全737件 (737件中 201-250件目)
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ... 15 >
久しぶりに秋月電子八潮店に行く、午後 15:30 出発、まだ暑い。日は大分傾き建物の影が直射による熱を遮る。少し楽になった。道の途中で暑さで動かない鳩たちを見る。大場川の水門が大きな日陰を作っている。その裏で鳩たちは涼んでいた。東京都側にポールが立っていて、4 輪の自動車は入ってこない。ガスヒートポンプエアコン室外機脇にあるジャンク・ボックスを見てみる。AC アダプタ型スイッチング電源のジャンクが増えていた。{15V, 1.5A}, {9V, 2.5A} は分解されたもの、{6V, 1A, プラグはセンター+ 外形4mm, 内径 1.3mm} は箱入りだ。{15V, 1.6A}, {9V, 2.5A} は共通設計で部品の定数と実装・未実装が違うだけに見える。15V, 1.6A9V, 2.5A限定品(出物)コーナーにもスイッチング電源が増えていた。50Ω in/out 広帯域 DC-1.5GHz アンプ Mini Circuits MAV-3 が 50 円で出ていた。現地では調べられす手を出さなかった。後で調べてみると昔の秋月で売っていたキットのキーパーツだったようだ。隣では NEC の uPC1675G が残っているので RF アンプ類はそれほど減りは早くないかも。え?彼岸花の電子耕作ですか?
2016.08.26
コメント(0)
Windows Vista マシンから Windows10 マシンへ移行する作業で起きたトラブルはまだある。アンテナ配線を変えるため、分配器 JS-3SA 周辺の接続を外そうとした。分配器の口に締めたネジがなかなか回らない。3 口をネジ止めし、どれも固かった。スパナを使って回したら、分配器の口が 1 つ割れてしまった。秋月で 2014/10 ~ 2015/7 くらいの間に買った品物だ。購入記録が無く、周辺の状況から購入時期を推測した。室内の窓際で使っていた。温度差で結露した履歴が有ったのか?確かめてみる。結露による目立ったさびはない。若干ケース全体がくすんでいる。酸化か吸湿で鋳物が膨張した?こんなに脆くなるのかな。困ったことにケーブルのプラグに割れた口が入ったままになり、ケーブルもダメになった。裏蓋に一部半田が乗っていない場所が有った。マイナスドライバーでコジり、開けてみる。ん?秋月電子のweb ページに掲載されている回路と違うぞ。違うところを挙げてみる。何かの調整をしたのか入力端子とそれに近い出力端子にメッキ線のスタブが付いている。入力部分につながるトランスがメガネ型コアを使ったものになっている。回路ではトランスを 2 個使ってあるところを 1 個にまとめて、別の構成にしている。120 Ω抵抗が使われている。調べてみると、スタブは別として、メガネコアを使うのは分配器の回路方式として存在してる。120Ωの所でエネルギーロスしている?過去と現在で製品仕様が違うのだろうか?秋月のページには製品仕様が変わったような記載はない。今の値段で 200 円、「何かある」と考えるのが普通だよな。
2016.07.20
コメント(0)
秋月電子のページに彼岸花の球根が出ていた。いったい何の間違いだ?と、よく見てみる。部品紙袋と思われる包装と秋月商品シールが貼られた画像も出ている。商品として売り出すと意図している。はて、何に使うのだろう?調べてみると「田畑の畦(あぜ)に意図して植えられることがある」と書かれているページがいくつか見つかる。モグラやネズミなどの小動物の進入を防ぐ、雑草が生えるのを防ぐのか意図らしい。うーん、雑草の中に埋もれるように咲く彼岸花が画像検索で見つかるし、自分も雑草が生えた土手に突然赤い花が咲いてびっくりしたこともある。彼岸花が生える高さはある程度決まっている。せいぜい 50cm 程度だろうか。高さもおおよそ揃っている。揃っているため、花が咲くと生息面積が狭くとも目立ち、秋の風景として印象が残る。敢えて秋月電子らしい売り方を考えてみる。太陽光発電敷地周辺、地上設置のキュービクル周辺に植えるためかな?彼岸花の高さは 50cm 程度なので、パネル地上高が 1m もあれば葉や花が被ることは無いだろう。暗そうな所でも生えている。他の雑草が生えないようにするには敢えて植えるのも有りか。手間も掛かりそうに無い。モグラやネズミが近づかないのであれば、ケーブルは囓られにくくなり、架台の足が緩むこともない。え?秋月電子で部品を買うのに目的を考えたことが有ったかって?
2016.07.12
コメント(0)
秋月八潮店の出物を見に行く(買い物はどうした?)。屋外にあった WinRadio-1000i は既に無い。買った人 ISA バスの PC 有ったのかなぁ。新製品コーナーに A type, B type のアクリルパネルが置かれるようになった。安定在庫品になった。出物コーナーの変ったところと言えばワゴン下だろうか?コンデンサ類が増えている。25V 100uF の無極性電解コンデンサが 1 個 10 円だ。気付かなかっただけかもしれない。無極性電解コンデンサ流行っているのか?
2016.07.01
コメント(0)
秋月八潮店に PSE マーク無しのため 50 円で売られていたジャンク AC アダプタを分解してみる。入力は推定で AC 100-240V (設計上の下限マージンは AC 85V 程だと思われる)、出力は 24V 0.5A だ。元々の銘板シールは剥がされている。詳細は 店頭にある分解見本、24V 0.50 と打たれた値札シールだけだ。外観からして秋月で売っている 12W タイプアダプタだ。分解するに当たり、手や目の保護をしてから作業を開始すること。革手袋、保護ゴーグルを着用し、不意の部品飛び散り、工具の滑りに備えて欲しい。取っ掛かりの場所は切断された DC 出力線だ。ここを押し込むと内側へ沈む。中の部品を傷つけない程度にマイナスドライバーを入れてこじ開けることができる。カバーが開きかけたら、カバー同士を接着している溝部分をこじれば接着は剥がれる。カバーを開くと部品が見えてくる。部品だけみるとごく普通の AC アダプタだ。1 次側コンデンサに Rubycon TXW が使われている。2 次側も Rubycon 製を使用している。日本仕向けを思わせるメーカー選択だ。基板半田面(チップ部品面)を見て気付くことを先に書く、AC 入力側が変った構成になっている事に気付く。310-0025 と刻印されたコモン・モード・ノイズ・フィルタはダイオード・ブリッジの直流側に入っている。上の画像の左上にある赤茶色のフィルタコンデンサの耐圧を低め(DC 耐圧で設計できる様に)にするのが目的だろうか?充填材で基板とケースは固定されている。小さなマイナスドライバーで各所の充填材をケースより剥がすと基板を取り出せる。半田面(表面部品実装面)を見る。"GO FOWARD" とシルク印刷されている。製造元は秋月 AC アダプタと同じだ。並列・直列に接続された抵抗が目立つ。恐らく部品故障時に安全な動作になる目的だと思う。詳細に回路を追っていないので妥当性は分からない。ヒューズ、ヒューズ外・内、1 次、2 次間にスリットを設けて絶縁を確保している。トランスの下に抵抗を配置したり、1次-2次間に半田付けの汚れがあるのが気になる点だ。基板スパークギャップは AC 入力の刃を抜き差ししたり、上流スイッチの On/Off で放電するのだろうか?普段使いで放電するとして、1 日 2, 3 回程度なら、4, 5 年は深刻な炭化・金属蒸着に進展しない?エラーアンプは定番の TL431 互換品だ。LT はメーカー名?意図的に有名メーカーに似せてあるような...トランスを駆動するトランジスタは FJP13007H2TU だ。仕様を読むと東芝の 2SC792 が思い浮かぶ。2SC792 は TO-3 パッケージでトランジスタ(+IC)テレビの B 電源レギュレータや水平出力に使われていた様に記憶している。テレビセット内で塔のようにそびえるヒートシンクに取り付けられていた石だ。用途とパッケージを変え、時を経てもなお活躍するのは難しいのだろうか?トランス(300-0195)を外しておおよその定数を測ってみる。インダクタンス, 直流抵抗で書いていく。1 次側(pri.): 1.3mH, 1.8Ω, 1次側フィードバック(back): 4.2uH, 0.5Ω, 2 次側(sec.): 165uH, 0.8Ω だった。100kHz 正弦波で駆動したときの変成比率は pri:back:sec = 2.8:0.13:1.0 だ。24V 出力故に変成比率は低い。数 100V 程の高圧発生を目的とするならば back と pri. を使うことになりそうだ。コモン・モード・フィルター・トランス(310-0025)は意外にインダクタンス値が大きい。それぞれの巻き線は 42mH, 2.2 Ωだった。片側をショートして測ったリーケージ・インダクタンスは 220uH だった。外付けのコンデンサと合せてノーマル・モードのノイズ除去も狙っていると思われる。え?狙いはケース?
2016.06.29
コメント(0)
千石秋葉原店の棚配置が変っていた。1 号店は大幅変更、3 号店は LED が抜けて 1 号店へ、DC jack, plug 類と(たしか電池類)が 1 号店から入った。細かいところは覚え切れていない。1 号店の変更は 抵抗・コンデンサ類が 1F へ、ケース・基板類が地下階へ、半導体類はディスクリート類が 1F、集積回路は 2F 残留、あー、1 号店 2F の 2SC1815 が有った辺りは何が入ったんだっけ?半導体類と機構部品のジャック・プラグ・コネクタ類は配置がばらけてしまった感がある。買い方を思い出してみるとディスクリート半導体と集積回路はあまり同時には買っていなかった。棚札類は大きく差し替えていない。ホーザン・ラックの一つ一つを読まないと発見困難な状態ではない。どういう分類の仕方なのだろうか?ディスクリート(高々 4 本足部品)に強い店員とそうでない店員配置を考えた結果?
