日通り”日本橋高島屋の近くでありながら人通りは少なく、ビルに挟まれていることで日中でも陽が射すことがない細い路地は“はっぴぃ通り”との愛称で親しまれているのだとか…そんな通りに掲げられたA看板にあったランチメニューに魅かれて『割烹 鶴の家』へお邪魔させていただくことにしたのですが、暖簾を潜ってすぐに目に入ったのがほぼ事務机と化したテーブルでありまして…これは失敗だったかなと不安な気持ちになりながらも、4人掛けのテーブルが並べられた部屋へと入り、空いていた席をいただいたのですが…奥から出てきた年配の女性は、先の看板を下げると厨房に向かって「終了でーす」と大声で伝えられたのでありますその後すぐに気付いていただくことができましたので、無事に食事をいただくことができましたが、一時はどうなることかと焦ってしまいました8品ほど用意されるお昼の定食はどれも1,000円以下で提供されているのですが、お刺身や煮魚、角煮に天ぷらなどと魅力的なものばかりでありまして…本来であれば迷うところなのでしょうが、煮つけられるお魚が“金目鯛”であるとなるともうその必要はありませんね待つこと5分強で提供された煮魚は見た目にもおいしそうなものでありますし、身が締まることなくふっくらと煮付けられていて…甘過ぎず濃過ぎずの上品さを感じる煮汁の味わいとともにおいしくいただくことができました一階は気楽なテーブル席ですが、地下には個室が用意されているそうで…商談や会食などの利用も多いそうですよ【日本ばし 割烹 鶴の家】東京都中央区日本橋3-6-13 日本橋井田ビルB1・1F03-3271-6233
2020.03.06
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本場イタリアでミシュランの星付きレストランでスーシェフを務めたという経歴を持つシェフが麻布十番に『ベルニーニ』を創業したのは1996年のことバブル期のイタ飯ブームにも後押しされ、2005年に『Vinoteca Wagon』を銀座7丁目に、2009年には『Bernini Tokyo』を銀座2丁目にとオープンされたのであります残念ながら麻布十番のお店は閉められているようですが、銀座2丁目のお店ではパリパリに焼かれたローマピッツァがいただけるとのことでお邪魔させていただくことにいたしますウィンズ銀座の裏手にあるお店は"木"を基調とした落ち着いた雰囲気のお店でありますが、先客は2組だけと言う状況でありまして…ちょっと寂しさを感じてしまいますが、お昼の営業を終えようかと言うタイミングでありますので致し方ないことでありましょうひとりであることを告げるとピザ窯を臨むことができるカウンター席へと促されたのでありますここが特等席であろうと気遣いをしてくださったのかも知れませんが、テーブル席をいただきたいと伝えてもカウンター席へとしつこく促すスタッフが不愉快で、お店を出ようとした際に責任者らしき方が現れ準備ができていなかったテーブル席を整えていただくことができたのでありますお昼のメニューは前菜とピッツァもしくはパスタがいただける「ベルニーニランチ」と、メインディッシュを加えた「フルコースランチ」前菜からメインまでプリフィックススタイルとなっていましたので、「我孫子農家 "旬"野菜たちののサラダ ~粒マスタードのドレッシング~」と「ピッツァ マルゲリータ」をチョイスしたベルニーニランチをいただくことといたしますアミューズとして提供していただいたカポナータひと口サイズとのことで180mmほどの角皿の真ん中にちょこっと盛られているのですが、その可愛さだけでなく、夜の営業に繋がるようなおいしさでもありました続いて提供されたサラダは多くのレストランで提供されるようなセットサラダとは一線を画すものでありまして、たっぷりと盛られたブーケレタスに紅芯大根やラディッシュなどが添えられますそしてマルゲリータコルニチョーネのモッチリとした歯ざわりが特徴であるナポリピッツァとは異なり、麺棒で伸ばした薄い生地をしっかりと焼かれることでのパリパリ感を特徴とするローマピッツァ都内でもローマピッツァを提供するお店は少なくなかなかいただくことができないのが残念ですが、生地の軽い食感はお腹に溜まることも無く軽食としてやメインの前にいただくのにピッタリでありますね【Pizzeria Romana Bernini Tokyo】東京都中央区銀座2-11-13 銀座歌茶屋ビル1~2F03-6228-4774
2020.03.05
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確定申告書を提出しようと国税局へ行ったのだけど、提出期限がひと月ほど延ばされたことによるものなのか提出窓口には誰一人列んでおらず…待つことなく提出できたことで“濃厚感染”を心配することはなさそうですが、国の機関でありながら消毒用のアルコールがどこにも置かれていないことにビックリこれじゃ“接触感染”は防げませんねなんとなく「頭隠して尻隠さず」的な対応に苦笑いであります無事に提出を終えお昼をいただこうと中央市場通りを銀座方面へと歩いていたときに目を惹いたのが 〝京料理 出汁とうにと神戸牛〟 と筆文字で書かれた暖簾でありまして…ちょっと敷居が高そうにも感じたのですが、きっとおいしいものがいただけるに違いないと暖簾を潜りますお店の奥には個室風のテーブル席が一卓あるのですが、メインとなるのは板場を前にするカウンター席でありまして、その一角をいただくことといたします”寒鰤照り焼き”や“銀鱈西京焼”とお魚メニューもありましたが、暖簾にも書かれていた神戸牛がきになって…「黒毛和牛すき焼き小鍋仕立て 刺身付」をお願いしますと、最初に”葉物のサラダ”と”胡麻豆腐”、それに”小松菜のお浸し”の3点が提供されます胡麻の舌ざわりを残した胡麻豆腐は明らかに自家製であることが窺えるだけでなく濃厚な風味もあって実においしいものでありますし、お浸しもシャキッとした歯ざわりと野沢菜の香りが楽しめる逸品でありました漁の解禁を迎えたばかりである旬のホタルイカに初鰹と季節を感じさせるお刺身には心憎さを感じますし…ほど良い甘みを感じる割下で煮込まれたすき焼き小鍋は厚みがあるお肉であるにもかかわらず柔らかくボリュームも満足でありますさすがに神戸牛ではないのでしょうが、甘みを感じるおいしいお肉に満足であります【銀座 柊家】東京都中央区銀座8-18-3 加藤ビル1F03-6264-2881
2020.03.04
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牛丼の松屋が期間限定で提供しているビーフハンバーグがおいしいとのことで…それを試してみようと時間をずらして出掛けたのでありますが、だらしなくスーツを着崩したサラリーマンで埋め尽くされた店内へと入る気にもなれず、向かいにある『スクンビット・ソイ・トンロー』へお邪魔することにいたします八重洲さくら通りに面してはいるものの、半間ほどの狭い階段を下る雑居ビルの地下ということで…下り口に大きな看板を置くことで目を惹いていますね40席ほどの店内にはアラサーかと思われる女性ばかりであることからアウェイな感じは否めませんが、先の環境よりも遥かに良い居心地ですねさてさて、メニューを眺めますと単品でいただけるお料理のほか、2品のセットでいただくことができるものが並んでいまして…その組み合わせに迷ってしまったことから、最も贅沢な”A set”をいただくことといたしますサラダ感覚でいただく生春巻き、そしてスープはトムヤムクン、メインとなるお料理がガパオとパッタイと欲張りなワタシにピッタリなセットでありまして…トムヤムクンにはプリッとした歯応えがおいしい大きめな海老が3尾ほど入っていましたし、程よい酸味と辛味が食欲を刺激してくれますそしてパッタイオイスターソースやナンプラーとともに甘みを感じるタレで炒められていまして、オキアミの香りも良く…続いてガパオ先ずは半熟の卵をスプーンで細かくし、それをご飯と混ぜ合わせて下準備は完了ご飯と挽肉とをバランスよくスプーンですくいながらいただくことといたしますピリッとした辛味と甘味を感じるタレこの絶妙なバランスがおいしいんですよね【Sukhumvit Soi Thong Lo】東京都中央区八重洲1-5-17 八重洲香川ビルB1F03-3272-2090
2020.03.03
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気がつけば既に3月になってしまっていて…慌てて確定申告の準備に取り掛かったのでありますが、新型コロナウィルス感染への対策もあって申告期限がひと月ほど延ばされていたんですねとは言えいずれはやらなければならないことでありますから、思い立ったときに終わらせてしまおうと近場でお昼をいただくことにいたします隅田川には江戸の時代から多くの“渡し”があったとのことですが時代の変化とともに姿を消していき…佃大橋が開通した1964年まで現役で活躍していたという“佃の渡し”が最後なのだとかそんな渡し場からほど近いところにあって、昔ながらの街並みに溶け込むようにある『麗江』って中華料理のお店を訪ねます何度もお邪魔するほどお気に入りなのでありますが、同じように思っている方も多いのでありましょう予約をしていないと入れないことがしばしばなのでありますが、今日は待つことも無く席をいただくことができました用意されたランチメニューは4つ週替わりで提供されているようで、今週は「レバニラ炒め」「タマゴとトマトの塩味煮込み」「豚細切り肉のあんかけ焼きそば」「蟹肉入りお粥」であるとのこと小雨が降る寒い日でありましたので熱々なつゆそばがいただきたい気分ではあったのですが、用意されていないものは致し方なく…「豚細切り肉のあんかけ焼きそば」を選びます豚肉と筍、それにたっぷりなきくらげが醤油ベースの餡に包まれていまして、これが炒められたことで水分を失った麺に吸い込まれるように馴染むことでおいしくいただけるのでありますそしてサイドメニューからいただいた「点心三種」決して秀逸とは言えないもののワンコインでいただけるものとしては満足いくものでありまして…こちらでランチをいただく際にはほとんどの確率で添えさせていただいているのであります【麗江】東京都中央区佃1-6-7 大栄マンション1F03-3531-6631
2020.03.02
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一般ランナーの参加がなくなってしまったとはいえ、東京マラソンのコースとなる銀座や日本橋は応援者などで混み合っているに違いないと…門前仲町の人気洋食店『3匹の子ぶた』でハンバーグをいただこうと出かけたのでありますが、なんとそこには“貸切”との札が下げられていているではないですかそれで半年ほど前にお邪魔した際にいただいた「和牛鉄板焼肉」のおいしさを思い出し、居酒屋や小料理店などが軒を連ねる小径を引き返し『ステーキハウス牛和鹿』へお邪魔させていただくことにいたします日中は人通りがない路地にあるためなのか、日曜日だと言うことでビジネスのお客さまが居ないためなのか…先客はカウンター席に座る女性だけである状況に驚きながらも、ゆったりとしたテーブル席をいただきますいただいたお料理は「シチューがけハンバーグ200g」ゴロンと丸められたハンバーグは牛肉100%で作られることからレアな状態で提供されるとのことですが、いただいたものは"レア"というよりも"生"に近い状態でありまして…熱々に焼かれた鉄皿で自分好みに焼き上げていただくのでしょうが、たっぷりのシチューがかけられることでその温度も下がっているであろうことから本当に焼けるのかと心配もしましたが焼き固められたところから食べ進めているうちにほど良く火が通りおいしくいただくことができましたそんなハンバーグももちろんおいしかったのですが自家製だというシチューとの相性が抜群でありまして、200gのお肉はあっという間に消えていましたそしてプラス200円でいただく「ライスセット」には春菊のサラダとスープ、それにライスのお供にと添えられるちょこっとカレーが付いていまして…その全てがおいしく満足なものでありました【ステーキハウス牛和鹿】東京都江東区門前仲町2-2-7 1F03-3630-1889
2020.03.01
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政府が発表した「新型コロナウィルス感染症基本方針」の影響もあってか一気に人出が少なくなったようで…それでなくても人通りが絶える週末の八重洲は閑散としていて、お昼をいただこうと入った東京建物ビルの地下にある飲食フロア「八重仲ダイニング」に並ぶお店はどこもガラガラな状況でありましたお邪魔したのはのは『にぎにぎ一』江戸の寿司屋台をコンセプトにされているとのことで、江戸前寿司の草創期には主流であったとされる“赤酢”のシャリを提供してくれるお店でありまして…市場から仕入れる新鮮なネタであるにもかかわらず、一貫百円から提供してくれるお寿司を気軽につまむことができるとのことで、ここ八重洲本館のほか、新川本館、中野本館、西荻本館、西荻別館と系列店もあるようですねビジネスランチの需要が多い場所だからなのか、こちらでは丼ぶりメニューが充実していまして…蟹のほぐし味がたっぷりと載せられたメニュー写真に魅せられ「北海丼」をいただくことにしたします5分ほどで提供された「北海丼」には蟹のほか、イクラ、ホタテ、サーモン、甘海老、まぐろ、うにと満足な具材がキレイに盛られていることから、お値段的にも十分に満足なものであるのですが…丼ぶりから溢れんばかりに盛り付けられたメニュー写真が"誇大広告"であるようで、そのギャップに残念な思いを拭うことができず折角のネタをおいしくいただくことができませんでした【にぎにぎ一】東京都中央区八重洲1-4-16 東京建物八重洲ビル B1F03-3527-9946
2020.02.29
