全732件 (732件中 101-150件目)
疲れが溜まっていたので、外出は近所で買い物程度まで。手持ちの金属皮膜抵抗を測定して仕分け作業をする。ジャンク袋入っていたもの、普通に買っ購入後放置していたもの、を取り出しひたすら測定する。正確な値が必要かというと、回路の動作を表す式と照らし合わせ、よくよく考えると「同じ値で揃っている」という条件で十分なことが多い。実装スペースを気にせず並列・直列を構成し、n:m の比を正確に出せれば良い。難点を言えば、同じ値の抵抗器がいくつ採れるかだ。こういった物を大量に測定すると、教科書には正規分布でばらけるとある。今回の測定で数の統計も出しとけば良かったか。面倒なのでサボっている。感覚的に言えば、教科書と違い、おおよそ分布のピークは 2 つくらい有る。中央値は仕様の値から外れている。規格内でギリギリに外れた物が、結構散見される。同じ値の抵抗、少し足らないな... と思いつつ気づいてみれば袋いっぱいに仕分けていた。
2018.11.03
コメント(0)
2 年前仕事で使うつもりだった基板を完成させる。前の日記で製作再開したものだ。暑い夏の期間は、窓を開けて作業するとすぐに汗だくになり、作業は続かず殆ど休止していた。ようやく窓を開けても暑くもなく、寒くも無い季節になり作業を進める様になった。基板の回路は画像の背景に使ってある。シミュレーション用回路図なので、基板に実装した回路の状況を鉛筆書きで書き足し、蛍光ペンで結線チェックをしている。電源を入れて、おおよそ目的通りの動作をしている所まで見る。うーん、AC アダプタの出力を正負電源に変える部分は、制作途中で余り性能が良くないことに気づき、どうしようかと悩みつつ、そのまま作ってしまった。飛び込んでくるノイズを防ぐ必要がある回路だ。上下をシールド板で蓋をする程度の簡易なケース組み立てまで進めて回路図を整理するかな。
2018.10.21
コメント(0)
模擬 5 in 1 USB AC アダプタ を作り始める。仕事に関係していた基板だった。2 年 10 ヶ月前に退職し、この基板はもう使う事が無いだろうと思い、仕掛かりのまま制作を中止していた。仕事先で使う機会が出てきた。流れは USB Type-C に移行しつつある。その中で今まで出てきた USB-AC アダプタも対応する必要がある。代表的なのは Apple 0.5A, Apple 1.0A, Apple 2.1A, DCP, CDP だ。1 台 5 機能 模擬 USB AC アダプター 回路図(PDF で見る)1 台 5 機能 模擬 USB AC アダプター 回路図(BSch3V 原図)模擬回路なので色々なテスト機能が有る。USB 端子の DP, DM にはアダプタ判定アルゴリズムを観測するためのテストポイントを立てている。VBUS に付けた LED は トリガ用の信号を出す目的もある。3.3V 系, 1.8V 系ロジック・レベルで VBUS の on/off 取り出すため端子を出している。VBUS の電圧を複数用意してあるのは、充電速度の変化を「安全そうな範囲で」色々と試すためだ。低めの電圧は過負荷防止機能が働くか、充電負け(高負荷アプリが動いていて、充電が追いつかない状態)で、電池残量 0% 状態、充電時間超過検出などを見る。高めの電圧にすると充電時間が短くなる。電池充電電流を守っているか見る。回路に使った OKL-T/3-W12N-C の出力ノイズがちょっと大きめ? オシロのプローブから針を出し、先端のグランドシールドにも針を付けて GND に当てて測定して、磁気結合を排除してから測り直した方が良さそうだ。ほぼ仕様の通り 150mVp-p ほど、波形が綺麗すぎる 672.51kHz 正弦波だ。"DC Voltmeter-Blue" も部品箱の中でほぼ同じ期間、眠っていたんだよなぁ。
2018.10.08
コメント(0)
NJM7805FA の動作をもう少し詳しく知りたいと思っていた。まず Band Gap Reference の復習をHow to Make a BANDGAP VOLTAGE REFERENCEでする。他にも色々と教科書的な Web ページは多く見つかるので見比べながら勉強を進める。LTSpice には LM7800 のモデル回路がある。これは NJM7805FA と違いが大きく、ちょっとした定数変更では似せることができない。始めに見つかったのが、回路定数入りの MC7800 だ。自分が初めて電子工作で手にした 3 端子レギュレータは Motorola MC7806 だった。ここから始めたんだよなぁ。という思い入れがある IC だ。放熱フィン、端子が金メッキされていて、まぶしかった。以下示していく回路の LTSpice ソースはこのリンクをクリックしてダウンロード (Click here to down load various 7800 three terminal regulator LTSpice source) できる。次がデータシートから起こしたモデル回路だ。以下特に断りが無ければ LTSpice で作ったモデル回路の部品番号で書いていく。MC7805 回路図 クリックで拡大します。MC7805 circuit, click to enlarge.ベタベタと遠慮無く 2N3904 を貼る。エミッタ面積 N 倍に対して N 個使う。手堅く大面積トランジスタを投入して Band Gap Reference を構成してある。たぶん多段構成にして温度補正を細かくしているはず、データシートに示されている出力電圧の温度係数も他メーカーと比べると小さい値になっている。丁寧に発振止めのコンデンサを入れた回路だ。MC7805 出力電圧対入力電圧 クリックで拡大します。Vout VS Vin (rise) MC7805 model circuit, click to enlarge.On Semiconductor のデータシートにちょっとした誤りが有る。直したら上手く動作するようになった。具体的には過熱保護回路 Q28 のコレクタに繋がる線だ。帰還部分の分圧抵抗値 R23 も +5.0V 程度を出せるように調整する。帰還部分の分圧抵抗調整が本当に必要なのか?と思うところも有り回路を見直している。合っているしなぁ...MC7805 入出力特性(入力電圧上昇から下降まで) クリックで拡大します。MC7805 circuit simulated plot, click to enlarge.他の 7800 シリーズと比べてもう一つ特徴的なのは、帰還回路に入るトランジスタ Q16, Q17 のコレクタを出力を構成するダーリントン構成の途中 Q29 に繋いでいることだ。少しでも入出力間最小電圧差を小さくするためか。なんだな NJM7800FA よりさらに遠い回路だよな。次に Reverse engineering a counterfeit 7805 voltage regulator と言うサイトを見つける。counterfeit(まがい物) とはどういうこと? 読んでみると、いくつか有る 3 端子レギュレータを構成する回路の一つをダイから読み取った様だ。7805 のダイ写真と回路部品の対応が丁寧に説明されている。英語は読めなくても、ダイ(または回路図)をクリックして回路図(またはダイ)がハイライトされるのを見るだけでも楽しいサイトだ。ここで、NJM7805FA に似た Signetics uA7805 を見つける。なるほど uA7805 が NJM7805FA の先祖かな。次の回路は uA7805 を元に作ったモデル回路だ。uA7805 回路図 クリックで拡大します。uA7805 circuit, click to enlarge.uA7805 も帰還回路の分圧抵抗 R23 を調整してある。R1 と R23 を合わせて調整して温度係数をもう少し小さくできる余地はあると考えている。uA7805 出力電圧対入力電圧 クリックで拡大します。Vout VS Vin (rise), uA7805 LTSpice Model Circuit, click to enlarge.エミッタ面積を表すような記号が振られていないので、「本当にこれでいいのかな?」と思うところも有る。LTSpice の LM7800 も PNP, NPN それぞれ全部同じトランジスタなので、これでもいいのだろう。uA7805 入出力特性 クリックで拡大します。uA7805 circuit simulated plot, Click to enlarge.Q22, Q23 のエミッタに抵抗 R24, R11、Q26 のコレクタに抵抗 R25 を入れてある所をみると、ディスクリートで試作した回路をそのままチップに起こしたのだろうか?おおよその値で良さそうな抵抗値が E24, E96 系列と合わないので、ディスクリートで試作した後、定数をチップ向けに再計算したか、無理に合わせずシート抵抗値から計算しやすい値を選んだか。three-terminal linear regulator Evolution continues Unabated を見ると 3 端子レギュレータの最も先祖となる LM309 が 1969 年に発表されている。この時代、次の画像のようなカラーコードを使っていない抵抗器も E 系列なんだよなぁ。NJM7805FA (NJM7805A)はデータシートに回路定数が書かれていない。自分の勉強のためには全部計算し直すのが良いのだろうな。今回は先の uA7805 に倣って定数を決めていくことにした。NJM7805FA 回路図 クリックで拡大します。NJM7805FA circuit, click to enlarge.トランジスタ 2 段構成になったサーマルシャットダウン回路の Q1 ベース電圧を変更する。スタートアップ回路の Q2 ベース電圧も調整する。エミッタの負荷インピーダンスは R13 + R14 + R15 >= 10kΩ を目標にした。もう少し高めにするか、J1 に Idss の大きな FET を選んだ方が良かったかもしれない。おおよそ "ベースの入力インピーダンス" / "Q26.hFE" 程度を "エミッタの負荷インピーダンス" にする様な心持ちで決めている。NJM7805 出力電圧対入力電圧 クリックで拡大します。Vout VS Vin (rise), NJM7805FA LTSpice Model Circuit, click to enlarge.uA7805 に対して R1 を調整して出力電圧の温度変化を小さくしている。もう少し特性を追い込める余地は有りそうだ。R23 は手持ちの NJM7805FA に合わせて出力高めに設定してある。少し大きく小さく(2018.10.6 訂正)すれば丁度 +5.0V 出力になる。NJM7805 入出力特性 クリックで拡大します。NJM7805FA circuit simulated plot, Click to enlarge.他の 7800 と同じようにもう少しサーマルシャットダウン温度を低めにしても良かったかもしれない。MC7805, uA7805, NJM7805 とも出力トランジスタに 2SCR544P を選んでいる。2N3055 を選ばなかったのには理由が有る。高温領域で Icb (コレクタからベースに向かうリーク電流) あるいは Iceo (コレクタカットオフ電流) が増えてサーマルシャットダウントランジスタ (NJM7805FA で Q28) の働きが全く効かなくなる。2N3055 (Q1) と 2SCR544P (Q2) の温度特性を確かめるために次の回路をシミュレートした。シミュレーター上だけの現象なのか?実物では見ていない。高温動作時にシリコン・トランジスタでリーク電流が制御できないくらいに増えることも経験しておいた方が良いのかな?2N3055 と 2SCR544P Ic カットオフ電流 vs 温度 クリックで拡大します。2N3055 and 2SCR544P, Ic cut-off VS temp. Click to enlarge.スタートアップとサーマルシャットダウンに使用する 6.2V のツエナーダイオード (NJM7805FA で D2) も敢えて KDZ6_2B を選んでいる。BZX84C6V2L は 130℃ 以上でほぼショート状態になってしまう。これも実物の物理現象としてあり得るのか実験した方が良いのかな?BZX84C6V2L と KDZ6_2B ツエナー電圧 対 温度 クリックで拡大します。BZX84C6V2L and KDZ6_2B, Vz VS temp. Click to enlarge.ディスクリートで Band Gap Reference とか レギュレータ作ったらどうなるのかな。
2018.10.03
コメント(0)
久しぶりに秋月八潮店に行く。ちょっと部品買い足しと出物コーナーの新顔を見るのが目的だ。下の画像の左上にイヤフォンが見える。確か 50 円だったか。イヤーピースが無いオーソドックスなイヤフォンなので音漏れするタイプだ。付属アダプタからするとガラケーの付属品だった?ディスクリートのコンデンサも増えていた。容量誤差 Z クラスの物もある。コンデンサがそこに有れば良いと言う場合向けかな。画像を整理したら、右下のレーザーダイオードに気づいた。CD-R, DVD-R ドライブを分解したときにいくつか手に入っているしなぁ... スイッチングダイオードに 1S2076 が加わっていた。A サフィックスは付いていない。カソード帯がくすんだ水色なので、1S2076A と比べるとまるで別品種の様に見える。スイッチング電源ユニットが新しく追加されていた。仕様は In: AC100V~120V, Out: 5V 2A, 12V 3A だ。マイニング・システム向けには容量が少ないし、ストレージ・ボックスに使うにして HDD 4 台くらいの負荷に対して、大きめかなぁ。ちょっと現場に IOT 向け?ドーム・プロジェクタは現行品の扱いもある。八潮店では出物的な扱いの様だ。ガチャの大型カプセル付きならもっと売れるのかなぁ...出物コーナーにあるサイリスタで模擬交直変換所?
2018.09.17
コメント(0)
PWR18-1.8Q を修理したときに壊れていると判断した NJM7805FA を測定してみることにした。簡易な測定で「あれ?壊れていないの?」と思った。入力電圧が 8.0V 付近だと、出力電圧は 5.141V になった。すこし高めの出力電圧で正常動作だ。何故に壊れていると思ったのか?入力電圧を上げていき、10.90V 以上になった当たりから出力電圧が下がり始める現象が見られた。PWR18-1.8Q の中では入力電圧は 12V より少し高い位だったので、入力電圧が高い場合に発生する現象なのか調べることにした。ブレットボード上に簡易な測定回路を組む。100Hz の三角波を発振させてオーディオパワーアンプ IC で増幅、半波倍電圧整流で NJM7805FA に入力する。普通の電源回路と違い、入力側はわざと平滑せず、最小限のコンデンサを並列する。入力側の電圧が振れるよう、R3 110Ω を並列している。出力側は NJM7805FA が発熱しない程度の軽負荷かつ、C4 0.1uF の充電残電圧をなるべく早く放電する(LPF としての働きを小さくする)ため R4 100Ω を負荷抵抗として接続した。次の画像は測定中のブレッドボードだ。上の回路図に無い部品は実験中に外した部品、信号を入出力・測るためのテストポイントとして使用している。NJM7805FA に放熱板は付けていない。測定中に NJM7805FA に触れて温度を確かめている。発熱しているのかどうか、微妙に分かる程度だった。オシロスコープの CH1(X) に入力側、CH2(Y) に出力側を接続して、壊れた NJM7805FA の特性を測ってみる。入力電圧が 7.2V 程に上昇するまでは、ドロップ電圧分だけ低い電圧を出力している。負荷電流の割にはドロップ電圧が 2.2V くらいになっていて大きめか。NJM7800 データーシートにある内部の等価回路図と特性例から読み取れるドロップ電圧は 1.3V ~ 1.5V だ。出力電圧の変化が折れ線状になるのはデータシート通りだ。入力電圧が上がるのに対して、出力電圧が下がる(出力に繋いだ負荷の電流が減る)動作は、負性抵抗的だ。もしかして発振している?出力電圧が下がり始める所の波形を拡大してみる。CH2 のトレースが下がっている部分にブレが見られる。不安定になっているようだ。XY モードで入出力特性を見てみる。原点は管面の左下コーナー、X(横) 軸は入力電圧、Y(縦) 軸は出力電圧だ。輝線が 2 重になっている箇所がある。ヒステリシスがあるのか。それとも時定数? 100Hz の三角波で十分にゆっくり変化させているし、出力側は 0.1uF // 100Ω だしなぁ...どうして壊れたのだろうか?何かの異常動作や定格外の動作で壊れたなら、たまたま自分の所だけで見られる現象のはず。それとも、デバイスに何かの設計・製造上の問題が有って経年で壊れる?そうだとしても、ドロップ電圧が精々 2~3V の範囲で使っていて、壊れていても顕在化しない?内部等価回路を眺めて考えてみる。「あー、Vout > Vin になって壊したのかなぁ」。2019.8.2 追記 NJM7805(他色々な 7805) の LTspice model
2018.08.26
コメント(0)
秋月八潮店でガレージセールが有るということで、出かけてみる。空気は乾いていて、自転車で風を切り、日陰に入れば少し涼しいくらいの感じだったので気持ち良く八潮まで行けた。下は途中の水元公園の景色。店に着くとジャンク袋の山がお出迎えだ。色々と見て行く、ジャンパ・ショート・ブロックたくさん。やっぱりショートタイプのピンヘッダ売れないのかなぁ。2SK160 (表面実装部品) がいっぱい入った袋。家に帰ってデータシートを読んでみてると、~ 10MHz 位だったら 2SK160 も結構使えるのかな。色々ぎっしり入った袋。他にもシリアル - USB コンバーターが入った袋、水晶発振子、水晶フィルタ?が入っていた袋が有った。そういえば 7x2 ピンヘッダはキャラクタディスプレイ接続ヘッダとして使えたな...今回ガレージセールで買ったのは什器だ。陳列用に使っていたケースの中に部品入れあるいはプラスチックケースとして使いやすい蓋つき箱が有ったので 1 個 10 円で買う。買ってきたケース類を並べてみる。左上のカゴも 10 円だ。取っ手が外れている。もう少し選べばよかったか。おおよそ B 基板サイズのケースは 5 個買う。擦り傷が目立ったり、点灯で何かのデモ基板を入れていたと思われる穴が開いているものも有る。試作基板を収めたり、ゴロゴロとした部品を入れようと考えている。いずれ、自分で傷を付けてしまうのだ。ガレージセールのメイン?だったオシロスコープも 11:30 頃に着いたときには残っていた。要修理の難あり品だ。そりゃそうか。「液晶×」 と書かれたオシロスコープが 1,000 円、同じ部品かほぼ同じ信号規格の部品が手に入れば勝算ありのはず。手持ち無しなのであきらめる。PDS-6062S のはず。web ページと比べるとボタンの色が白一色になっている。裏面信号端子は PDS-6062S 同様 USB-A の挿し口だけだ。VGA 端子が引き出せたなら...画像を整理していたら こどもプロコン のポスターが写っているのが見えた。秋月電子って協賛企業なのか。
2018.08.18
コメント(4)
秋月に高 hFE の UTC 2SA1015L-BL-T92-K と 2SC1815L-BL-T92-K が出ていたので買ってみる。以下 -T92-K は省略する。下の画像は左が 2SC1815L-BL, 2SA1015L-BL だ。通販 web の画像でも確認できるように、2SA1015L-BL はランクマーキングなした。マーキング面の左下に 2SC1815L-BL は BL とマーキングされているのに対し、2SA1015L-BL の方はマーキング無しだ。2SA1015L-BL の方は本当に BL ランク(hFE = 350 ~ 700) なのだろうか? 東芝 2SA1015 のデータシートをよく読んでみると 2SA1015 は GR ランク (hFE=200 ~ 400) までなのだ。有名な高 hFE トランジスタ 2SC1775A の相手 2SA872A も hFE ランクは一つ下になる。2SC1775A: 400~1200 に対して 2SA872A: 250 ~ 800 だ。測ってみよう。hFE の測定時、エアコンの室温設定は 28 ℃にしてある。下は UTC 2SA1015L-BL-T92-K 20 個の hFE 測定結果だ。hFE は 416 ~ 450 の範囲に入った。狭い範囲に hFE は集中して分布する。hFE は UTC が定義した BL ランク (hFE = 350 ~ 700) に入っている。GR ランクの範囲 (hFE = 200 ~ 400) よりも大きい。hFE416417418419422424424424424425425426427428428437439442448450同時に買った 2SC1815L-BL の方も測ってみる。下は UTC 2SC1815L-BL-T92-K 20 個の hFE 測定結果だ。hFE は 533 ~ 576 の範囲に入った。こちらも狭い範囲に hFE は集中して分布する。PNP-NPN のコンプリメンタリ・ペアを見つけるの難しそうに思う。hFE533537538541541542542542546549557558563567572572573573576576200 個くらい hFE を選別した経験からすると、複数のクラスタを構成してある程度集中した範囲に hFE は分布する。正規分布的に hFE は分布しない。差動増幅ペアを作りやすい方が良いんだろうな。少量買ってみて、2SA1015L-BL, 2SC1815L-BL とも期待できる hFE の範囲は 400 ~ 600 くらいかな。
2018.08.17
コメント(0)
久しぶりに秋月八潮店へ行く。7/16(月・休日)は営業するとの張り紙が入口に有った。店外ボックスで 12V700mA 鉄芯トランス式 AC アダプタを見つける。段ボール POP に書かれた説明と回路図を読むとダイオード 4 個を使った全波整流式だ。センタータップは無さそうなので正負電源に使おうとすると、正・負半波整流になる。オーディオや無線の電源にスイッチングレギュレーターはなぁ... という向きには単電源でも何とか使うのも有りか。エアコン脇のジャンクボックスは相変わらずかな。動かないダミーカメラも動作保証なしだ。店内の限定品コーナーを見てみる。BOURNS 社製 10 回転 ポテンショメーター 100kΩ と 500Ωが出ていた。経年のため値引きとのことだ。100kΩは手頃では無いのかなぁ...脇に NTT ロゴ入りのテレホンジャックコンセントパネルが 10円で出ていた。今時の新設は光ファイバー接続だろうな。一家に電話は 2 台の時代が来ると想定して、実家の団地でもメタル回線倍増工事が行われたっけ?結局、殆どの部屋は 1 回線のままで ADSL, VDSL, 光回線へ変遷し次々と移行している。超硬ドリル刃のコーナーが大きくなっていた。細々とロングセラーだった商品だ。最近は何処のご家庭にも CNC フライス・ボール盤なんだろうか? 手前のルータービットが目新しい。アソートパックは売り切れだった。結構手頃な容量の電解コンデンサテープ品が増えていた。35V56uF, 63V56uF, 35V82uF, 16V100uF, 25V180uF, 10V390uF, 10V1000uF 青色の物は日本ケミコン LXZ だ。RF 系の出物 uPC1675G はそろそろ終わり? エアトリマーがまだ残っているなぁ。そう言えば内部電源電圧 9V は殆ど使わなくなったような... 手前の高圧トランスも作例が無いのか、意外と残っているな(え?自分が作るって...)。74HC シリーズのフラットパッケージ品が多数、なんか面白そうな回路は... 多数桁のカウンターかなぁ。発振器・発振子の周波数の差を見たかったなぁ... と思ってサボっている。棚の下に有った大電流ポリスイッチが棚の上に登ってきた。薄型フィルムコーンスピーカーはまだ有る。仕事を始めて時間なくなったなぁ。RF の勉強をしてこのスピーカーを鳴らすようなラジオとか作る積もりだったんだよな...懐かしのディスク形セラミックコンデンサ 0.1uF が有る。1980 年代のパソコンでは電源のバイパスコンデンサとしてよく使われた。自分の趣味だと、熱・振動による外乱影響を受けにくくしたいかつ、ちょっと安めの部品でと言う場所でよく使う。400uH のトロイダルコアは直流重畳特性良いのかなぁ... 電源フィルター用途?巻き直してパルス伝達トランス?201 (200V), 271 (270V) バリスタは雷の季節が終わったらまた引っ込むのだろうか?