2016.06.25
コメント(0)
フォトカップラの受光側をカスコード接続し LTspice でシミュレートした 動作が妥当なのか、ブレットボード上で動作させることにした。LTspice で試した回路をブレットボード上に写す。LTspice に示した回路の通り 125kHz, 5Vpp(FG085 の出力抵抗 22 Ω によって観測波形は 4.5Vpp 程)で発光側を駆動して、受光側の波形を観測する。下の画像の下側トレースはカスコード接続をした受光出力 Vout1 だ。LED off から出力 L->H 変化を期待できる時間を測定する。時間軸カーソルの後側位置は出力側で 3.0V になるところ(5V I/O でおおよそ H level と判定されるところ)に当てている。LED off から出力 L->H 変化まで 2.93us と見込める。同様に LED on から出力 H->L 変化まで 1.13us と見込める。カーソルを当てている出力側位置は 2.0V 付近とした。発光側 LED on/off と受光側 L/H の伝搬時間差からして、受光出力 Low の場合に、カスコードを構成する追加トランジスタ Q1 の周りで改良の余地があるだろう。データシートに示された単純な open collector 出力 Vout2 の波形を見てみる。よく見ると僅かに振幅している。AC 結合で Vout2 波形を拡大してみる。74.5mV 程度の振幅になっている。波形はほぼ積分波形だ。シミュレーションより出力が小さいのは、シミュレーションのモデルが良すぎるためだ。tstg, tr, td, tf をそれぞれ測っていく。tstg=1.55us、単純な open collector で使うのと大きな差が無い。やはり課題があるだろう。tr=1.79us、汎用の安いフォトカップラとしては良い値だろう。td=0.720us、こちらも汎用の安いフォトカップラとしては良い値だろう。tstg もこの程度まで改善できればと思う。tf=0.820us、そこまで良くなるの?と言う感もある。高速型のフォトカップラに迫る性能だと思う。PC817C に代えて PS2561D を使うとより特性が良くなる。回路的な課題を解決してから、再測定かな。
2016.06.25
コメント(0)
LTspice でフォトカップラ PC817 の受光側をカスコード接続してみる実験をしている。下の回路図は、Vout1 側をカスコード接続、Vout2 側をデータシートでよく見るオープンコレクタ出力で構成している。LTspice 回路図一式(LTspice 標準部品で実験できるはず)Photo Coupler Isolation Amp - 『計測のためのアナログ回路設計』の回路図より の実験をやっている最中に受光側をコレクタ接地(Vce 一定と言った方が誤解が少ないかも)にすると周波数に対する伝達特性が良くなりそうだという事が分かった。実験をしようと思った動機だ。回路図にコメント別の部品名のコメントが打ってあるのはブレットボードでも試し始めているためだ。LTspice のフォトカップラ・モデルの振る舞いに気になるところが有るので実際の部品でも挙動を見ている。まだまとまっていない。別の日記になると思う。感触的には実回路動作も概ねシミュレートで見たように周波数に対する伝達特性が良くなる。カスコード接続の方は実験を簡単にするため負電源を使っている。周波数特性が良くなるとして、ここまでするかなぁ。と言う気持ちもある。LTspice で波形を見てみる。125kHz (8us) 周期で発光側を On/Off している。125kHz を選んだのは実回路を動作させるのに使った FG085(秋月で売っているファンクションジェネレータ)の都合だ。上のグラフの緑線が駆動電圧だ。4.5V 程に上がっているところで On だ。受光側の波形を見てみる。Vout1 は下のプロットの青線、Vout2 は下のプロットの赤線だ。Vout1 は 4.8V .. -0.6V 間を振っている。良好に矩形波を伝達できている。-0.6V になるのは、カスコード接続を構成するトランジスタ Q1 ではフォトカップラの U1 のコレクタ電圧を一定に保てなくなっているためだ。D1 を挿入して対処している。それでも Q1 の B-E 間に電流が多く流れる状況だ。D1 が有ることも、B-E 間に電流を多く流すことも、伝達可能な周波数上限を低くしてしまう。一考の余地は有るかも。Vout2 の方は振幅は 1.5V ほど、辛うじて伝達が出来ているものの、シリアル通信の様にデューティ比不定の場合だと実用は困難だ。高速動作を狙える TLP559, 6N136 とか ロジックレベル伝達に特化した TLP250H, PC900V を使うのが賢明かな。2016.6.25 追記 ブレットボード上動作テスト
2016.06.24
コメント(0)
午後の雨上がり、丹青通商に行ってきた。今日は休みだった。火曜日定休、13 ~ 22 時営業とのこと。随分と遅い時間まで営業しているのか。と言うわけで、外から見える範囲で撮影。宮地交差点(リンク先は google map)より、すぐ見える場所に店舗はある。宮地交差点は昔宮地ロータリーと呼ばれ、ロータリー式交差点だったようだ。道路の反対側より店の全体を見る。黒いタイル張りの壁の一部(画像の右側部分)は剥がれている。自動販売機の飲み物は 110円 で売られているものもある。少し安めだ。ショーウインドウ、普通の人ならば何であるか分からないものばかりだと思う。"し" の文字の裏側に 富士通 MICRO 11 向けの OS-9 LEVEL 2 のパッケージが見える。30 年以上も前の話、OS-9 はパーソナルコンピュータ向けの OS の中で、最も高機能だと言われていたんだっけ。入り口から見える範囲で奥の方はほぼ、本棚しか見えなかった。理工学書が中心かと思いきや、漫画や小説もかなり多めだった。見えている部品を撮影、リレー、ダイオードブリッジ?、IC (TTL か何か?)、トランジスタ、特殊用途メーター、真空管ソケット、ロッドアンテナ、他。IC 部分拡大、PCA EP7406 と刻印されている。RCA ではない。互換 TTL? 素性が良く分からない。真空管が入ったボックス、型番が読めたものは 30M-P27, 9A8, 6GK5, 4RHH8, VR150-MT, 6DK6, 6EW6, 6CG8, 6GK5, 6BY6, 6KA8, 6DT6A, 6R-HH2, 6KA6 だ。テレビ用途の真空管が中心?うん、隣のコインパーキングで佇む鳩を撮りに行ったのさ。
2016.06.21
コメント(4)
秋月八潮店に癖の強そうな出物が出ていた。Winradio-1000i, ISA バス接続の PC ラジオ基板だ。受信周波数は 0.5MHz ~ 1300MHz, 100Hz ステップ , AM/SSB/CW/FM-N/FM-W, IF 幅 6KHz 元は 39,600 円の品物だ。音声(検波)出力はアナログで 8 Ωスピーカー駆動時 200mW、ドライバは Windows 3.1/95/NT 用だ。サイトを見るとDOS 版の制御ソースコードも有る。有志によるLinRadio(リンク先はソースコード)もある。ISA バスが有る PC マザーボードが有ればすぐに試すことができるだろう。無い場合は PIC か AVR 辺りで ISA バスのうち必要機能だけエミュレートして動作させる事になりそうだ。DOS 版のソースコードを見る限り 8bit の I/O ポートアクセス(ソース中では inp(), と outp()) と ISA バスの IRQ を扱えれば制御できるように見える。DOS 版のソースコードを読むと ISA バスとラジオデバイスはシリアル(UART?)を経由して接続されている(制御コマンドやデータ送受)、ステータスビット類は I/O 直結?ISA のカードエッジコネクタって入手できたっけ(中国系通販サイト AliExpress)? 今時は USB 接続の SDR Radio device があるから、苦労することもないのかも。新発売コーナーに Type B 基板用のアクリルパネルが出ていた。下の画像の左上に朱色のチャックが付いた袋がパネルだ。画像をクリックすると 4000x 3000 の大きな画像になる。土曜の 16 ~ 17 時は駐車場が全て埋まるほどに混んでいた。
2016.06.18
コメント(0)
6/10(金) 秋月電子八潮店に行く。まだ B type 基板用パネルは出ていなかった。リアルタイムに入荷状況は変わるので電話で確認するのが良いかもしれない。自分が店にいた 30 分の間にも営業時間の問い合わせ電話があったりで、結構気軽に聞ける雰囲気だ。限定品コーナーで新しいものいくつか取り上げる。50 円の分解用 24V 0.5A スイッチング AC アダプタ、外観はどう見ても秋月で売っている 12W 型の AC アダプタだ。PSE マークが付いていないとのことで DC 出力ケーブルが切られた状態だ。クリックして開く画像は 4000x3000 の大きい画像です。上の画像右下に W02 がある。昔は電子工作の定番整流ダイオードだった。いつの間にか見なくなった様に記憶している。今でも現行品だ。整流を含む電源回路を作らなくなったのと、1N4007 x 4 でいいと言う流れなのか。そう言えば 6V 出力の低背トランス何処に行ったのだろう?高圧大容量コンデンサのまとめ売りが増えていた。下の画像中央より少し右上にある橙色のコンデンサは 80V 470uF だ。60V 程度の直流回路というと、オーディオアンプ電源かな。レジカウンターに近い側に置かれた半導体か増えていた。LM340T12(3端子12Vレギュレータ), LM2940T-9.0(LDO 3 端子 9V レギュレータ), NJM4558M(通常通販も有り、DMP8形状、いわゆる SOP8 だと思う), IRFW540A(パソコンのオンボードスイッチングレギュレータとしてよく見たような)まだ 2SK12 は残っている。5 月辺りから 420uH の大電流対応コイルも置いてある。少しずつ減っている。下の画像は 5/22 に撮影したもの。暑い季節には大電力もの?
2016.06.12
コメント(0)
随分前に買った KSD 製 10kΩB x 2 ボリュームを通して振幅レベルを調整する回路を構成した。2 回路の出力差がほぼ 2 倍になってしまった。半田付けを間違えたのかと思って調べた。ボリュームに問題が有った。ボリュームの回転角が 0 ~ 50 度の小さい範囲で摺動子の抵抗値が 2 倍ほど違うことが分かった。回転角を精度良く決める治具を作っていなかったので、回転角と抵抗値の関係のグラフは上下にデコボコしている。軸が出ている側を前板、上の画像のラベルか貼ってある方を後板としている。軸側から見て一番左に回した状態を 0 度、一番右まで回して 310 度となった。抵抗値は、左側の端子 - 摺動子間の抵抗を測っている。0 ~ 40 度、270 ~ 310 度の範囲で抵抗値が殆ど変わっていない。遊び範囲が多いように感じる。ALPS のロータリーボリュームだと B 特性で、全回転角の両端 5% がフラットだ。15 度くらいのはず。前板と後板の抵抗値の比 前板/後板 をグラフにしてみた。0 ~ 50 度位の範囲でプロットが上下するのは、抵抗値が数Ω から 数10Ω程度の範囲で、僅かな差が比にすると大きくなってしまうのが原因だ。30 ~ 70 度くらいの範囲で 前板/後板 の比が 1 よりかなり小さくなることが分かった。この付近で出力振幅の差が 2 倍になっていたと考えられる。ボリュームを max にしたところで前板/後板が 1 を超える。このボリュームを通すと、どのレベルでも差が付いたままだ。密閉型の高級ボリューム (potentiometer) を使えばなぁ... 高いんだよねぇ。今時は電子ボリューム?