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新橋駅から虎ノ門方向へ5分ほど歩いたところにある『新橋亭』ずっと前からお邪魔したいと思いながらも、なかなか新橋まで足を伸ばすことができずにいたのですが…横浜での打ち合わせを予定していたクライアントさまから築地での用事で都内へ出ると連絡をいただき急遽新橋で待ち合わせることに…打ち合わせを終えたのが13:00前このチャンスを逃す手はないと急ぎお店へと向かい、1Fにあるフロントで受付をしますと奥にあるエレベーターで3Fへ上るようにと促されますエレベーターの扉が開くと、そこには笑顔で迎えてくれるスタッフがいまして、客席の中央にある円卓へと案内してくださったのでありますひとりであることだし、こんな立派な席はもったいないと伝えたのでありますが、端にある2名掛けのテーブルには予約が入っているとのことでしたので、遠慮無くその席をいただくことといたします白いクロスが掛けられた円卓が並ぶ店内には、いわゆる“新橋のサラリーマン”ではなく、役員クラスであろう思われる年配男性で賑わっていましたので、ちょっと萎縮しちゃいそうな空気を感じてしまいますお料理2品に焼売までもが付く月替わりのビジネスランチに魅かれたのですが、ひとりでもありましたしそれほどゆっくりと過ごすこともできないと「カニ肉入りふかひれ煮込み丼」をいただきますご飯に掛けられた餡には“散翅”と呼ばれる細切りにされたふかひれが使われていまして…その弾力とプルンとした食感と風味を味わうことができますし、ともにスープで煮込まれたえのきや黄ニラの歯ざわりも良く、卵白で綴じられていることでの円やかさもあっておいしくいただくことができましたデザートの杏仁豆腐は、生クリームをたっぷりと使った流行りの濃厚対応では無く、昔ながらのスタイルを守っておられるようで…爽やかな杏仁の香りで後味もスッキリであります【中国料理 新橋亭】東京都港区新橋2-4-203-3580-2211
2020.02.28
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お昼をいただこうと京橋をぶらぶら豪華な天ぷらが添えられるお蕎麦屋さんへ行こうか、それともおいしい洋食をいただこうか…などと考えているだけでどんどんお腹が空いてきますそんなときに見つけた『とり安』って焼鳥のお店赤く大きな提灯が店先に出されているものの、その入口は奥まっていることから薄暗く…どうしたものかと掲げられたメニューを眺めていますと、それに気づいた女将らしき年配の女性が出て来られ「50年の歴史があるお店ですよ ランチは全部900円」と元気な声で声を掛けて来たのでありますとなれば、その場から立ち去るのも心苦しく…連れられるように店内へと入り、入口近くのカウンター席をいただくことにいたしますこの女性、近隣にお勤めであろうビジネスパーソンを顧客として抱えているようで、話題の韓国映画“”は観た?どうして見てないの? などとコミュニケーションもバッチリですねさてさて、6品用意されたランチメニューから何をいただくべきかと迷うところでありますが、やはり初めてのお店では定番である「きじ焼き重」をいただくべきであろうと…やはりこれが一番人気なのでありましょう5分ほどで提供されたことから、注文が集中してもスムーズに提供できるようにと事前に焼いておかれたものであろうと察することができるのですが、決して冷めて身が締まってしまったようなものではなく…ふっくらとした食感と、タレを潜らせながら焼かれたことでの香ばしさを感じることができますし、そぼろとのふた味を楽しめるなど満足感ある一品でありましたなんでも店主のご実家は100年以上続く鶏肉専門の卸業者であるそうで、そこから仕入れる九州産のひな鳥を提供しているのだとかなるほどあの柔らかさはこのこだわりによるものなのかもしれませんね【京ばし とり安】東京都中央区京橋2-6-14 日立第六ビル1F03-3561-2340
2020.02.27
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松屋銀座の向かいにある『らん月』ここへお邪魔するのは30年ほどぶりのことでありまして…前回に何をいただいたのかさえも覚えていないのでありますが、インスタ仲間がアップしていた「すき焼き重」があまりにもおいしそうでしたので、さっそくお邪魔させていただくことにいたします中央通りとガス灯通りその何れからも入店することができますが、まずは2Fの受付へ4Fは個室、5Fは宴会場となっているため、予約もなくひとりでお邪魔したワタシは2Fか3Fのテーブル席へと案内されることとなるのですが…それぞれに異なった雰囲気を持っているとのことですから、どちらへ案内されるのかとワクワクしながら受付前の椅子に掛けて待たせていただきます程なく促されたのは、受付に最も近い2名掛けの席でありまして、その呆気ない対応に雑な扱いを受けたかなとも感じましたが大した問題もなく着席山陰地方の網元屋敷をイメージしてあるらしいのですが、いただいた席からそれを感じることができなかったことが残念でありますお昼のお薦めはA5ランクのお肉が使われる「ステーキ重」と「すき焼重」であるとのことですが、最初からすき焼き重をいただく気が満々でありましたので、迷うことなくすき焼きをいただくことにいたします火が通ってしまっていることから全体的に茶色で見た目でのおいしさは感じられなかったのでありますが、創業期から受け継がれるという割下の上品な甘みが、厚みあるお肉にを一層おいしくしていますね添えられた白滝や椎茸などにもその旨味がしっかりと染みていますので、ご飯も余すことなく最後のひと粒まできれいにいただくことができました“しゃぶしゃぶ・かに”と看板にあるように、かにもおいしいお店であるとのことで…サラダに乗せられた蟹爪も甘みがあるもので、サラダに乗せるものとしては十分に満足いくものでありました【銀座 らん月】東京都中央区銀座3-5-8 らん月ビル03-3567-1021
2020.02.26
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羽田へ戻ったお昼過ぎ東京駅へと向かうリムジンバスが着く鉄鋼ビルには10軒ものレストランが並ぶ“TEKKO avenue”があって…この一週間ほど食べ過ぎが続いていましたので、軽くお蕎麦でも手繰ることにしようと『阿さま』へ伺うことにいたします鉄鋼ビルが建て直される前から近隣のビジネスパーソンに愛され続けるお店でありまして…リニューアルオープン後も列を作るほどの人気なのでありますが、さすがに14:00近い時間になりますと待つことなく席をいただくことができますねとは言え、閉店間際までお客さまが絶えることはなく、ワタシがお邪魔した後にも数人のお客さまが…いただいたのは「冷やしたぬき」創業から50年以上続く人気メニューで、つけカレーと並ぶ2枚看板のひとつであるとのこと軽く湯通しすることで甘みを増したと言う玉ねぎには辛みを感じることがなく、シャキッとした歯ざわりと甘みだけを楽しむことができまして…後から来られた常連風のお客さまは“ねぎ増し”でと注文されていましたし“おろし”を別注される方も多いのだとかコシが強いお蕎麦は大盛りにせずとも満足できるボリュームでありますし、お値段もリーズナブルであることから大人気となるのも納得ですね【蕎麦處 阿さま】東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング B1F TEKKO avenue03-6256-0871
2020.02.25
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鳥栖市にある人気店『フレンズ』でハンバーグをいただこうと出かけてみますと既に10組を超えるお客さまが待たれていまして…10組ほどしか入れないであろうお店であることから、1時間ほどの待ち時間は必死であろうと断念することにいたしますそれで移動したのは筑紫野市にある『ムッシュさかい』ってお店福岡市早良区に本店を持ち、ここ筑紫野市のほか大牟田市にも支店を構える人気店であり、いずれのお店にも行列ができているとのことであったのですが…駐車場がガランとしていたことから、ちょっと拍子抜けな感じを受けましたが、待ち客は無いもののほぼ満席の状況が続いていましたステーキとハンバーグをメインとしたお店であるようで、サイコロステーキ80gとハンバーグ100gがコンビとなった「スペシャルコンビセット」が一番人気であるとのことですが…それだと物足りなさを感じてしまいそうだと、感謝メニューにあった「ムッシュハンバーグセット250g」遠いただくことにいたします牛肉100%で作られるハンバーグであるとのことで、レアで提供されるハンバーグを熱々の鉄板で好みの焼き加減に仕上げるスタイルかと思っていたのですが、細かなメッシュで挽かれたミンチをふっくらと焼き上げたものでありまして、その滑らかな舌ざわりにクラシカルな上品さを感じることができます提供されたときには酸味がたった香りがしていたジャポネソースではありますが、鉄板で焼かれることで程よく酸味が飛んで…甘みを増したソースがハンバーグと絡み合うことで一層おいしくいただくことができました【ムッシュさかい】福岡県筑紫野市塔原東5-3-15 092-922-5955
2020.02.24
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先日のテレビ番組で人気急上昇だと紹介されていた“祐徳稲荷神社”日本三大稲荷の一つでもあるとのことでもありますし、金運アップのパワースポットでもあるとのことで…せっかく近くまで来ているのだから参拝しない手はないでしょうと鹿島市へと足を伸ばしますそんな神社の参道近くにある『寿し政』ってお店地元の方が足繁く通うという人気店であると聞き、お昼をいただこうとお邪魔してみますと…暖簾を潜った先には3組ほどのお客さまが列んでいましたし、ワタシのあとにもあっと言う間に数組のお客さまが列ばれるほどの賑わいであります順番が回ってきた際にカウンター席であればすぐにご案内できますがと声をかけていただいたのでありますが、そこは後ろの方へお譲りしテーブルが空くのを待つことにしたのですが、程なく広間に並べられた6人掛けのテーブル席へと案内していただくことができましたいただいたお料理は「海鮮ぶっかけ丼」10mmほどのサイコロにカットされた“イカ” “カンパチ” “サーモン” “シメサバ”のほか“明太子”や“いくら”が乗せられていまして、その真ん中には温泉卵が…それに専用の特製ダレをかけ全体を混ぜるようにいただくのだそうで、レンゲですくったご飯とネタを豪快に大きな口を開けて頬張ることにいたします程よい甘みを感じるタレとイカの歯ごたえ、それに明太子の辛みなどが合わさった幸せを感じることができましたし、添えられた大判の海苔を適当に千切り、それで巻き込むようにいただきますとまた異なった風味と食感を楽しむことができますねそして「海鮮巻」“シメサバ”や“サーモン”と先の丼に使われたネタに加え“海老”や“ウニ” そして“卵焼き”や“きゅうり”といった巻物の定番も加えられていまして…これまた豪快に頬張りますと大葉の香りがアクセントとなって飽きることなくいただくことができますね不思議なのはほとんどのお客さまがお寿司とともに“うどん”を召し上がっておられることでありまして、大きな配膳盆に人数分のおうどんを運んでいる姿を目にしていたのであります中でも“肉うどん”が人気であるようで、就職や進学で県外に出た人たちが「ふるさとの味」として懐かしむほどに愛されているのだと聞けばいただかざるを得ないでありましょうお肉は牛丼チェーンなどでもよく使われる“ショートプレート”であるのですが、上品な甘味で調味されていることや脂身と赤身のバランスが良いことからおつゆとの相性も良く…厚めの平打ち麺の食感とともに、ここでしかいただけない“逸品”に仕上げられていますね【寿し政】佐賀県鹿島市古枝1442-10954-62-5617
2020.02.23
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1958年創業だという老舗料亭がプロデュースしたお蕎麦屋さんがあると言うので…福岡天神駅から特急で1時間ほど西鉄天神大牟田線の最終駅となる大牟田へと足を伸ばしてみることにいたします駅から歩いて2分ほど“お勝手口”かとも思える小さな入り口を潜るように入りますと、そこには立派な松などが植えられる立派なお庭がありまして…庭木に見惚れながら石畳を進んだ先にある引き戸を開けて店内へと入りますと、そこは落ち着いた和風の設えの個室や半個室が用意されていますそんな素敵な空間でいただけるリーズナブルなお料理が奥さま方の心を掴んでいるのでありましょうお昼どきともあって多くのお客さまで賑わっているようですねお昼のお品書きは、四つ仕切のお重に並べられたお料理とお蕎麦をいただくことができる「蕎麦定食」をメインに、ごま鯖定食やごまアジ定食、まぐろづけ定食更には蕎麦定食の蕎麦をお造りに変更した「杜鶴定食」、お蕎麦とお造りの両方がいただける「蕎麦杜鶴定食」とあって…有明海の新鮮な魚介を使ったお料理がいただけるとの評判を聞いていたことから、最も贅沢な蕎麦杜鶴定食をいただいたのでありますしかし…日替わりで提供されるというお重に入るのは、クリームソースが掛けられたロールキャベツをメインとし、ぶり大根や南蛮、サバの塩焼きといったものでありまして…決してそれがおいしくなかったわけではないのですが、老舗料亭がプロデュースしたお料理というよりも家庭的なものであったことが残念さを感じてしまったのでありますこちらで提供されるお蕎麦は、通常の二八に比べ技術を要すると言われる外二で打たれたものであるとのことで…サクッと揚がった天ぷらとともにおいしくいただくことができましたので、次回お邪魔することがあれば会席料理をお願いすることにいたしますちょっと店名の由来が気になったものですから、若女将らしき方に尋ねてみますと…当て字ではあるそうですが、先代のご主人“もりお”氏とその奥さまである“つるよ”さんからお名前の一文字ずついただいたのだと教えてくださいました【そば切り 杜鶴】福岡県大牟田市本町3-2-10944-54-3737