2018.07.14
コメント(0)
ユニバーサル基板でアナログ回路を制作し始める。2 年前に左側の電源部が完成した後、休止してしまった回路だ。仕事がらみだったというか... 退職したので使用目的を失った回路だった。部品箱から部品一式と基板が出てきたので再開する。再開前にシミュレーション結果を再確認する。シミュレーション特有の動作をしている部分が見つかっている。実際の動作の方が理想に近いはず。ユニバーサル基板だ。遠慮無くコードでモシャモシャとネットを構成する。面倒をなるべく減らすため、抵抗・コンデンサ・配線の足を 1 つの穴に通して半田付けをする。基板が完成しても自宅で使う用事は無いはず。
2018.06.03
コメント(0)
日曜日(5/13) 秋月秋葉原店店頭でノイズトースター(Noise Toaster)のパーツセットが販売開始になっていた。前の日記で 2017 年内発売 とあったので、2017年17月発売ということだ。パーツセットの販売なのでケースは自分で作ることになる。基板は入っているのかな... 昔の秋月はユニバーサル基板が普通だった。お値段 5,800 円、意外と良い値段がする。昔似たような値段で周波数カウンターキットが有った様な。汎用ロジック IC + プリスケーラーで構成されていて、半田付け箇所が多かった。そう言えば説明書が白くなった。派手な真っ黄色や真っ赤の印刷はもう昔のことか。
2018.05.14
コメント(0)
秋月八潮店へ久しぶりに行く、花粉症ようやく終わり、同時に熱い季節になってしまった。パーツラックの所にゴールデンウイークセールのポスターが貼ってあった。4/27(金)-4/30(月) と 5/3(木)-5/6(日) の間、ガレージセールをする。デスクトップ PC、ノート PC、モニタなど多数ご用意して皆様のご来店をお待ちしています。ん? PC ジャンクショップになった? 秋月の事務で使っていた機材を放出するのかな?一番下に「お楽しみ袋も販売します。」とあるので何かのパーツ詰め合わせ袋も有るのかな。その、なんだな、セメント抵抗袋は...前回見掛けなかったパーツで、珍しい物は 2SC941TM-O (TO-92 形) だ。AM ラジオのローノイズ {自励/他励}周波数変換、中間周波数増幅段向けかな。データシートを読むと |Yfe|-Ie が示されているので、周波数変換用途も考えられているのだろう。隣の 60MHz プローブ 500 円というのも気になる。あれ? M1015B アナログテスタって現行品のはずなのにどうして特価品扱い?家に帰って調べたら、M1015B がさらに新モデルになっていた。車載用途だったダイバシティ TV アンテナが 1 台 300 円で出ていた。地デジ対応は不明だ。車載も国土交通省の告示 「乗用車の外装基準の主な要件は、外部表面には曲率半径が2.5mm未満である突起を有してはならない」(他色々) 別添22 外装の電波送受信用アンテナの技術基準 で多分出来ない。 そう言えば今時の車はラジオのロッドアンテナが無いな。来週?自転車では PC やモニタは持ち帰ること出来ないしなぁ。
2018.04.22
コメント(0)
PC マザーボードをケースに組み直す。ファンがうるさいので温度センス式のファンコントローラを探した。以前に組み立てたものだ。引っ越しで何処に行ったのやら... 見つからず。回路図も部品も有るのだ。再び組み立てることにした。引っ越し後、「半田付け作業台を使い慣れするためにも丁度良い」と自分に言い聞かせて、やる気を出して組み立てる。部品定数は少し違う、動く範囲で見つかった部品に代えてある。今までの経験からすると、こうやって組み立てて動いた後に探した先代の基板が見つかるはずだけど...
2018.04.08
コメント(0)
遅くて使い勝手が悪かった PC を組み立て直すことにした。遊休の処理速度が早い CPU とマザーボードに交換する。そう言えば何で早い CPU を使わなかったんだろう... 組み立て直しで再認識する。SATA コネクタが足りなかったのか...PC 内部の 5V, 12V 4pin 電源コネクタから電源を引き出して、外付けの HDD に電源を供給するケーブルを作る。久しぶりの半田付けだ。秋月八潮店でジャンクとして売られていた molex 4pin power connector (オス) をバラして PC 内部に接続するケーブルを組み立てる。オスピンも使い回し、半田付けで線を付ける。切れ防止に熱収縮チューブを被せておく。本当は圧着の方が良い。手元がさらに見にくくなった感が有る。遠くを見るメガネを掛けたまま近くを見るのができなくなった。線の皮むき、コネクタ分解、半田付け、どの作業も難儀する。手の動きに 0.5 ~ 1 mm 以下の精度が出ない。メガネを上げて作業する。メガネに傷が多く曇っているのも問題かも。そろそろ買い換えたメガネを使い出そうかな。
2018.04.02
コメント(0)
Panasonic の 100W LED 電球を買う。どうも近くの電気屋さんのお得意様になったらしく、安く買える案内葉書が来た。取り付け先の電球も 100W だ。まだ切れていない。良く点ける事も有って、交換しようと考えていた。取り付ける前によく見てみる。小さな半田ボールを見つける。取り除いた。ガラス球の白熱電球なら、半田付け作業でボールができても、ガラスに付いたものはすぐに払い落とせるし、金口に付いても半田として乗るだけだ。電子機器化した LED 電球故の仕上かな。半田ボールを落とす作業をして、金口内に押し込んでしまったら、ショートの心配もある。ワイヤーの取り出しを見てみる。構造からして、ワイヤーを通す穴が見える。その穴にワイヤーを通さず金口の内側に這わせるように組み立てたように見える。当初の設計から、製造工程での工数を減らすための変更があったのか?分解して確かめる訳にもいかず。内部で絶縁を保つ距離が確保できていて、力が加わってワイヤーが潰れることが無ければ、心配することでも無いか。こんな気づきなんて、忘れるくらいまで寿命長いよね...
2018.03.21
コメント(0)
久しぶりに秋月八潮店へ行く。花粉症で外出が億劫になっていた。曇り気味なので花粉飛散も少ないだろうと予想しての行動だ。やっぱり花粉は飛んでいた...目新しい商品は、熱収縮チューブ詰め放題 150円 だった。画像に写る中段のチューブより太いチューブが最上段の箱に入っている。一番上の箱には見た目φ 20mm より太目で黒色 7 透明 3 位の割合でチューブが有った。袋は一番上の箱から顔を出している細長の袋だ。右脇に張り付けられた袋の中に詰めるための細長袋が備えられている。段ボールポップに貼ってある小袋はサンプル。限定品コーナーの新顔はNS MM5311N だ。電源同期式(50Hz or 60Hz を分周する)の P-MOS 時計 IC だ。電源電圧は 12V、消費電流は出力に負荷が無くても 10mA 流れる。交流電源を降圧するトランスが必須なので、「パッケージがほんのりと暖かくなる程度に電力消費しても気にしない」という設計なのかな。データシートを読むと VFD (データシートには Gas Discharge Display と書かれている)を駆動する応用回路も有る。Vceo=-50V の 2N5086 を使って Vf=160V~180V 程度だと思われる表示管 (恐らく SPERRY SP-151)を駆動する興味深い回路構成だ。商品コード付きの新顔は NS(TI) LM1894 DNR ICだ(TIの LM1894ページ)。テープレコーダーと FM ステレオ音声向けのノイズリダクション IC だ。録音・ソース側で対応するエンファシスを掛けなくてもノイズを減らすというのが売りだ。TI の LM1894 のページから辿れる技術資料 AN-384, AN-386, AN-390 に詳細な説明が有る。内部回路は LM832 に近いと思われる。無信号時とフォルマント周波数が 500Hz ~ 3000Hz に集中する音声の場合に聞き取りやすくするため、高域をカットするような回路なのかな。データシートを読むと「本製品を使用するためには、登録商標およびライセンスの契約が必要です。」と有る。今も有効? こっこれは、VCF エフェクタなんだからね... とボタン電池 LR44 x 1 電源の液晶表示温度計が山積みで 1 個 50 円で売られていた。CPU のオーバークロックが流行っていたころには秋葉原界隈の PC ショップでも多く売られているのをよく見た。山積み状態でそれぞれの温度表示が微妙に違う。正確なのかな... という不安を覚える。多分プチプチの掛かり方が微妙に違うだけで 0.5 ℃くらい違いが出るものだよ... きっと夕方から日没後の外出だった。店を出るころには花粉症が悪化、この季節、店内でのんびりというわけにはいかないなぁ。
2018.03.10
コメント(0)
web を眺めていたら見慣れない半導体会社のバナーが目に入ったABLICだ。よく見ると元 SII だと分かる。地元の SII 高塚事業所が ABLIC 高塚事業所になるのかなぁ。行ってみると建物のおでこに有るロゴは SII のままだ。花粉症ゆえ行動が夕方で画像が暗くて申し訳ない。地元に古くから住んでいる人は SII の事業所を精工舎と呼んでいる。2 箇所接近して事業所があるので、上の画像の建物を「梨畑の~」、「小学校近くの~」、「梨香台の~」と呼び、もう一つの方を「高塚入口の~」と呼び分けている。小学校の地域社会科授業の一環として見学が組まれることも有った。自分は別の場所だったか、行くときに休んでしまったか。上の画像に写る手前の駐車場がサツマイモ畑だった頃に芋ほりに行ったことがある。地域の子供会で主催した企画だったと記憶している。ロゴがすっかり褪せてしまっているので、SII のままお色直しをするのか ABLIC にするのか。記憶を遡ると今まで SEIKO → セイコー電子工業 → SII と 3 回、建物に飾った社名とロゴが変わったように思う。SEIKO からセイコー電子工業に変わるあたりで、時計工場から半導体工場へ大きく変わったはず。地元の人は今だと時計を作っていると思っている人も居る。秋月の商品ページも SII からエイブリック株式会社に変わっている。
2018.03.06
コメント(0)
秋月八潮店へ行く、店内のレイアウト変更は落ち着いてきた。以前は床に並べていた蓄電池が旧 LED コーナー(北西角)に棚置きされるようになった。八潮店ならではの商品がようやく棚置きに昇格した。導電性高分子アルミニウム電解コンデンサ 20V 47uF が限定品コーナーのワゴン下に増えていた。大分数が減った後?容量も耐圧も手頃感が有るのでみんな手に取るのかな。以前に目に付いたトラベルトランスは出力容量 50VA だった。まぁ、そんなもんだろう。50VA 程度だとスイッチングレギュレータ方式が主流になったせいか、大抵の用品が 100V-240V 対応になって出番がなくなったか。以前から店外に有った減速ギア付き隈取モーターが意外と減っている。ポップには AC100V 1.3A, 7~8秒で 1 回転, それなりに発熱します ... 3 分ほどなら OK と書いてある。次の画像は 1/20 に訪れたときに撮った。ポップに書いてあるとおりだとすると、連続運転でシャフトが 180/(7~8) ≅ 25.7 ~ 22.5 回転するのが限界? 行きがけにカラスの糞を食らった。やられたのは頭上でカァー、カァー鳴くのが聞こえたときだったのだろう。少しコースを変えて不運を呼んだか。帰ってきたら、なんだか体がだるい。まさか鳥インフルエンザ...
