PR

Comments

ポンチョ♪ @ Re:小さな工夫がまた始まりました。(03/25) くろくろさん 再訪、コメントありがとうご…
くろくろ@ 小さな工夫がまた始まりました。 ポンチョさん。お忙しい毎日をお過ごしと…

Favorite Blog

📣楽天ブログトップ… 楽天ブログスタッフさん

自閉症の僕が、今も… ひいちゃんファミリーさん

October 19, 2007
XML
今年私が担当しているのは**学級(知的特学)3年生のA君と、普通学級(肢体不自由児=車椅子)のB君ですが、去年まではこの2人の他に、情緒クラスの自閉っ子E君2年生もいました。
去年はE君の交流学級での音楽の授業に付き添っていましたが、今年になってからは時間割の関係上E君に付いて授業に出ることはなくなっています。(1学期の最初の頃は出ていたんですが、その後時間割変更などで調整が入り、私は付かなくても良いことになりました)
それでも、体育や生活単元などの授業では知的クラスと情緒クラス合同で授業をすることが週何回かあり、E君とはそこで接しています。
その他にも、情緒クラスの先生が出張や他の用事等で不在の時にE君が課題プリントを持って知的クラスに来て学習することがあり、そういう時は私がE君担当となって学習支援をしています。
これは、去年もあったことなので引き続きと言うことです。
毎日のことではなく、たまにあることなので、なお更会うたびにE君が成長しているのを感じます。
入学当初はほとんど発語すらなかったE君でしたが、今はひらがなのほとんどを読み書きできるようになっています。
ひらがなの練習で、いくつかわからない字があるのですが、わからない時は私の手をつかみ、私の顔を覗き込むようにして
「か い て(書いて)」
と言います。
E君の担任の先生が、この「わからない時は聞く」ということを、1学期からずいぶん教えてくれたようです。
それがしっかり身に付いて、わからない時は必ず
「か い て」
と言います。
そして字を見せてあげると、さっと書けるのです。
更に、自分で書いたものが書き間違っていたり、ちょっと形が悪かったり(これはE君なりの基準があるようです)すると
「だ め だあ! ちがう!」
と言って、消しゴムで消して書き直しています。

集中できる時間も長くなっていて、プリントも次々とこなしていけるようになりました。
(これも日によって、体調によって、気分によって、天気によって?良い日と悪い日があるそうですが)

今日、わっち☆を迎えに行った後、そのまま行ったスーパーでE君のお母さんとE君に会いました。
E君のお母さんに、今日のことや最近のことを話すと、ずいぶん驚いていました。
字をたくさん覚えてきたので、よほどおうちでも熱心にやらせているのかと思っていました。
実際、就学前からとても熱心に手作り教材で色々やっていたようですから。
そうしたら、ひらがなに関しては、おうちではほとんどやっていないのだそうです。
しかも、お母さんが教えているとお母さんの方が怒ってしまうので勉強はお父さんが担当しているというのです。
いつもニコニコして穏やかなお母さんで、E君のこともすごくかわいがっているし、E君もママが大好きなのが伝わってくるくらいなので、「私が勉強見るとつい怒っちゃうからダメなんです」と聞いて、とても意外な感じがしました。
E君が**学級に来たときに私が学習を見ているときも、私が怒るような場面は一つもありません。わりあいスムーズに指示も通るし、A君の学習支援に比べたら何十分の一か?と言うくらいの労力だと思っています。(と言うより、早く言えばA君が何十倍も大変と言うこと!)
お母さんにしてみたら、学校での様子が信じられない様子。
私から見たらおうちでの様子が信じられない。

Eくんのお母さんが
「そっか~!学校ではがんばってるんだね!」
とEくんに話しかけていたのが印象的でした。

これは、どんな子にも言えることなのかもしれませんね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 19, 2007 07:49:11 PM
コメント(0) | コメントを書く
[職場での子どもたちとの日常] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: