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2013.09.13
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ラベンナの郊外の聖堂


            イタリア、ラベンナの郊外の聖堂





         横田英の”富岡日記”の内容



  横田英の富岡日記を読んで感じることは、日記の形式でなく国営富岡製糸場および長野県の六工社(松代)~横田英が技術指導~で勤務したときの印象に残ることごとを後年まとめて要約した形式でした。(回想は約30年の後に書かれた。)多分、日記のように日々の出来事を書き連ねていれば、大きなとらえ方ができず、物事の本質を浮かび上がらせることは書けないと思う。




  横田英の書き方は後年に記したためか、事件の本質を捉え、うわべのことを省略した記述になっている。もちろん明治の初期の世情、社会がまだ江戸時代の雰囲気を残しているので、すべてが明治の新しい世の中ではない。古くからの長野県の考えや、封建的な思考も横田英の考えに出てくる。それは明治初期に生きた生身の人間として、当時の世間の考えを正直にそのまま書いている点でも、好意的にとらえられる。10代始めから繊維産業に入り、多くの経験を積み重ねて行った横田英の人生観、処世術がみられる。




  横田英の富岡日記の中で特に見られるのは、父親が武士で武家としての誇りを貫きたいという横田英の気持ちや父母への孝行や神仏への硬い信仰心により多くの難問に当たる考えが、強く文章にあらわれている。現代の考えからは遥かに異なった精神性を強く持った横田英という明治の一女性の強さを感じた。






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最終更新日  2013.09.13 06:10:50
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