2018.02.03
コメント(0)
土曜日に秋月八潮店に行った時の記録整理。中間スイッチの様なものと携行蛍光灯を見かける。中間スイッチは大人の事情で「の様なもの」と言わないといけないかもしれない。中間スイッチは 10A タイプで片切だ。機構をみると簡素だ。端子部分のネジにもワッシャーが無い。コードを直接止めるのではなく、圧着端子を使って止めるのが前提?携行蛍光灯は 50 円で売っていた。20 年くらい前なら、災害時にあると便利なものだったはず。今時は LED ランタンの方が明るく、点灯時間も長く、乱雑に扱っても壊れにくい。ポップに有るように高圧発生回路目的で買うことになるはず。Ni-Cd 電池の廃棄に目途が立たない場合は手を出さない方が良いかもしれない。アイロンこてが置いてあった。100V 20W、珍しいなと思う所は握りにスイッチが付いていることだった。電子工作向けのコテにスイッチが付いたものは見かけたことが無い。手芸用途?趣味の世界が違うと道具の発展の仕方が違う。こて先は三味線のバチの形に似ている。紙や布に折り目を付けるのに使うのだろうか? 20W でどれだけ暖まる?80℃ 程度だったら、薄いプラスチックシート曲げに使えるかな?簡易ケースやカバー作りに丁度よいか?あっ、インパクトモジュールを買わずにスルーしてしまった。
2018.01.22
コメント(2)
秋月八潮店が 2 月より祝日になった月曜日に営業をすることになった。直近では 2/12(月) 建国記念の日だ。「大雪などの諸事情で急遽お休みさせて頂く場合がございます」、当日通販サイトで確認できると書いてあるので、怪しそうだったら行く前に確かめられる。大雪や台風の日に八潮まで行くことも無いと思う。それとも大雪や台風の時こそ、濡れながら秋葉原に行くよりは八潮?
2018.01.20
コメント(0)
はんだ付け作業台をようやく開設した。手直しが必要だった台所排水溝のゴミ受け金網をはんだ付けする。引っ越してから、手直しが必要で気になっていた住宅部品だった。ゴミ受けを買ったときにパッケージに「網を押さないで下さい」と書いてあった。一方で色々な直径の排水溝に合いますと書いてあった。網の広がりを調節するのかな?と思って網を広げたら、枠から網が外れてしまった。パッケージに「網を押さないで下さい」と書いてあった理由が分かった。網を押すと壊れますとは書けないのかな...手持ちの半田ごてでは熱量が足りず有鉛半田を使った。直接舐めることはないから、鉛中毒にはならないと思う。半田付け作業台を置いた部屋には煙感知、熱感知の 2 種の火災報知器を設置した。以前よりも監視体制を強化した。何かと忘れやすくなっている。目も近くはメガネを外さないと見えないようになり、注意が十分に出来ない可能性が高くなった。暫くはチョコチョコとした修理や、欲しいなと思うケーブル類の組み立てかな。
2018.01.19
コメント(0)
秋月電子が理研電線の半田メッキ線を扱いだした。いわゆる電子部品の足だ。半田が乗りやすく使いやすい線材だ。軟質なんだよなぁ。ニコニコ動画で「空中配線の人」を見た後で、近い線材を探した。動画の主は DO-35 のダイオードの足を切って線材としているようだ。勿体ないなぁ。直接線材メーカーから、硬質のリード線を手に入れれば良いのにと思って探した。理研電線に硬質の線材が見つかったのでこれなら、使えるだろうかと思った。芸術的な空中配線は自分にはできない。パワーグリッド・ユニバーサル基板を使うのに硬質のメッキ線を使って、1 ~ 4 grid 先程度に配線を簡単に飛ばせればなぁ。と思っていた。ダイオードの足と同じ鉄(鋼線)仕様は特注なのかなぁ。銅で硬質だったら、わざわざ鋼線に拘ることも無いか。
2018.01.18
コメント(0)
秋月八潮店福袋に 3mm 青色 LED OSUB3131P 10pcs が 3 袋入っていた。OSUB3131P を検索してみるとかつて秋月で扱いがあったらしい。ラベルを見ると Vf がどれも違う。同じ LED なのだろうか?違いが無いかよく見てみる。Part NO はどれも同じ OSUB3131P, V.A.(配光角なのかな?): 30 deg, Typ(典型的な明るさとその電流): 12000mcd@50mA, If(max): 50mA, Color: Blue, WD: 470-472.5nm だ。どれも同じ仕様になっている。Vf が 0.4V 違うのに発光波長 WD が同じ? 2.5nm の差に収まるのだろうか? 10 個ずつ Vf でランク分けしているのかも気になる。そんな細かいことをしている?気にしすぎか、使うときは抵抗 1 本で電流制限するだけ、ちょっとの色違いもそんな気にしていない。むしろ、何かの見分けに便利と思うくらいだ。
2018.01.10
コメント(0)
電気店で充電池を引き取ってもらった。手ぶらで帰るのも何だな... 実家でコンセントがタンスの裏になってしまい、引き出しが大変だったのでテーブルタップを買う。タップを買ってコードを見てみると、「製品の交換の目安は 3 年 ~ 5 年」と書いてあった。WHA2513WKP 製品ページ(こちらには注意書きが見つからない) コードに色々と書いてあるのに隠すように撮影しているのかなぁ。そうなのか、手元で 10 年以上使っているタップがいっぱい有るなぁ... 実家で配線をした後で 「...をご参照下さい」が気になってしまった。包装に書いてあることからすると日本配線システム工業会への URL だと思う。3 年~ 5 年経ったらどうするのだろう。テーブルタップの安全点検をしましょう! ということらしい。このページにも「テーブルタップの交換の目安は3~5年です。」と書いてあった。3 ~ 5 年後に見に行くということなんだな。Panasonic のテーブルタップは共通して Neutral 側(差し口に W と書いてあって長い側)がコードの文字の上側になっている様だ。特に仕様として決めてある記述は見つけていない。このタップ差し口にあるシャッターは片側だけピンを刺そうとしても開かない。検電器を片側だけ挿そうとしても開かなかった。ちょっと高かったけどこれ買って良かったんだな。
2018.01.09
コメント(0)
秋月電子八潮店の初売りに行ってきた。10:30 開店のところ 10:40 くらいに行く。いつものノンビリとした八潮店だと思っていたら、前の道に車が並んでいた。2018.1.7: 追記 一番後ろに暫定で福袋に入っていた部品リスト 主に半導体2019.1.6: 追記 2019年の初売りに行った日記2020.1.8 追記 2020年のお楽しみ袋の内容(半導体類)あの車みんな店に来た人たちが乗っていたのかな?うわー、同じ趣味の人たち、自分もビックリされる人たちのうちの一人なのだ。いつもは荷物ヤードになっている場所も売り場になっていた。何かしらの故障があるジャンク測定器が並んでいた。オシロ、デスクトップラボセット(DMM, 電源, 発振器 が組になった装置)。「自分の技量で直せるのかなぁー」と思いつつ見送り。車載仕様 DVI-D 入力の WVGA(800x480) モニターもジャンクで出ていた。VESA DCC 対応で動けば素直なモニターだ。症状は「不動作品」うん。ちょっと手直し動けば良いのだけど... 近くのハードオフでジャンクモニターを買うのとどっちがいいかな。見送り。後で見たら数が減っていた。チャレンジャーがいるなぁ。PSoC のスターターキット(ET PSoC STAMP CY8C29666) が 500円で出ていた。まだ(CY8C29666 のページ)現行品だ。PIC で変な命令セットのアセンブラと格闘するよりは PSoC や AVR で開発するのが楽なのかな。福袋(ジャンク袋)もいつもの初売りと同じように出ていた。店外・店内とも内容も大体同じに見えた。手袋をして手に取った方が良いだろう。レジには長蛇の列ができていた。自分が並んだ時には店内を 3/4 周する程度の長さだった。限定品に変化が無いか見ていく。ダミーカメラが出ていた。ああ、無人になった元祖父母の家に付けるのが良いのかなぁ。ダミー配線必要なんだよね。超!!爆音ブザー DC12V 7A が飾ってあった。「お試しできます。」あー、今日試すのは空気読まないといけないかなぁ。フルパワーで 84W 消費するってこと?ガチャの一般部?は「うさまる」と「クリスマススペシャルバージョン」のまま。うんうん、この世の中のペースに流されない姿勢が秋月電子だよね。トラベルトランスが限定品コーナーの台下にあった。200W(200VA) と書いてあった。裏の仕様を読むと 50W という数字が見つかった。もう少し仕様を読み込んでみようと思う。自動で 100V系/200V系 入力を判断するのが売り、重さはあるのでいわゆる鉄芯式だと思う。DC ブラシモーター 22V 3750RPM が 100円で出ていた。2V から回るとポップに書いてある。テイシンのワニ口クリップコード 2m が 100 円で出ていた。クリップとケーブルで 100 円以上するはずだよなぁ。ワニ口の所が大きいので大型ターミナルに噛んで使うのが良いと思う。久しぶりだろうか?ユニバーサル基板を使った NJM386BD キット(ユニバーサル基板でつくる386アンプキット K-12278)が出ていた。発売は 2017/11/02。いゃー、これが秋月電子のキットだよ。「ユニバーサル基板で頑張れ!」蜂の巣のような E40 金口 DC30V 2.6A LED ランプが点灯でデモ点灯していた。周りのランプと比べると大型なのが分かる。夜だとどれだけ明るいのだろうか?12時過ぎ 白金、金、レール福箱は売り切れになっていた。さあ、福袋(ジャンク袋)を 1 袋買ったので広げよう。部品の仕分けと特定は後でしようと思う。量が多いので画像は 1 袋につき 2 枚(その1 その2)撮った。一応半固定抵抗器が多そうなものを選んでいる。福袋(ジャンク袋)の中身その1福袋(ジャンク袋)の中身その2ああ、福袋(ジャンク袋)の中身画像 部品型番読めないか... 後で特定結果を書くかな...2018.1.7: 追記 暫定で福袋に入っていた部品リスト 主に半導体1659 (uPC1659G)0.6 to 1.75GHz silicon MMIC amplifier (若松通商のページを参照)1S1026 (1S10)SCHOTTKY BARRIER RECTIFIER Vf=0.255V Vr=112.1V@Ir=550uA Ta=18℃(mark "26" in small capital may be date code.)2060 (NJM2060)Quad Op Amp (same as NJM4560)2-termial RDBBunidentified CRD?3403ADC (NJM3403ADC)SINGLE-SUPPLY QUAD OPERATIONAL AMPLIFIER74HC04hex inverter.8pin 5012unidentifiedAMCC PCI-MATCHMAKER S5933QEPCI BUS MASTERAnalog Devices ADM693ARMicroprocessor Supervisory CircuitsAT90S1200-12BCMicro controller.ATMEL 24C10242-wire Serial EEPROMBI 698-3-R1KBunidentified (resistor array?)Blue colored 2 terminal disc parts 511ZNR 510VChip LEDRedcrystal S2633 個測って 32.768kHzDiode 4 78unidentified (SCHOTTKY BARRIER RECTIFIER?) Vf=2.19V Vr=64.05V@Ir=855uA Ta=18℃E1AD WZ25unidentifiedEPSON crystal OSC 16.3840 B16.3840MHz osc. moduleEPSON crystal OSC 19.0909 C19.0909MHz osc. moduleEPSON crystal OSC 25.000C25.000MHz osc. moduleEPSON