2016.06.02
コメント(0)
フォトカップラ絶縁アンプ実験 目次『計測のためのアナログ回路設計』の回路図より送り側の位相補正コンデンサ下限前の日記の続き フォトカップラを使った絶縁アンプの送り側位相補正コンデンサ C2 の定数見積もりが出来ないか考えてみる。難しく伝達関数などは考えない。電卓(Excel のセル計算)で見積もれる程度の粗い計算を考える。次の図は再掲。10kHz 6Vpp の三角波を入力し、C2 を 580pF に減らしたときにリンギングが収束しない状態になった。この状況を詳しく見てみる。遅れ時間 は 2.50us になった。リンギングで波打っている周期は 5.34us となった。ネットワークアナライザで見れば 187.2kHz 付近に gain のピークが出るだろう。出力側(受け側)で見ているので出力側にあるオペアンプ回路の遅延込みで見ている。無視できる程度だ。10kHz で出力側に入っている C6 (470pF の高周波ゲイン下げコンデンサ) のインピーダンスは R7 と比べ 33.9kΩ >> 4.7kΩ だ。位相はあまり回転しない。送り側のアンプ回路の帰還ループを辿るとオペアンプ部で反転、フォトカップラ部分で 2.50us 遅延し IN- に戻る。約 5us 周期の波に丁度一致している状態だ。"フォトカップラの遅延時間 x 2" の周期の信号にて、"C2 でバイパスする帰還量" > "フォトカップラ経由の帰還量" であればリンギングは収束すると考えられる。"フォトカップラの遅延時間 x 2" を T として、おおよその概算をする。TLP521 のスイッチング特性は tr = 2us, tf = 3us だ。両方とも typical 値だ。tr 側で計算してみる(注: tf 条件の方が厳しい)。80% のレベル変化に 2us 掛かると言うことだ。ラフに直線的な外挿をすると 100% 変化に掛かる時間は tr * (1.0/0.8) = 2.5 us だ。これの 2 倍で T = 5us となる。測定したリンギング周期に近い。 T = tr * (1.0/(0.9 - 0.1)) * 2 … (1)(1) に TLP521 の tr を当てはめる。 T = 2u * (1.0/0.8) * 2 = 5.0us … (2)帰還回路を構成するフォトカップラ U2 とそのドライブトランジスタ Q2 周辺をまとめて、OUT と IN- を結ぶ 帰還抵抗 Rpc (+遅延回路) として見なせないか考えてみる。Rpc と見なせればリンギング周波数以上で C2 のインピーダンス ZC2 が次のようになれば、C2 経由の帰還が多くなり収束を期待できる。 ZC2 < Rpc … (3)分かりやすいところから、回路の関係を解く、フォトカップラの変換効率を Ctr = Ic/If、トランジスタ側の電流を Ipc、ダイオード側の電流を Ic (トランジスタ Q2 のコレクタ電流でもある) とする。 Ipc = Ic * Ctr … (4)トランジスタ Q2 のコレクタ電流を Ic, ベース電流を Ib、エミッタ電流を Ie とすると、Ic >> Ib なので次のようになる。 Ie = Ic + Ib ≒ Ic … (5)交流成分応答を考えれば良いので、オペアンプ出力 Vdrv の変化に対する各部の変化を追う。Q2 の Vbe の変化は小さいとして、 ΔIc = ΔIe = ΔVdrv / R3 … (6)(4), (6) より ΔIpc = (ΔVdrv / R3 ) Ctr … (7)ここで Rpc を次のように見立てる。R3 の値が Ctr 分の 1 だけ小さくなって、帰還回路に入った様に見る。 Rpc = R3 / Ctr … (8)(8) を使って (7) を書き直す。Rpc で U2, Q2 を置き換えて考えることができている。 ΔIpc = ΔVdrv / Rpc … (9)Rpc の値を求めてみる。TLP521-GB の仕様から Ctr = 3.0 (真ん中の値)と仮定する。 Rpc = 2.2k / 3 = 733 … (10)(3) を T と (8) で書き直してみる。 1 / ((2π/T) * C2) < Rpc … (11)C2 に付いて解くと、 C2 > 1 / ((2π/T) * Rpc) … (12)(2), (10) で計算した値を入れる。C2 の条件は次のようになる。 C2 > 1 / ((2π/5.0u) * 733) ≒ 1.1n … (13)より厳しい条件 Ctr = 6.0, tf = 3us を T の値の計算に用いるなら、C2 > 3.3nF。なるべく通過帯域を増やすなら、tr 側だけでも C2 による帰還量が増えれば良いと割り切り Ctr = 6.0, tr = 2us にて C2 > 2.2nF となる。Ctr = 6.0 は大きすぎだと考えている。測ってないなぁ。Q2 が Vce= 0V で on 状態になっても、フォトカプラのダイオード側電圧を Vf として、(Vcc - Vee) = (Vf * 2) + R3 * Ic になるので、数値を当てはめ計算すると、フォトカプラのダイオード側には多くて 5mA 程が流れる。Ctr が最大になる条件と離れている。なかなか面白い回路だと分かった。で、ΔΣ変調回路内蔵フォトカプラが秋月に並ぶのを待つって...
2016.05.31
コメント(0)
フォトカップラ絶縁アンプ実験 目次『計測のためのアナログ回路設計』の回路図より送り側の位相補正コンデンサ定数計算メモ 前の日記の続き フォトカップラを使った絶縁アンプの動作確認、1kHz 6Vpp の三角波はオフセット調整をすると、入力波形と出力波形はピッタリと重なるように一致する。下の画像は再掲。ネットワークアナライザーが有れば、あれこれ波形を見ることもなく、1 枚画像を出すだけで済むのかもしれない。オシロしか無いのであれこれ見ていく。10kHz 6Vpp の三角波を入力してみる。各チャネルと信号の対応、管面位置、振幅幅の設定は前の日記同様だ。6% 程(6Vpp 入力に対して 360mV 程) 出力振幅は減少した。遅延(位相差)は 4.0us (14.4 度) ある。送り側の位相補正コンデンサ C2を減らすと遅延時間は減る。後の実験から 2000pF が妥当だと考えている。1kHz 程度の信号であれば、ほぼ正確に通せ、10kHz にて振幅 6% の減衰を許容できるなら使えそうな回路だと分かる。入力が三角波なので読みにズレはある。ズレの程度は三角波の基本波の次の高調波は 3 倍の周波数で 1/9 振幅になる。ズレで 1/9 大きい値に見えていると言うことだ。無理とは分かっていて 100kHz 8.42Vpp の三角波を入力してみる。出力はほぼ正弦波になってしまった。出力振幅は、5.22Vpp (Gain = 5.22/8.42 = 0.62) になった。遅延(位相差)は、3.86us (139度) になった。参考にした本でも実測されていて 100kHz の伝達特性は示されたグラフから Gain=0.25 (-6db), Phase=-190度 となっていた。2倍程度は高域特性が良くなっている。うーん、opamp の性能は低い物を使っているし、Photo coupler の tr, tf, ts は TLP521, TLP621 ともほぼ同じ。三角波だから?高調波 (300kHz, 500kHz, 700kHz, ...) は殆ど通っていないはず。入力波形も先が丸まっている。Photo Coupler の CTR の違いが効いている可能性がある。手元の実験: TLP521-GB (max CTR = 600%), 本: TLP621-GR (max CTR=300%) の差かもしれない。1 次(送り)側の位相補正コンデンサ C2 を 1000pF に減らしてみる。出力波形がよれている。矩形波で見ればより明らかなリンギングになるはず。この時点で 1000pF 以下は定数として選べない。580pF まで減らすのが限界だった。リンギングが収束していないのが分かる。実験中に撮った 680pF の場合波形。560pF だと、次の 2 つの波形のいずれかになった。発振もしない(発散解?)、発振する(振動解)。恐らく発散解の動作(こちらの方が多く起きた)恐らく振動解の動作位相補正コンデンサと本で呼んでいる C2 に役割に合った名前を付けるなら、高域周波数成分帰還バイパスコンデンサだろう。C2 の値はどの程度が適当なのか計算できないだろうか? 大まかに計算したメモを残す。TLP521-GB を Ic/IF = CTR = 300% と仮定して C2=1100pF になった。色々と書くと長くなりそうなのでこの日記ではここまで。
2016.05.29
コメント(0)
フォトカップラ絶縁アンプ実験 目次送り側の位相補正コンデンサ下限送り側の位相補正コンデンサ定数計算メモ CQ 出版 『計測のためのアナログ回路設計』に示されていたフォト・カップラを使った絶縁アンプの回路を LTspice で試していた。元の回路は ±15V 電源で動作する回路だった。これを LTspice とブレッドボードで動かしやすい様に ±6V 電源で動作するように回路の一部を簡素化して、定数を修正する。LTspice 回路一式 (要モデル追加または opamp 置き換え, 絶縁アンプ: PhotoIso3.*, PC817 モデル回路図: PC817internal.*, ブレットボード実験時の仮想 GND(bsch v3 回路図): VirtualGND.*)この回路を調べていたら、もっと便利な部品も見つかった。ΔΣAD変換回路を内蔵した東芝のフォトカップラ TLP7820, TLP7920, TLP7830, TLP7930だ。受け側は D/A 有り/無し 両方の品種がある。東芝半導体の扱いが多い秋月にそのうち現れる?LTspice でシミュレートしていたら、奇妙な事に気付いた。1次側(送り側)の位相補正コンデンサ(と本には書いてある) C2 の容量を減らしても、そして回路から無くしても平然と動作していた。C2 の部分を拡大して下の図に示す。C2 = 0F にすると帰還ループを構成する (フォトカップラの伝達遅れ + オペアンプの位相反転) で発振する(良くてリンギングする)はずなのになぜなんだ?PC817 のモデルが単純すぎるのが原因だ。LTspice の PC817.sub を読んで回路を起こしてみると次のようになっていた。比較のため、PC817 の部品と内部回路の書き下しを並べてシミュレートしている回路図だ。実際に位相補正コンデンサ C2 を減らしても動作するのだろうか?ブレットボードに組み立てる強い動機だった。