2020.02.22
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柳川駅前のロータリーから小径に入ったところにある飲食店街と言っても昼間にやっているお店は少なく、カラオケスナックのようなお店が並ぶことから、陽が落ちるとポツポツと明かりが灯り始めまして…あちらこちらからカラオケの歌声が溢れ始めますそんな通りにある『らーめん 一』ってお店“呼び戻し”とも言われる久留米ラーメンの製法で丁寧にとられたスープがおいしいとの評判でありまして、一度お邪魔してみたいと思いながらも20:00から深夜までの営業であることからその機会がなかったのでありますが…ちょうど開店時間近くに柳川を通ることになりましたのでこの機会を逃してはならぬと伺いますと、どうやらワタシが一番乗りであったようで先客の姿がありませんでしたのでカウンターの後ろにある4名掛けのテーブルをいただきます提供されるラーメンは一種のみでありますが…呑んだ後に軽く〆たい方向けにミニラーメンが用意されていますし、玉子やメンマ、ネギなどと言った好みに合わせたトッピングを選ぶこともできます肉増しでいただきたいところではありますが、時間も遅いことですし…スープは“The 久留米”といった感じの濃厚豚骨であるのですが、丁寧に下処理をされているからなのでありましょう全く嫌な臭みを感じることなくいただけますそして麺はと言いますと、ラーメンのために開発された“ラー麦”という小麦を使う使っているそうで…そのおいしさで、ついつい替え玉をお願いしてしまいましたせっかく卓上に良いされているのだからと辛子高菜で味変も!かなり辛味が効いた辛子高菜ですが、スープの旨味やコクと合わさることで良いバランスになるんですね【らーめん 一】福岡県柳川市三橋町下百町33-9080-1196-3708
2020.02.21
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今日は熊本大きな茶碗蒸しが名物だという居酒屋があると言うのでお邪魔しようと思ったのだけど、なんと金曜日はランチの営業をされていないそうで…ならば、熊本のご当地料理である“太平燕”をいただこうと『紅蘭亭』へお邪魔することにいたします3年前にお邪魔した本店は長い歴史の中での老朽化と震災によるダメージもあってビルの建て替え中でありましたので、それと入れ替わるように営業が再開された「上通PAVILION店」へ伺うことにいたします平屋建ての商業施設である“パビリオン”には中庭を囲うように『紅蘭亭』とその系列であるカフェ『SWISS』がありまして…一面がガラス張りとなっていることでの開放感もありますし『紅蘭亭』にはテラス席も用意されるオシャレな空間でもありますこのお店が発祥だとも言われる熊本名物『太平燕』のほかいくつかの中華料理をいただくことができる「円卓料理」をいただくことにしますと…5分も待つことなく「太平燕」が提供されます一見するとちゃんぽんに匹敵する麺料理のように思えますが、提供される順番から察しますと春雨スープと言った位置付けなのでありましょうスッキリな味わいのスープの上にはたっぷりな野菜が盛られるヘルシーなお料理でありますそんな太平燕を楽しんでいる最中に提供されたのは「酢排骨」トロミがある黒酢餡で絡められた酢豚はカラッと揚げられていますし、パプリカやオニオンのシャキッとした歯ざわりも残されていまして…第2の看板料理との評判に違うことの無いおいしさでありましたまた一緒に運ばれてきた「清炸鶏」もサクッとした歯ざりとジューシーさがありまして…ニンニクなど強い下味をつけることの無いシンプルな唐揚げでありましたので、添えられたお塩でおいしくいただきましたそして「干焼蝦仁」プリッとした海老がゴロゴロと入った海老のチリソースでありまして…しっかりと辛みが効いたチリソースがお気に入りであります食事ものは「炒飯」パリパリ焼きそばへの変更もできるとのことですが、焼きそばは前回いただいたので…玉子でご飯ひと粒ひと粒がコーティングされた炒飯はチャーシューとネギだけを具材とするシンプルなものでありますが、程よく水分を残しながらもパラパラに仕上げられていますし塩味も絶妙でありました追加でいただいたのは焼売と菜肉蒸餃子の2種がいただける「双点心」たっぷりの具材を包み込んだ餃子は溢れるほどの肉汁を楽しむことができましたし、ムチッとしたお肉の歯ごたえを感じる焼売は醤油を点けなくともおいしくいただけるものと満足いく一品でありましたお料理の〆にいただくのは「杏仁豆腐」最近よくある生クリームをたっぷりと使った濃厚な杏仁豆腐ではなく、シンプルにスッキリとした風味とツルンとした舌ざわりがおいしい昔ながらのスタイルでありまして…後味がとっても良いデザートでありました【中国名菜 紅蘭亭】熊本県熊本市中央区上通町1-15096-352-3812
2020.02.21
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せっかく鹿児島に来ているのだからおいしい鰻をいただいて帰ろうと、地元の方に尋ねようとしたところ「松重でしょ」と食い気味に教えていただけましたので…開店時間を目掛けて伺ったのでありますが、なんと“定休日”のとの札が掛けられているではないですかそれで気を取り直し向かったのが『ふじ井』ってお店いずれのお店も大通りに面することもなく、住宅街に溶け込むようにあるのですが…お店へ着いた時には開店を待つお客さまが列を作っていまして、ちょっと心配したのですが、ギリギリ1巡目で坪庭を臨むことができるカウンター席をいただくことができましたこちらのお店では関東風と関西風の焼き方を選ぶことができるとのことですから「うな重」を“関西風”で焼いていただくことにいたします鹿児島の鰻屋さんで言う“うな重”とは、うなぎの蒲焼をお重で提供することを指すようで、多くの地域でいうお重に装われたご飯の上に蒲焼が乗せられるものとは異なるのでありますそのようなオンザライス的なスタイルを好まれる方は“うな丼”を頼まれるようで、鹿児島では“うな重”も“うな丼”も同じお値段であることが多いようですね待つこと30分ほど提供されたうな重は大隈産のうなぎが使われているとのことで、身が厚いうなぎが香ばしく焼かれています確かに“焼き”は蒸すことのない関西風ではありますが、“割き”は背開きと関東風きっと関東の鰻屋さんで修行された店主なのだろうと思いながらいただいたうなぎは身も厚いのですが皮も厚く、皮の腹が黄色味を帯びていることから天然物が使われているのでしょうか甘めのタレに負けないほどに力強い旨みをいただくことができましたそして肝吸いこちらも味噌汁との選択でありまして、些か肝入りの味噌汁には違和感を感じるのですが、鹿児島ではそれが一般的であるようですね隣に座っていた20代前半かと思える女の子ひとりで鰻屋にやって来ていることや、いろんな角度から料理の写真を撮っていたことからブロガーなのかなと思いながらも気にすることなくいたのですが…ひとしきり写真を撮り終えると、小さな声で「いただきます」と手を合わせたのであります今どきこんなにお行儀が良い子がいるのかと感心しますし、その食べ姿がうつくしいことやはりきちんとした所作を身につけるってことは人の価値を高めますね【うなぎのふじ井】鹿児島県鹿児島市荒田1-53-20 099-250-3235
2020.02.20
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毎月の定例となっている九州出張でありますが、今月は鹿児島からスタートであります先ずは腹ごしらえをしようと、空港からリムジンバスに乗り天文館へと向かいます天文館とは県内随一の“歓楽街”だと思っていたのですが、実は老若男女が集うアーケード街が広がる“繁華街”でもあるんですねそんなアーケード街のメインとなる通りへと入ってすぐのところにある『鹿児島ラーメン 我流風(ガルフ)』1972年に創業した鹿児島ラーメンの老舗的な存在であり、県内に8店舗を展開する人気店でもあるとのことで…1軒半ほどの間口から店内へと入りますと、鰻の寝床かと思えるほど奥深い店内に30席ほどのカウンターが並び…奥にあるカウンターでは、調理する姿を臨めることからの臨場感を楽しむこともできるようですね“元祖ラーメン”や“特製ラーメン”など迷うところではありますが、メニューの一番目立つところにある「炙り焼豚ラーメン 極」をいただくことにいたします丁寧に焼豚を炙っていたからでありましょうかラーメン店としては提供までの時間が長かったように思えますが、80gほどありそうなロース肉の焼豚が2枚鎮座するビジュアルに納得でありますザックリと言えば“豚骨ラーメン”として括られるのでしょうが、博多や久留米のものとはスープも麺も全く異なるものでありまして…クリーミーなスープ腹少々濃い目の味わいなのでありますが、焼豚の下に隠されたキャベツの千切りが良い仕事をしてくれていて、シャキッとした歯ざわりとともにおいしくいただくことができましたもちろん大判の焼豚も柔らかく、タレの旨みが染みた味わいに満足できるものでありました大根のお漬物が添えられていたことに違和感を覚えていたのですが、これが良い口直しとなって…ちゃんと意味があってものものだと納得であります【鹿児島ラーメン 我流風】鹿児島県鹿児島市東千石町14-3 オークルビル1F099-227-7588
2020.02.19
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日本橋三丁目交差点の角に建つオフィスビル「日本橋フロント」その地下に飲食店舗があることは知っていたのですが、これまで一度もお邪魔したことが無く…お肉をいただきたい気分であった今日、その案内板を見てみますと“BAR & DINER”と書かれるお店があることから、初めて階段を下ってみることにいたします店内を覗きますとマイケルジャクソンのポスターやギターが飾られていたりと、ダイナーらしい雰囲気が漂っているのですが…600人ほどが籍を置くコーセー本社が入るビルでありながら、13:00を前にして先客がひと組だけというガラガラな状況に不安を覚えますし、店先に置かれたランチメニューはパスタを中心としたものでありましたが、きっとステーキメニューもあるに違いないとお邪魔させていただいたのでありますしかし残念なことに期待したステーキメニューは提供されておらず、“4SIZE PASTA LUNCH”とある12種のパスタと、黒板に書かれたオムライスやチキングリルだけであるとのことでして…楽しみにしていたステーキがいただけないことにはガッカリでありましたが、3段階の価格が設定されてパスタは M(200g) L(300g) LL(400g) MEGA(600g) とお腹の都合に合わせていただくことができますし、どのサイズを選んでもお値段が変わることが無いとのことで…気分を新たに「ツナとチーズとブロッコリーのバジルトマトソース」をLLサイズでいただくことにいたしますLLと言っても増量されるのは麺とソースだけであることから具材が寂しく感じることは致し方ないとしても、折角のブロッコリーが麺に埋もれてしまっていることでビジュアルからのおいしさ感が感じられないことは残念に思えるのですが…オニオンからの甘みがトマトソースと上手く馴染んでいますし、プリッと茹で上げられた麺のアルデンテもしっかりとしたものでありまして、チーズのコクとバジルソースからの風味も加わっておいしくいただくことができました【BAR & DINER Beverly】東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロントB1F03-6262-0729
2020.02.18
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久しぶりの三州屋新橋から日本橋にかけて同名のお店が数軒あるのですが、それぞれに蒲田にある本店から暖簾を分けられた店主が独自に営まれるお店であるようで…似たような商品を提供されていながらも、お客さまによって贔屓にするお店が異なるようですねワタシが贔屓にするのは銀座2丁目にある銀座店並木通りに面するビルとビルの隙間に出される看板を頼りに、そこから数メートル奥に入った先にある引き戸を開けますと…いつもと変わることなく多くのお客さまで賑わっていますねこちらでは煮魚の定食をいただくことが多いのだけど、今日はホタテのフライが食べたいと、大きなエビフライにサーモンフライとホタテフライが盛られた「フライ盛り定食」をいただくことにいたしますキャベツの千切りだけでなくマヨネーズで和えられたレタスのサラダまでもが添えられるなどたっぷりなお野菜がいただけることはうれしくありますし、サクッと揚がった衣などおいしいフライではあるのですが…目的としたホタテがあまりにも小さかっただけでなく、エビフライはしっかりと火が通っていることで身がギュッとしまっていたことがとっても残念んで、これまでにいただいたことのあるお料理がおいしかっただけに“ハズレ”を引いたような残念感がありました食後に立ち寄ったお店のスタッフさんも三州屋をよく利用されているらしく…フライ盛りのハズレ感には共感するところがあったようで三州屋談義で盛り上がります次回は彼女のイチオシである海鮮丼をいただいてみることにいたします【大衆割烹 三州屋】東京都中央区銀座2-3-403-3564-2758
2020.02.17