crystal OSC 65.0000 B65.000MHz osc. moduleFairchild 6933 (Si6933)Dual 30V P-Channel PowerTrench MOSFETFujitsu FT5754MDarlington Transistor ArrayFUJITSU MB95F223KF2MC-8FX 8-bit MicrocontrollerH11C3Photo SCR Opto CouplersHA12442VNarrow Band Width FM-IFHD14066BPC-MOS quad analog switch.JRC 78053-Terminal regulatorKAWASAKI SEITETSU KL5A20011CunidentifiedKDF06S (DF06S)Single-Phase Bridge RectifiersKIA78M123pin regulator.KSS M6964-3unidentifiedLCX74CMOS dual D-FFLM339Quad comparatorLP3965ET-ADJFast Ultra Low Dropout Linear RegulatorsLPC660AIMLow Power CMOS Quad Operational AmplifierLUCENT 1241MGL3unidentifiedmacronix 29F1610MC-10(MX29F1610MC-10)16M-BIT [2M x 8/1M x16] CMOS SINGLE VOLTAGE FLASH EEPROM (NOR)MAXIM MAX232CPE+5V-Powered Multichannel RS-232 Drivers/ReceiversMicrochip PIC16F628AMicro controllermodule 2329unidentifiedmodule GK-100.1unidentifiedmodule GL-2183unidentifiedMotorola T7805CT3-Terminal regulatorMurata ・LF空洞共振器? アンテナ?NEC C494GS (uPC494GS)Switching Regulator Controller.NEC D43256BGU-B12(uPD43256BGU-B12)256K-BIT CMOS STATIC RAM 32K-WORD BY 8-BITNEC uPD78P083CU8-BIT SINGLE-CHIP MICROCONTROLLER (One-Time PROM)NJM2267VIDEO AMPNJM386BDAudio power AMPNS DS8838MQuad Unified Bus TransceiverNS DS8922ANTRI-STATE RS-422 Dual Differential Line Driver and Receiver Pairs.NS DS8923MRS-422 Dual Differential Line Driver and Receiver PairsNS DS90LV4047ALVDS Quad CMOS Differential Line DriverNS DS96F173CJEIA-485/EIA-422 Quad Differential ReceiversOPTREX PWD24227-CEM24x2 Character display (without backlight)PC813AC Input PhotocouplerRLR4003Rectifier Diode 200V 0.8ASanRex T20C06FTRIAC?SEI-115unidentifiedSONY CXD8607Nunidentified (Maybe Class-D amp driver)TAXAN KY-3201PunidentifiedThree Terminal IR receiverunidentifiedTI TLC15431IN10-BIT ANALOG-TO-DIGITAL CONVERTERSTI TMS320C31PQL40DSP ピン曲がりで使えないTOABO TB16B6CTriac IT=16A VRRM=600VTOSHIBA TA75339PQuad comparatorTOSHIBA TA75559PDual OP Amp.TOSHIBA TA7705PLow Noise Dual Amplifier for Autoreverse car stereoTOSHIBA TB62709FIntelligent Constant Current 7 segment LED numeric display decoder/driverTOSHIBA TC4011BPCMOS Quad Two Input NAND GatesTOSHIBA TC5068BPHex to 7-segment latch and decorder/driverTOSHIBA TD62593AP8ch single driver.TOSHIBA TLP570Photo darlington transistorU5Z30Zener Diode? Vz=29.1V@Iz=1.13mA Ta=18℃VCX32CMOS quad OR gatesXLINX XC7354CMOS EPLD FamilyYellow axial package 224MLCCマイコン内蔵 RGB LEDunidentified赤外リモコン (PIC16C57C-20P)PIC Micro controller
2018.01.04
コメント(0)
秋月八潮店で見つけた色々、カウンター前にNOISE TOASTER (回路図もこのページからたどれる)が有った。ポスターには年内発売と書いてあった。年内って、もうすぐ今年は終わるような... キット 13 月(いや 32 日)が有るに違いない。裏を覗くと LM324 を使った意欲的なアナログ設計だ。何かの専用チップを使っていると思っていた。オリジナルの回路が既に存在しているとは言うものの、久しぶりの本格アナログキットが秋月扱いで出るのかなぁ。秋葉原店頭に有った真空管アンプはいつの間にやら立ち消えになってしまったし。ジャンク電池は 006P だった。ぱっと見で GOLITE, PEAK POWER, Golden Power 製電池が見えていた。特に珍しいメーカーはなし。ネジ回しの新品ジャンクがマルチメーター(テスター)コーナーにあった。秋月ってネジ回し扱っていなかったよなぁ...秋葉原の何処かの店から流れてきたのだろうか?なんだろう、ネジ回しだったら高くてもホームセンターで買った方がと思ってしまう気持ちは。ガチャも入れ替えが有った。普通ガチャがうさまるに、消しゴムはクリスマスバージョンになっていた。ホーザーンパーツラックの増設が進んだ。空き引き出しが増えたよなぁ...
2017.12.16
コメント(0)
久しぶりに秋月八潮店へ行く。自転車の走行距離は以前の住居と 1km 程しか変わっていない。大きく変わったのは北総台地のアップダウンが多くなったことだ。屋外ジャンクボックスは鉄芯トランス AC アダプタが増えていた。店舗内から外へ出た品だった。店舗外移動 AC アダプタ (仕様が良く写っていない), 店舗外移動 AC アダプタ (5V 200mA 3端子レギュレータ入り) 向かって左側も AC アダプタが占めていた。以前はソーラーパネルの指定座席だったような...PC ケースは以前に行ったときも有ったように記憶している。ケースに Seasonic SS-350FS が入っているとポップに書いてある。自宅で同一シリーズの ATX 電源を使っていて 1, 2 台はコンデンサ液漏れで退役・解体している。店内に入ると限定品コーナーが入り口に来ていた。奥まで入って覗く楽しみがいきなりか... カウンターから目に届く範囲に高い品物を配置するようになったのかな。ワゴンに乗っている部品の変化を見ていく、テープ供給されたネオジム磁石が有った。お客を引き寄せると言う意味?3 連 LED と表面実装インダクタ 220uH, 33uH は以前無かったような。ワゴン下を覗くと大電流ポリスイッチが増えていた。30V7A, 30V8A, 30V9A だ。保護対象が 200W を超える電力を扱う回路だと何か起きたときの対応が難しいのか、限定品という形の扱いが無難?uPC2405 も新顔だろうか? ステアタイト?ボディのエアトリマーはまだ残っているのか。高圧、大電力の高周波回路はノンビリとした需要なのかな。以前見た部品もまだ残っている。相変わらずなところもホッとする。RCA オーディオ端子、リレー、コンデンサ類も大きな入れ替えはない。200MHz のオシロスコーププローブが 1,000 円で出ていた。もう少し良い値段付いても良さそうなのだけど、何だろうなぁ。安物プローブはクリップの噛み具合、先端の耐久性、コネクタ・チップの接点接触、(200MHz プローブだから多分無さそうだけど)プローブ容量補償調整に難を感じる事が有ったしなぁ...あー、早く半田付け作業場を再開しないと...
2017.12.16
コメント(0)
秋月電子でジャンクとして買った AC アダプタ NAGANO JRC SQ2N80W19P-00 を富士通のノートパソコン用電源として使っていた。出力 19V 4.22A で DC プラグは互換性があった。アダプタ本体の形状もよく似ている。NAGANO JRC SQ2N80W19P-00富士通ノートパソコン付属 AC アダプタSQ2N80W19P-00 を毛布の下になった状態で使ってしまった。気づいたときには出力が出ていなかった。触れないほどに熱くなっていた。プラスチックケースなので熱が伝わりにくいはず、それでも持ち続けるのは困難だった。表面温度は 60 ~ 70 ℃ くらい?冷え切った状態で電源を入れても、出力は 0V のまま。中からノイズ音は聞こえず、AC プラグ側は 1~2MΩ 程度の導通有りの状態だ。外観に大きな変化が有った。銘板ラベルが熱でまだら模様に膨れていた。メインヒューズは切れていない。他の部品が不可逆的に壊れたのは確かだ。抵抗、コンデンサ、半導体パッケージが焼けた様な臭いはしない。小さい部品の可能性もある。分解することにした。外装のプラスチックケースはお好み焼き返しで簡単に開いた。はめ込み部分に接着剤を付けていなかった。中からシールド板が貼られたユニットが出てくる。上下のシールド板を無理矢理剥がした。歪んだ状態になる。歪まない様に丁寧に剥がすなら、シールド板を固定している充填(接着)剤をカッターナイフで切り離すと良いだろう。シールドケースと基板は半田付けで固定されている。下の画像で左右に伸びたしゃもじ形状の先端が基板と半田付けされた箇所だ。半田付け箇所を見てみる。丁寧に折り返しされている。半田除去、折り返し戻しをして外す。プラスチックシートをほぼ溶かさずに半田除去できた。ここまで分解すると、もう戻すことは無いのに。脇のトルクスネジを T-6 ピットで回して外し、引っかかりがある充填(接着)剤を切ると、中の基板を押し出す様に外せる。プラスチックシートを外して基板を見てみる。特に焼けり、破裂した様な部品は見当たらない。異臭も無い。挿入部品面表面実装部品面1 次側で Active PFC を構成している様だ。PFC 用トランジスタ(FET)と出力トランジスタ(FET)の周辺の配線・部品状態と、ヒューズの様な保安部品を探す事にした。出力トランジスタの脇に温度ヒューズを見付けた。充填(接着)剤を剥がしてみると N5F と刻印されている。刻印から 250V 136℃ 定格の温度ヒューズだと分かった。タムラ製だ。データシートを読んでみると、切れると復帰しない不可逆部品だと分かる。これが切れているのだろうか?周辺回路を含め調べてみる。ヒューズが切れていた。高温になったら、ヒューズが切れてゲートを駆動する信号が途絶える仕組みになっている。2017.8.1 回路図修正 FET source から電流センスラインと思われる回路が見つかったので追記IC 内の過熱保護が働く前にヒューズが切れたの?