DC 12V 出力の AC アダプタを使用して実験するため、次のような仮想 GND 回路を用意する。入力信号が仮想 GND に流れる電流で一番大きい。入力信号を 4.7V まで振って 1mA だ(R2 を流れる電流に等しい)。仮想 GND 回路の影響が出ない範囲だと考えている。いくつかの部品置き換えについて書く。本に出ていた回路は opamp に uPC813 (J-FET 入力, SR=25V/us) を使っている。CXA4559 (bipolar 入力, 恐らく SR=2V/us) に代えてある。どうだろう、フォトカップラのトランジスタは暗電流が bipolar 入力 opamp のバイアス電流とほぼ同じオーダーで流れている。TLP521 の特性を読むと 高温(85℃) だと 2 ~ 3 桁多い。フォトカップラは TLP521-2 を使った。2 回路入りだ。回路特性が揃うことを期待している。絶縁を確保しつつ、揃った特性を得るためには実装上の工夫が必要だろう。手作りで良いなら、空中配線をして、足を空気で絶縁する。基板実装が必要なら TLP521-4 を使い、4 回路入りのうち、両端のみを使う。手間かコストが掛かるだろう。1次(送り)側の位相補正コンデンサ C2 容量を 2200pF から 2000pF に減らしている。手持ちの部品の都合だ(2200pF が手持ちで無いのも備えが悪いな)。ブレットボード上で電源の随所に入れたバイパスコンデンサは回路図より省略している。回路修正で DC 的な動作が妥当かどうか見ていく。約 100Hz の三角波を入力して、出力を観測する。下の画像は 入力・出力とも 2V/DIV(x10 probe), GND=画面中央, 2ms/DIV で表示した波形だ。オフセット調整前である。出力のトレースが下に出ていて、-1.2V 程のオフセットが付いている。gain は殆ど 1 倍と見て良いだろう。オフセットは 2 次側(受け側) の R6 で調整する。本の通りだ。シミュレータおよびブレットボード上でオフセットの変化量を調べてみると、1kΩ に対して±100Ω でも大きく変化する。LTspice 回路図の comment に入れたとおり、840Ω + VR 200 Ω でオフセット調整できるようにした。調整のしやすさを考えると 910Ω + VR 200 Ω か 820 Ω + VR 500 Ω が適切だろう。オフセットを調整すると次のようにピッタリと入出力波形が重なる。約 6Vpp, 1kHz の三角波を入れたときの波形だ。電圧軸、時間軸の取り方は先の波形と同じだ。X-Y プロットをしてみる。管面中央より少しずれているのはオシロ側のオフセット調整ズレによるもの。Y=X の直線が出ている。クリップするレベルを見てみる。負側の方がクリップするまでの振れ幅が 800mV ほど小さい。オフセット調整した背景も有るだろう。部品のばらつき等を考慮すると、入力信号は ± 3V に入る範囲にする方が良いだろう。CXA4559 (ほぼ同じと考えられる NJM4559)の仕様に照らし合わせ、十分に opamp の入出力電圧範囲を活かせているだろう。長くなってしまった。次は位相補正コンデンサ C2 に付いて見ていかないと。関連ページ link送り側の位相補正コンデンサ下限
2016.05.28
コメント(0)
ほぼ 1 日中グシャグシャのブレットボードが机を占めていた。このブレットボードの型番は SYB-130 だ。bread board SYB-130で検索すると画像が見つかる。aitendo で買った物だと記憶している。今は扱いは無いようだ。少し幅が短い SYB-120 なら扱いが有るようだ。接触抵抗が高いことに動作実験中気付いた。テスター MT-4095 で測ると 2 島程間に挟んだジャンパの両端で 2 ~ 3 Ωを示していた。初めはテスターを疑う。測っていくうちに SYB-130 の側に原因が有りそうなことが分かった。島を渡る数にほぼ比例して抵抗が増える。一つの島に 入る-出る (ジャンパ線との接点は合計 2 箇所) で 0.5 ~ 1.5 Ω 有った。同じジャンパ線で sunhayato SRH-32(10 年以上は経年している) で測ると 0.2 Ω だ。今回の実験はこれでするとして、どうしようこの bread board。部品観賞用の台?
2016.05.26
コメント(0)
5/24 に回路を修正しつつも、三角波発振器をテスト動作させる。概ねシミュレーター通りの動作だ。回路で気になっていたところは、ほぼそのまま。2N7000 のゲートドライブを変えたのが大きな変更だ。ゲートに繋がった定電流源をほぼ線形領域で動作させ、2N7000 の貫通電流を減らした。ここまでするなら Junction FET の Idss を使った定電流源の方が簡単だろう。三角波発振器 PDF 回路図 三角波発振器 動作させたときの LTspice 回路 (要 model 追加)組み立てた回路は、電源入力、アンプ、出力バッファから発振周波数を決定する帰還部を分離した子基板が付いている。次の回路図だ。電源、出力バッファの部分は LTspice のシミュレーション回路に入れていない。動作波形を並べる。上のトレースは Vsq (2N7000 で出力した矩形波, 2V/DIV(x10 probe), GND レベル: 90% レベル直下の水平目盛線)、下のトレースは三角波 Vtrin(2V/DIV(x10 probe), GND レベル: 10% レベルの直上水平目盛線) だ。100Hz 出力波形 (2ms/DIV)1kHz 出力波形 (200us/DIV)10kHz 出力波形 (20us/DIV) 矩形波の波形からすると、三角波の頂点部分で、若干歪みが有るはず。100kHz 出力波形 (2us/DIV) 三角波の頂点部分が丸くなっている。シミュレーションより若干汚いか。シミュレーションではもう少し綺麗に丸まっていた。アナログなので波形にガタは無い。FG085 で気になった問題の解消は出来ている。電源 On 時に三角波出力がほぼ OpAmp の出力振幅限界まで振れるのが問題だろう。LTspice 回路図の定電流源トランジスタ Q1, Q2 に接続されている C3 定数変更で対応出来そうだ。ようやく三角波で測りたい回路に取りかかれるかな。
2016.05.25
コメント(0)
秋月電子八潮店で 2SK12-Y を見つけた。限定品コーナーの一角に置いてある。平面スピーカーが売り切れた跡地に有った。4 個 100 円、小売りの FET としても破格かもしれない。2SK30 より番号が小さい FET は見たことがない。30 年くらい前の記憶でも使用例は少なかった。買ってしまった。もったいなくて手を出せないか。パックに書かれた gm の単位が mho (モー, Ω-1, Ωを上下にひっくり返した記号を使う) なのが古風な所だろう。今では S (ジーメンス)を使う。抵抗値の逆数で ohm を逆さ読みするセンスは気に入っていた。Metal Can pacakge で 4 本足、1 本はシールド端子だ。皮脂が付いた手で触れるとそのうち錆びてしまい、金属で出来た頭は真っ黒になる。用途が 低周波増幅用、低雑音増幅用(2SK15)、DC, AC 高入力回路用、チョッパ増幅用、差動増幅用、スイッチング回路用とある。うーん、シールドが必要なのは低雑音増幅用なのかなぁ(でも 2SK15 だし)。仕様は "2SK12" datasheet で検索(2SK12 をダブルクォーテーションで囲まないと検索精度が落ちる)すると見つかる。あるいは兄弟トランジスタに当る 2SK15 で検索すると良いかもしれない。データシートを見ると gfs は 450MHz 辺りが遮断周波数になっている。1/2 に落ちるまでの範囲で 300MHz まで伸びがある。ある程度の高周波用途も狙っていたのではと思える。そのためのシールドかもしれない。2SK30 と比べて Crss は小さいように見え、gm はほぼ同じところから見ても、2SK30 よりは高周波向けに性能を振ってあるのだろう。シールドが付いているので、ガード電圧を与え、発振に注意しつつ超低リークを狙える用途は有るのかも。2SK12 pdf で検索すると興味深いサイトが検索候補に出てくる。www.suzushoweb.com だ。鈴商閉店に関係する動きなのか?
2016.05.22
コメント(0)
千石電商の TAKE FREE 商品が入れ替わっていた。SATA ケーブル片側 L、SATA 延長コネクタ、SATA 延長ケーブル、ファン防振シリコンシートが箱の中に山のように入っていた。うーん、本当に TAKE FREE なのか?心配なら聞いてみた方が良いかもしれない。厚めでちょっとした曇りがあるものの、中は見通せる袋に入っている。品定めは難しいだろう。SATA ケーブルのインピーダンスは見ただけでは分からない。一見したところ、マーキングは無かったような。コネクタの金メッキも厚い方が良い。SATA コネクタは接点部分がハウジングの中だ。よく見えない。延長コネクタは信号品質が心配だ。インピーダンスマッチングに対する配慮は無いかも。防振シリコンシートを重ね使いするか、ケースの内外に使って、効果を高めるというのは有りかもしれない。PC パーツで商売するのが難しい時代になったのか。
2016.05.21
コメント(0)
三角波発振器、やたら複雑にしてどうするのだ?と、自問しながら落書きをしていた。TI(NS) LM393 の応用回路に有るようにコンパレーター一つで三角波発振器は作れる。"Figure 17. Squarewave Oscillator" とある回路のコンパレータ -IN は積分器の出力と繋がれていて、ここが三角波になっている。あっ、NS が TI に買収された後に LM393 のデーターシートが大幅に加筆修正されている。シミュレーション波形が追加、Metal Can package のレイアウトガイドラインが追加されている。Metal Can package にチップ抵抗というのはシュールだよなぁ。LM393 のバイパスコンデンサに自己共振周波数 50MHz 以上の物を使うようにと言うのは驚き。買収後も丁寧にメンテナンスを続けている。買収というと整理統合とか、規模追求とか経済的な目的が第一になりがちなのに。下の図が落書き。うーん。セルフ突っ込み。色々。三角波発振器 落書き中の回路 LTspice(要 model 追加)そのなんだ。帰還の途中、Vsqfb の所にバッファを入れるのは?そのなんだ。TL431 の足(A) に GND レベルのバッファを入れる理由は?そのなんだ。2N7002 の貫通電流は気にならないのか?おいおい、色々気になっているのに半田付け始めるのは...
