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自閉症の僕が、今も… ひいちゃんファミリーさん

July 21, 2008
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カテゴリ: 本の紹介

電車の中で読んだのでやっと読み終えました。
ここのところ、どこに行くにも持ち歩いて、ちょっとした隙間の時間に読んでいましたが、なかなか進まず。
電車の中が一番はかどりました。
一度降りる駅を危なく忘れかけてあわてて本を閉じて駆け下りましたが・・・

よその子

ノンフィクションです。
トリィと言う情緒障害学級の先生の赤裸々とも言える教室でのバトルの日々。
会話のできない自閉症児、読み書きがどうしてもできない学習障害児、父親を継母に射殺され親戚をたらいまわしにされている粗暴な男の子、そして12歳で妊娠してしまった優等生。
この4人を抱えて学校のシステムやベテラン先輩教師のやり方に敢然と立ち向かうトリィ。
訳者があとがきで、「まるで透明人間になってトリィの教室の中でその様子を見ているようだった」と述べていますが、まさにそんな感覚になります。
なんの繕いもなく、このクラスのありのままの様子とトリィの正直な日常が描かれています。
私自身、とてもブログ上では書けないような毎日のバトルを体験しているだけに、これは勇気ある告発でもあるように感じます。
発達障害児に向けての教科書的な指導書ではありません。
通常学級しか知らない方々にはこういう教室があること、教室内で繰り広げられていることが特別なことのように感じるかもしれませんが、これは全国のどこの特別支援学級でもありえるごく普通のお話です。
ぜひ皆さんに読んで欲しい本です。







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Last updated  July 22, 2008 06:14:24 AM コメントを書く
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