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またも Hawaii の人気店が日本へ上陸したとのことと言ってもパンケーキやハンバーガーではなく、ハワイの五つ星フレンチレストランでシェフを務めた経歴を持つベトナム系2世のオーナーが、子供の頃に母親が作っていたベトナム料理に自らが培ってきたフレンチのエッセンスを加えた“モダンべトナミーズ”であるとのことと聞けば一度お邪魔してみたくなるのが人の性というものでありましょうそんなお店があるのは恵比寿駅西口雑然とした雰囲気を感じる“恵比寿銀座”へと入って直ぐにある、白い格子が目を惹く商業施設『EBISU GINZA CROSS』の2階でありまして…多くの受賞歴があるというシェフであるとのことから、その賞状が飾られる階段を上りましたが、木の温もりを感じるエントランスの先にあるエレベーターで店内へと向かうこともできるようですね店内へと入りますと、一面がガラス張りになっていることでの開放感がありますし、高い天井から下げられたアジアンテイストなペンダントライトやウッディーな設えはバリのリゾートホテルにいるかのような落ち着きや寛ぎが感じられますお昼のメニューは“バインミー”や“フォー”をいただくものが中心となっていますが、その何れかだけでは物足りないとシェフの名を冠とする名物料理「アンドリューのフライドチキン」をいただくことができる「ALOHA LUNCH」をいただくことにいたします最初に提供されたのは発酵させた茶葉で作られたドレッシングでいただく「バーミーズ ティーサラダ」でありまして、グリーンパパイヤやカボチャの種、アルファルファなど多くの具材が盛られるサラダを混ぜ合わせていただきますと…茶葉の香りも新鮮でありますし、ナッツの食感もあって楽しくいただくことができましたそして「アンドリューのフライドチキン」皮目がカリッと揚げられた手羽はジューシーでありますし、甘みと酸味を感じるソースの味わいは鷲づかみでかぶりつきたくなるほどにおいしいものでありまして…虜になってしまいそうな逸品でありますメインとなるプレートにはバインミーとフォー、それにピクルスが添えられていまして…“牛バラ” “ベジタブル” “BBQポーク” と用意された3種のバインミーからチョイスしたのはベジタブルハーフカットされたズッキーニをメインにナスやもやし、それにエリンギとパクチーが挟まれますバゲットにはハーブペーストが塗られていることからそのままいただいても十分に満足できるのですが、添えられたスープを浸していただきますと、バゲットに染みた野菜スープの旨みが加わり別の味わいを楽しむことができましたフォーも“牛肉” “ベジタブル” “チキン”と3種からチョイスすることができるとのことでありますので「牛肉のフォー」をいただくことにいたしますトロトロに煮込まれた牛肉の甘みもおいしいのですが、モチッとしたフォーの歯ざわりとのど越しが見事なものでありますし、ライムを絞ったことでの酸味を感じるスープが格別においしくて…デザートで選んだ「ソフトサーブ」の爽やかな甘みにも満足でありましたが、サービスを担当してくれた“磯村勇斗”似のイケメン君も感じ良く…これはハワイだけでなく日本でも人気が爆発しそうだと確信いたします【THE PIG&THE LADY】東京都渋谷区恵比寿南1-4-15 恵比寿銀座クロス2F050-1743-1650
2020.02.16
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午前中をダラダラと過ごしたあと、久しぶりに晴海トリトンスクエアへと出掛けてみます施設内には30を超える飲食店があることから、何をいただこうかと迷うことも楽しみのひとつでありまして、1Fから3Fまでうろちょろと歩き回りますかなりマニアックな中華料理を提供してくれそうな『麻辣大学』ってお店に魅かれはしたのですが、ランチのメニューではその魅力を十分に楽しくことができそうにないことから、久しぶりに『焼肉トラジ』を訪ねてみますと…オープンになったキッチンや黒を基調としたスタイリッシュな店内にはセレブ感が漂う奥さま方が集っていまして、ビールとともに焼肉を楽しまれていらっしゃいましたと言ってもワタシはお肉を焼くつもりはなく…名物料理とされる「ユッケジャン麺」がお目当てであったのですが…とろけてしまうほどに軟からかなお肉がいただけるに違いないと思える「黒毛和牛特選サーロイン丼」に心を奪われてしまったのであります3カットほどに切り分けられた薄切りのサーロインが2枚ほどでありましょうか卵黄を中心にきれいに並べられていまして、先ずはお肉の味を楽しませていただこうとその一枚をいただいてみますと、何かの間違いではないかと思うほどに濃いタレの味に驚かされたのであります商品を提供する際に「添えてあるキムチを加えて全体を混ぜるようにいただいてもおいしく召し上がれますよ」との店長らしきスタッフさんのサジェッションを思い出し、折角のサーロインを混ぜてしまうのももったいないように思いながらも卵黄を崩しながらビビンバのように混ぜ合わせていただきますと…お肉についたタレやキムチのタレがご飯と混ざり合うことでバランスが取れた味わいに変化していておいしくいただくことができました【焼肉トラジ】東京都中央区晴海1-8-16 晴海トリトンスクエア 3F03-5144-8239
2020.02.15
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昨今、何かとネットを騒がせている『いきなり!ステーキ』ではありますが…おいしいステーキをリーズナブルにいただけることに変わりはなく、久しぶりにお昼をいただこうとお邪魔させていただくことにいたしますこちらのお店、郊外店であるにもかかわらず半年ほど前にお邪魔した際には、ナイフやフォーク、調味料が置かれる棚がパーテーションのようにテーブルの真ん中に据え付けられていまして…これじゃファミリー客の取り込みは難しいなと感じていたのですが、今回お邪魔してみますと、中央にあるカウンター席を除いて綺麗に取り外されていることからお隣のテーブルに座られた家族連れの顔に楽しそうな笑顔が溢れていたのでありますメニューも刷新され、おいしさだけでなく選ぶ楽しさも加わっているようですし、冬のコンボフェア第2弾として用意された期間限定メニューは『いきなり!ステーキ』の看板商品であるリブロースステーキとハンバーグのコンボであるとのことで、ふたつのおいしさを一度ににいただくことができる切望のメニューなのでありまして…一枚のリブロースを真ん中から切り分け、サシの入ったリブの旨みが楽しめる背中側の“トップリブステーキ” そして脂身の甘みを楽しめるお腹側の“ミドルリブステーキ”と、好みに合わせて食べ分けることもできるという仕掛けも素晴らしいではありませんか脂身が好きであるワタシが選んだのは「ミドルリブステーキ&ビーフハンバーグコンボ」でありますどちらも150gではありますが、盤が大きなリブロースも半分にカットされることでそれなりの厚みを楽しむこともできますし、ハンバーグもふっくらと焼き上がっていることでボリューム感も感じることができおいしくいただくことができました更にトッピングされるフライガーリックも業務用のものからお店仕込みへと変えられているようで、香りだけでなく旨みまでもを感じられるものとなっているなど店舗造りから商品の提案、そしてそのクォリティーにまで改善が進んでいることに驚きを感じることができました500店ほどのチェーン店でありますので、一気に全てのお店を様変わりさせることは困難ではありましょうが…お客さまの満足に向け、できることからひとつずつ前進していただけることを一ファンとして願っています【いきなり!ステーキ】愛知県豊橋市三ノ輪町字本興寺41-16 第2丸中マンション1F0532-26-2929
2020.02.14
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羽田から豊洲へと戻ったのが15:00近くとなりまして…こんな時間に営業しているお店となると限りがあることから、16:00までランチサービスをやっている『万福』を久しぶりに訪ねることにいたします1972年に創業されたとのことですから、ビルの老朽化が進んでいたのでありましょうビルの建て替えのためにと、いつも多くのお客さまで賑わっていた本店が昨年末に閉店してしまったことから、ここ駅前店に一点集中するであろうとお邪魔することを控えていたのでありますが、この時間であればそれほど混み合うこともないであろうと…いつも「ちゃんぽん」や「皿うどん」を」いただいていましたので、今日はちょっと気分を変えてランチサービス定食から「本まぐろ中トロ丼」をいただくことにいたしますこちらで提供される“まぐろ”のクォリティーが高いことは知られていますが、ランチ価格で提供されるものであることから大した期待をしていなかったのですが…ボリュームこそ控えめではありますが、木目が細やかなしっとりとした舌ざわりに満足するものでありました【和洋中 定食 万福】東京都江東区豊洲5-5-1 豊洲シエルタワー1F03-3536-0129
2020.02.13
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今日の羽田空港は心無しか人が少ないように感じて、あの“流行り病”の影響で人の移動が少ないのであろうかなんて考えてみたりしていたのですが…地上スタッフの方に尋ねてみたところ今がたまたまだとのことでありましたし、搭乗した岡山便もビッシリ満席でありました出張先での仕事を終え、夜ごはんをいただきましょうと訪ねたのは『香辣香(シャンラーシャン)』ってお店中国・東北地方の名物料理であり屋台料理の定番でもある“羊肉串”を看板料理とする居酒屋でありまして、昨年11月に開店したばかりであるとのこと新築ビルに“0”からしっかりと作り込まれていることからどんな会社がやっているのかと気になりスタッフに聞いてみたところ、高松市に本社を置く『八藏』って会社がやっているそうで…市内の人気ラーメン店『ダントツラーメン』も系列店のひとつであるとのことでありましたさて、そんなお店でいただくお料理は…入り口に置かれる看板に特色菜(名物料理)とあり、メニューの筆頭に書かれる「特製よだれ鶏」から始めることにいたします自家製だという辣油には辛味の奥にある旨みを感じることができますし、粒山椒を噛んだときのガリッとした歯ざわりとそこから拡がる風味、更には芝麻醤の甘みと、様々な味わいがふんわりと柔らかい蒸し鶏を引き立てますそんなよだれ鶏を北京ダッグのように「春餅」で巻いていただくことを推奨しているようで…おもしろい試みだと、それも合わせていただきます“本日のおすすめ”とある別メニューに書かれた「本日の青菜炒め」と「手作りコンビーフと木耳 パクチーサラダ」本日の青菜はチンゲン菜であったのですが、ニンニクの香りと塩味でいただくシンプルなスタイルではなく、ほんのりとゴマの香りが漂うたれで炒められていたことが新鮮でありましたまた、パクチーサラダには、食欲を刺激する香りが癖になると巷でブームを起こしている“毛沢東スパイス”がトッピングされていて…揚げられたニンニクのチップやオニオンなどを粉唐辛子で塗されたものでありまして、毛沢東が愛したとのことからその名になっているとのことでありますそして看板メニューでもある“羊肉串”一度も冷凍をされていないお肉が使われる「生ラム串」をお勧めしていただけたのですが、麻辣風味がおいしそうな「ラム筋串」と「ラムつくね串」さらに万願寺唐辛子にひき肉を詰めた「肉詰串」をいただくことにいたしますこれらは“フレッシュ”ではないとのことですがラム特有の臭みを感じることがなくいただくことができますし、バリエーションも豊富ですのであれこれと楽しめて良いですねいわゆる“雲白肉”であろうとお願いした「四川風ゆで豚」はそれをアレンジされたものであるようで…おいしくいただくことはできましたが、先のよだれ鶏と同じようなソースであったことが些か残念に思えます「柔らか春雨と豚肉炒め」に使われる春雨は日本のスーパーなどで見かける透明で細いものではなく、中国東北地方では一般的な幅広でムチムチした食感が楽しい極太中国タンミョン“東北大拉皮”でありまして…しっかりとソースの味が染みていておいしくいただくことができました“毛沢東スパイス”がトッピングされた「七宝餃子」モチモチした皮の食感もすばらしいのですが、特出すべきは溢れ出す肉汁でありまして…一口でいただくには大きめでありますので、取り皿の上で箸を入れ半分に分けてからいただくことをお勧めいたしますそのままお口へと運び半分に噛み切ろうとしますと、吹き出た肉汁でお洋服を汚してしまう恐れがありますよ〆には「鶏だし薬膳麺」優しい鶏だしの風味が広がる絶品でありまして、溶き玉子が加わることでの円やかさにパクチーの香りがインパクトを添えていますきしめんのような太麺のモチモチした歯応えも良く、お勧めできる一品でありましたそしてもう一品「玉子炒飯」玉子とネギだけを具材とするシンプルなものでありますが、旨みがあるスープが加えられていることで味のバランスが取れていまして…これまた、ぜひ召し上がっていただきたい一品でありました食後にいただいた「苺たっぷり 岡崎杏仁豆腐」滑らかな舌ざわりとほんのりとした杏仁の香り、それに苺の甘みと酸味がバランスよく加わっていて、後味良くいただくことができましたまだまだ認知がされていないのかあまりお客さまは多くありませんでしたが、お店造りもしっかりとしていて居心地が良いお店でありますし、提供されるサービスやお料理も満足レベルでありますので、徐々に多くのファンが生まれることでありましょう楽しみなお店であります【中国夜市 香辣香】岡山県岡山市北区本町5-7 本町G-コバシBLDG 2F086-235-5025
2020.02.12