2016.05.19
コメント(0)
ファンクションジェネレーター FG085 の三角波をみて、「やはりアナログで作らないと駄目かな」と思っていた。1 日中 LTspice とにらめっこしていた。FG085 から三角波を Freq=1kHz, Amp=4Vpp, offset=0V で出す。R=100Ω, C=0.11uF の 1 次 CR LPF (計算では Fc=14.5KHz) を通して波形がある程度滑らかになるか見てみる。負荷としてインピーダンスが低めの LPF だ。フィルターしても目視できる程度にガタが残っている。Zero cross 近辺で 50m ~ 100mV 程度 で 20us 位? 2 次 LPF にすればもう少し良くなるのか?Zero cross 付近のガタの時間幅を測ると 1KHz 出力時で 3.60us ほどだった。時間幅は出力周波数によって変わる。遮断周波数固定 LPF で対応出来ない。三角波発振器を作る方が、面倒ではないかって?FG085 のソースコードを弄ってサンプリング周期固定にするのも有りなのかなぁ。
2016.05.17
コメント(0)
久しぶりに aitendo まで足を運んでみた。VHF 帯増幅用 2SK439 がテープで 10 個まとまって 399 円で出ていた。下の画像に写っているのはテープを納めた box だ。箱には HITACHI と書いてあったし、テープも静電気対策の黒塗りがされていた。マーキングも日立らしい(どこがと言われると難しい)。まぁ、本物だろう。秋月で風前の灯火の 2SK192A-Y に対して、絶妙な値段付けは特性を知ってのことか。
2016.05.15
コメント(0)
秋月八潮店のワゴンセール(限定品コーナー)に 1 個 20 円で鉄芯トランス式 AC アダプタが売られている。PSE マークが付いていないので、DC 出力ケーブルを根本から切られた状態だ。銘板から読み取れる仕様は Input: 120V AC 60Hz, Output: +9V DC 500mA だ。作業は危険なのでお約束の注意事項を書く。注意事項 分解作業で目や手に負傷を負う可能性があります。必ず目には防護ゴーグルまたはメガネを着用すること、鋭利な工具で簡単に穴が開かないような丈夫な手袋をはめること。作業で破片が飛び散らないよう、透明で大きなポリ袋内、あるいはボックス内で分解作業を行うこと。各自の自己責任にて作業すること。アダプタ内のトランスは次の場所にある。殻割り作業で工具を奥に入れて、傷つけないように注意する範囲だ。プラグ側は次のようになっている。こちら側にもネジは見当らない。ケースは接着されている。分解は切られた DC 出力ケーブルの部分から行った。切られた部分を軽く押すだけで、すぐ内側にケーブルは落ち込む。アダプタケースのプラスチックに材質的な粘りがない。弾けるように割れて飛び散る。ここから先はゴーグルかメガネを装着すること。開いた穴からドライバもしくはラジオペンチを差し込んで割っていく。下の画像は力を加えて割れてしまった後の画像だ。破片は顔をかすめて飛んで行っている。メガネがなければ危なかった。次の画像くらいまで部分的に割り、整流基板が見えたところで手で力を加え、二つに割ることができた。部品を外して並べてみる。トランスは簡易な測定で 1次: {インダクタンス=20.027H, 直流抵抗=145Ω}, 2 次: {インダクタンス=15.51mH, 直流抵抗=1.1Ω} だった。2 次側にセンタータップは無い。インダクタンス値から求めた変成比は 1次:2次 = 11.4:1 = 120:10.5 = 100:8.75 となった。AC 100V で使う場合、変成比で 9V に足らない。1 次側直流抵抗は 145 Ωなので、2 次側から見た直流抵抗は 145Ω/(11.4^2)=1.11Ω となる。2 次側直流抵抗と合せて約 2.2Ωなので 500mA で 1.0V 出力は降下し、AC120V 入力なら仕様通り 9V 500mA の DC 出力になる。2 次側にセンタータップが無いので正負電源のトランスとして使うには、正負とも半波整流にする必要が有る。設計条件が厳しくなるだろう。巻き線の直流抵抗が低い点が取り柄だろう。
2016.05.15
コメント(0)
秋月八潮に行ってきた。色々とジャンクが売れ切れている。「持ってけ雑誌」のカゴが出ていなかった。真空管もようやく捌けたようだ。新商品のカラーピンソケットは普通のピンソケット・ヘッダコーナーに配置されていた。秋月の通販ページで見るよりパステルカラーな(白色に近い)感じがする。ドギツイ色より女子請けは良い気がする。次のジャンクは何かなぁ。
2016.05.13
コメント(0)
TG-5021CE-10N 10MHz の出力を 5V logic level に変換する回路を試す。簡単に TC74HCU04AP で増幅、波形整形、バッファをするだけの回路を作ってみた。ブレットボード上だ。ジッタはあまり気にしていない。PDF 回路図 Bsch v3 回路図 TC74HCU04 の電源電流が 21.48mA @ 5.04V になった。未使用の pin8 ~ pin13 部分は静止しているはず。pin8 ~ pin13 に信号を流しているときは電源電流は 30mA ほどだった。レベル変換後の波形 (OUT) は期待通り 5V logic level に相応しい波形だ。電源電流が意外にも多い。専用のレベル変換ゲートを注ぎ込まずに 74HCU04 で簡単にと思っていたら難ありだ。トランジスタで作った方が良いか。
2016.05.10
コメント(0)
部品箱に眠っていた秋月扱い 水晶発振器 TG-5021CE-10N 10MHzに電源を入れて発振させてみる。実装は無理矢理 DIP にする。相変わらず半田付けは汚い。裏返しにしなくても、丁度 2.54mm のランドに角の端子が乗る。シリコン片がむき出しだったため、フラックス除去できるよう裏返しにしてみた。(5V)-{330Ω}-(Vcc)-{LED}//{1000uF}-(GND) の様に青色 LED をツエナダイオードの代わりに使い、Vcc-GND 間は 1000uF を挿入、電源は 2.934V とした。高めギリギリだ。データシートに 2.8V +- 0.14V と書かれた隣に電源電圧範囲 2.3V ~ 3.6V と書かれているのがいまいち解りにくい。オシロの周波数カウンターが示した周波数は 9.9999MHz だ。10.000MHz を発振していると考えて良いだろう。振幅は 1.15Vpp 位か。仕様は 0.8Vpp だ。Vcc/2 V を中心としていないので、ロジック回路に接続する場合は接続先の H/L レベルの閾値に要注意だ。Pin#1 は open で動作させている。TCXO 仕様だろう。テスタで入力抵抗を測ってみても、測定限界(20MΩ)より高い抵抗値だった。VC-TCXO 仕様なら 500kΩ のはず。周りの回路はこれから、先は長いな。
2016.05.08
コメント(0)
秋月八潮店に行く。店先に広告掲載雑誌が「ご自由にお持ちください」でおいてあった。昔『子供の科学』に秋月は広告を出していたっけ? そう言えば 5, 6 年は雑誌を買っていないなぁ。電子部品の目新しいジャンクは、オープンフレーム型スイッチング電源だろうか?オープンフレーム型スイッチング電源ユニットを手に取ってみる。随分と部品が多い。異常 入力、出力、部品故障時の波及防止対策用?八潮店は車で来る人が多い。雑誌がごっそり持って行かれる可能性もある。さて、いつまで残っているのか。
2016.05.07
コメント(0)
秋月秋葉原店のジャンクに新しいものが入っていた。室外ワゴンに 詳細不明リモコン、20x4 キャラクタディスプレイ(SC2004 系)、温度ヒューズ(2A, 250V, 130℃)、ラッチングリレー(4.5V 駆動, 2C 接点) が並ぶ。SC2004CS*B-SO-GS-K は現行販売品と型番が違う。枝番部分が何を意味しているのか、推測できるデータシートが見つからなかった。地べた置きのカゴには 5 φ 黄色 LED 袋が有った。黄色は人気が無いのかなぁ。使ってみるとアクセントとして映える色だ。店内に IC の JUNK が出ていた。新日本無線のデバイスが中心だ。NJM4565M(汎用OPアンプ), NJM2722E(HeadPhoneAmp) (2016.5.7 取り消し: 画像確認間違い), NJM2584AM(ビデオスイッチ), NJM78L05EA(3端子レギュレータ), NJM6319BE(カスタム品?)(2016.6.26取り消し NJU6391BE 水晶発振 IC, 50MHz までの水晶を使えて 1/2 分周出力 秋月よりデータシート有り, NJU7072D(C-MOS 低入力オフセット), NJM2722(SR=1000V/us オペアンプ 下の画像には写っていない), NEC PS2562(Photo - Darlington transistor, CTR=2000%, tr tf=100us)。NJM2584AM ばかり目立つので、めぼしいものは売れた後なのかもしれない。上の画像をクリックすると 4000x3000 の拡大画像になる。別の 小型 IC ジャンク画像 4000x3000秋月秋葉原店もジャンク品の揃えが楽しくなった。
2016.05.05
コメント(0)
久しぶりに秋葉原へ行く、しばらく行っていないうちにジャンクも入れ替わっていた。日米のジャンクの多くは相変わらず。店番の机脇の棚に珍しいメーターが並んでいた。1000kW の目盛りがある丸形メーターだ。一般家庭で 500 ~ 1000 世帯分の電力を示せる。もっとも計装用の VT, CT を通して見るのだろう。並びを見ると、AC600V, AC2000A, cosφ +0.5 ~ -0.5 , 45~55 Hz, 1000kW となる。船舶内の発電機、あるいは工場の自家発電に使っていた制御盤から外したのだろうか?千石に「持ってけジャンク」が出ていた。見ると PATA ケーブルだ。ケース内風向重視のラウンドケーブルだ。信号品質的にはちょっと怪しい感がある。千石に出ていたもう一つのジャンク、これはジャンク袋なのだろうか?ジャンクケース?ジャンク箱?店先で日持ちが良さそうな機構部品類だ。良く探すと、カレント・センサー・クリップが入っているものが見つかった。仕様は不明。もしかして、実験して試さないと判らない特性が有るのか?かき氷器、これも千石店頭に有った。うーん、こういったバラエティ・グッズは流行らなくなったよなぁ。導電袋は役立ちそうだ。最も大きいものは ATX マザーボードがすっぽり入る。PCI express カードに良さそうな大きさの袋もあった。厚みもあるので小さな部品を傷めない用途でも使えそうだ。大きな基板の工作も無くなったな。
2016.05.05
コメント(0)
