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今日は素晴らしいフラメンコに立ち会えた。フラメンコに限らず 人でも町でも音楽でも文化でも、出逢いはいつどこで起こるのかは判らない、脚色のない、その人間自身を映し出す純粋なフラメンコ・・・自分勝手なものさしや一定の価値観で人の真実を語るのが不可能なように、またフラメンコを語ることも困難だと僕は思っている、本人の意志とは別のところから、その人自身が現れて更に化学反応を起こしてしまうのだから・・そんなフラメンコに出会ったとき 日常の知性と思考は停止して細胞全体がフラメンコを感じ始める、そしてその感覚が会場全体で共有されたときに調和の世界が生まれる・・・そんな大事な瞬間に出逢えたこと グラナダ時代からいつもお世話になっている高橋英子はじめ出演者その他皆さんに心から感謝したい。出演していたギタリストのエミリオ(僕のグラナダ在住時の師)が帰り際に上機嫌で僕にこう言った「今日は 魔法が降りたね・・・」とそんな言葉に思わず頷きたくなってしまった。
2013.03.31
先日 友人にドライブというものに連れて行ってもらった。霧の奥多摩 特に霧の日を狙ったわけではなく たまたま霧だったのです、車を手放して もうかれこれ10年以上が経つ・・。それにしても 他者の運転でのんびりドライブを楽しんだのはいつ以来なのだろうか・・・ 車内で音楽も聞けるし、他者に邪魔されずにゆっくり話もできるし、またその友人も運転が好きな様子なのでかなり リラックスさせていただいた。また いつか車を持つ日が来るかな・・・でも 最近の車を見てると全部似ている(均一化・・・)昔の個性はどこへ行ってしまったのだろうか、これは車だけの話ではないですね・・・きっと今日は スペイン・グラナダから来日している歌い手のクラスの伴奏に行ってきました。久しぶりに彼女の歌を聞いて、やっぱりフラメンコはいいな・・・と思う。全てが自然なので 本当に気持ちが良いカンテ(唄)がコンパス(リズム)を生み出す感じ・・・(コンパス)リズムは丸い!!
2013.03.27
先日 縁あって「現代邦楽」のコンサートに行ってきました。何と小学校の同級生が「箏」の奏者のです!邦楽器の音について 正直に告白すると僕はほとんど知らないと言ったほうが正しいかもしれない・・・もちろん 笛の音も太鼓の音も三味線の音も今まで聞いた事がないわけではないし、いくつかの楽器とは共演したこともあるのですが、聴衆として邦楽器のみによる純粋な音に向き合ったのは初めての経験かもしれません、いやはや これが素敵な音でした・・・日本の風土に密着した自然界の音が聴こえてくる・・とでも言えばいいのでしょうか・・音響そのものが 自然に入ってくるのですね、例えば 僕だけなのか日本人全般がそうなのかは何とも言えませんが、秋の虫の音だったり 風が木々をゆする音だったり 水のせせらぎの音だったり、風鈴の音だったり そういう音って 特に生活の邪魔にならないし、普通に睡眠だって出来てしまう・・・そういうものを想起させられる種類のものでした・・異国の音楽をやってきている事で少々過剰な反応なのか否か何ともいえませんが これからも ちょっといろいろ聞きにいきたいと思います。
2013.03.10
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