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銀座まで足を延ばそうかとも思いましたが、時間の都合もあって京橋でお昼をいただくことにいたしますオフィス街であるこのエリアは土日祝日に営業されるお店が少ないことから、一昨日もお蕎麦をいただいたばかりではありますが、久しぶりに『京橋紅葉川』を訪ねることにいたしますこちらは三越前にある『紅葉川』で修業された店主が独立する際に、その名を使うことが許されたお店でありまして…おいしいお蕎麦がいただけるだけでなく、お昼の営業だけとはいえ土日祝日も営業してくれる貴重なお店なのであります店内には年配のご夫婦やご婦人方がいらっしゃいまして、平日の賑わいとは異なった落ち着きある雰囲気が良い感じでありますいただいたのは店頭に置かれたメニュー板に貼られていた、本日のランチ「車海老天丼ともりそば」車海老というには小ぶりなものではありましたが、お蕎麦に添えられるミニ丼には程よい大きさでありますし、しめじやしし唐の天ぷらが乗せられた天丼は揚がったタネをつゆに潜らせた“江戸前”でありまして…そのつゆの甘みと香りとともにおいしくいただきますほど良い硬さに茹でられたお蕎麦は角が立っていますし、冷水できちっと締められていることでの喉越しも良く…ほんのりと辛味を感じるつけ汁は香りも良く、満足させていただくことができましたそんなおいしいお料理だけでなく、サービスを担当されるスタッフも感じが良い方で...“暖簾”に恥じることの無いお店であると感じます【京橋 紅葉川】東京都中央区京橋2-8-10 丸茶ビル1~2F03-5524-5266
2020.02.11
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ドイツ料理店がお昼に提供するカレーをいただこうと出掛けたのでありますが、その2軒隣のお店に掛けられた赤い暖簾がお店が目に入りまして…ちょっと覗いてみますとそこは女性客で賑わっていますし、店頭に掲げられたメニューにあった「3種のきのことポルチーニ茸のオイルスパゲティー パルミジャーノ仕立て」に魅かれますイタリア料理店に暖簾そんな字面だけをみると違和感を感じるのでしょうが、不思議なことにそれが見事に調和していて良い感じなのであります引き戸を開けて店内へと入りますと、左手にあるカウンター席と2名掛けのテーブルが7~8卓が並べられただけの小さなお店でありまして…運良く空いていたテーブル席をいただくことができたのですが、13:30近くになってもお客さまが絶えることがなく、満席であることからお帰りになられる方も続出でありましたバター醤油的な味わいはちょっと濃い感じであったことから、ポルチーニ茸の香りが負けていたことが残念ではありますが…アルデンテに茹で上げられた乾麺はモチッとしていながらもプリッとした歯ごたえでありますし、何よりもうれしいのはたっぷりなきのこが使わていることであります3種のきのことは、しめじとえのき、それにフクロダケかと思っていたのですが、帰り際に確認したところ、えのきと思っていたものはブラウンえのきとも呼ばれるえのきの原種である“山茶茸”なのだそうで…普通のえのきよりもシャキッとした歯ざわりが楽しめたように思えますカウンターの中で調理に集中している店主はちょっと強面に思えていたのですが、とってもステキな笑顔でお話をしてくださいまして…またお邪魔したくなるようなお店でありました【Cantina Vini e Tutti】東京都中央区築地2-12-16 JFA築地ビル1F03-6264-2037
2020.02.10
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昨年夏、生産地から取り寄せるこだわりのフルーツを使ったフルーツパーラーがオープンした人形町その後の活躍もFacebookで知ることができていたのだけど、ちょっと自分の目でも確かめてみようと出掛けてみることにいたしますオープン当初は無機質で、どこかの事務所のように思えていたお店にはブルーと白がストライプになったテントがつけれていますし、お店の前や近くの交差点にはメニューが書かれた看板も置かれるなど、お店らしくなっていたことがうれしく思えますそして折角人形町へ来ているのだからと、気になっていたお蕎麦屋さんでお昼をいただくことにいたします鉄紺の暖簾を潜り店内へと入りますと、入り口脇にカウンター席が並び、その奥にテーブル席が置かれる30席ほどのお店でありまして…ひとりでお邪魔していたことからカウンターへと促されるのかと思いきや、ありがたいことに奥にある2名掛けのテーブル席をいただくことができたのでありますそんなお店でいただいたのは店名を冠した「双庵天ぷらそば」でありまして…“並”と“上”が用意されていることから、えび天、とり天、野菜天がいただけるという“上”をいただくことにいたしますえび天はお大きめなものが一尾だけでありましたが、野菜天は“ナス” “レンコン” “さつまいも” “大根” “獅子唐” “椎茸”と種類も豊富でボリュームにも満足でありますまた、粗挽きの黒胡椒が塗された“とり天”もフワッとジューシーなものであったのですが…ガリガリっとした硬い衣と保水加工された海老の風味を改善していただきたいと思うのはワタシだけでありましょうかそしてお蕎麦キチッと角が立ったお蕎麦は、十割のそば粉で打たれたものにありがちなボソボソとした感じもありませんし…なにより冷水でキチッと締められていることからの“喉越し”においしさを感じますそして「更科は甘く、やぶは辛い」とも言われるおつゆなのですが、こちらで感じる“甘み”は何からきているのでありましょう甘い辛いは好みがでるところではありますが、私的にはこちらの“甘み”には馴染むことができませんでした頃合いを見計らって提供してくれた“そば湯”でありましたので熱々なものがいただけると喜んだのだのですが、事前に湯筒にとられていたであろうことが窺えるものでありまして…店主は元ピザ職人であるとのことですが話題性を求め創作に走るのではなく正統派を目指しておられるようでありますし、それなりのお値段をいただくのであれば蕎麦打ちだけでなく脇役であるお料理やサービスももっと高いレベルを目指していただき…入れ替わりが早い人形町にあって、これから先何年も続く名店へ成長していただきたいと願います【十割蕎麦ダイニング人形町 双庵】東京都中央区日本橋人形町2-6-11 五十番ビル 1F03-6661-0257
2020.02.09
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今日のお昼は何にしようかと考えるも、なかなか新しいお店を思いつくこともなく…あれこれと考えた挙句にお邪魔したのは、八重洲にある老舗洋食店『グリル・シャトー』でありますさくら通りに並ぶビルの隙間であるような、ちょっと怪しさを感じるような路地へと入りますと…レアに揚げられた牛かつがおいしいとの評判で、いつの行列ができている『牛肉かつ もと村』のお隣にありまして…お店の一番人気だというハンバーグは限定20食で提供されているとのことで、早い時間に売り切れてしまうことから半年ほど前にお邪魔した際にいただくことができなかったのであります今日は運が良いことにハンバーグだけでなく、もうひとつの看板商品である「カニクリームコロッケ」までもがいただけるとのことでありまして、気持ちに迷いが生じてしまいますが、まずは一番人気のハンバーグをいただくことにいたしますお昼に提供されるお料理の全てにスープとサラダ、それにコーヒーまでもが付くということなのですが…サラダに乗せられるトマトがキレイに皮を湯むきされているなどこだわりを感じる面もあるのですが、スープはコンソメの上品な香りやオニオンの甘みを感じることはなく少し残念でありましたオニオンコンソメとサラダをいただいたあとに提供されたハンバーグソースやガロ二は日によって異なるようで…ポテトが添えられた150gほどの小ぶりなハンバーグには、創業から60年近く継ぎ足しで作られているかとも思える黒光りしたデミグラスソースが掛けられていたのであります惜しみなくたっぷりとかけられたソースは、ほんのりと感じる“苦味”と“酸味” それに“甘味”のバランスが見事なものであることからおいしくいただくことができましたライスかパンが選べるとのことで、パンをいただいてみますと大好きなバゲットが…そして最近はあまり添えられることがなくなったバターもあって、古き良き時代の洋食を楽しむことができました 【GRILL CHATEAU】東京都中央区八重洲1-6-14 八重洲会館MBF03-3271-7665
2020.02.08
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遅くなってしまったお昼をいただこうと日本橋午前中にやっていた作業にめどがついたのが14:00近くであったことから、既に多くのお店はお昼の営業を終えていて…こんな時間にやっているのはチェーン店かラーメン店くらいであろうということで『古寿茂』を訪ねることにいたします日本橋三丁目“りそな銀行"から脇に入った養珠院通りにある日本橋店のほか、京橋や室町、兜町などに支店を構えていることは知っていたのですが、新橋ビルにあるカレーの名店『カリカル』までもがグループであるとは驚きであります店内へと入りますと…想像以上に奥へと深い造りとなっていまして、そこにはゆったりと座れるテーブル席が置かれていまして、60席ほどのキャパシティがあるようですねこちらでは日替わりで提供される定食のほか、メニューにあるラーメンの一品を日替わりラーメンとしてお値打ちに提供されていまして…着席するや否や「今日のサービスラーメンは味噌です」と声をかけてくれたのであります多くのお客さまは「じゃ、それで!」というような感じですぐに注文されているのでしょうワタシの注文を待つスタッフに「ちょっと待ってね」とメニューに目をやっても、その場から去ることもなく…セットとして添えることができる“チャーハン”“麻婆丼”“カレー”から「麻婆丼」を選び、その「みそらーめん」をいただくことにいたしますそれほど特徴があるラーメンではありませんが、円やかなど甘みを感じるスープは鼻から抜ける味噌の香りもおいしく…ちょっと多めの麺もスープとの相性が良い中細麺でありますし、もやしもシャキッとした歯ざわりやコーンの甘みも良い感じも昔ながらの安定したおいしさであると満足であります麻婆丼にかけられる麻婆豆腐にはパラパラっと山椒はふられていますが、ベースとなる味わいは昔ながらの町中華でいただけるようなもので…やはり強いインパクトはありませんが、丼の命であるごはんがちゃんとおいしいのでありますということで、わざわざここを目指して遠くからお客さまが集まってくるのではなく、近隣のお客さまに飽きられることなく何度も通っていただける“安心”を大切にする大切さを感じたお店ありました【古寿茂】東京都中央区日本橋3-7-13 日本橋お起奈ビル1F03-3281-9181
2020.02.07
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午前中の予定がスムーズに進んだことで12:00前に体が空いたのですが…京橋のオフィスタワーからはお昼を求めるビジネスパーソンが堰をきったように流れ出てきまして、あっという間に近くのお店は満席となり席を待つお客さまが列を作るお店も少なくありません“1日限定10食”とのことで、これまでお邪魔することがなかったのですが…今だったらまだ間に合うかもしれないと銀座へと急ぎ『上越やすだ』を訪ねますと、ビルのエントランスに置かれたパネルに“本日 空席ございます”とあり先ずはひと安心奥にあるエレベーターで5Fへと上がりますと、降りた先にある入口があまりも殺風景であったことには些か残念さを感じますが、店内は窓側のテーブル席のほか、カーテン?で仕切られる半個室風の席などもあって、なかなか良い雰囲気でありますいただくのは「謙信勝負飯」長野県・川中島での合戦で知られる上杉謙信の69戦43勝24分2敗とも言われる戦績に縁起を担いで生まれた上越市の“ご当地グルメ”であるとのことで、受験前など何かの勝負事の前に召し上がられる方も多いのだとかメインとなってるのは皮目を軽く炙った“のどぐろ”と“いくら”が乗せられる丼でありまして、それに出汁をかけるお茶漬けなど3つの味わいが楽しめるというものでありますのどぐろの水揚げでは、島根や山口、更には長崎といったところが有名ではありますが、同じ日本海に面する新潟でありますから脂がのったおいしいのどぐろをいただけることでありましょう皮のおいしさに定評があるのどぐろは、軽く炙ることによって香ばしさを増していますのでシンプルにわさび醤油でいただいてももちろんおいしいのですが、熱々なお出汁をかけることで湯引きされたおいしさもまた格別でありましたそして添えられていた「のっぺ」お料理の説明をいただいたときには“のっぺい汁”かと思っていたのですが…新潟で食べられる“のっぺ”はお正月や結婚式などおめでたい席に出されることが多い“煮物”料理であり、“汁物”であるのっぺい汁とは似て非なるものなのですね“里いも” “レンコン” “ごぼう” “人参” “しめじ” “ちくわ” “こんにゃく”と7品目もの具材が使われた煮物でありまして、香りづけの柚子や彩の菜の花と見た目にも美しく、葛のとろみでまとめられた上品な味わいをいただくことができましたもちろん、食事を終えたら梅干しをいただき身を清めましたよ夜には豊富の揃えられた日本酒を楽しみに訪れるお客さまも多いのでしょうが…お昼どきは狙い目かもしれませんね【上越やすだ】東京都中央区銀座2-5-19 PUZZLE銀座5F03-6263-0270
2020.02.06