商用電源 AC100V の周波数測定が不安定だったので、フィルター挿入で安定するか模索している。実験で下の画像にある上の正弦波を秋月 P-10 テスタに入力した場合、測定値が常に +- 0.1Hz 程ぶれ続け安定しなかった。正弦波をヒステリシス・コンパレーターに通して、P-10 に入力したら、測定値が安定(商用電源監視)した。テスタ内のカウント・トリガが不安定だったのか?次はヒステリシスコンパレータの回路だ。平均値を得る回路にバッファは要らないかもしれない。シミュレート途中で入れずに実験していたこともあった。別で使うなどの目的が生じたら、「何かに生かせるだろう」程度の考えだ。LTspice ソース一式 ヒステリシス・コンパレータを入れようと思った背景がある。P-10 で商用電源の周波数を測っていると、P-10 内の保護用バリスタ部分が熱を持っているのが気になっていた。テスタ入力が飽和しているかもしれない。「矩形波に近い波形ならば、周波数測定値のブレが少ないかも」という推測があった。ヒステリシス幅によっては、周波数測定結果に狂いが生じるかもしれない。0 (平均値)交叉点を基準にしていない。回路全体の電源電圧、商用電源の変動でコンパレーター出力の立ち上がり、立ち下がりタイミングが変わる。もう少し様子を見て問題になるほどの影響か見ていく。単純に飽和増幅するだけの方が良いのか?波形整形の目処はある程度立った。P-10 で測定している現状をマイコンで置き換えられないか。瞬時電圧低下、雷撃などのインパルス、5..10ms 程の間に起きたイベントを捉えることができていない。
2016.05.03
コメント(0)
回路のテストをしているときに主幹に入っている漏電遮断機 Panasonic BJF340325 を 2 回動作させてしまった。原因は推定で 漏電と過電流だ。配線ミスとフローティングでは無かった測定系を接続していたために起きた。漏電・または過電流を起こした短絡点はリレー内の接点だ。2 回とも短絡を引き起こす操作直後、瞬きする程の時間の間も感じることなく遮断機がトリップしてしまった。AC 電源の数サイクル ~ 10 数サイクルで動作したと思われる。途中に入っていた ポリスイッチ HVR250P080CF (秋月扱いで定格 250VAC 0.08A) のトリップの方が遅かった。どの程度電流が流れたのだろうか? BJF340325 の仕様を見ると漏電で 30mA 以上、過電流で、40A x 7 = 280A 以上だ。そんなに流れたのか? 2 回目は漏電する回路は形成されなかったはず。絶縁トランスを使って慎重に作業すべきだったか。絶縁トランスを入れると漏電は起きない。短絡しても、即大電流が 1 次側に流れることもない。絶縁トランスを入れて、同じことをしたら、ポリスイッチがトリップした。この時点で短絡だと気づいた。リレーの中で火花が飛んでいたかもしれない。真っ黒な遮光ケースのリレーだったため、火花は一切見えなかった。何が起きているのか、考える範囲に深刻な短絡を含めるのに時間が掛かった。
2016.04.30
コメント(0)
商用電源監視にフィルター回路を入れてみる。仮組状態だ。周波数が突出して大きくなる現象は減ったようだ。代わりに測定値が +-0.1Hz 程度ぶれる様になった。今のところ理由は判っていない。作業途中で測定に使用していた改造 P-10 テスタを 1 台壊してしまった。測定系がフローティングではなかったのが原因と推定される。フローティングになるように改良を行ったユニットを投入する。色々と難が出てきた。
2016.04.29
コメント(0)
商用電源周波数監視向けフィルタの回路を組み立て始めた。結局一番面倒な回路で作り始めている。AC100V を 1 次: 100V, 2 次 25V 35mA のトランスで降圧、2 次側で倍電圧整流回路、レギュレータ、AC 分圧、2 次フィルタ を LM358 を使って構成してある。CR フィルターで良いのに... 下の画像はまだトランスを入れていない。組み立ててみれば色々と突っ込み所がある。誤差 1% の酸化金属被膜抵抗なんて使わなくてもいいのに...シミュレートでいくつか気になるところはある。カップリングコンデンサ C1 に起動時 1.5 秒ほど -0.4V の逆電圧が掛かる。まぁ、目をつぶろう、ほぼ連続稼働が前提だ。上記回路の PDF 上記回路の LTspice ソース一式(LED を適当に別の部品に置き換えてください) 半固定抵抗を調整すれば、トランスの 1 次側の 1/100 の電圧を出力できるはず。うーん、途中 50Hz もボーデ線図の肩に掛かる LPF が入っている。商用電源周波数が 0.5Hz ずれると振幅も変動するのに...レギュレーターの温度特性大丈夫かなぁ... 回路的には 1 秒ほどの間に電源電圧が 1% も割も変わるようなことが無ければ良いつもりでいる。それよりなんだな... 火を噴くようなことが無いはずだよな。
2016.04.27
コメント(0)
後戦中はサーバー異常対応に追われた。午後は主に LTspice で回路シミュレート、目的は 商用電源監視 の周波数測定が時々異常に大きくなってしまう問題を解消する回路を考えていた。監視系を構築した際の潜在的な問題が対処を難しくしている。単純な CR フィルターでいいじゃないか → うん、そうなんだ。測定系が完全にフローティングだったら。では、トランスで絶縁すればいいじゃないか → うん、そうなんだ。トランスを納める小さなケースが無い(秋月八潮店に低背 AC 100V to 6V トランスあったよなぁ。買わずに見送っている。下の画像)。他にトランスの手持ちは? → 小さなやつがある。ケースにも収まりそうだ。使っちゃえと囁かれている気がする。2 次が 25V で扱いにくさはある。前に AC アダプタを分解して取り出したものより小さなものだ。色々と考えていると、OP アンプまでつぎ込んだ豪勢な回路をシミュレートしていたりする。ジャンクで絶縁耐力不明なのに小さなパルストランス使うためにそこまで部品を注ぎ込むか...簡単なのがいいはずだよ、きっと。
2016.04.24
コメント(0)
商用電源 AC100V を変圧した後の交流が欲しかったので、古い鉄芯式 AC アダプタを分解した。分解した AC アダプタ、一通りヒゲ部分の調査が終わった後の画像分解して驚いたのは 2 次側のボビンから、1 次側の巻き線と同じ太さと思われる細い線が出ていたことだ。こんなことになっていたとは。ヒゲに半田を乗せて、1 次側、2 次側両方の導通を確認してみる。どちらとも導通していない。電気的な意図は無さそうだ。製造工程で跳ね飛んだ 1 次側の線が挟まったままで、2 次側が巻かれ、そのまま 組み立て工程まで流れた。と考えられる。誰も、変だとは思わなかったのだろうか? made in china 品質だなぁ。検査担当でなければ品質に疑問が有ってもはねない。長期的な耐久性が心配なところはある。2 次側だし、ショートが有っても即発火には至らないだろう。
2016.04.18
コメント(0)
久しぶりに秋月電子八潮店に行く、ジャンク、新規扱い開始、出物商品の様子を見に行く。店外 junk box に真空管があった。特殊管も混ざっている。ピンの酸化は進んでいない管が多い。物によっては動かないかもしれない。ゲッターが白くなっている管もある。真空管の箱拡大画像 (4000x3000)新商品コーナーの中心は Raspberry Pi 3 だ。在庫あり、化粧箱も置いてある。半導体類で目新しいのは通販ページでも出ていた 2SK2145-Y, 2SK2145-GR デュアル J-FET、アンプ向けかな。高周波 50Ω 60W 終端、50Ω, 250W 終端の方はマスが空になっていた。上の画像リンク先は 4000x3000 の拡大画像です。新商品コーナー左側半導体など。2SK3232, TK31N60W, TK31N60X, 2SK2145, THS-63F 電流センサーモジュール上の画像リンク先は 4000x3000 の拡大画像です。新商品コーナー右側半導体など。TTD1415B, TTA004B, TTC014, 2SC2383-Y(空), 8050SL-D-T92-K (NPN), 8550SL-D-T-92K (PNP), TTC004B (TTA004B とコンプリ) 上の画像リンク先は 4000x3000 の拡大画像です。左脇に TO-92 パッケージ水晶発振器 DLO555MB も置いてあった。上の画像リンク先は 4000x3000 の拡大画像です。DIP14, DIP8 ピン配置の金属ケースをハーメチックシールした水晶発振器は 1,000 ~ 1,500 円くらいのお値段だったよなぁ。D タイプ基板向けに MDF 材(5.5mm 厚 木材) のバックパネル板が売られていた。レーザー加工の様だ。周囲と穴はレーザーにより黒く焦げている。良い味が出ている。焦げを嫌うなら、サンドペーパー掛けをして綺麗にするのが良いだろう。組み立てサンプルも綺麗にしてあった(2016.4.3 訂正: よく見たら黒いままでした)。上の画像リンク先は 1920x1440 の拡大画像です。B タイプサイズでパネル出てこないのかなぁ。レジ近く出物商品コーナーで気になった部品は 2SC1815GR テープ品 25 個 150 円, uPC1675G(BSIF アンプ, fu = 1.9GHz TYP. @3dB 帯域, 下の画像ではスティックを立てて展示している), LCD EPSON(EA-X20025AR, Google検索: epson ea-x series LCD), DFK(FDK の誤り?) TS-30 メタルコーンスピーカー などだ。上の画像リンク先は 4000x3000 の拡大画像です。出物商品コーナー: 50V0.22uF 25個 100 円と書かれたコンデンサは 1000pF の品だ。頭に黒くペイントが付いていて 102J と書いてあったので温度補償品種だと思われる。LCD パネルは EPSON EA-X20025AR だ。データシートは "epson ea-x series LCD" あるいはコントローラチップ SED1300F で探せる。いわゆる 14Pin LCD 仕様に近い。ピン配置が違い、Busy は read で検出する方法のみ書かれている。EA-X20025AR 拡大画像出物商品コーナー: DFK(FDK の誤り?) TS-30 メタルコーンスピーカー近辺上の画像リンク先は 4000x3000 の拡大画像です。出物商品コーナー: ファン付きヒートシンク(7, 8 年前に有った VGA カード用途かな)。大電力トロイダルコイル TOKIN HP-105Z (10A 180uH (Idc Rated で 95uH), DC-DC, DC-AC インバーター用途? あるいは巻き直して 大電流 or 高圧大電力パルス発生器にする?)上の画像リンク先は 4000x3000 の拡大画像です。出物商品コーナー: 目立った半導体は 1S953, 2SD1406 だった。2SD1406 はかつて秋月で扱いが有ったようだ。データシートを探すと「オーディオパワーアンプに最適」とある。fT=3.0MHz なので人気低迷だったか。よく分からないけれど、ハイスピードな音の感がしない?。シリーズ・レギュレータ用途とか、ノンビリしたところには良いんだけどな。上の画像リンク先は 4000x3000 の拡大画像です。秋月電子通商 八潮店のページにも店舗掲載広告のリンクがあり、出物商品の一部が載っている。なんだな、「地元ディスカウント店」な雰囲気の広告だ。
2016.04.01