2017.07.31
コメント(0)
ガスコンロ点けっぱなし監視基板の仮運用を続けている。普段の使われ方はほぼキッチンタイマーだ。PIR センサーに変化が有る間、毎秒カウントアップする。弱火放置をしてしまった。期待している動作は 1 分ごとの 1 発ピープ、5 分ごとの 2 発ピープ、あるいは弱火と思われる状況が長く続いた場合に起きる状態遷移ピープだ。食事が出来上がり食べ始めたところで、ビープが鳴った。台所から離れて 1 分は鳴ることがある。食事を進めて、時間経過したところでまたピープが鳴る。「何かおかしい」と気づいた。ガスコンロをみたら、弱火が点いていた。これを指さし確認で消す。完成後 1 ヶ月と 1 週間ほど経過した所で、「ああ、使える基板なんだな」とようやく思えた。完成後、何回か状況を作ってみてテストしていた。テスト段階でパラメータ調整をして動くことは確認していた。残った作業は、何回も焼き直したデバイスを新品デバイスで置き換える。カバーを取り付ける。となる。ファームのソースに tag も打たないと。気持ちが乗らなくなっている状況、重い作業になっている。
2017.07.01
コメント(0)
秋月八潮店の部品棚が変わってきた。秋葉原店と同様にホーザン パーツキャビネットが入り始めた。マイクロコントローラー近辺に続いて、トランジスタ~オペアンプの一角で棚の入れ替えが行われていた。いままではアリリル板で四角く区切られたケースにすこし寝そべる程度に小袋が入った棚だった。マッタリとした雰囲気だった。変わってくるのかな。ポップに書かれた仕様を見ながら、「どれにしよう」なんて悩む間が無くなるか。珍しい出物は 2D コードスキャナか。型番(画像にヒントが出る)で調べても資料が出てこない。箱に付いたシールには松下電器産業と印刷されている。ブランドを Panasonic に統一したのが 2008/10なので、変更間際に生産したものだとしても見た目より古いのかも。バーコード / 2次元コードどちらのスキャナーの仕様にも疎い。「業界標準」的なプロトコルも分からず。調べてみても良く出てくる xxP とか xx Format みたいな略語が見つからない。何機種かのマニュアルを見てみると初期設定にバーコードを使うものが有った。スキャナでマニュアルに印刷された設定を意味するバーコードを読み込ませ、出力信号形式、シリアル速度・フォーマット、認識コード範囲などを設定する。スキャナを買って一人でお店ごっこ... うーん。
2017.06.11
コメント(0)
秋月八潮店に久しぶりに行ってみる。新規扱い品コーナーに TLC271CP (内部バイアス電流可変 OpAmp)、NJM2082D (TL082 改良 J-FET Dual OpAmp)、TLP620 (AC 入力 フォトカプラ 有鉛)、PC827 (PC817 x2 フォトカプラ 有鉛) が出ていた。TLC271 内部バイアス電流可変オペアンプ 変わったものを扱いだしたものだ。バイポーラで思いつくオペアンプは LM346 だろうか? バイアス電流を小さくして待機電流を低くするテレホンピックアップに使われるのを見たことが有る。バイアス電流を変えると、大きく変わるのは GBW (S/R) だ。なかなか難しいアンプだと思う。エフェクター向け? バイアス電流を小さくすると GBW が小さくなり、詰まった様な音、あるいはラジオやアナログの電話を通した様な音になるのが面白いのかも。あるいは発振回路を構成すると、発振動作が大きく変わるのかも。NiMh 2 個をパックした電池が出ていた。長期保存品とのこと。2.4V 2500mAh 仕様は魅力的だ。2500mAh という仕様からして、自己放電特性を犠牲にして高容量を目指した様に思う。放電しきって長期放置された電池は再充電が上手く出来なかった経験がある。再充電作業に保護メガネは必須だろう。ジャンク品として LMC6582AIMX が出ていた。調べてみると生産中止品だ。パックには高精度オペアンプとある。Vos(typ)=0.5mV だ。C-MOS としては優秀なのかな。入力範囲は Vdd+0.18V to Vss-0.18V だ。電源電圧よりも広い。出力は Rail to Rail だ。なんだな... LMC6582AIMX を調べてみると、「無かったもの」感がある。データシートは保守や再設計の参考のために容易に取得できる様になっててもいい様な。マイクロコントローラー類(PIC とか AVR)を収める部品ラックが新設された。今まで平置きだったので、何処に行ったのか?迷うかもしれない。店の入り口か、棚の気づくところにガソリンスタンドの様に放電パッドが有った方がいいのかな。車で来る人が多いし。
2017.06.02
コメント(0)
ガスコンロ点けっぱなし監視基板を仮運用している。制作の目的にしている弱火検出にアルゴリズムと感度調整の課題がある。裸火の弱火は検出できている。鍋を掛けた状態の弱火検出は安全を確保しつつの実験が必要だ。まだ回数や条件を重ねていない。熱い鍋を弱火に掛けた状態は検出できている。鍋の中が水の場合は検出できない。温度が低い状態なのだから、検出は難しいのだろう。五徳の隙間からガスの炎が僅かに見えるかどうかの状態だ。誤検出していつもうるさい状態ではそのうち意味が無くなる。検出感度を悪くして、異常時に鳴らないのも困る。様子見中だ。大きく変りつつあるのは、料理のペースが感から、分単位のスケジュールになりつつあることだ。台所に立つと、秒単位のカウンタが進み 1 分経過と、5 分経過でそれぞれ別のアラームが鳴る。麺類のゆで時間が異様に延びなくなった。
2017.05.28
コメント(0)
秋月八潮店に高圧トランスが出ていた。端子とコイルの接続からするとガス機器かエンジンの点火コイルだろうか?火花放電用とある。型番か製造ロット番号らしき数値 09112 が打たれている。「高電圧注意」と金型によって打たれた文字が書かれている。日本国内仕向けの部品だろう。用途は乗り物ではなくガス機器?恐らく 1 次側にパルス電流を流して 2 次側に高圧を発生させるのが想定された使い方だろう。電源は乾電池 2 個 (3.0V) なので、昇圧スイッチングレギュレータの様な回路を兼ねた駆動回路だ。パルス間隔は短くても 100ms だと思う。高圧トランス 09112 駆動回路落書き LTspice 回路図一式 駆動トランジスタに MOS FET を選んだ。他の方式だとすると サイリスタ + 転流回路を使うか、スイッチング方式 AC アダプタに使われる出力トランジスタを使うか。敢えて共振型の駆動回路を考えてみる。LTspice では動く、実際はトランジスタの発熱が多く苦しい動作なのかも。波形を見てみる。出力トランジスタ Q1 が Vce=-6V, Ie=4.3A くらいで動くところもあるか... 熱いな。R4 を弄ってベース電流を変えたり、C2 を弄ってパルス幅を短くするとかか。トランジスタの使い方を相補的に変えた回路も書く。LTspice 上で kV の波形が出るのは心躍る。
2017.05.15
コメント(2)
2017.5.15 追記 5.6 の日記と重複して書いてしまった。WEB のページを見ると 4/28 から HTC 製のアナログ IC の扱いが増えた。店頭で MC34063AN, TL431, TJ7660(ICL7660 互換), LM393 を見かける。JRC NJM2903 は手持ちであるな。HTC LM393 で何か作るか...
2017.05.13
コメント(0)
ガスコンロ点けっぱなし監視基板の配線チェックを始める。1 割照合した時点で誤りを 3 箇所見つける。誤り率が高すぎる。この率だと 30 箇所?多いな。どうしたんだろう? 記憶が上手くできなくなっている? 視覚的情報と思考の統合に問題がある? 回路図 - 実態 - 配置決めなどの計画ができなくなっている? 記憶と思考の結合が弱くなって、配線のルーティングに対する意味づけが曖昧になりがち?こういう状況だと配線チェックも億劫になりがちなのか。苦手を苦手で克服する様な状況だ。何か上手く習慣化というか、新しい動機付けが必要なのかもしれない。確認した数値を細かく書き込んでみるか。
2017.05.10
コメント(0)
電球型蛍光灯を分解していた。ガラスのランプカバーねじりを加えながら曲げるような力を加えていたら外れた。これも本当は危ないかもしれない。出てきた渦巻き管をひねったら割れてしまった。ああ、蛍光物質と少しの水銀蒸気が舞ったんだよな...ガラスは固さもあるし、脆さもある。金属の様に粘りというか、バネのようなタワミがない(物理的にはヤング率だっけ?一応パラメータは有るんだよな...)。限界を超えれば割れる。激しい破壊になる。カバーが無い管むき出しの電球型蛍光灯は取り扱い注意なのか。あの渦巻き部分を回してソケット脱着をするのは力の加わりによっては割れて危険なのか。中の駆動基板取り出しは諦めた。
2017.05.08
コメント(0)
前の日記の続き LA4126 を BTL 接続で使うアンプを組み立てる。データシートにある「W 規格品」かどうかは不明だ。発振気味だった。発振は放置できる。(2017.5.9 訂正: 配線誤り発見・修正にて解消)誤記が有った回路で BTL 出力を確認していたら 1000uF の出力コンデンサ C7, C8 に逆電圧が掛かっていることに気付く、対処しないとコンデンサが故障する。回路図を眺めて考える。コンデンサの陽極は LA4126 端子側にして、陰極側の電圧を下げることにする。LA4126 の出力オフセット電圧を変更するのは電圧振幅が狭まり不利だ。IC 内部の等価回路も不明なためやり方も手探りになる。PDF: LA4126 1ch(BTL) amp circuit.LTspice で出力付近のモデルを作って検討する。しばらく LTspice の部品番号で書いていく。LA4126 の出力は V1, V2 とする。5V を中心に ± 5V を出力する。R1 がコンデンサ無しで負荷を接続する回路を作る(これが理想だ)。R2 が応用回路の通りの負荷回路を作る。R3 が負電圧生成回路を付加して、電解コンデンサの極性通りの電圧を掛ける様にした回路を作る。LA4126 output model LTspice source初期条件を自然な状態にするのと、十分に時間が経った状態の収束を良くするためコンデンサには 2MΩ の並列抵抗を付加している。電解コンデンサの(少し大げさな)リークだ。波形を出してみる。一番上の波形が R2 (応用回路通り) の回路に入っている C1 (水色)と C2 (緑色)の両端電圧だ。正負に振っている。逆電圧が掛かっていることが分かる。真ん中の波形が負電圧生成回路付き R3 の回路の様子、C3 (紫), C4 (灰) に掛かる電圧は順電圧(正)となっている。一番下の波形は R1 (緑), R2 (赤), R3 (紫) に掛かる電圧の波形、R3 (紫) の波形は、R2 (赤) の下にほぼ隠れている。負電圧生成回路の影響は小さい。コンデンサの逆電圧対策のため、抵抗 4 本、ダイオード 2 個を付加することにした。もう少し簡単な回路にできるかもしれない。これで BTL 構成のメリットは単に出力が 2 倍になるだけだ。部品数は大幅に増える。コンデンサ無しで負荷を接続してもなんともなさそうなんだけどな...出力コンデンサに逆電圧を掛けない様にするには、データシートの応用回路を次のように修正するのが良いだろう。PDF: LA4126 1ch(BTL) amp circuit, fixed Reverse voltage on output coupling capacitor problem.LA4126 を設計した時にどう判断したのだろう?8 Ω負荷時、コンデンサのインピーダンスが高くなり掛かる電圧が 4Vpp (±2V) を超える約 100Hz 以下の低周波を最大出力で出力し続けることはない (だってラジカセだもの)BTL 接続時の負荷抵抗(スピーカー・インピーダンス)を 8 Ωより大きくしない小さくしない (ラジカセだからスピーカー端子なんてない)電解コンデンサの逆電圧耐量は保証はされないけれど一般に 1~2V 程はある (コンデンサの寿命が著しく短くなることは無い)やっぱりラジカセはステレオだよ (自分が 10 代の頃はすでにステレオが普通だった。LR 両チャネルの LED VU メーターが振れるのがカッコ良かった...)昔の電解コンデンサは大きかった。今のより耐性が有ったのかな。
