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一番心配だったのは、**学級のA君とCちゃん。
しゃがみこんで丸くなって動かなくなるなんて可能性もあるわけで・・・
A君の競技には、去年も6年生で一番体格のいい男の子を付けてもらって、一緒に走ってもらいました。
今年も同じ作戦で、予行練習の時一緒に走ってもらっています。
ところが、本番の最初の競技のとき、担当の6年生が来なかった!
ええ?どうして~?
A君の番になってしまいましたが、そのまま・・・
車椅子のB君はコーナーを回らずに済むように、みんながスタートする地点とは別の直線コースの途中でスタンバイしていました。
私はB君に付いて、他の子どもたちからずっと離れたところにいました。
もう1人の介助員Sさんが焦っている様子が遠くから見てわかりましたが、もう間に合わない。
スタートしたA君が、私とB君のいる地点に近づいてくるとき
「A君!こっちこっち!そうそう!ここからはまっすぐ!走れ~!!!」
よたつきながらも、1人でしっかりとみんなの後を追いかけるように走るA君!
やったぁ!ゴールまで1人で行けた!
終わってから席に戻ったA君を、担任の先生もSさんも私も、
「えらかったね~!1人で頑張ったね~!」
と思い切り褒めまくりました。
ハプニングではありましたが、むしろ良かったかも?
その後、担当の6年生のところに言いに行ったら、予行の時だけ頼まれたのだと勘違いしていたそうです。
午後の障害物競走のときは一緒に伴走してくれました。
話は前後しますが、開会式直後の全員による風船割りゲーム。
足に風船を付けて、相手チームの風船を割ると言うもの。
全校生徒一斉に全員でやりました。
B君も電動車いすに乗って、風船を足元に付けて。
予行でもやりましたが、B君の風船を狙いに来る子はいないのです。
ただ1人、狙ってきたのはわっち☆だけでした。
でも、電動車いすでくるくると回って逃げていたし、B君の足元の風船は、車椅子のステップに足を乗せているため地面から浮いた場所にあって踏みづらく、何度か挑戦したわっち☆でしたが、割ることが出来ず。
B君はご満悦でした。「わっち☆が狙って来たけど、逃げてセーフだったよ!」と担任の先生にも嬉しそうに報告していました。
そして本番。
B君は車椅子を自由自在に動かして逃げ回っていますが、B君を狙って来る子がまったくいません。
今日はわっち☆も来ないなあ・・・この前無理だったからあきらめたのかな?と思っていたら・・・
「あ!」
なんと、わっち☆、B君の斜め後ろから迫って足を前に伸ばして、ステップの上にある風船を踏んだのでした!
見事に一瞬で割れた風船・・・
「やられた~!」
わっち☆の作戦勝ち?
B君、さぞやがっくり来て怒るかな?泣くかな?と思っていたのですが、意外と平気で
「わっち☆にやられた~!」
と言っていたくらいでした。
結果的にB君の赤組が勝ったので、自分の風船が割れてもそれほど悔しくなかったようです。
と言うよりも、狙いに来てもらってむしろ嬉しかったような雰囲気。
やっぱり、特別扱いされて誰にも手加減されて相手にされないと、つまらないんでしょうね・・・
遠慮なく狙いに行ったのはわっち☆だけだったと言うのも、何と言うか・・・・ですが。
確かに何人かの高学年の子が、B君の近くに来たのですが
「踏んでも良いの?」
と私に聞いて来ました。
私は、「いいよ!」と言ったのですが、やっぱり遠慮して踏まずにどこかに行ってしまいました。
その他の競技で、今年は綱引き以外全部参加した「B君のせいで負けた」と言うことが無いように、負ける時も大差が付かないように、B君をスタートさせる地点なども練習の時に何度も調整して、接戦になるような位置を設定しておきました。
電動車いすを操作して自力で走るもの(個人戦)と、私が車椅子を押して走るもの(団体競技)を分けました。
「B君だからしょうがない」のでもなく、「B君のせいで・・・」でもなく、クラスの一員としてB君もしっかりと友達の声援を受けてゴールしました。
負けたとしても
「惜しかったね~!」
と、周りも本人も思えたようです。
知的クラスのA君には、Sさんがずっと付いていました。
集合場所でしゃがんで砂を投げたり、じっとしていられなくて回りにちょっかいだしたりするA君を静かにさせるのは大変だったと思いますが、練習中よりも本番ではおりこうにできた場面が多かったようです。
3年生とは言え、2~3歳児くらいのA君ですから、他の学年の競技を応援しろと言っても飽きてしまうのは当然と言えば当然。
一日ずっと我慢していたような状況でしょう。
去年は参加しなかった踊りにも今年は参加して(Sさんが付きっ切りで向きを変えたり補助しつつ)踊れました。
大きなトラブルも無く、上出来だったと思います。
むしろ、普通学級未診断のM君の方が、あれこれあって(ゴール直前まで順調に走っていたのにゴール前から後ろ向きで走ってゴールしたり、お母さんを探しに校外に出てしまったり)大変でした。
M君の場合は、普通に話ができる(言葉の遅れが無かった=高機能)だけに、周り(親も含めて)に誤解されてしまうので辛いものがあるんじゃないかな?
とにかく、無事に終わって良かった良かった!
(これでしばらくは体育の授業も無くなります)
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