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お金がないと人はお金のことしか考えなくなるようで…。今、相当ひもじいです。ひもじいはずなのに、2mもあるエレクターを買ってしまう…。いや狭い部屋(4.5畳)を有効利用しようと思ったら、もう縦に物を積み上げるしかないじゃないですか! あとは窓の下に背の低いチェストが欲しい…。これでも禁欲してるんですけどね。本やCDは全然買って無いもの。欲しいCDはいっぱいあるんだけどさ。CD買う金があったら映画観る生活だからなあ…。今は『ソウ』が観たいけど、これ調べてみたら公開期間が恐ろしく短くないかい? 悩むところだ…。あとはあれだ…一応『キャットウーマン』をチェックしなければ…。でも誰も一緒に行ってくれないだろうな…はぁ…。ところで高円寺の飲み屋から漂ってくる焼き鳥の匂いをどうにかしてくれませんか…? あれほとんど苛めです。ビールが殺人的に飲みたくなってしまうじゃないかあっ!! 半分涙目になりながら乏しい財布から札を抜き出しビール購入。そんなことはともかく最近観た映画(といいつつ全部レンタル)。『アイデンティティー』ほとんど反則なオチ。しかも途中でバレバレ。でもオチをばらした後も、しっかり納得のいく結末をつけていたりするので最後まで楽しめました。面白いと思うな。でもダメな人はダメでしょう・・・。『17歳のカルテ』ウィノナ・ライダー目当てで借りたら、共演の若き日のアンジェリーナ・ジョリーの魅力にぶっ飛んでしまいました。『トゥームレイダー』の時と全然雰囲気違う。かっこいい。映画はいわゆる精神病院物。でも『カッコーの巣の上で』とか『レナードの朝』とかに較べると、患者とか病院の管理とかの描き方はソフト。普通の青春ドラマとして観るのが正しいと思う。ともかくアンジェリーナ・ジョリーの素晴らしさに尽きる。『セシル・B・シネマ・ウォーズ』ええと…ジョン・ウォーターズ。アングラ映画による映画テロ…。ハリウッドのメジャーに対する復讐心だけで出来てるような作品ですが、エンターテイメントとしてちゃんと面白い。ハリウッドの女優を誘拐して、自分達のアングラ映画に出演させるという話。業界人とかぶっ殺しまくってます。
Oct 31, 2004
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だいぶ前に買ったんだけど、ようやく読んだ戸梶圭太の新作。「日本国民は満十五歳以上になれば何人も自由意思によって、国が定めたところの施設において適切な方法により自殺することを許される。但し、服役者、裁判継続中の者、判断力のない者は除外される。」という自殺自由法が制定された社会に生きる人達の物語をモザイク的に羅列した作品です。まあ目新しい発想ではないとは思う。昔、オーウェルだかディックだかバラードだかル・グインだかのSFで、こういう自殺施設の話を読んだような記憶があるし、『完全自殺マニュアル』をリアルタイムで通過した世代にとっては、何もいまさら…という気がしなくもない。しかし、この作品自体は、別に「自殺」云々に思想や主張を込めてはいない。とても即物的な印象を受ける。戸梶圭太の発明したレッテルに「激安人間」というのがある。新聞の三面記事を彩るような、あまりに無意味で無価値で無節操な出来事の当事者たち、生きていても何の役にも立たず、いてもいなくても同じような馬鹿ども。「激安人間」によって作られる「激安文化」に毒された「激安国家」日本の現状…まったく正鵠を射る表現だと思う。そして、この『自殺自由法』という作品は、そういう「激安人間」は死んじまえ。目障りだから死ね死ね死ね死ねボケが! ということのみを吐き捨てただけの小説なのだ…と思いました。最高です。今一番読み応えのある小説家だと思います。
Oct 29, 2004