コメント(0)
4/1 ネタとして希望に近い事を書いてみる。秋月八潮店で 3D プリント出力サービスを開始した。出力装置は次の cube3 だ。現状では現行で販売している組み立てキットのケースとして用意されたモデルのみ対応している。一部の人気かつ、発熱、絶縁などの問題が無いキットから対応を進めているとのこと。プリント速度などの制約条件により、1 日で対応できるのは最大で 10 件程度、時間を時間を空けずに出力をした場合だ。おおよそ 5 件が受付可能な目安と考えてほしい。1 出力 500 円から 2,000 円程度になる。キットとほぼ同じかやや高い値段になる場合も有る。何とかしたいが今のところは、ご勘弁いただきたいと。受付切れなかった場合は予約する、予め予約して出力物を受け取る。そもそも、キット専用なのだから、出力を作り置きしておくなどのサービスの拡充も検討しているとのこと。先行試験サービスで問題点・可能性を探っていく中で今後の方針を決めたいと、店の人は言っていた。扱い部品を増やすのも良いけれど、組み立てキット向けに標準設計モデルデータを提供するとか、別の方向の充実も有ればと思う。
2016.04.01
コメント(0)
何かと話題の東芝、秋葉原で見かけた東芝半導体のジャンク品と USB Flash Memory の事情で気になった光景が有ったので画像に撮ってみた。マルツで東芝半導体のジャンク品を見かける。1 つめは TA7630P だ。高級ラジカセ向けの電子ボリューム + トーンコントロール IC だと思われる。信号経路はボリュームを通らないのでガリ音が出ない。アナログオーディオ全盛期の花形デバイスだったはず。今時は DSP soft/hard で処理されてしまうところだ。2 つめは 2SD687 だ。ダーリントン接続されたトランジスタだ。"HAMMER DRIVE" 用途と言っても、若い人には分からないかもしれない。ドットインパクトプリンタのピンを駆動する。今ではチップ FET かマルチチャネル driver IC に置き換えられている。3 つめは 1S1585 だ。世界的に使われている 1N4148 に置き換えられた。スイッチング用途として DTL 回路で多用されていた。あるいは 古い コンピュータの I/O 部分で保護用途に大量に使われていたのを見ている。用途を失ったり、世界的な品種に対抗できなくなったデバイスはリストラされていくのだろうか?これから力を入れていくと聞く Flash Memory はどうだろうか?あきばおーで東芝 USB Flash memory を見かける。同じお値段で半年前から 1 年前は半分の容量のメモリが買えた。scankeylx をデバックしているときに大量に買い込んでいた。Flash Memory は 1 年経たずして半値になってしまう「生鮮食料品」的なデバイスだ。製造して販売された後でも、不良箇所をスペアと置き換えて平然と動かす事が出来るデバイスだ。製造時の不良率は競争条件になりにくい。質がよいディスクリートを地道に続けるというのは、経営的に受け入れがたいのかなぁ。
2016.03.20
コメント(0)
久しぶりに秋葉原に自転車で行く。日がだいぶ長くなったので 17:30 過ぎに行ってもかなり明るい。日米商事に鈴商で見かけたトランジスタが有った。松下汎用 2SA564-S だ。鈴商で 100 個袋入りで売られていたものだ。値段は安くなっている。抵抗のジャンク袋もあった。誤差 10% のソリッド抵抗が入っている。若い人だとソリッド抵抗の実物を見たことが無い人もいるかもしれない。自分も誤差 10% 品はあまり見なかった。経年変化して、規格より高抵抗化してしまったソリッド抵抗を持っている。その構造からして、経年変化(あるいは故障)しやすい。高周波特性が良いという利点もある。使うときは測定して値を確かめる必要が有る。UPS の新古品があった。ASE10S1 だ。調べてみるとデータセンタ向け UPS らしい。家庭に置くとファンがうるさい可能性がある。集電ユニットと呼んでいる並列運転用 AC IN/OUT 集約装置が必須?鈴商に有った他の安売り袋入りトランジスタはどこに行ったのかなぁ。インフルエンザで行っていない時期に無くなった?
2016.03.19
コメント(0)
秋月秋葉原店に色々と新しい部品が入っていた。web ページでも新入荷品でソートすれば見つかるものだ。トランジスタ 8550SL/8050SL は 2SA950/2SC2120 置き換え目的?端子配置も ECB だ。サーミスタ類も増えた。オーブンや CPU クーラーの自動制御とか、電子百葉箱向けかなぁ。Si5351A は無線向け VFO としても使える PLL として売り出し?秋月のページにも周波数計算式が書いてある。Silicon Labs が出している Application Note を見たほうが分かりやすい。Si5351A データシートSi5351A Application Note: Manually Generating an Si5351 Register Map -- AN619東芝トランジスタはアッサリと代替されていくなぁ。
2016.02.07
コメント(0)
2016.2.7 追記 2 個パック品がディスコンで、ばら売りは継続だと確認した。秋月のページを見ていたら NJM386BD にディスコンマークが付いていた。いつからなんだろう? LM386N-1 にディスコンマークは付いていないので LM386 はまだ安泰だ。新日本無線 保守品 と 新日本無線 廃品種のページに NJM386 は無い。ラストオーダー予告が有ったのだろうか?TDA2822M の互換品に変わっていくのかなぁ。それとも Class D 押しになるのか。TDA2822M 系はどうもホワイトノイズが多くて。Class D は出力が帰還ループ外の場合が多い。スピーカー、イヤホン、ヘッドホンの振動板が震えっぱなしというか、響くような低い音は出ないし、高音の繊細さ(位相による奥行きとか、透明感とか)が無いし(自分が知らない中にもっと良いものは有るのかも)。そのうち LM386 の音をディスクリートで求めるようになる?ディスクリートだと音が綺麗すぎるからなぁ。
2016.02.06
コメント(0)
2016.04.20 リンク追加: 鳴らない原因調査の日記秋月八潮店にあった磁石取りスピーカーの修理を試みている最中にコーンに熱を加えてしまった。1 個分解してみることにした。マスキングテープで防護措置をしていた。テープをコテ先で強く熱し、コーンまで変形させてしまった。スピーカーを構成する部品を書きだす。プラスチック(PET だろうか?)のコーン、それに付いたボイスコイル、黒い厚紙リング、金属板から打ち出したフレーム、端子ハトメ x 2、端子台、端子台固定ハトメ、磁石、磁石延長コイン形状鉄板、接着剤 2 種?磁石は接着剤で固定されている。マイナスドライバーでこじれば簡単に剥がれる程度だ。どうしても取りにくければ、磁化を失わない程度に温めるのもいいかもしれない。磁石をフレームから剥がすとき、マイナスドライバーでこじったら、2 枚のコイン状の板にずれて分かれた。「え?磁石 2 枚使い?」考えられない構成だと思って、手前側(フレームから離れた方)の板を取り出した。フレームに付かない。手前側は鉄板(良質な強磁性体になるよう成分調整や加工が有るかもしれない)だ。バリが有るので縁で手を怪我しないように要注意だ。奥側は強力な磁石だった。冷蔵庫に直接付けてしまうと、剥がすのに苦労する。レアアースを使用した磁石?必要資源量を減らすため、鉄板で延長したのだろうか?音質を気にする様なスピーカーでは無さそうなので、磁界が多少不均一になっても安ければ良しとしたのだろう。4 個買ったうちの残り 3 個はどうする。
2016.02.01
コメント(0)
久しぶりに秋葉原に出てみた。マルツにあった MAXIM チップ詰め合わせ 200 円がまだ残っていたので買ってみる。DAC か Charge Pump 辺りを一番先に使うだろう。裏にも 28 PIN DIP ソケットが付いている。秋月の 3,000円 お楽しみ袋はまだ残っている。千石のジャンク袋も見てみる。ギッシリとフェライトビーズが詰まっている。中に目を閉じたお人形さんが埋まっている。フェライトビーズはこの袋だけいっぱい入っていた。「どうするのだ?」フェライトビーズをどうやっていっぱい使う?
2016.01.31
コメント(0)
中古機器のテイクオフ医療・分析機器店(江東店)へ久しぶりに行ってみた。店舗というより倉庫だ。元医療機器店(倉庫)の方に集約されていた。テイクオフ 医療・分析機器店(江東店) の場所2 箇所に分かれてた店舗(倉庫)のうち一つはお菓子工場に変わっていた。しっとりとした甘い匂いからすると、おまんじゅうの様な和菓子?下町の工場や倉庫も入れ替わりが頻繁なのだろうか?測定器は 3 階にある。上がる途中 2 階に並んでいる医療機器がちらりと見える。こういった倉庫でみると、医療機器も工作機械の様に見えてしまう。フロアに入ってみると倉庫の片隅に場を設けて修理・解体が行われていた。何の化学薬品が扱われていたか分からないようなドラフトチャンバーや顕微鏡も並んでいる。一周してみると放送機材も多い(くたびれ感や操作パネルからするとアナログ機材が多いかも)。少し気になった機材の画像をいくつか。低周波発振器 3,000 円、今時は DDS なのかもしれない。それでもアナログ回路で発生させた滑らかな正弦波は良いよなぁ。AG-203 Schematic で回路図を探してみるとあのダイヤル部分はバリコンなんだ。トラッキング電源、オペアンプの電源として欲しいと思うことがある。値札が無いので交渉次第か、動作確認前か。重いよねぇ。まだ暫くはスイッチング AC アダプタ改造の電源で我慢かなぁ。なんだな、解体で積み上がったジャンクについつい目が行ってしまう。
2016.01.26
コメント(0)
秋月電子 八潮店 周辺に変化が有った。ひとつは八潮 PA の徒歩出入りが禁止になった。日記に書いている人がいた H25(2013).5.29 からとのこと。ポスターが 4 枚も貼られている。余程入られるのが嫌なのか。扉のレバーに手を掛けると開く、奥には外から来た人用に見せるためと思われる案内ボードもある。八潮駅 商業施設 FRESPO 八潮につくばエクスプレスの格安乗車券販売機(リンク先の 5, 6 の間 証明写真 の位置)が設置されていた。おそらく回数券のばら売りだと思われる。使用期限が有るので、頻繁に用がない限りは帰りのみ使用ということになりそうだ。ややこしいのは、土曜休日、時差(平日 10-16 時)、普通(いつでも使用可) の利用区分が有ることだ。秋月八潮店目的ならば 土曜休日 を多く使うはず。気のまぐれで金曜日に行った場合は要注意だ。一応どれも IC カード使用時よりも安く設定されている。南口バスターミナルも整備された。八潮駅バスターミナル配置図に有る通り、使いやすくなったと思う。整備前は随分と不便だったように記憶している。色々と寄り道をしていたら、出発時刻が 16:00 になった。既に頬に雨が当たり始めていた。寒い。南下を始める。目前の黒い雲の下だ。どんなに急いでも自宅まで 1 時間掛かる。人生も黒雲の下に突っ込む?
2016.01.23
コメント(0)
今週も秋月八潮店に行く。先週見つけたジャンク袋は全て売り切れだった。店外、店内とも無い。ジャンクパーツワゴンを見てみたら、1S1588 が 200 本 500 円で売っていた。オーディオやエフェクタ関係ではまだ需要が有るのかな。スイッチング・ダイオードを 50 ~ 100 本くらいでまとめ買いを始めたころには 1S2076A が幅を利かせていた。今のストック品は 1N4148 になった。海外製品だ。趣味の電子工作で覚えているスイッチング・ダイオードは 1S953, 1S1555, 1S1585, 1S1588, 1S2076A, 1N4148 だ。何か違いは有るのかもしれない。データシート上の仕様は確かに違う。その違いを大きく認識したことはなく今に至る。というわけで手を出さず。八潮店は毎週ちょっとした変化が有るようだ。
2016.01.23
コメント(0)
動作テストの記録スピカーを分解した記録秋月八潮店に有った磁石取り用 20 円スピーカーが鳴らない(鳴らなくなってしまった)原因を調べてみた。4 個とも茶色の線が取り付けてある (-) 側端子でボイスコイルから伸びる単線(UEW か PEW 線)が切れていた。端子に力を加えるときに切れたか?もう一方の (+) 端子側は同様に端子に力を加えても切れることはなかった。4 個とも (-) 側というのは偶然だろうか?傾向的な問題の可能性を感じる。(-) 側に構造か工程の問題があるのかも。前の日記の画像に有るように、端子とボイスコイルの位置関係は線対称になっていない。(-) 側の方が単線の引き出し長が短い。振動時に発生する単線の曲げ角に差が有るか、工程で線にかかる引っ張りや曲げに差が有るか。さて、どうやって修理しよう。ピンセットで線を弄ってみても、端子に届かない。そもそも、端子の裏側にピンセットは殆ど入らない。
2016.01.22
コメント(0)
2016.1.23 追記: 鳴らない原因調査2016.4.20 追記: スピカーを分解した日記秋月八潮店で「磁石取り用」として 1 個 20 円でスピーカーが売られていた。説明が書かれた POP には「鳴らないものが有るため」とのこと。製造工程で不合格になったか、出所が怪しいか。4 個買ってみた。うち 2 個はある程度度鳴っていた。テスターの抵抗レンジでスピーカー裏の端子に触れた時にカリカリ音が出た。何か変だった。テスターで触れてもカリカリ音が出ないこともあった。残りの 2 個はテスターで触れてもカリカリ音が出ず。カリカリ音が出た 2 個を発振器出力につないでみた。不正確で申し訳ないが 100~200Hz の正弦波, 実効値 2.5V 位で駆動した。過入力だ。0.3W 定格に対して 0.78W 入力した。これがトドメだったか。ブーンと鳴り続けるはずなのに鳴らないか、鳴りだしても「バリバリ」「ブツブツ」音が混じる。ジャンパ・コードの接触が悪いせいなのか?「何か変だなー」と思いつつ、コードのクリップの噛み方を変えてみたけれど様子は変わらず。元々付いているコード先のコネクタと発振器を接続しても同様だった。鳴らない、「バリバリ」「ブツブツ」音が入る。鳴らない時に、スピーカーの端子にテスタを当てると鳴りだす事が有った。10 分くらい色々やっているうちに、どのスピーカーからも音が出なくなった。単線のコイルの線をそまま端子に繋いでいるのが良くないのだろうか。振動で揺れて切れてしまった? 紙コーンのスピーカーだと、コーンから端子までは撚り線に変えてある。切れにくい。プラスチック・コーンだと、コーン面で半田付けのような接続は無理なのか。スピーカーに対して過入力はしないようにする。端子接続を見て振動に強そうか見る。今回の反省点だ。それで、磁石取りはできるのだろうか。それとも、端子のはんだ付けを直す?多分はんだ付けし直しの時にプラスチック・コーンに穴をあけてしまった後だ。
2016.01.19
コメント(0)
2010/7 購入して 2014/5 に点かなくなった LED 電球 NEC LDA8L を分解することにした。使用状況は風呂場の密閉灯具の中だ。製品の説明では使用禁止されていないように読める。放熱の観点から望ましい使い方ではないと思える。設計寿命 40,000 時間に対して、はるかに短い時間で不点灯になってしまった。仕事が忙しく、分解に着手できずに 1 年半 放置していた。一応お約束事を書いておく。・本記事は分解を推奨する訳ではありません。・分解作業で怪我をすることもあります。注意と保護措置を十分に講じること、作業に無理が有れば中止すること。・分解した、あるいは分解を試みた製品を再び使うことは危険なので絶対にしない。・この分解記事が正しい、あるいは現状に即していることは保証しません。・本文に関連してメーカーあるいは販売元など関係する各方面に問い合わせることは遠慮してください。プラスチック・カバーを取る作業から始める。破片が飛び散った場合に備え、目をゴーグルなどで保護する。アルミの筺体のエッジは鋭いので手を切る可能性がある。手を手袋で保護する。水道用のレンチ(器具を傷つけないように噛むところがプラスチックになっている)でカバーの周囲を締めていく。360 度全周を締める。分解した LDA8L のカバーはプラスチック製だった。ガラス製だったり、かたい場合は飛び散る可能性があるので中止すること。360 度回すように締めるのは、下の画像のようにカバー全周に塗布された接着剤を剥がすためだ。カバーに爪のようなものも確認した。接合強度の殆どは接着剤によるものだ。接着剤が剥がれればカバーは軽く外れる。LED を乗せた基板はアルミ製だ。さらに分解するには半田ごてで配線を外す。白線が LED の Anode、黄色線が LED の Cathode へ繋がる。アルミ基板の裏にはシリコングリスと思われるものが塗られている。ここからは、汚れては困るものは外し、あるいは汚した場合は、洗濯を別にするか廃棄できるものを着用し作業する。色々と汚すと困るので、シリコングリスを拭いたほうが良いだろう。拭きとる場合は LED の黄色い部分に力を加えてはいけない。黄色い部分は柔らかく、強く押してしまうとポンディングワイヤーを切ってしまう可能性がある。内部の基板にも油(絶縁油?)グリスが掛けられている箇所が有る。口金部部に頭を突っ込んでいるコンデンサ部分だ。拭きとる準備が有ったほうが良い。自分は配線を丁寧に外さず千切ってしまった。画像は写るはずの配線が写っていない。ほぼ分解が済むと次の様になる。この状態なら廃棄する時に、ゴミ分別も迷わないのだけど...出てきた基板を撮影した。下の画像は差し込み部品面だ。2 次側の黒い熱収縮チューブを被った電解コンデンサは、内側に折り込まれていたのを外側に開いてある。しいて言えば、口金部分と基板を接続する配線は 2 重絶縁線の方が良かったか。電球形状の中に詰め込まれ、外部と接触する端子は口金しかないので、絶縁設計や保護設計は振動などによる配線切れ、擦り剥け接触、部品寿命や不良に対して十分であれば良いという意図が有りそうだ。次の画像は表面実装部品側を撮影したものだ。表面実装側にも 2 次側コンデンサが取り付けられている。はんだ付け工程が多いのだろうか? 2 次側に積層セラミックコンデンサ用と思われる空きパターンが目立つ。電解コンデンサではなく、積層セラミックコンデンサで平滑しようとしたのか?左下のシリコンゴムで充填した下に主制御 IC iW3620 が隠れている。iW3620 EBC889 検索するとリファレンス・デザインが見つかる。シリコンゴムで充填したのは、放熱のため?故障時に端子間放電を始め、発煙してしまうのを防ぐため?単に型番隠し?シリコンゴムと電解コンデンサに掛けられたチューブを剥がして撮影する。3 つの電界コンデンサは周囲温度 125 ℃対応品だった。nichicon BT シリーズのデータシートから、LED 電球基板の周囲温度は 90 ℃ 程度かそれ以下を想定しているのだろう。リファレンス設計を参考に回路を追ってみた。積層セラミックコンデンサの容量など基板から部品を剥がさないと定数を推測できない部品は全て未調査だ。NEC LDA8L LED 電球回路図 PDF NEC LDA8L LED 電球回路図 BSch3Vおおむねリファレンス設計の通りだ。・1 次側コンデンサ C2, C3 の周囲は簡略化して有った。・スイッチングトランジスタ Q1 ドライブ回路も簡略化。・初期起動回路は、何か問題を見つけたのだろうか? iW3620 の VIN に起動用電源を供給している。・スイッチングトランジスタ Q1 の Gate にプルダウンが入っている。iW3620 が open 状態で故障しても安全側に倒れる工夫だろう。うーん、部品が多いなと思う。・1 次側平滑コンデンサ C2, C3 で 2 個なのはスペースの都合?・iW3620 の内部はデジタル制御だ。なので Vsense, Isense 端子も ADC 入力に出来なかったのだろうか?サンプリング周波数が高くなりすぎるので断念?サンプリング周波数を高くできれば、メイントランスやその他の回路の周波数特性、瞬時的な期間で現れるスペクトルからフィルタコンデンサ C5, C7 は省略できないだろうか?・AC 入力ラインのコイル L1, L2 と並列に入っている抵抗 R1, R2 も削減できないだろうか?スイッチ off 時の高圧パルス発生防止?AC input コンデンサ C1 で十分ではなかったのか?・1 次 - 2 次間のコンデンサ C9 は本当に必要?ノイズ低減?カバー割れの時に感電の原因になりそうだ。こういうデジタル・アナログ混在で高圧回路内で使用する IC は日本で設計できなくなっているのかなぁ。2016.01.19 追記 探してみると日本メーカーから LED 照明駆動用 IC が出ていることが分かった。やっぱり部品削減は進んでいる。
2016.01.18
コメント(0)
秋月電子 秋葉原店にもお楽しみ袋が出ていた。こちらは 3,000 円だ。普段秋月では扱っていないようなトランジスタも入っていたので、店頭価格換算は難しい。熱伝導テープ(シール) 62mm x 62mm のほうが納得感があるかも。多分長期在庫品だと思う。ほぼ同じ品が 220 円で出ている。ヒートシンク貼り付けは既製品でも、「ちょっと熱いなぁ」と思う時にはするので、買った後使う場面も多いだろう。通り一つ奥のマルツにひっそりと MAXIM チップの詰め合わせが出ていたなぁ。MAX148(10bit ADC, 133ks/s), MAX548(2ch, 8bit DAC, 4us), MAX660(charge-pump x2 or INV), MAX4169(4ch, R2R I/O, 80mA output, GBW=5MHz, Vin_offset=250uV) DIP パッケージなので扱いやいすだろう。
2016.01.16
コメント(0)
全737件 (737件中 201-250件目)