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2016年に隈研吾氏のデザインにより外観が一新した築地KYビルではありますが、中へと入りますと"築地"らしさを感じることができる昔ながらの雰囲気が残されていますそんなビルの地下ある飲食フロアにある『さかな若竹』築地を中心に銀座や東京駅、更には池袋・品川へと様々なブランドを展開するまでに成長した『竹若』って会社の創業店でありまして、1988年の創業から30余年続いたお店を一昨年末に閉め、半年をかけた全面リニューアルを施し、昨年7月に『日本料理 魚月』と店名も新たに再出発されたとのことなのですが…そのリニューアルがあまりも斬新だとの噂を聞きお邪魔してみますと…先ず驚かされたのは地下へと下るエスカレーターでありまして、周りとは一線を画す雰囲気はどこかの劇場にでも来たかのような演出が施されているのであります店内へと入りましても、その幻想的な雰囲気は続いていまして…壁面だけでなく天井にまで施された200台を超えるとも言われる大型モニターには竹取物語や鶴の恩返しをイメージしたという映像が流れますそんな雰囲気の中でいただいたのは、7種のお造りをメインに天ぷらや茶碗蒸しなどをいただくことができる「刺身御膳」今風の盛り方にも目が行くところではありますが、特筆したいのはそのネタでありまして…艶々としたマグロはそのねっとりとした舌ざわりは生鮪であるように思えますし、白身などいつくかお魚にはモチッとした歯ざわりに加え旨みと甘みを感じることからいま話題の“熟成”がかけられているのでありましょう今では観光地化してしまった築地日本昔話をモチーフにすることで、海外からのお客さまにも楽しんでもらいたいとのことでありますが…そう言ったお客さまは純和風の“おもてなし”を求めているのでは?なんて思ったりもいたします【日本料理 魚月 -Nazuki-】東京都中央区築地4-7-5 KYビル B1F03-5565-0888
2020.02.05
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三原橋交差点脇に比内地鶏をいただけるお店があると聞いていたのですが、所詮いま流行の“ひつまぶし”でしょと、大して魅かれることもなかったのでありますが…軽く蕎麦でもと訪ねた『歌舞伎そば』が満席であったために伺ってみることにいたしますビルの11階エレベーターの扉が開くと、そこはもう店内でありまして…キレイにエプロンやグラスが並べられたカウンター席に迎えられますひとりでお邪魔していますので、てっきりそのカウンター席へと促されるものだと思っていたところ、昭和通りを眼下にすることができる窓側のテーブルへと案内してくださったのでありますお昼にいただくことができるのはランチタイム限定で提供される「鶏まぶし」のみでありまして、お櫃に盛られた比内地鶏の炭火焼をお茶碗に取り分けながら4つの味わいを楽しむというありきたりのスタイルではあるのですが…先ずは鶏スープを召し上がってくださいとのサゼッションに従い添えられたお猪口にスープを注ぎ一口いただいてみますと、何とも言えないやさしい旨みとキチッと調味されていることでの整ったあじわいの虜となってしまいますそして、お料理が提供されるまでに見ていたしおりに書かれていた食べ方に従いいただくことといたしますまずはそのまま…備長炭で焼き上げたということでの芳ばしさと、引き締まった身を持つ比内地鶏の歯ごたえを楽しみますと、身のおいしさも然ることながらカリッと焼かれた鶏皮からしみ出る旨みが素晴らしく、これまた虜になってしまいます続いては薬味を添えて…最後にいただくお茶漬けのことを考え、控えめにネギやワサビを乗せて…そして卵黄これもこだわりの比内地鶏の卵であるそうで…トロリと流れる黄身の姿に、いただく前から濃厚さを窺い知ることができます最後はスープをかけてお茶漬け風に…濃厚でありながらもしつこさのないスープでありますから、ワサビとの相性も抜群であるのですが…卓上に置かれていた“塩” “胡麻” “一味” “山椒” “柚子胡椒”という5種の調味料から“柚子胡椒”を選び加えていただきますと、ほんのりとしたゆずの香りを楽しむことができることからより一層おいしくいただくことができました最後に…個室があるわけではないことから接待で使うことは難しいかも知れませんが、食べることが大好きな仕事仲間との会食の機会があれば、是非ともお邪魔させていただきたいと感じるお店でありました【比内地鶏専門店 焼鳥 鶏まぶし 銀座かしわ】東京都中央区銀座4-12-1 VORT銀座イーストII 11F03-6264-3288
2020.02.04
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地方の飲食店オーナーさんとお話をしていると「東京は人が多くて良いですね」と言われることも多いのですが…1万人当たりの飲食店数などと言ったデータを見ると東京はトップ3であり全国平均を大きく上回っていますし、賃料や人件費が驚くほど高いだけでなく、物件の多くは空中階であることからお客さまに認知して貰うことが難しいのが現実なのでありますお昼にお邪魔したのはまさにそんな飲食ビルの9Fにある『37 QUALITY MEATS』ってステーキハウスでありまして、エントランスに案内板が付けられているものの統一感を図るためか決められたデザインとなっていることから営業時間など限られた情報しか得ることができず…お店の雰囲気やメニューの詳細などといった情報を提供できない状況で、お客さまを9Fまで導くのは難しいであろうと感じます昭和24年の創業から銀座柳通りで親しまれた名店『銀座天龍』がビルの建て替えによる移転先としてこのビルの4Fに入っているのですが、かつて路面にあったときはお店の前を通りがかったときなどに「そう言えば久しくジャンボ餃子を食べてないなぁ」なんて思い出すこともあったのですが、こちらへ移ってからは先の案内板を見るまですっかり失念していたほどでありますそんなお店でいただいたのは「オーストラリア産牛 熟成肉 リブアイステーキ 200g」前菜から始まるプリフィックスコースも用意されていたのですが、ひとりでお邪魔していましたし、コースにせずともスープやサラダが付いているとのことで…さつまいものポタージュとともに提供サラダにはグリーンリーフが使われているのですが、トッピングされた人参のカットがとてもユニークでありますねそしてメインとなるステーキ200gでありますから“厚み”には物足りなさを感じてしまいますが、リブである以上これは致し方ないことでありまして…3種類用意されるソースから“柚子胡椒ソース”をチョイスしていましたが、しっかり味が付いていますのでそのままでもおいしく召し上がれますとのサジェッションの通り、塩コショーがキチッと効いていることからほとんどソースをつけること無くいただいてしまいました付け合わせも楽しく、冬の旬を味わえる"芽キャベツ"や"蕪"のグリルや丁寧に裏ごしされたであろうマッシュポテトが添えられていまして…満足度が高いランチをいただくことができました夜になると雰囲気も変わるのでしょうが、窓側の席から臨む日中の景色は“ステキ”とは言い難いものであるのですが…陽の明かりが入る明るい店内には清潔感を感じることができますし、テーブルに掛けられるクロスやイスの落ち着いた色合いにくつろぎを感じることができるステキなお店でもありました【37 QUALITY MEATS】東京都中央区銀座2-5-19 PUZZLE GINZA 9F03-5524-0137
2020.02.03
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COREDO室町テラスも開業から4ヶ月が過ぎ、かなり落ち着きを見せ始めたようで…日曜日でありながらも、人の流れを気にすることなく館内を歩き回ることができるほどでありますお昼をいただいたのは『オーロラバーガー』“今どき”の商業施設で多く見かける、客席と通路の間に仕切りを設けないオープンスタイルなお店でありまして…入館者が溢れていた開業時には落ち着きがないだけでなく埃も舞っていそうでお邪魔する気にもなれなかったのですが、今日はその客席もガラガラな状況でありましたので、肉感がゴロゴロと感じる肉厚なパティがおいしいと噂のバーガーをいただいてみることにいたしますInstagramなどSNSの普及に伴い人気を集めているお料理の一つにハンバーガーがあるようで、振興のグルメバーガーショップが目覚ましい勢いで増えていまして…その多くのお店で使われるバンズはしっとりとした舌ざわりとバターなどの甘みを強く感じるものが主流であるようなのですが、こちらで使われるバンズはしっとりというよりもサクッとした歯ざわりが感じられるものでありますし、パティやソースの味わいを妨げるような強い甘みを感じることの無いクラシカルなものでありますグリーンリーフやトマトとともに150gほどかと思われる肉厚なパティが挟まれるのですが、このパティにはゴロゴロとした10mm角弱の塊が加えられていまして…その歯応えは肉好きにとってはうれしいものでありますね凄く残念に感じたのはスタッフの表情でありまして…息を着く間もないほどに忙しいのも困りますが、お客さまが少なくなるとスタッフからやる気や活気が消えるのも自然なことなのでありますこんな負の連鎖を断ち切ることができないと、ココから撤退してしまうことになってしまうことでありましょう【AURORA Burger】東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス1F03-6271-8896
2020.02.02
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土曜日と言うことでやっているのかどうか不安ではあったのですが、八重洲仲通りと中央通りをつなぐ通りから脇に入る路地にある『季節料理 いし井』でお昼をいただこうと訪ねてみますと、半間も無いほどの狭い入り口あるシャッターが開いていたのであります狭い階段を下りた先にある地下のお店に入りますと、4名掛けのテーブル3卓は先客で埋められていまして…有名料亭で修行したというご主人らしい板前さんと、お弟子さんのようにも思える若い板前さん2人が立つカウンターの真ん中をいただきます白衣をビシッと身に付け、手際よく調理をする姿には“プロ”を感じることができますし、これからいただくお料理への期待も高まります周りのお客さまが召し上がっておられるお料理を見ますと、天丼が人気のようではありまして…それも魅力的ではありましたが、久しぶりに煮魚をいただきたいと「カレイの煮付け」を選びます突出しとして提供されたのは“がんも”と“卵焼き”が盛られたおでんでありまして、熱々なお出汁が冷え切った身体を内側から温めてくれたのでありますそしてメインのカレイの煮付け時期的に、もしかしたら“子持ちカレイ”がいただけるかもと期待したのですが…その期待は叶うことはありませんでしたが、キレイに骨が外された身には甘みがおいしい煮汁がしっかりと染みていて…艶々としたおいしいご飯との相性は言うまでもなく、ごはんがどんどんと進んでしまうほどでありますさらに添えられる味噌汁や香の物までもがしっかりとしたものでありまして、1,000円ちょっとのお値段で提供していただけることへの感謝の気持ちが尽きることはありません【季節料理 いし井】東京都中央区日本橋2-2-15 日本橋 CEDAR BLDG.B1F03-3271-3056
2020.02.01
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町中華が提供する「チャーハン」をどうしても食べたくなるときがありまして…まさに今日がそんな気分だと銀座中央通りの資生堂から築地方向へと向かう花椿通りに面する『銀座亭』を訪ねることにいたします厨房を囲むカウンターには固定された丸椅子が15席ほどがびっしりと詰められていることから混雑時にはかなり窮屈な思いをすることとなりますし、外すことのできない餃子の提供がピークを過ぎた15:00からだとのこともあり…お腹が空いたことを我慢し、その時間を待ってお邪魔したのでありますそんな時間になってもお客さまが絶えることが無いことから、中華鍋を振る音が心地良いBGMになっていますね先ずチャーハンが提供されます高級店にあるパラパラなものとは異なり、一見するとどこででもいただけそうな特徴のないものであるように思えるのですが…ごはんの水分を失うことが無いほど良い感じで炒められていますし、“絶妙”という言葉がぴったりな塩コショーでの調味がされているのであります塩と油何れも病院の先生には控えるように言われるものではあるのですが、この二つが合わさることでのおいしさは止めることなんてできませんチャーハンに遅れること1分ほどで焼き上がった餃子やや厚めのもっちり皮で包まれる餡は、キャベツとニラ、ネギ、豚肉といったオーソドックスな具材を練り込んだものでありまして…ほど良くキャベツの水分が残されていることから、しっとりとジューシーな味わいを楽しむことができるのでありますちょうど隣の席で餃子を包んでおられたのですが、そこからはかなり強めのニンニクが香っていまして…これこそが餃子のおいしさであると感じることができました【中華 銀座亭】東京都中央区銀座銀座7-11-10 銭形ビル1F03-3571-6450
2020.01.31
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銀座の目抜き通りである中央通りと交差する花椿通りその西側に当たる外堀通りとの間は煌びやかなネオンが光る近年"夜の街"として賑わっているのですが、昭和通りへと向かう東側には地味なイメージであってあまり歩くことも無かったのですが…しかし近年、ビジネスホテルの開業が目覚ましいというのでちょっと散策してみることにいたします2015年に『東京銀座 BAY HOTEL』2016年には『ホテルユニゾ銀座七丁目』と『相鉄フレッサイン 銀座七丁目』更に2018年には『ホテルミュッセ銀座名鉄』そして昨年開業したばかりの『ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座』と中央通りから昭和通りまでの僅か350mほどの間に5軒ものビジネスホテルが開業されていて…随分と雰囲気が変わったなぁなんて思いながら歩いていたときに見つけたのが、ホテルユニゾの一階にある『パスタ メルカート』ってお店全面がガラス張りになっていることから容易に店内を覗き見ることができるのですが、そこにはとてもパスタ屋さんとは思えないほどにラグジュアリーな空間が広がっていまして…ちょっとその雰囲気に引いてしまいましたが、とっくにお昼どきが過ぎていましたので、ここを逃してはランチを食べ損なうかもと飛び込むようにお邪魔させていただきましたいただいたお料理は「ボロネーゼ」気が付けば15年も前のことになりますが、イタリアへの視察旅行の際にボロネーゼ発祥の地とされるボローニャにあるレストラン『Al Cambio』でいただいたお料理が忘れられず…ボロネーゼはモチモチとした平打ち麺でいただくものだと頭に刷り込まれているのですが、日本でいただくものの多くはスパゲッティであることが多いばかりか、最近では茹で時間を早めたいとの思いからかスパゲッティーニで提供されることも少なくないのでありますしかし、こちらでは“タリアッテレ”が使わていることで、牛ひき肉をワインでじっくりと煮込んだ濃厚なソースに負けることも無くおいしくいただくことができましたただ残念に思えたのはサラダバーでありまして…大して選ぶことができない品数しか用意されていないことから、セットサラダをセルフサービスで提供しているに過ぎないように感じてしまったのであります【Pasta Mercato】東京都中央区銀座7-10-9 ホテルユニゾ銀座七丁目 1F03-6228-5658