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最近観た映画…『インファナル・アフェア』面白い。主人公二人の女性関係をもっと深く描いていたら、もっと面白かったと思う。でも、これ確か3部作だったはずなので、続編のテーマはそこらへんになるのかも…『ドグマ』テレビでやってた。ケビン・スミスの宗教パロディ映画。ミサにロックコンサートなみの集客を狙って、とあるカトリック教会が大胆な路線変更! 「来るだけですべての罪が許されまーす」と1秒も考えない発言をしちゃったから、さあ大変。それを聞いた追放された天使が、天国へ戻るために、その教会を目指す。神の許しもなく二人の天使が天国へ戻ることに成功したら、神の矛盾が生じ、この世のすべての存在は消滅してしまう。それを阻止するために選ばれた救世主は、中絶医の女性。さすがは異端児ケビン・スミスというか何というか…ご存知の通り、キリスト教右派が幅をきかしているアメリカでは「中絶問題」というのは、「人種差別」とか「同性愛」とかと同じように、選挙での争点のひとつ。世界を救うのに神に選ばれたのが中絶医という点が、すでに風刺というか、ブラックな笑いを生みます。ところで、この映画、カナダの歌姫アラニス・モリセットが、なんと「神」役で出演してます。しかもミニスカートで飛び跳ねたり、逆立ちしたりする狂った演技。いいもん観た。結局、「宗教」は糞だが、「神」は素晴らしいし、「信仰」とは「理想」であり、それを信じるというラストは素直に感動しました。サイレント・ボブも大活躍します。名作なり。『ザ・コンヴェント』おそろしく安いゾンビ映画。冒頭、女子高生が教会に乗りこんでショットガンぶっ放すシーンと、チアガールが顔の皮剥がされてチアダンス踊るシーンだけが良かった。『さらば冬のかもめ』言わずと知れたアメリカン・ニューシネマの名作。ハル・アシュビーの代表作であり、ジャック・ニコルソンの名演が心に染みる傑作。ジャック・ニコルソンの出てるアメリカン・ニューシネマにはずれなし。『シルミド』公開時観れなかった映画。やっとレンタルで観た。予想通りの傑作。すごい。男泣き。ちょっと前まで、韓国という国は軍事独裁国家だったのだよね。今や、韓流とかいってヨン様がどうとか騒いでるような軟弱な国に成り下がってしまったのだろうか…? 『冬ソナ』とか言って色めきたってる婦女子はキムチ食う資格無し! しかし『シュリ』とか『JSA』とか南北問題抱えた韓国映画は本当に面白い。…でも『殺人の追憶』観た時も戦慄したものだから、韓国の映画はこれからとんでもないことになりそうな予感が…『スキャンダル』? 無視無視!『グッドフェローズ』スコセッシの代表作。当時アメリカ史上最大の強奪事件と言われたルフトハンザ航空現金強奪事件をベースにしたマフィア映画。なんでもこの映画の中でジョー・ペシは246回も「ファック」と叫んだらしい…それでアカデミー助演男優賞を取ったというんだから、たいしたもんだ。『ヒート』これは良い! デニーロとパチーノの対決。市街での銃撃戦にしびれる。二大俳優の演技合戦の様相を帯びていた前半が一転、もはや二人とも素としか思えなくなる。二人とも同じような映画に腐るほど出てるから、やりやすかったんだろうね。
Oct 26, 2004
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「地獄が戦えと言うとるんやあっ!!」今年前半、ストレスのあまりずたぼろの精神状態だった僕は毎日頭の中で阿鼻叫喚の曼荼羅を描いていた。しかし、それでは「底辺の人」になってしまうと危機感を抱き、「みんな死ね」とか「ファック」とか「テロ万歳」とか考えるのは止めようと思ったのでした。そして仕事も辞め、やっと自由を手にした今、僕は健全な未来を夢想する心優しき人徳者の道を歩む……はずだった。しかし、そんな考えがいっぺんに吹き飛んでしまった。アナーキー! マーダラー! レヴォリューション! 殺せ壊せ全員死刑! …なんの話かって? 『ソドムの市』だよ!『ソドムの市』と言ってもパゾリーニの映画ではなく、『リング』とか『発狂する唇』とかの脚本書いた高橋洋さんの自主映画チックな作品です。これマジすごいよ! 前世の因縁に呪われた主人公ソドム市郎は少年時代から、缶蹴りで友達を殺しちゃったり(缶を蹴ったらギザギザの部分が友達の額にぶっささる!)、その葬式で逆上したその子のお母さんともみ合ってるうちに倒れこみお母さんまで死なせちゃう(例の缶の上にお母さんが倒れる!)という不幸の人。そんなソドム君は将来が不安になる。「僕子供なのにいっぱい人殺しちゃった。