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先日、親しくしてくれている職場のパートさんにグッピーを数匹譲って頂いた。なんでも自宅で繁殖したそうで、「養殖グッピー」である。熱帯魚といえば、温度調節など、やたら神経と金を使う生き物であるという程度の認識しかなかったが、これを機会に研究してみようと思う。さてこの「養殖グッピー」、野生で繁殖したそうで、とても強い。どのように強いかと言えば、パートさんの自宅から職場までの搬送2時間プラスチックの容器に入れられ、密封、空気も無しである。が、一人の脱落者も出すことなく、元気に泳ぎ回っていた。朝一番でグッピーを受け取ったものの、僕はあと12時間店に拘束される。グッピーは大丈夫だろうか。その日はもちろん仕事なんか手に付かず、ソワソワとただ退勤時間を待つだけの、でくのぼうアルバイトに成り下がっていた。調理場の片隅に置かれたグッピーは、当然他の従業員の注目を浴びかき揚げにしようだの踊り食いをしようだのすっかり食材とカンチガイされる始末。僕はますます仕事が手に付かず、グッピーのことばかり気になっていた。その日は一体何の仕事をしたのか覚えていない。ただグッピーの事を考えていたように思う。帰りもプラスチックの容器に密封され、電車にゆられて1時間まったく弱る気配も無く無事にグッピーは家まで搬送され今も元気に泳いでいる。それにしてもグッピーという魚はとても艶やかで優雅である。何時間でも見入ってしまうほど魅力的な生き物が他にいるだろうか。ぼくはすっかりグッピーの虜になってしまった。今回このブログの為に、グッピーを撮ろうと試みたが写真に撮るのはとても難しい。ヒュンヒュン動いて何だかよくわからない画像になってしまう。肉眼では優雅にヒラヒラと泳いでいるように感じるがカメラは付いて行けないようである。人間の眼球は良く出来ているもんだと改めて感心したのはいいがどうすればこの魅力を写真に収める事ができるのだろうか。誰か、熱帯魚を綺麗に撮る方法を知っていたら教えて頂きたい。
2007/06/04
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