2020.01.30
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昨日の寒さから一転して桜が咲くころの陽気となるとのことで、重いコートを脱ぎ捨て横須賀へと向かいますと言いますのは、お昼の集客が難しいとされる焼肉店にあって、200人近いお客さまを集める人気のお店があると言うので…視察を目的にお邪魔させていただくことにしたのであります目的のお店は京浜急行堀ノ内駅から10分ほど歩いたところにある『カルビ家』かに料理のお店や回転寿司、それにハンバーグレストランとって同じ敷地にある焼肉店でありまして…12:00 を過ぎると入れなくなるかもしれないと、11:30に伺ったことで待つことなく席をいただくことができましたが12:00近くになると続々とお客さまが集まってきまして100席を超えるであろうお店もあっという間に満席となったようですメニューを眺めましても、特に目新しいものがあるわけではなく…リーズナブルなところでは和牛カルビランチや、カルビとロースのふたつをいただける和牛ランチなど900円程でいただけるものから、2,000円を超える特選ランチまで幅広い価格帯のセットメニューが用意されているのでありますそんなセットメニューをいただこうかとも思いましたが、やはりあれこれと人気メニューをいただいてみたいとアラカルトで注文させていただこうと、先ずはキムチからそして、売れ筋商品である「黒毛和牛カルビ」や「黒毛和牛中落ちカルビ」とともに「ハラミ」をいただきますどれも1,000円以下でいただける商品でありますが、決して"安かろう悪かろう"と言うものではなく…一般的なお店であれば1,000円から1,200円程で提供されるであろうレベルのお肉であろうと感じるほどに美しいものであることから、仕入への努力が並大抵のものではないであろうことを窺い知ることができますそして「ホルモン」と「厚切り上タン塩」をいただいてみますと…ランチのセットメニューに組み込まれることが無いためか厚切りタン塩がチルド状で提供されたことには残念さを感じましたが、タン元の程よくサシが入ったところであることから柔らかさがある上質なものでありました面白いところでは、どこのお店でも提供されるビビンバやクッパだけでなく「まっくろのりごはん」や「コチュジャン納豆ご飯」と言うものがありまして…コチュジャンダレとともに混ぜられた大粒な納豆はピリッとした辛味が効いていることからご飯と合わないはずもなく、炊きたてのご飯に乗せて熱々をいただきました焼肉ランチが1,000円もすることなくいただける“お手頃”も大きな要因でありましょうが、そこに“おいしさ”があってこそ集客に繋がるものであると再認識させていただくことができ感謝であります【カルビ家】神奈川県横須賀市三春町4-8046-822-2941
2020.01.29
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大雪警報が解除されたことで23区内での積雪は心配しなくて良さそうなのですが、しとしとと降る雨は冷たくて…ランチをいただこうと相生橋を渡るときには、冷たい風に吹かれて傘を差す手が悴んでしまうほどであります伺ったのは『浅野屋』ってお蕎麦屋さん越中島駅や門前仲町駅のいずれからも5分ほど歩かなければなりませんし、駐車場もないことから集客が難しい場所であるのですが…120年もの歴史のなかで多くのファンを掴んでいるのでありましょうお昼のピークは終わったであろう時間でありながらも、次から次へとお客さまが絶えることなく賑わっているのであります「牡蠣南蛮」にも惹かれましたが、今日のような日は「鍋焼きうどん」で身体を温めましょうと…お鍋の中央には大きな海老の天ぷらが横たわり、人参やインゲンといったお野菜のほかきくらげやかまぼこ、お揚げなどなどたくさんの具材が煮込まれていますムチッとした大きな海老には厚めの衣がつけられていまして、その衣がおいしいお出汁を吸い込んだおいしいさを味わうことができました【蕎麦處 浅野屋】東京都江東区牡丹1-1-103-3641-5316
2020.01.28
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三河安城駅から歩くと15分ほどでありましょうかA5ランクの和牛をリーズナブルに提供されているらしく、地元で絶大な人気を誇る焼肉店『やきまる』が交流会の会場であります黒塀に囲われたエントランスの先にあるスタイリッシュなトンネルに驚かされたのですが、店内は個室感を演出するようにパーテーションが立てられた、木の温かみがある落ち着いた雰囲気でひと安心でありますし…外観からはさほど大きさを感じることはありませんでしたが、2フロアになっているとのことで100人以上のお客さまを迎えることができるにも関わらず、ゆったりとしたテーブルであることから落ちついた食事を楽しむことができました更に貸し切りで準備していただいたお料理は通常のメニューとは異なる特別な"おもてなしコース"を準備していただけたようであります先ずは「自家製キムチの三種盛り」白菜キムチにオイキムチ、カクテキと一般的な三種盛りではありますが、程よい辛味と、その奥にある甘みとなかなかに素晴らしいものでありましたそして「やきまるサラダ」たっぷりな大根サラダに水菜やグリーンリーフなどが盛られたサラダはドレッシングもおいしく…お肉をいただく前にたっぷりのお野菜がいただけることはうれしいですね続いては「黒と白のせんまい刺し・上ミノの昆布和え 三種盛り」新鮮な白せんまいはコチュジャンをベースにした"チョジャン"であろうと思われるタレを塗していただきます前菜やサラダなどをいただきお腹の準備ができたところで提供されたのが「牛タン盛り ∼柚子葱を巻いて∼」6人掛けのテーブルにふた皿とのボリュームに驚かされましたが、薄切りにされたタンを軽く炙るように焼き上げ、添えられている柚子葱を巻いていただきますと…そのサッパリとした風味と味わいにペロッと全てを平らげてしまっていました続いてのお肉は「サーロインの焼しゃぶ ∼浅葱を添えて∼」さすがにA5ランクのお肉を扱うお店であるだけあって、サシの美しさに観ているだけでもおいしさが伝わってくるようでして…焼き過ぎることの無いよう丁寧に焼き上げたお肉の上質な"脂"の甘みを堪能させていただきますそして「肉盛り」和牛カルビ / 三角バラ / 特選ハラミ / イチボ / らんぷ / 和牛ホルモンとふた皿に分けて盛られたお肉は豪快でありまして…これだけのお肉を3人でいただけるのかと心配になるほどであったのですが、上品な甘みを感じるタレで揉み込まれたお肉は不思議とお腹の中にどんどんと入っていきます何より驚かされたのは、程よいサシが絡む和牛カルビは通常690円で提供されるものであるとのことで…こんなお店が自宅の近くに欲しいと感じたのはワタシだけではないでしょう食事物として提供されたのは「匠の玉子スープと炊き込み御飯」でありまして…日頃は380円で提供される定番の玉子スープに炊き込み御飯を添えたものであるとのこと既にお腹いっぱいではありましたが、玉子スープのやさしいお味が胃を休めてくれるようで、おいしくいただくことができました【焼肉酒房 やきまる】愛知県安城市緑町1-16-50566-91-2966
2020.01.27
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三河安城への出張なのでありますが…豊橋までは"ひかり"で移動したあと"こだま"に乗り換えて向うのが最も効率的なのでありますが、都合が合う"ひかり"がないことから"のぞみ"で名古屋へと向かったあと戻るのか、それともずっと"ごだま"で移動すべきかと迷うところでありますそしてもう一つ悩ましいのが、お昼に何をいただくのかと言うことでありまして…名古屋経由であれば"住よしのきしめん"がいただけますし、こだまで行くのであれば三島駅で途中下車をすることで"桃中軒の桜えびのかき揚げそば"がいただけるのでありますいずれも魅力的であることから散々迷いましたが、機会が少ないであろうことから三島駅で途中下車をすることを選択し『桃中軒』へお邪魔させていただきます同じようにこだまを途中下車した人がいるのかいないのか…ちょうどお昼どきであったこともあり10人ほどが入れる店内は一杯でありましたが、立ち食いであることからお客さまの入れ替わりは早く5分も待つことなく店内へ入ることができました当然"かき揚げ"は揚げ置きされているものなのですが、たっぷりの桜えびが使われていることでの、サクッとした歯ざわりと鼻から抜ける芳ばしい香りにおいしさを感じます❝沼津初の立ち食いそば屋として戦後まもなく開業した桃中軒のそば屋。秘伝のブレンドによるだしをふんだんに使用し、長年受け継がれてきたつゆは、心和む甘さが特徴です。❞と書かれたPOPが貼られていたりと、お出汁にもこだわりがあるようで…急に冷え込んだ日でありましたが、そんなおつゆで身体の中から温まることができました【桃中軒】静岡県三島市一番町16-1電話番号非公開
2020.01.27
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朝の内に降っていた雨は止んで、お昼をいただこうと外に出てみると底冷えするような寒さでありまして…この寒さが影響するのか明日は雪が降る可能性があるとの予報であります明日は西へと向かう出張でありますので、関ヶ原辺りの雪で新幹線のダイヤに影響が出ないことを願います週末には人気がなくなる京橋にあって、土日祝日も営業してくれるありがたい中華料理店『華龍飯店』コストパフォーマンスが高いことでも有名なお店でありまして、一度お邪魔してみたいとかねてより思っていたのであります朱色に塗られた門を潜り店内へと入りますと…先客が1人もいない寂しさはありますが、上質な設えであることから虚しさを感じることはありませんお昼に提供されるお料理は麺飯ものが中心となっていまして…メニューの筆頭に大きな写真が載せられた「ねりごま入り四川風担々麺」にしようかとも思いましたが、スッキリとした塩味のスープがいただけるであろう「鶏肉そば」にも魅かれ…どこででもいただくことができる担々麺ではなく、鶏肉そばをいただくことにいたしますスープの上に乗せられた蒸し鶏は想像以上のボリュームでありますし、その柔らかな歯ざわりや、ほんのりとした塩味に引き出される旨みは期待以上のクォリティでありました【華龍飯店】東京都中央区京橋1-14-5 土屋ビル1F03-5250-9990
2020.01.26
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過日伺ったときにあまりにも感動的だった「大海老のチリソース煮」をいただこうとコレド日本橋店舗リニューアルが進められているのか、雰囲気が良かったステーキ屋さんは白い壁で覆われていて…寂しさも感じますが、次はどんなお店ができるのかと楽しみにでありますお邪魔したのは『盤古殿』2007年に開業した盤古茶屋川崎本店を皮切りに、新横浜プリンスホテルや秋葉原UDXなどに出店をしている中華料理のお店でありますが…上質であろう木製のテーブルのほか、ラグジュアリー感溢れる真っ赤なソファー席が置かれていますし、煌びやかなシャンデリアが飾られるといったオシャレな空間なのでありますそして今日、案内されたテーブルは中央通りを眼下にすることができる窓側のテーブル席であったことから、テールランプの灯りが必要以上の演出をしてくれます前菜やスープなどの注文をしなかったことから「大海老のチリソース煮」が真っ先に提供されたのでありますが…あまりにも期待が大きすぎたのか海老の大きさは前回お邪魔した際にいただいたランチサービスのものよりも小さく感じてしまい、ちょっと残念な気もいたしましたが食感は期待通りのものであったことからひと安心甘みの奥にあるピリッとした辛味を感じるチリソースも満足なものであります続いては「季節野菜のねぎ生姜炒め」れんこんやブロッコリーといった冬野菜のほか、春を感じる筍やアスパラや秋のイメージが強いしめじなども使われていて…季節感としては如何なものかと思う点もありましたが、香油に感じるねぎや生姜の香りが効いていることでおいしくいただくことができました自家製だという「北京ダッグ」がお勧めNO.1であるとのことですし、2人前をリーズナブルに提供していただけますので…パリパリの食感がおいしい”皮”だけでなく、ジューシーな旨みが楽しめるようにと厚めに切り分けられたお肉には甜麺醤ベースのタレが掛けられていますし、既に薄餅に巻かれたものとがいただけますので手を汚すことなく気軽にいただけます そして点心箸で摘まみ上げることが難しいほどにたっぷりなスープを包んだ小籠包をレンゲに乗せ…先ずは皮を破ったことでレンゲにこぼれ出たスープをいただきます小籠包とともに手づくりあるという大根もちのモチッとした食感もおいしくいただくことができました〆にいただいた「フカヒレつゆそば」ファーストオーダーで全てを注文したものだから、点心を除くほとんどのお料理が一気に提供されまして…さすがにこの麺だけは後にして欲しいとの要求に応えてくださり、改めて調理していただいたのであります想像以上にたっぷりなフカヒレが入っていることでスープの表面は黄金色に輝いていて…フカヒレとともに手繰り上げた麺を頬張る贅沢感を楽しむことができました【盤古殿】東京都中央区日本橋1-4-1 コレド日本橋 4F03-6281-9991