まだ子供だから許してもらってるけど、こんなんで将来大丈夫なのかな? 結婚とかできるんだろうか?」すると妹が答えて曰く「あたしがお兄ちゃんと結婚してあげる」。しかし、成長したソドム君は無事結婚。ところが兄を恋い慕う妹(名前はキャサリン!)は、結婚式に飲み物に毒物混入! かんぱーい。突然、血を吐く花嫁。呆然とするソドムは突然失明! 「目が見えないー」。すると地中から仕込杖が出てくる! 「どうしたのお兄ちゃん」とかけよる妹を仕込杖を抜き放ちばっさり斬る(座頭市ですね)。そしてソドムの市の憎しみの旅は始るのであった。というのがオープニングなのですが、このテンションが衰えるどころか、ますますヒートアップして、ソドム軍団が全世界を混乱の渦に巻き込み、ラスト「地獄が戦えと言うとるんやあっ!」の叫びとともに、延々と大殺戮を繰り広げるという、心に闇を抱え込んでるやさぐれどもなら号泣必死の大感動スペクタルなのです!! 妹の死体を入れた棺桶を引きづり荒野を歩くソドム(はい! 世紀の名作『続・荒野の用心棒』のジャンゴですね!)とか、ソドム軍団がばらまいた偽札でインフレになって、かけそば一杯200万円も食べれない家族が逆切れして蕎麦屋の客を皆殺しにしたりとか、いちいちグっとくるシーンが満載。まさか集団で殺しあうだけのシーンを観て泣けてくるとは思わなかった。しかし、あの時の涙こそは真実だと思うのです。いつも心に憎しみを! ヴィバ・ヘイト! 10年に1度の傑作です。
Oct 20, 2004
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生まれて初めて職安に行ってきた。新宿のエルタワーの23階というチャライ空間(ほんと「空間」って感じなのね)に大量の失業者の群れがいるわいるわ。掃いて捨てるほど。老若男女。でも想像してたより、ずっと小奇麗な人々。なんか銀行みたい。不況って言っても切迫感は感じなかったけど。まあ、こんなもんかね…。帰り家具を物色。買うつもりはハナからないけど、金に余裕が出来たら欲しいなと思ってる背の高いエレクターと小さなチェストを見る。高い…。気の向くまま店内をさまよう。中野の図書館でカードを作る。何か借りようかな…と思って、棚の端から端まで丹念に覗き歩く。でも借りたいものがない…読書欲がこの3年半の労働生活によって失われてしまった事実を痛感する。CDは少ししか置いてない。どうやら中野区の図書館は、思ってたより充実はしてないようだ。でも! しかし! ビデオの貸し出しもしていて、これがなかなかの品揃え! とりあえず『さらば冬のかもめ』を借りる。古本屋に立ち寄ってしまう。なぜか漫画が読みたくて読みたくて仕方がなくなる時ってあるよね。そんなわけで、『銀河鉄道999』を買う。CDも置いていたので、ちらっと見てみるとフェミ・クティの新作を発見。新作出てたことすら知らなかったけど、ライブ盤のようだ。「これは絶対すごい!」と心の声が頭に響き渡る。その声に抗しきれずに手に取ってレジに並んでしまう。はあ…。家路を辿る途中、スーパーに入る。酒のつまみを買おうと、店内を歩き回るが、急に何もかも高価なものに見えてきてたじろいでしまう。怖い。200円以上の惣菜すら恐れ多くて手を出せない! 結局、何も買えずに、悲しみに暮れながら店を後にする。ぐすん…。部屋に辿りつくと、明日がゴミの日だと気づく。ぐるりと部屋を見渡すと、この部屋の中にあるものすべてがゴミのような気がしてくる。「だめだ…音楽でもかけて気持を上向けよう」と考え、CDを探す。…10分経過。聴きたいCDがない。そんなはずはないはずだと引越し以来、紐解いてないCD詰め込んだ箱を開ける。ない! ない! しょうがないので目を閉じて適当に掴んだCDを聴こうと思ってみる。スロッビング・グリッスル…こりゃひどい…あんまりだ…。まるで神様に苛められている気がしてくる。でも「これは試練なのだ」とターンテーブルに突っ込む。『20 JAZZ FUNK GREATS』。自殺の名所でメンバー4人が60年代アイドルみたいに微笑む有名なジャケットを見つめながら、缶ビールを飲む。明るさの欠片もない音楽だ…。でも良い。かっこいい…。あれ酔ってきたのかな…? 気持良くなってきた。そんな一日。完璧だ。今日も僕は絶好調なり! な?
