FROM  NEW  YORK

May 12, 2005
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カテゴリ: ひとりごと
甥のりんりんの面白い話を聞いた。

通っている幼児教室で知能テストがあったそうだ。りんりんにとっては初めての知能テストになる。〇や△や□の知能テストって子供心に難しかった思い出がある。ドキドキの緊張感とよい点を取るらなくちゃというプレッシャー。大学卒業するまでテストとなるとそんな緊張感とプレッシャーを感じていた。だからテストは大嫌いだった。最近、物事を理解し始めたりんりんにとってはどんな体験だったのか、私にも興味があった。そして母からの電話で話を聞いて思わずゲラゲラ笑ってしまった。

「できなかったのよ。」

「えっ?できなかった・・って?どう言うこと?」

普通の3歳児より足がニョキッと長くて身長は高いのだけれども、言葉や行動の発育は半年ぐらい遅いらしい。ちょっと不安になった。

「それがね、受けられなかったんだって。」

「え?え?どういうこと?」

「どうも幼児教育にりんりんの好きじゃない先生がいるらしいの。でね、知能テストの時、どうもその先生だったらしいのよ。」

「それで?それで?」



りんりんが、耳を塞ぐ???

私はつい大笑いしてしまった。やってくれるじゃーん、甥っ子君!義理の妹には悪いが、ちょっと悪が好きな私にはりんりんのこの行動にあっぱれ!と思ってしまったのだ。母が付け足しにこう言った。

「あの子、色鉛筆だって12色全部言えるのよ。それも日本語と英語と両方でちゃんとインプットしているの。だけど先生が言った事、まるっきり聞こえないフリをしてたらしいの。それでテストが出来なかったんだって。でも先生には知能遅れなんじゃないか、って言われたらしいのよ。」

りんりんは愛情たっぷり受けて専業主婦の義理の妹と毎日を過ごしている。3年保育にはせずに2年保育にした為、今まだ幼稚園には通っていない。だから週一度の幼児教育のクラスに通っていたのだ。そこで知能遅れと言われた義理の妹の心を察すると、ちょっと可哀相。まぁ、その場に私がいたらケンカを売っていたかもしれないが。

聞こえないフリをする。

フリをしているのかしていないのかその真相は解らないが、男の人にそういう人が多い。英語でよくSelective hearingというのだけれど、都合の良いことだけ聞こえるらしい。というか聞こえるフリをする。私の父がそうだった。大好きな映画の話になるとノッて来るのに、

「パパ、おこづかい頂戴」

そう大声で言っても聞こえないフリをしていた。そして弟は聞こえないフリをしている訳ではないが、何かに熱中すると人が呼んでも聞こえなくなる。会社でも上司にずーっと呼ばれていても気づかなかったことがあったらしい。そしてりんりんはこの弟にソックリ。何かに夢中になってると、いくら呼んでも振り向かない。義理の妹は「変なところがパパにそっくりで・・」と苦笑していた。そして今度は耳塞ぎときた。親子3代に渡って受け継いだこと。

聞き耳持たず

周りにいる家族や先生やこれから出来る友達は苦労するかもしれないけれど、3歳児のこの頑固な態度に意志の強さを感じてむしろ頼もしく思っている。義理の妹に私が笑って誉めていたと伝えて貰うよう母に頼んだ。私はたまにパパやママより厳しいことがある。

耳を塞がれなくてよかった~



傍から見ている子供の成長は楽しくて面白い。







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Last updated  May 13, 2005 05:07:14 AM
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