2020.01.25
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ビルの建て替えが進むコリドー街に今年1月に開業した"FUNDES銀座"東京建物が手掛ける10階建ての飲食ビルでありまして、その地下1階に東京初出店となる『廻転 とやま鮨』がオープンしたとのことで…同店は富山空港や富山駅前に店舗を構える人気店であり、富山湾で揚がった新鮮なネタがいただけるとのことではあるのですが、近くにはいつも長蛇の列を作っている人気店『美登里寿司』や築地の初セリで高価な大間のマグロをセリ落としたりと話題の『板前寿司』がありますし…歩いても5分も掛からない東急プラザ銀座の中には北海道のネタを提供する『回転寿司 根室花まる』もある激戦区においてどのような立ち位置を作るのかと興味津々でお邪魔させていただくことにいたします地下にあるお店へは外階段から直接伺うことができますし、袖看板のほか、落ち着いた上品さを感じる看板が階段の下り口近くにあるのですが…同じビルに入る他テナントの派手な看板に目を取られてしまうことで気づき難くなっているように思えますそんなこともあってか、12:00を過ぎても満席となることは無く…ちょっと拍子抜けではありましたが、その分手厚いサービスを受けられたことはありがたいですね先ずは名物だと言う「紅ずわいがに富山盛り」と開店記念価格でいただける「生本まぐろ3貫盛り」をいただくことにいたします6本のカニ脚が盛られた姿には豪華さがありますし、赤身だけでなく中トロや大トロがいただける本まぐろは滑らかな舌ざわりでありまして…ちょっとした贅沢感を感じることができましたお寿司だけじゃつまらないといただいた「蟹いくら茶碗蒸し」は餡かけになっていまして…熱々でいただけるとともに、想像以上にトッピングされた蟹のほぐし身といくらに満足であります入荷が間に合っていないとのことで「大粒釜揚げほたるいか軍艦」をいただくことができなかったことは残念でありますが、これも新鮮なものを使っていることの"証"だと前向きに考えて…富山らしさを感じる「手むき白えびおぼろ昆布軍艦」「肝付き本かわはぎ」をいただきます甘みがおいしい白えびは透き通るほどの透明感に新鮮さを感じることができますし、おぼろ昆布の旨みも加わって…歯ごたえがおいしいかわはぎでありますが、やはり決め手は濃厚な"肝"の旨みでありますねお酒を飲むわけではないのですが「殻付き白えび唐揚げ」「白子の天ぷら」もいただいて…日本海の冬の味覚を余すことなくいただいた満足感でお腹もいっぱいであります130円から990円まで11段階に分けられたネタのおいしさだけでなく、見送りに出てくれたスタッフの笑顔もステキでありまして…それだけでもまた伺いたいと思えるお店であるのですが、東京に居ながらにして富山を中心とした日本海のおいしいネタをいただくことができることがありがたいお店であることから、大手チェーン店で飽和しつつある回転寿司業界にあって、北海道や北陸、あるいは瀬戸内など地方のおいしい食材にスポットを当てた新しい回転寿司がこれからの主流となるのではと予感いたします【廻転とやま鮨】東京都中央区銀座8-2-16 FUNDES銀座 B1F03-6264-5560
2020.01.25
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『銀座まる伊総本店』や『山形田』などが並ぶ銀座三原通りにある『菊正』ってお店昭和40年の創業当時はお寿司屋さんとして営業されていたそうなのですが、ご主人が無くなったためか、今ではその奥さまとお嬢さまがふたりで小料理屋さんとして営業を続けられているようであります見上げると大きな袖看板があるものの、入り口の間口が狭いことからこれまで気付くことが無かったのですが、何となくおいしそうなお料理がいただけそうだと直感しましてトントントンと半地下へと階段を下ります扉を開けますと、厨房と向かい合うカウンターがあるだけの小さなお店でありまして…5脚の椅子が用意されるものの、お客さまが少ない時には3脚だけが使われるようで両脇を気にすることなくゆったりと座れることがありがたいですね聞けば中2階にも客席があるそうで、ダムウェーターで上げられたお料理をお母さまがサービスされているとのことでありましたお昼に提供されるお料理は店先に掲げられた"西京焼き定食"と"名物玉子焼き定食"それに"日替りお楽しみ定食"の3つでありまして、名物だという玉子焼きはハーフサイズをいただくこともできるようですね今日のお楽しみ定食はまぐろの中落ちであるとのことで、それと一緒にハーフサイズの玉子焼きをいただきますこの中落ち中骨に付いた赤身を丁寧に剥いたであろうことが窺える"本物"でありまして…その濃厚な味わいを邪魔することが無いようにとのことでしょう、お醤油や味が濃いタレではなく、ほんのりと甘味を感じる優しい味わいのタレがかけられていますそして玉子焼きしっとりと焼き上げられた40mmほどの厚みがある玉子焼きには甘みがあって…どこか懐かしさを感じるような逸品でありまして、出汁の旨みが効いたあさり汁とともにおいしくいただくことができました【銀座 菊正】東京都中央区銀座3-8-17 HOYU Ginza Bldg. B1F~1F03-3535-5769
2020.01.24
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傘を差すほどではないものの、しとしとと冷たい雨が降る中を東京駅から日本橋へと向かい…蟹のほぐし身がたっぷりと乗せられた「御かにめし」を名物料理とする『かに福』を訪ねます大きな通りに面することが無いために目立つことの無いのですが、焼杉を演出した店構えは老舗感を醸し出していますし、“かに専門”と書かれた提灯や“御かにめし”と書かれた看板では本物感を感じることができることから人気のお店でありまして…昨年末から何度か訪ねているのですが、貸し切りであったり満席であったりとなかなかご縁がなかったのでありますもちろんいただくのは「御かにめし」和風出汁で炊き上げられたご飯の上にたっぷりとずわい蟹が乗せられる名物との名に恥じることのない逸品でありまして…その出汁の風味や蟹身の甘みを堪能することができるのですが、添えられているお出しをかけるお茶漬けでは山椒を振ることによって一層おいしくいただくことができました御膳に添えられるカニクリームコロッケではサクッと揚げられたパン粉の歯ざわりを楽しむことができますし、熱々のベシャメルにはたっぷりな蟹身が使われていて…リーズナブルながらも贅沢感を味わうことができました【日本橋 かに福】東京都中央区日本橋1-2-2 親和ビル1F03-3231-8686
2020.01.23
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今日は真冬らしい寒波に襲われるとの予報に、暖冬であるとのことで出番はないであろうとクローゼットの奥に仕舞っていたダウンコートを引っ張り出し出掛けることにいたします区役所での用事を済ませ、歌舞伎座の裏手にある『イマカツ』へとお邪魔させていただきますお昼どきを過ぎていましたので待つことはありませんでしたが、ワタシの後にも数組のお客さまが続いて来店される人気店でありまして…揚げものを提供されているにも関わらず女性のお客さまが多いお店でもありますねいただくのは名物である“ささみかつ”をメインに海鮮のフライが添えられる「帆立・大海老・ささみかつ膳」それに旬である牡蠣フライを1貫添えることにいたしますご存知の通り繊維質が多い“ささみ”は火が通ることで水分を失い硬く締まってしまうのですが…低温でじっくり揚げるだけでこれほどまでにしっとりと柔らかく仕上がるのかと驚くほどでありますし、帆立貝柱や海老も絶妙な揚げ加減で提供されることから技術の高さを感じます【銀座イマカツ】東京都中央区銀座4-13-18 医療ビル1F03-3543-1029
2020.01.22
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修学旅行のシーズンなんだなぁと、他人事のように沖縄便に列を作る高校生を横目に見ていたのですが、まさか自分がフライトする東京便にも100人以上の修学旅行生が搭乗するとは…幸いなことに席が離れていたこともあり騒々しさを感じることもなく羽田までの90分ほどをゆっくりと休むことができました羽田へ着いた足で交流会に参加しようと新宿へと移動し…3時間ほどの勉強会の後に行われる食事会は定例の『游玄亭』であります古くはヤクザの街、そして韓国パブの全盛期を終えた今はホストの街と雰囲気を変える歌舞伎町で、変わらぬ人気を得ている名店でいただく焼肉が楽しみで、この会に参加していると言っても過言ではありません会席スタイルでいただく焼肉は野菜スティックと3種の前菜で始まります特製味噌でいただく野菜スティックはみずみずしさを楽しむことができますし、帆立貝柱の甘味がおいしいお刺身、コリコリとした歯ごたえがおいしいクラゲなど、どれも手抜きのないものでありました有田焼の大鉢に盛られたキムチはビジュアル的にも素晴らしいものでありますし、甘めのタレで炒められたチャプチェはお気に入りの逸品でありまして…全てのお客さまが注文されるといっても過言ではないであろう名物料理「叙々苑サラダ」は丁寧な仕事がなされているだけでなく、塩味とごま油の風味がおいしいドレッシングに食欲が掻き立てられますそしてお肉美しいサシが入った厚みがあるタン元は焼き過ぎることのないように注意深く焼き上げることで最高のパフォーマンスを出してくれますし、とろけるほどに柔らかい上カルビの甘みを引き出すようなタレで揉み込まれていますし…厚切りにされたヒレの柔らかさにも満足させていただけます〆に選んだのは「あわび粥」個人的にはもう少し塩味が効いていてたほうが好みではあるのですが、あわびの程よい歯ごたえがおいしく…もうひと口ふた口食べたいって思わせるほどの微妙な量が、次の来店に繋がるのかも知れませんね焼肉店での“とりあえず”といえばタン塩なのでありましょうが、そのタン塩をレモン汁でいただくスタイルで提供したのはこちらが初めてであることは有名な話でありまして…焼肉の新しいスタイルを提案し続ける姿はまさに業界のリーディングカンパニーでありますねそしてこの新宿店近く改装の予定があるようで…どんなお店になるのかと楽しみであります【叙々苑 游玄亭】東京都新宿区歌舞伎町1-10-7 叙々苑ビル03-5285-0089
2020.01.21
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先々月にお邪魔した『HAKATA ONO』いただいた担担麺のおいしさだけでなく、すべてのお料理に付くビュッフェのクオリティやコストパフォーマンスに加えて感じが良いサービスに感動したことから、今日は系列店である『小野の離れ』を訪ねたのでありますが…予約でいっぱいだとのことでありましたので、近くにある系列店を教えていただきます小野の離れからすぐのことにある『ビストロ オー』ってお店伺ったタイミングでは席は空いていたのですが、待ち合わせをしたアライアンスパートナーが来るのを待っている内に20席ほどの店内は満席となり…15分ほど待ったあと、先客がお帰りになられたテーブル席をいただくことができました“ハンバーグと羽釜ご飯”を謳うことからカウンター席に囲まれる厨房には羽釜がありますし、卓上にはそのご飯をよりおいしく召し上がっていただけるようにと、ご飯のお供となる“肉味噌”と“辛子高菜”が置かれますお昼に提供されるハンバーグメニューは10種類ハーフサイズのハンバーグに日替わりのお料理が添えられるという日替わりランチやハンバーグの中にモッツァレラが仕込まれたものなどにも魅かれますし、コンビネーションメニューにあるハラミステーキや天然海老フライも捨て難いしと迷いながらも「博多舞鶴ハンバーグとBistro Oのマカロニグラタン」を選び…選べる6種のソースからは“ブラックペッパー”をチョイスいたしますランチセットとして「身体に美味しい選べる2種のサラダ」をお願いしてみますと、なんと用意された6種から選ぶことができるとのことですし、その内容はプラス280円でいただけるとは思えないものばかりでありまして…「カツオのタプナードマリネと地中海風ライスサラダ」と「ゴルゴンゾーラのポテトサラダ~はちみつ風味~」をお願いしますまるで前菜のようなサラダをいただいたあと、タイミングを図っていたかのように提供された、ゴロンとまん丸なハンバーグに箸を入れますと肉汁が溢れ出まして…その感動が冷めないうちにひと口いただきますと、ほどよいミンチの食感と香辛料の香りに再び感動でありますご飯をお替わりすることもできるのですが、サービスでテールスープでのお茶漬けをお願いすることができるというから驚きであります少量ではありますがホロホロに煮込まれたテールも乗せられていますし、スープの甘みを感じることもできて…卓上に置かれた山椒を振っていただきますと、その香りで一層おいしくいただくことができますね【ハンバーグと羽釜ご飯 BISTRO O】福岡県福岡市中央区舞鶴1-9-14092-731-1339
2020.01.20
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