Oct 15, 2004
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ビバ! まずはビバ! ケイト・ベッキンセールの次回作は『アンダーワールド2』! 来たー! 待ってるよ!!ひょっとすると世間はヴァンパイア・ブーム? …なのかもしれないと思い、かねてから観たいと思っていた『ブレイド』シリーズを観た。ああっ…かっこいい! 以上おしまい。むずかしい批評とかいらないわけですよ。ショットガンぶっ放し、二挺拳銃乱射、カンフーキック、そして極めつけ日本刀での立ちまわり。ウェズリー・スナイプスは、スパイク・リーとかの映画よりも、こっちの方が断然良いね。ブラザー魂が燃えたぎってるよ。とか思ったら、この映画の製作ってウェズリー・スナイプス本人なのだね…。最高。
Oct 13, 2004
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はいはい! というわけで今、新居にいます。東京は高円寺。箱根の部屋は一人身だというのに2Kの広い部屋だったんだけど、今は貧乏青年に似つかわしい四畳半ほどの狭さ。しかし! 「高円寺の四畳半」という言葉の響きに、僕は陶然としております。最高! 引越し作業も終わり、とりあえず持ってきた大量の本を無理矢理、本棚に詰め込み、CDはダンボール箱に入れたまま積み上げて、何とか寝るスペースを確保したところで、夕方の街を散策してみる。わお! 腐るほど古着屋と雑貨屋と古本屋とレコード屋があるぅ!! 感動のあまり足取りが自然とスキップを踏みそうになるよ! おしむらくは普通のCD屋がないことくらい。さっそくツタヤの会員カードを作る。まっさきにすることが、そんなことというのが、ちょっとみみっちいが、まあ良い。憧れだったんだもん。これからは箱根で出来なかったことをガンガンやってやる。部屋も変な装飾でゴテゴテにしてやる。ああ楽しみだ。
Oct 4, 2004
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3年半を過ごした箱根の部屋を明日、引き払います。引っ越します。空っぽの部屋で一人膝を抱えて、一日中テレビを見ていました。寂しい…。なんだかとても寂しいのです。朝から降り続く雨が僕を感傷的にさせる。溜息をひとつ。煙草に火をつけて、深く吸う。さようならさようならさようなら。明日からは東京で、僕は寒風に吹かれ、貧乏に苦しみながら、職を探し、ひっそりと芥川賞を狙うことでしょう。ところでこの前、村上春樹の『アフターダーク』を読みました。さて村上春樹を読むということは、作家志望者としてはとても危険な行為なのだと思う。というか恥ずかしいよね、やっぱり。これを買う時も、つい一緒に戸梶圭太の『自殺自由法』を買って、つい見栄をはってしまいました。感想。なんか良く分からない。まず人称が変だ。まっさきに思い出すのはヌーヴォーロマンとかアンチロマンの手法だけど、わざわざそんな技法を使う意味があるのかどうかが疑問。正直、「我々」とか「視点」とかいう言い方で読者の視界を共有しようと思っても、できないよ。しかし、僕も適当に流し読みしただけだし、小説なんて久しぶりに読んだので、いまいち読解力に自信がないので、これ以上は分かりません。でもまあ、『海辺のカフカ』よりは良かったと思う。
Oct 3, 2004
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