2017.05.08
コメント(0)
過去にジャンク袋を買ったときに中に入っていた SANYO LA4126 を使って BTL 構成アンプを組み立ててみた。応用回路に指定された仕様と定数が違うという背景も有るのか、BTL (Balanced Transformer Less) の反転側出力は発振気味だった(2017.5.9 訂正: 配線誤り発見・修正にて解消)。応用回路のまま組むと出力コンデンサに逆電圧が加わることも分かった。SANYO LA4126 は三洋電機が存在していたころに既に保守廃品種に指定されたオーディオアンプ IC だ。LA4100 シリーズを構成する IC を調べてみると始祖的なアンプだった様に思う。2017.5.8 追記: より番号が若い LA4108 が LA4126 の元になっている可能性あり(定数は違う)、内部回路は LA4508 のデータシートが参考になる。後継の LA4183 などに仕様が受け継がれている。入力コンデンサレス、帰還抵抗の値、BTL 構成を考慮した出力分圧回路、ブートストラップ昇圧コンデンサ、BTL 構成なのに出力コンデンサが必要、外付け部品の定数等だ。LA4183 は データシートが更新されている。文書はテキストとして書き直され PDF が作成されている。製造も継続されていたと思われる。LA4126 のピン配置は特徴的だ。下の図の上が TOPVIEW 下が BOTTOM VIEW だ。BOTTOM VIEW にて信号の流れは左から右に流れる様になる。手書きでプリント基板パターンを描きやすくした配慮なのだと思う。LA4126 の ピン配置 PDF ファイル LA4126 の Bsch v3 回路図一式(このページに出てくる他の回路図も含まれている)LA4126 の応用回路は 2ch (stereo) 構成と 1ch (Mono BTL) 構成がある。2ch 構成は次の回路だ。LA4126 2ch(stereo) amp circuit PDFおおよそ、想像の範囲内の回路だと思う。今時のアナログアンプ IC に見られないのは、電圧増幅段のトランジスタと思われる Base と Collector から端子 (CP1_B, CP1_C, CP2_B, CP2_C) が出ていることだ (注: 元のデータシートでは これらの端子は単に CP と表現されている)。位相補償コンデンサをむき出しにして任意に設定できる配慮だ。電源に入る 1000uF は鉄芯 AC トランスを使った整流回路、あるいは乾電池使用のラジカセに使われることを考慮した定数だと思われる。カセットを回すモーターが並列することも考慮に有るはず。データシートで言及がある。今時の 10 ~ 20W 出力スイッチングレギュレータに 1000uF を負荷したら異常発振するだろう。1ch (BTL) 構成の応用回路を見てみる。先に「datasheet の誤記を訂正した回路」だと思われる回路を示す。注意が必要だ。この「誤記を訂正した回路」は出力コンデンサ C7, C8 に逆電圧を掛ける。そのまま使うことは出来ない。LA4126 1ch(BTL) amp circuit PDF出力ピン OUT1(Pin3) と OUT2(Pin18) に繋がる 1000uF コンデンサ C7 と C8 の極性が両方とも IC 側が陽極となっている。LA4183 などの後継 IC のデータシートはこの回路になっている。奇妙な回路だと思う。BTL なのに出力コンデンサを必要としている。出力の直流オフセットを OUT1, OUT2 とも揃えればコンデンサは不要になるはずだ。それをせず 1000uF のコンデンサを 2 個外付けにすることを要求している。コストアップを理由に採用されない様に思う。特許回避だったのか?試しに定常的に信号を入力した状態で C7, C8 無しに抵抗負荷を接続しても動作する。直流オフセットがどの程度なのかは測っていない。信号有り・無し・解放・短絡、電源投入・切断の条件で上手く動作するのか見ると問題に気づくのかもしれない。LA4126 のデータシートに出ていた「誤記が含まれる回路」を示す。LA4126 1ch(BTL) amp circuit PDF. IT'S MAY BE WRONG!誤記は OUT1(Pin3) 側のコンデンサ C7 の極性だ。IC OUT1(Pin3) 側を陰極にしている。データシートの回路図を確かめてみる。三洋半導体ニューズ No.916B より引用する。回路図 C7 の陰極が IC 側に繋がっている。下のパターン図では C7 の陽極が IC 側に繋がっている。もう一つ増幅率を変更する説明に使われている回路図を見てみる。こちらは C7 の陽極が IC 側に繋がっている。「三洋半導体ニューズ」を執筆する際、「考えながら」回路を作図したのだと思う。電解コンデンサ C7, C8 の向きが揃っていないので、揃えて書き直した。電解コンデンサを無極性化する接続で陰極同士を接続して、陽極を端子にする方式はメーカーとして禁止されていたので作図できなかった。設計部門に問い合わせてみるも歯切れの悪い回答だった(だって、どちらでも逆電圧かかるもん)。データシートには「BTL 使用の場合は W 規格品を使用すること」とある。「W 規格品」に付与された具体的な型番の記載がない。何が違う? DC 出力オフセット? 出力インピーダンス? Gain 設定抵抗精度? 位相回転量? 選別が必要なほどにバラツキが有るものだろうか? 2ch(stereo) 動作でも特性は両チャネル揃えるか、仕様の代表値に近い方が良いはず。「設計打ち合わせでお話しすることがあります」が「W 規格品」だったのかも。長くなってしまった。出力電解コンデンサに掛かる逆電圧と発振のこと(2017.5.9 訂正: 配線誤り発見・修正にて解消)は別の日記にしよう。
2017.05.07
コメント(0)
2017.5.15 追記 5.13 の日記と重複して書き込んでしまった。WEB のページを見ると 4/28 から HTC 製のアナログ IC の扱いが増えた。店頭で MC34063AN, TL431, TJ7660(ICL7660 互換), LM393 を見かける。JRC NJM2903 は手持ちであるな。さらに HTC LM393 を買って何か作るか...
2017.05.06
コメント(0)
MCP3425(16bit ADC I2C 基準電圧内蔵)搭載モジュールの実装異品が秋月八潮店に 100 円で出ていた。袋には 12bit と書いてある。基板の 1 ピンマークと MCP3425 の 1 ピンマークが対角で反対側に付いている。基板はSOT23 変換基板だと思われる。回転対称形だ。チップの向きがどちらであっても電気的特性は同じだ。基板裏側のパッドも回転対称型だ。あっ、1 ピンだけ □ ランドか。最高 240s/s, 変換中消費電流(typ) 155uA だから影響皆無だろう。MCP3425 の仕様は 内蔵基準電圧源精度 2.048V +- 0.05%, Programmable Gain Amp Gain error = +- 0.1%, Integral Nonlinearity = 10ppm of FSR だ。ポケット DMM の確度確認用にピッタリ?
2017.05.06
コメント(0)
ゴールデンウイーク期間中基板 3 枚を組み立て中、動くなかな。ガスコンロ点けっぱなし監視基板、ファームは一応作った。基板を後から作っている。センサー出力の変化とファームのアルゴリズムが合うのかな。実験中に見た変化では気づいていないことがあると思う。バイポーラトランジスタで電源電圧 2V のオーディオアンプ、LTspice では動く、自分の経験だと電源が低電圧だとシミュレーターと実際の差が出やすい。SANYO LA4126 を使ったオーディオアンプ。LA4126 はジャンク袋を買ったときに入っていた。ほぼ探したデータシートの応用回路通りに組み立ててみる。一応試運転までした。BTL の反転側で発振気味なのを確認した。BTL 構成の応用回路に誤りがあると思われる。コンデンサの極性が互いに違う回路が出ている。コンデンサの逆電圧に気付きシミュレーターで修正方針を検討して回路修正してある。修正後の回路は実動未確認だ。まだ組み立てていない基板があるんだよな。
2017.05.04
コメント(0)
4/28 の記録。秋月八潮店に大電力電解コンデンサが並ぶようになった。10,000uF 450V、定格いっぱいに充電すると約 1kJ = (1/2)*10000uF*(450V)^2 だ。身近な重力エネルギーで例えると 100g の物を 1m の高さから落とすエネルギーに相当する。980J = 0.1 kg * (9.8 m/s^2) * 1m (2017/4/30 計算訂正 100kg → 100g)。端子にはショートジャンパーが付いている。自然と湧き出る電圧でも相当なエネルギーなのか?左隣に見える小ぶりなコンデンサは、6,800uF 250V だ。店外にも置かれている。スポット溶接? 調相設備でも作って電気代節約? PC や サーバーの瞬時電圧低下対策? 太陽光発電施設修理?負けるな TINKO power "SUPER HEAVY DUTY" 乾電池。
2017.04.30
コメント(0)
マイクロブロア MZB1001T02 を手に入れて駆動してみることができた。測定した結果を元にモデルを考え直してみる。テスターで端子に針を当て MZB1001T02 の容量を直接測ってみる。なるべく低い周波数で測るテスターを使う。容量は 7.07nF だった。測定周波数は 8.18kHz だ。7.07nF に対して 約 25.4kHz で共振するインダクタンスは 5.53mH となる (25.43kHz で共振)。測定周波数 8.18kHz を当てはめて、測定時のインピーダンスを計算すると、Zc=2.75kΩ, Zl=284Ω となる。Zl/Zc=0.103 なので 10% 程小さく容量が測定された可能性がある。等価直列抵抗のことも考えると、もう少し小さめの値に測定されている(実際はもっと大きな容量な)はずだ。NJM386D で駆動した時の電流から ESR=148Ω 位だと見積もる。キャパシタンス・インダクタンスはテスタで測った値とそのまま計算した値を当てはめる。共振を起こしているのは機械的な構造なのだ。そこにコイルは無い。2 ~ 3 倍程度の違いの範囲であれば、発振起動などの非定常状態の見積もりも大きな影響は無いはず。LTspice 回路図(標準部品で動く)波形を見てみる。コイル電流 C2 が 83.4mApp となった(後でカーソルをずらしてみると 84mA くらいまで大きくなる)。LM386 の出力波形の立下りが実際と一致していない。I(R9) 辺りの電流が実際と違うのか、出力トランジスタ周りの特性差だろうか。シミュレータでは電源電圧をもっと高くできる。実際の LM386N-1 と NJM386D は最大 12V、LM386N-4, NJM386BD で 18V だ。あっ、大振幅で駆動すると、聞こえないけれど大きな音に耳を曝す可能性が有る。要注意だ。関連する日記のリンク圧電マイクロブロアを題材に LTSpice で試してみる圧電マイクロブロア駆動回路を LM386 で作れるかなぁMicro Blower MZB1001T02 を NJM386D で駆動してみる
2017.04.29
コメント(0)
Micro Blower MZB1001T02 を NJM386D で駆動してみる。電源電圧は定格最大の 12V だ。回路は前の blog に比べて部品を減らしてある。ブレットボード上で実験した回路には電源確認用の LED が乗っている。これは下の回路図から省略した。Bsch v3 回路図2017.4.29 速報的に追記 次のように NJM386D と 1 Ω 抵抗で発振して駆動できることが分かった。マイクロブロア駆動回路 (Bsch v3 回路図)帰還信号を捉える抵抗 R1 は 1Ωのまま、Pin3 (IN+) に入れたコンデンサは省略(ブレットボードに組んだとき省略に気づかず、動作させたら動いた)、Pin1-Pin8 間 ゲイン設定コンデンサはショートで省略(飽和動作のため、出力を電源電圧の 1/2 程に保つ様なバランスは不要)。電源に入っているコンデンサはノイズの出入りを押さえたり、NJM386D を安定動作させるために「念のため」入れてある。ブレットボード上に組んでみて動作させた。電源電圧は Fluke 179 測定で 12.25V だ。若干定格オーバーだ。電源を入れるとシューと言う音が聞こえる。これは焦る。部品が焼け始める音にそっくりだ。Micro Blower 無しで動作確認を済ませる方が確実だろう。NJM386D は触って「暖かくなったかな?」程度の発熱だ。動作波形を見ていく、次は NJM386D の出力波形だ。ほぼ NJM386D は飽和(クリッピング)出力していると考えられる。電源 12.25V に対して、振幅は 11.24V、天地ともトランジスタの Vbe 分だけ離れた波形だ。周波数は 25.449kHz なので MZB1001T02 の共振周波数で発振していると考えられる。波形からすると、NJM386D は MZB1001T02 を十分に駆動できていそうだ。電流波形をみる。MZB1001T02 に流れる電流はほぼ直列に入っている R1 (=1Ω) に流れると考え、R1 の両端電圧を測った。83.8mApp だった。電流波形は正弦波に比べ乱れている。矩形波駆動による切り欠きと、それに励起された可能性が有る機械的なオーバートーンの振動が含まれている。NJM386D の出力、入力波形を見てみる。上が出力波形(5V/DIV, Probe x10)、下か入力波形 (50mV/DIV, Probe x10), Time: 10us/DIV だ。R1=1Ω にて 発振条件を満たす Gain は少なくとも 100 倍程度か。NJM386D の Gain 設定が 200 倍なので飽和動作している様だ。Gain 不足になる場合は、R1 を 2 ~ 3 Ω位にして帰還量を増やす必要がある。先の電流波形からして、数Ωほどでは出力の効率は大きく落ちない。動作中のビデオを撮影した。下の画像をクリックすると約 20Mbyte の mp4 ファイルをダウンロードした後、再生が始まるはずだ(ダウンロードしたファイルを再生ができる)。モバイル環境の場合、通信量が多くなる。課金や流量制限に注意して欲しい。動作させると録画に「ピュー」と言う音が入る。これは耳で聞こえなかった音だ。撮影時、音声は 48k sample/sec の LPCM で録音している。高調波がエイリアシングして、低い周波数に変換されて入った音だろうか? 詳細な解析はしていない。48kHz / 2 = 24kHz なので共振周波数 25.449kHz に近い。あるいは 25.449KHz x 2 = 50.898KHz と考えて 48KHz に近く、差が可聴周波数となったと考えるべきか。ローパスフィルターで遮断しているはずなのに入っている音だとすると、相当に大音量なのかもしれない。吹き出し口を塞いでも発振は停止しない。裏に指を回し、振動板を押さえると発振停止する。暫くすると発振は再開する。このことも MZB1001T02 の使用条件によって Gain 不足になる様だったら、R1 を大きくして帰還量を増やした方が良いことを示している。実験中大きな音を聞いていたのかなぁ...2017/4/29 追記 MZB1001T02 のモデル計算し直し
2017.04.29
コメント(2)
秋月扱い LM380N のことを調べようとページを見たら、「LM380N はメーカー生産終了予定品です」とあった。続けて「LM型番のICの多くが最終受注段階(ラストバイ)に入りました、取扱のご要望がごさいましたらこちらまでお寄せください。」とある。秋月の通販ページで Discon マークが付いた TI/NS/BB 製品を探してみる。LM380NLM386N-1LM3915N-1 LM3914N-1 はディスコンマーク無しLMC662AIM DIP はディスコンマーク無し (LMP7702MAX を推すのかな)LMC6484AIN LMC660CN, LMC6842AIN はディスコンマーク無しLME49860NALM6361NLM6364NLMZ10501SEEL1087MPX-5.0DAC7614P BBブランド品「多くが」という言葉に見合った数かなぁ...
2017.04.26
コメント(0)
圧電マイクロブロアを題材に LTSpice で試してみるの続き、圧電マイクロブロア MZB1001T02 の駆動回路を LM386(または LM380) で作れないか考えてみる。2017.4.29 追記 実際に NJM386D で MZB1001T02 を駆動する2017/4/29 追記 MZB1001T02 のモデル計算し直しLM386 マイクロブロア駆動回路 Bsch v3 回路図一式出力は電源電圧範囲をフルスイングしない。色々と部品を注ぎ込まず簡単な回路を目指す。C1 はショートでも動くかもしれない。LM386 の応用回路にある矩形波発振回路ではショートしてある。C2 は 3.3uF ~ 10uF くらいで選ぶ。C3 は小さくしすぎると異常発振か、発振停止に至るので 47uF 程度を下限にした方が良いだろう(小さいと温度上昇しやすいし)。R1 は 1 Ωにしてある。MZB1001T02 の等価直列抵抗次第でもう少し大きい値にする必要があるかもしれない。あまり大きいと駆動波形が乱れが出るので調整が必要だ。次は LTspice で試してみた回路だ。圧電マイクロブロアの等価直接抵抗を前回 5Ω だったのを 15Ωにしている。負荷を軽くして条件を緩和している。LM386 マイクロブロア駆動回路 LTspice 回路図一式等価直列抵抗は高めに考えても良さそうだと思っている。メーカー推奨回路の電源電圧は 10~20V で、圧電マイクロブロアに 15Ω が直列で入っている。この回路で P-Q 特性グラフを描いたとすると、圧電マイクロブロア両端を 10~20 Vpp で振っているいることになる。並列共振回路に似た振る舞いをするか、等価直列抵抗 >> 15Ω の可能性を考えている。負荷を軽くしたので出力波形 V(Vout) も矩形波に近い。こんな簡単な回路で駆動できるなら、参考例として出しているはずだよなぁ...
2017.04.25
コメント(2)
秋月の web ページに圧電マイクロブロア MZB1001T02が出ていた。データシートの回路は OP AMP を使った自励発振回路、秋月が独自に作ったと思われる応用回路例は NE555 による他励発振回路だ。ちょっと息抜きに、自励発振回路を LTspice で試してみる。圧電マイクロブロア駆動回路 LTspice 回路一式(追加部品無しで動きます)応用回路にある LM7321 は TFT LCD panel の Vcom driver にも使える高そうな OP AMP だ。手持ちの部品で動きそうな様に回路を弄っている。色々と発振条件成立範囲を探ったり、出力増大を狙ったりもしている。OP AMP は TL072 も使えそうな規格の部品、J-FET は Idss を調整して、手持ちの部品が使えそうな規格の部品を選んでいる。LM7321 の様に Rail-To-Rail 出力の OP AMP だと、回路が楽なのは確か。圧電マイクロブロアのモデルが一番怪しい。実物は測っていない。発振する様にモデルを探っている。動機は「この回路で発振するとして、どんなモデルに見えるのだろう」だ。piezoelectric speaker で検索してみて圧電マイクロブロアの回路モデルの大雑把な見当をする。φ=30mm の圧電スピーカーの容量を測定して約 52nF (ブロアは φ=20mm なので小さいかも、そもそもちゃんと測れているのかな...)、26kHz で共振するインダクタンスは 720uH だ。シミュレートしてみる。おおむね共振周波数で発振している。トランジスタバッファ出力波形 V(Vout) をみると若干苦しい(出力電流不足)か。圧電素子の等価直列抵抗次第だと思う。超音波に近いか超音波の周波数で駆動する超小型ポンプを内蔵したデジタル・ガジェット(聞いた話ではカメラ)に小動物が近づかず、嫌がるという話を聞いたことがある。定番?赤外線モーションセンサージャンクと組み合わせてブロアの小さな風より大きな音で、犬猫を吹き飛ばす?2017.4.25 追記 圧電マイクロブロア駆動回路を LM386 で作れるかなぁ2017.4.29 追記 実際に NJM386D で MZB1001T02 を駆動してみる2017/4/29 追記 MZB1001T02 のモデル計算し直し
2017.04.24
コメント(0)
手元に有った型番・仕様不明のトランジスタをいくつか再調査した。かなり前にも調査した気もする。blog の下書き記録を探すと見つかった。形状はどれも SC-72 (2SC1740 や 2SC2458 の形状) だ。刻印 N4111, Panasonic UN4111 (PNP, Rin=10kΩ, Rbe=10kΩ)刻印 N4211, Panasonic UN4211 (NPN, Rin=10kΩ, Rbe=10kΩ)刻印 N4213, Panasonic UN4213 (NPN, Rin=47kΩ, Rbe=47kΩ)刻印 4048, SANYO 2SC4048 (NPN, Rin=10kΩ, Rbe=47kΩ)2SC4048 は以前調査を諦めていた様な... 再調査でデータシートが見つかった。テスターで B-E 端子間の抵抗値を測定し、おおよそデータシートと一致することも確認した。さて、どれ使おう。
2017.04.22
コメント(0)
秋月八潮店の入り口にゴールデンウイーク 5/3(水) を臨時営業すると張り紙が貼ってあった。都心方向に帰省するお客さんか、連休中ちょっと車かバイクで遠出するお客さんに来て欲しいと言うことかな。外の限定品も増えている。コンテナが壁から 3 列並ぶ様になった。今までは 2 列か 1 列、ヒートポンプ熱交換機の前にコンテナが並ぶことも無かった。新しく増えたのは部品のうち数が多いものは小型温度計モジュール、名刺サイズブレットボード、AC アダプタから切り取ったケーブル(2 週間ほど前も確認)。下の画像に写る左のコンテナに佐川急便の「うつろいの美空間」って何だろう?透明名刺大ブレットボードを買ってみる。タッピングネジが付いていた。裏から止める様な構造だ。裏をみるとタッピングネジを入れる位置に小さな凹みがある。ネジ頭は鍋型だ。飛び出しが気になる様だったら、厚めの板を選び、頭の高さ分段を付けてねじ穴を開ける必要が有る。10W 昼白色蛍光管が 1 本 50 円で売られていた。特に包装はなし? 2 週間前にも有ったから減りは早くない。単品もしくはインバーター安定器とセットで安売りされている。買うつもりで行かないと持ち帰りに難ありかも。パラレルポート接続 オシロは 4 台残っていた。型番のランク表示は 20 だったので 20Ms/s か。隣に長尺のブレットボードも有った。反りがあるとのこと。ブレットボードは実験が終わったら空ければいいのに、ついついそのままにして足してしまう。
2017.04.21
コメント(0)
焦電型(赤外線)センサーでガスコンロの使用状況を監視できるか実験を始めてみる。ブレットボードに乗っているのはほぼ焦電型(赤外線)センサーの応用回路と同じものにしている。画像は 2017.4.15 に撮影弱火の炎を 1m くらいから離れてみると、PIR センサーの出力から AC 成分を取り出し 100 倍にて +-10mV くらいで 2~3 Hz 以下の変動がある。アナログテスタで見ている変動なので、判定に問題が有ればもう少し細かく見る必要がある。ファーム開発まで気力続くかな...
2017.04.14
コメント(0)
全732件 (732件中 101-150件目)